2013年11月1日金曜日

TOPPOINT - ときめかないけど、確かに価値はある



毎月、100冊程度の本の中から、厳選した10冊の書籍のサマリを紹介するという、マニア向けの雑誌(?)冊子(?)「TOPPOINT」を試しに購入してみました。


確かにバリューがある。
以下2点です。

バリュー1.いきなりポイントを押さえられる
この雑誌のウリは当然これ。
原書を読んでいない段階ですが、どれも良くまとめられていると感じました。
文体も読みやすくて、思っていたより頭に入りやすいです。

バリュー2.面白い本の当たりをつけられる
「買う本のガイド」にする、という使い方もできそうです。
主観が思い切り入る書評と違って、これはあくまでサマリなので、自分に合いそうな本を自分の頭で考えて買うためのガイドになりそう。


逆にイマイチと思うことも1点。

イマイチ1.ときめかない
サマリすることで、アソビや、本の雰囲気も無くなっているような気がします。当然ですけど。
本を読むときの面白さって、そういうアソビの部分と結びついていると思うんですよね。
何かレジメとか報告書を読んでいるような気持ちです。
読みやすいんですけどね。



尚、約50ページの冊子が1,000円と、感覚的には高いようですが、この冊子の価値をページ数で割って測るのは間違っているのでやめておきます。
「短時間でポイントを押さえられる」がコンセプトなので、短縮された時間と、節約できたエネルギーで測らないとね。
計測しにくいので測りませんけど。


「TOPPOINT」のサイトはこちら。