2012年8月26日日曜日

予算管理は使えるスキル


お金をどこに使うかによって、人生はすごく変わってくる。  − 斉藤孝(座右のゲーテ)


私自身の目標がいくつか出来つつあるので、合わせて予算も取ろうと思っています。

「予算管理」は、会社に入って身に付いて良かったスキルの一つです。
地味ですが、この能力の有無で、人生変わるのではないかと思います。

私は貯金好きなサラリーマン家庭に育ったせいか、勝間和代を読むまで、投資をして自分を変えていくという考えがしっくり来ませんでした。
(「お年玉をどう消費するか」くらいは、子供の頃から紙とペンで書いて考えてはいましたが)

その後運良く(?)予算を管理する仕事を数年したおかげで、目的を達成するように計画を立て、その計画に従って予算を使うことで、会社が毎年変わっていく(時には無駄な投資もある)ことが、より実感できました。

これ(予算管理の仕事)は図らずも良い経験でした

パーソナルな予算管理はしばらくまともにしていませんでしたが、今ならお年玉の使い方を考えていたときよりはだいぶうまくできるような気がします。

高い服は町田で買うな



がらでもないですが、お洋服の話をします。


私、服飾品は町田で買うことが多かったのですが、最近、身なりを整えようと思って、読書会などの帰りに、銀座、六本木、表参道などで服飾品を眺めてきました。

安いものはどこで買ってもいいですが、少し高いものを買おうと思うと、都心と町田では品ぞろえが全然違いますね。

当然、都心は店のバリエーションが豊富です。

あと、チェーン店(例えばマルイに入ってるような店とか)の場合でも、都心の店舗に比べると、町田店は規模が小さめだし、その結果売れ筋商品中心に置いてあるような気がします。(これは憶測入ってます。あと女性物はわかりません)

その意味では、町田の服飾品チェーン店の小規模店舗はコンビニみたいなもので、「町田で買い物をする=売れ筋商品を買いがちになる」と言えるかもしれません。

しかし、大体都心で買い物をしようとすると、行った時にはすでに疲れてしまって、判断力が無くなるんだよなあ。まあそれでも、こだわりの一品は、選択肢豊富な都心で買ったほうが良いなと思い始めました今日この頃です。

2012年8月25日土曜日

本のジャスト・イン・タイム(電子書籍端末の話)



最近、会社で必要な知識

・ 6シグマ
(製品の不良率を下げたりするための経営管理手法の一つ)
・ Lean
(無駄の無いプロセスのモデル。トヨタ生産方式が元になっている)
・ ERP
(企業の大部分の業務領域をカバーする統合システム)

あたりを、英語で勉強しています。

(既に日本語である程度知識を入れました。本社(アメリカ)主導のプロジェクトに参加していることから、今度はこれらを英語で理解するフェーズに入っています)



そんなことをしているので、Kindleが大活躍しています。

最初、Kindle(3G付き)だと、いつでもどこでも本を購入出来てしまうので、無駄遣いが増えるのではないかと想像していたのですが、逆でした。

Kindleであれば、Sampleをいつでもどこでも入手できるので、失敗がだいぶ減ります。
そして、(これが一番重要なのですが)、いつでもどこでも買えるということは、「(本屋でよくやってしまうような)読むか分からないけど一応買っておく」というパターンを無くすことが出来ます。
3Gがついた電子書籍端末であれば、読む直前に、本当に読めるときに買えばよいのです。

3G付き電子書籍端末のおかげで、本のジャスト・イン・タイムが実現しました。
(ジャスト・イン・タイムは、トヨタ生産方式の用語で、必要な資材を必要なタイミングで必要なだけ生産現場に持っていくというやり方のことです。)

6シグマではモデルとして8つの無駄が定義されていますが、電子書籍端末で様々な無駄が解消できるなと思いました。
例えば、
・ 作りすぎのムダ
(買いすぎない)
・ 在庫のムダ
(場所をとらない)
・ 不良のムダ
(Sampleを読めるのではずれを引くことが少ない)
・ 運搬のムダ
(本をたくさん運ばなくて済む)
・ 動作のムダ
(本屋に行かなくて済む)


6シグマは生産者の視点に立ったモデルですから、上記はモデルを若干拡大解釈してはいますが、Lean(無駄がない)のは間違いないです。

ということで、ずっと検討してこなかった日本語対応電子書籍端末も、導入を検討始めました。
これで、本に埋もれる生活ともおさらばできるかもしれません。

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2012/08/25追記

電子書籍端末として、SonyのReaderと楽天のKoboをヨドバシカメラで触り、Webで幾つかのレポートを見たのですが、どうも日本語電子書籍ワールドはまだ私が期待しているようなレベルになっていないようなので、見送りました。
近々(いつ?)発売されるといううわさの、Kindle日本語版と、Sonyの新機種を見てからもう一度考えます。


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参考
6シグマの8つのムダ

(1)作り過ぎのムダ
(2)不良のムダ
(3)加工のムダ
(4)運搬のムダ
(5)在庫のムダ
(6)動作のムダ
(7)待ち時間のムダ
(8)何もしないムダ

2012年8月24日金曜日

文房具いろいろトライアル - ジェットストリームとハイブリッドテクニカ(ボールペン)

先日、文房具を紹介するという朝食会に参加して、いろんなボールペンを教えてもらいました。
タイトルにある2種類を試してみたのですが、その使い心地は想像以上に良かったので紹介します。

こちらが写真。
上がハイブリッドテクニカ。105円。
下がジェットストリーム。157円。

書いたらこうなる。
上がハイブリッドテクニカ。
下がジェットストリーム。

ハイブリッドテクニカのほうが太い。
マインドマップとか、グラフィカルなものを描くのによさそう。

ジェットストリームのほうが細い。
すごく滑らかな書き味で、ほとんどインクたまりが出来ないのがすごい。
尚、このジェットストリームは、今一番書きやすいボールペンであると評判が高いらしい。



今回試した中で、私にとってはイマイチだったのがこれ(スミマセン)。
これは書き味滑らかで、書いたときインクたまりが出来やすい。
後、ちょっと線がかすれる。

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というわけで、ボールペンのレポートでした。
ボールペンというのは個体差もあるかもしれないし、どんな書き味が手にフィットするか個人差もあると思うので、ご参考程度にどうぞ。


正直、ボールペンの使い心地など大した問題ではないだろうと思って軽視していた私としては、この2つのボールペンはなかなか画期的でした。
なんか、どんどんメモとか取りたくなりました。
「使いたくなる道具」を持つと、行動パターンが変わります。
私、そういうタイプでは無いと思っていたのですが、そういうタイプでした。
行動パターンが良く変わるとは限らないですが、このエネルギーはうまく使いたいですね。

会社で支給されたボールペンを満足して使っていた私ですが、会社でも自分で買ったボールペンを使おうかなと思い始めています。

2012年8月16日木曜日

<日記> 信頼しているぞ、UNIQLOのネットワーク


日記です。

盆休み。昨日まで数日続けて、勉強会の類に参加させてもらっていましたが、今日はそれも無し。
今日は身の回りの雑務をしました。


1.積み立て投資信託の整理
2年くらいほったらかしていた、積み立て投資信託の配分を変えました。

手数料が高く、それほど円高に振れていない、オーストラリア債券ファンドの定期購入停止。
同じく手数料が高く、すでに状況を日々追いかけられていない、ブラジル債券ファンドの定期購入も停止。

全体として、月あたりの定期購入の金額を減らしました。
大雑把に言って、円高の今は買い時でしょうが、状況を把握しきれないのに買い続けていたのがストレスになっていたので。これで一つストレスが無くなりました。


2.モノの処分
断捨離と言いたいところですが、モノを捨てているだけなので「モノの処分」。

捨てようと思ったものの中に、UNIQLOの服があります。
UNIQLOの商品はUNIQLOの店舗に持っていくと引き取ってリユースしてくれるらしいので、もう着ないUNIQLOの服を全部洗濯して干しました。
乾いたら店に持っていきます。
べつに買い取ってくれる訳ではないので、私に取って得はありませんが、UNIQLOのネットワークなら確実に必要としている人に服を届けてくれるだろうと、無根拠にですが、信頼しています。

UNIQLOの全商品リサイクルのページはこちら
http://www.fastretailing.com/jp/csr/environment/recycle.html


それにしても、モノを処分するのにかかる時間って、バカにならないなあ。
もっと決断が早ければいいのかな?


3.大物洗濯
靴・カバンなど、普段洗うのが面倒くさいものを頑張って洗いました。
8ヶ月ほど前に買ったACEGENEのビジネスリュック、公私に大活躍したのですが、洗ってみたら思ったよりも劣化していることに気づいた・・・
出張も減ったし、別のカバンを買おうかな。


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2012/08/25追記

上記2で書いたUniqloのリサイクルは、先日町田店に持って行ったところ、身分証明書も求められず、さっと引き取ってくれました。
まあ、お金のやり取りがあるわけではないので、本を売るときのような手続きは不要なのでしょうね。
これだけ簡単なのであれば、ゴミとして捨てずに、不要になったUniqlo商品は全部店舗に引き取ってもらってもよいかなと思いました。

2012年8月14日火曜日

<香港旅行記> サービスの洪水(インターコンチネンタル)

香港から帰ってきたの2週間前ですが、メモを残します。

期間が空いたので復習です。
旅の目的は次の2点でした。

目的1.ホテルでゆっくりする
目的2.ブルース・リー縁の地を訪ねる

ブルース・リーの話は書いたので、今度はホテル話。

今回は、インターコンチネンタル香港というホテルに泊まりました。
私が今まで泊まったことがあるホテルの中では一番高い(宿泊料もホスピタリティも)ホテルです。
普段ホスピタリティが足らない私には、インターコンチネンタルのホスピタリティはレベルが高すぎました。
金持ちには当然かもしれませんが、せっかくなので、感想を書いておきます。


全体的な感想としては、
感想1.サービスと料金が想像外
感想2.接触してくる回数がとにかく多い
ということを感じました。


では、まず感想1のサービスと料金について。

・ フィットネスセンターは無料で、水も無料、タオルも貸してくれる。
マシンは新しい。
プールも無料。
しかし、マッサージの類はとんでもなく高い。

・ ルームサービス・食べ物は尋常じゃなく高い。
ハンバーガー = 約200香港ドル(2,000円)
ラウンジのポテト = 約80香港ドル(約800円)
しかし、部屋に持って帰るというと、繰り返し使えそうなタッパーに入れて、未開封のケチャップ付きで持ちかえらせてくれた。(タッパー・ケチャップはサービス)

・ テレビのチャンネルは、映画あり、ドキュメンタリーありでまあまあ豊富。
しかし、インターネット接続料もとんでもなく高い(156香港ドル(1,600円)/24H)

・ チップは受け取らない
(私が置いたチップがはした金すぎたのかもしれないですが)

・ ミネラルウォーターは何本でも無料


という感じで、何にいくら金がかかるのか、かかるとしたらいくらなのか。何なら無料なのか。といったことが、私の想像外であることが多かったです。
金持ちの間ではある程度常識なのでしょうか?


次に、感想2の、接触回数について。

毎日、ベッドメイキングのほかに、昼モードと夜モードを変えるためにカーテンを開け閉めしたり、台風の情報を伝えに来たり、浴衣を持ってきたり、何度も部屋に人が来ます。
朝食のビュッフェでも、コーヒーやオレンジジュースを注いだり、皿を下げたりするために、一食の間に10回以上は人が来ます。
サービスの洪水でした。
慣れない私は、正直落ち着きませんでした。
とにかく、店員(?)が見当たらないということがなく、常に人が多め多めにいる印象です。
しかし、こういうのがホスピタリティであり、こういうのが心地よいと感じる人もいるのかもしれないですね。

ということで、ワンランク上の世界というのは、下界とは少し常識が違くて独特だな、と思った旅行でした。


後は写真を数点載せます。

部屋にはたくさんの絵が飾られていました。


ラウンジで食べ残したポテトを持ち帰ると言うと、未開封のケチャップを瓶ごとくれました。
ワイルドですね。


朝食(ビュッフェ)でコーヒーを頼んだら、ポットごと置いていきます。
ワイルドですね。
初日はこのコーヒーを飲みほしたため、利尿作用がすごすぎて観光に支障が出るレベルでした。
普段は、窓の外に海が見えるのですが、台風のため雨戸が閉まっていました。



オレンジジュース。
今回の旅行で飲食したもので一番うまかったものはこれです。
多分、ホテルでちゃんと絞っているのだと思います。
朝食のビュッフェは高かったのですが、うまいものが多かったので良かったです。



ドラゴンフルーツなどの果物も豊富でした。


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最後に雑感ですが、旅行中にフィットネス施設が利用できるのって最高ですね。
私は3泊4日利用しましたが、4日続けてフィットネス施設を利用しました。

組み合わせることでレベルをあげる

本日、文房具朝食会というものに参加させてもらいました。

私は、okinaという会社のseminarというレポートパッドを紹介しました。
色々お話を聞きながら思ったのですが、文房具というのは、組み合わせでより実力を発揮するものだなと思います。

このレポートパッドだけだと、紙を本体から切り取っていったとき、紙がバラバラになって、紛失してしまいます。
ということで、私がやっているのは、切り取ったら、ノートカバーや手帳に挟む、という運用です。
ある程度たまったら、いくつかまとめて眺めて、さらにアイデアを出したり、ブログに書くなり、アクションに変えるなりしています。

つまり、
・ レポートパッド(モノ)
・ ノートカバーか手帳(さらに組み合わせるモノ)
・ 数枚まとめて眺めていアイデアを出すということ(使い方)

のように、複数の要素と使い方がセットで一つの固まりという気がします。
1つだけだとあまり機能しません。

唐突な例ですが、太平洋戦争で、零戦・戦艦大和・熟練搭乗員など、個別には優れた要素を持っていた日本に対して、水陸両用作戦・タスクフォース等、複数の要素を組み合わせて戦ったアメリカが勝ったように、要素を組み合わせて高い次元にいくというのはすごく価値があることなのだと思います。
ちなみに、野中郁次朗は水陸両用作戦や、タスクフォースのことを「コンセプト」と読んでいました。

同様に(今度は身近な例ですが)、自分が今持っている能力に、うまくくみ合わさる能力を掛け合わせて、さらに高次元の仕事ができないといけないころだな、とも思っています。
コンセプトと言えるほどの何かを確立できれば理想ですが・・・

そう思うと、文房具の使い方を考えることが「コンセプト作り」の演習になるなら、文房具を深める価値があるなあ。


これがレポートパッド。
なかなか良い品だと思いますが、これだけだと使い道が少ないです。

切り取ったシートを挟む。
これがあるだけでぐっと使いやすくなります。
(このノートカバー重いですが)

2012年8月12日日曜日

自分のブレークスルーに期待してキャリアを決める 〜 職業は武装解除(瀬谷ルミ子)



今日ご紹介するのは、「職業は武装解除」という本。
なんか最近、戦争の話ばかりしているようですが・・・

この著者、プロフェッショナル仕事の流儀にも出ていたみたいですね。
私は日経ビジネス(オトマガジン)で知って、興味をもったので読みました。

著者は、1977年生まれ。
この本を書いた時点で33歳か34歳だと思いますが、既にアフリカを中心とする8カ所の紛争地域で平和のための活動を経験しています。

平和のための活動と言っても色々あって、軍隊を直接送り込む、警察機能を導入する、等がそうですが、著者の専門は「武装解除」。武器を持っている人に武器を放棄させる専門家です。

武器を放棄させるというのも、そう単純ではないです。
今まで持っていたものを放棄させるには、見返りを与える必要があります。
組織の下の方の兵士に対しては、職業訓練を提供し、平和になった後の食いぶちに困らないようにしてあげるというのが一般的のようです。そして、将軍のような上級士官は、「県知事にする」などの見返りを提供します。

今まで人を殺しまくっていた加害者たちにさらに何かを与える。被害者たちは、釈然としない思いはあるものの、内戦状態が続いて命を奪われる危険性が減るなら仕方ない、と我慢する。
武装解除というのは、とても微妙なバランスの上に成り立つものなんですね。


面白かったのは、この人のキャリア選択のときの発想。
基本的にこの人は引っ張りだこで、色んな紛争地域からヘルプを要請されます。
そういうキャリアの選択に迫られたときに著者が考えることは「自分の専門性が高まるかどうか」。基本的にはこれだけ。
仮にその時点の自分に能力が無くても、退路を断って新しい世界に飛び込む。そこでブレークスルーを期待する。ブレークスルーが来なければ、自分はそれだけのものだったということ。
ということを言っています。
紛争地域の危険度を心配する描写がないのには、違和感さえ覚えます(実際は心配しているのかもしれませんが)。

確かに、人生の決断について、あれこれ考えるのは良いのですが、気づくと考えなくても良いこと/考えない方が良いことまで考えていることって結構あります(私は)。
考え過ぎのときは、自分の思考を点検して、考えなくて良いことを取り除いて考えをシンプルにするとうまく行くのですが、この著者は思考のシンプルさがすごく極端です。

紛争の話も勉強になったけれど、それよりも著者のキャリアの決断の仕方が印象に残る一冊でした。

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追記

この人がこれだけアクティブに動けるのも、シンプルさのおかげなんだと思います。
ゴチャゴチャ考え始めると、ブレたり、迷ったりしますが、「シンプルであるからこそ突き進める」んじゃないかな。

2012年8月2日木曜日

<読書感想> 昭和史 1926-1945(半藤一利)



昭和1年から、昭和20年(終戦)までの歴史が、文庫本約500ページで描かれています。

昭和の通史でこれだけ詳細なものは初めて読みました。
日本が戦争を拡大していき、敗戦するまでがよくわかります。


いやー、私はこれを読んで反省しました。
私って、全然日本史をわかっていなかったんだな、ということで。




感想・・・

日本史を学ぶと、日本人のメンタリティが良くわかる。
これが作者の考えのようですが、確かにそうだと思いました。
ラストで、昭和史から学んでほしいことを、作者が5点にまとめています。
(500ページ付近に)

私なりにさらに要約するとこうです。


1.空気に流されてはいけない
内紛を避けるために戦争を始めてしまったというところがある)
2.都合の悪い事実・情報を無視してはいけない
ドイツは勝つ、ロシアは攻めてこない、という都合の良い思い込みにより見当違いな戦略を策定してしまった
3.小集団エリート主義はやめろ
軍部が絶対的な権力をもったのが良くなかった
4.国際常識を持て
降伏文書調印の手続きがうまくできていればシベリア抑留は避けられたかもしれない
5.大局観を持て
Quick Winを求める対症療法的な発想で、戦争がどんどん不利になっていった

作者は、昭和の日本では1~5が出来ていなかったと言っています。
これが全部日本人特有のメンタリティに起因しているかは疑問はありますが、私も心当たりあることは多いです。(というか、3以外は心当たりあります)
自分がこれまで思っていた以上に、自分自身が日本人的メンタリティを持っているということがわかりました。
学生の頃、自分の心を知りたく、心理学の本などをたくさん読んで、それなりには役立ちましたが、日本史も勉強すればよかったな。
日本人のメンタリティを学ぶことで、自分を相対化できるということは十分ありそうです。

ネットサーフィンは毒を吸うようなものか?



今日は短めです。

「フリーズする脳」(築山 節)で、「ネットサーフィンをすると脳の働きが鈍る」という説を聞き、「確かにな」と思い当たったのと同時に、「であれば、ネットサーフィンは毒を吸うようなものではないか?」と考えるようになりました。

身体の機能の働きを弱めるのであれば、それはまさに毒です。

これまで、ネットサーフィンは時間を消費するという観点だけから警戒していましたが、脳の機能維持という観点からも警戒するようになりました。


ちなみに、私は暇があるとわりとネットサーフィンをしてしまうほうですが、みなさまはどうでしょう。
ハマらない人はそれほどハマらないのかな?

では。