2007年12月27日木曜日

[読書感想]すべては音楽から生まれる (PHP新書 497)

2007
PHP研究所
茂木 健一郎


「「意味」の領域がはらむ不健康な側面から自分を解き放ち、人生を全うする手段として、音楽を選んだ」だそうです。
すげえスピリチュアルなこと言い出した!
この本の中で「音楽」は比ゆ的な意味でも使われているので、ぶっ飛んだ話と言うわけではないです。

なるほど、ついていけないところはあるが、「意味への疎外」の解決として「自分はこうなんだ!」と言い張っている人をはじめてみた。
私が勉強不足なんだろうけど、なんにしてもおもしれえ。
もう一回読んじゃうかも。

あと、とりあえず音楽やっていて良かった!
近いうちにコンサート行こう。
そして、本書の中で音楽の首都として紹介されているウィーンにも行きたくなった。

それにしても、茂木は「食」から「お笑い」から「音楽」まで、幅広い。クオリアなんてものを主題にしているから、どうしてもそのあたりをつついていかざるを得ないのだろう。

[読書感想]上級の時間術

「新書はメモがわり」。
最近ちょうど同じ事をしていたので、新しい話ではなかったが、こういう一般書にも書いてあると、自分がしていることがあながちおかしいことじゃないとわかって、後押しされる。
ビジネスマン行動規範系の本というのも、細分化していくと色々なジャンルがあるものだ。結構ビジネス書を読んできたつもりだったけど、「時間管理」というジャンルは、あまり読んで無かったかもしれない。

※以下はレビューとはいえませんが
この本は、超攻撃的に速読してみた。「ここが読みたい」と目次からマーキングしたところしか頭に入らなかった。まあ、社会人の読書ってのはこういうものかな。

[読書感想]ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

Googleの話とか。

今起こりつつあることとかがよく分かった。恥ずかしながら、私が知らないことたくさん書いてあった。IT関係で働いていながら。
まあ、ITと言っても広いから知らないところがあるのは仕方ないけど、興味があった分野から取り残されるのはあまり良い気分ではない。

IT技術の発達によってもたらされる新しい社会をものすごく好意的にとらえている。そういう意味では結構偏りがあるんだけど、1冊の本の中でそういう偏りがあるのはむしろ当然じゃないのかな。
IT技術発達の危うさについて勉強するのは、とりあえず後で良いや。ネット詐欺とか、そういう直接的なのだけとりあえず警戒して、意識変容とかは警戒しないで置こう。

[プロフェッショナル感想]プロフェッショナル 仕事の流儀 ベンチャー企業経営者 南場智子の仕事 仕事でこそ、人は育つ

南場氏は、すごく前のめりで明るいのだけれど、ぱっと見とちょっと違う性格だそうな。直感的でなくつい論理的に考えてしまったり、実は内向的で細かいことが気になってしまったりするらしい。
私と似た性格。久石譲の著書「感動をつくれますか」を読んだときも「この人俺に似ているな」と思ったものだけど、そのときと同じ気分になった。

正直、自分と似た性格の人の話を聞いてもあまり感動しない。しかしモデルにするべきはこういう人だ。
論理に囚われるところとか、内向的であるところを、どう克服しているのか、一度見ただけではよく分からなかった。とりあえずもう一度くらい見てみようかな。

[プロフェッショナル感想]プロフェッショナル 仕事の流儀 農家 木村秋則の仕事 りんごは愛で育てる

「りんごは愛で育てる」だなんていうから、どんなスピリチュアルな世界が展開されていくのだろうと思ったら、割と納得できる話が多く意外だった。
きっとこの人は、木とか害虫の知識とかものすごいんだろう。それをマニュアル化しようとしているあたりもけっこう合理的。
一方で、木ががんばってくれたとか、そういう感覚も持っている。

動植物系のプロフェッショナルが言うことは、私にとってはすごくスピリチュアルに聞こえることがある。そういうスピリチュアルさと、専門家になるほどの合理性がどうやって一人の人の中に併せ持てるのかまったく想像つかない。
私の動植物に対する感覚がお粗末過ぎるのだろう。
もしかしたら、動植物に触れ合うっていうのも、いい勉強かもしれない。木村氏も「みんな2年くらい農業すればいい」と言っている。

[プロフェッショナル感想]プロフェッショナル 仕事の流儀 中学英語教師 田尻悟郎の仕事 楽しんで学べ 傷ついて育て

ストップウォッチを使った授業方法が面白かった。
タイムアタックに集中させるためにストップウォッチを使う。英語から意識がそれることで、かえって上達するそうだ。
わかる気がする。
意識過剰のため、成長が遅くなることって往々にしてあるからな。
うまい具合に別のものに意識を集中させる技を持っているというのは、とてもよいのだろう。
タイムアタックが好きな私にも向いているかもしれない。

授業だけ見ていると感覚的にやっていそうな人だが、スタジオトークを聞くと、結構理屈でやっているみたい。それとも理屈は後からついてきたのかな。


この人、昔はぜんぜん違ったタイプの先生だったというところも興味深い。

[読書感想]ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

2007
筑摩書房
梅田 望夫


ITのインフラはここ数年で激変した。それによって人々の働き方の可能性も激変した。
このような状況下で、どのように働くか一例が示されている。

大共感なのは、周りのプログラマに比べて、梅田は「没頭の度合いが中途半端」だと言うところ。プログラムに限ったことではないが、私も何かに没頭しまくれるタイプではない。
そこで梅田が選んだのは、何か一つのプロフェッショナルになるのではなくて、自分の総合性を活かす働き方。梅田はそれを「けものみち」と呼んでいる。(なんで「けものみち」と呼ぶかは他の方のレビューを参照してね。)

「けものみち」か。なかなか面白い考え方だ。私も方向的には「こういうのいいな」と思う。問題は、どう自分なりの「けものみち」を作るかだ。

[読書感想]脳の中の人生

2005
中央公論新社
茂木 健一郎


茂木のエッセイ集。茂木の著作は、どれもタイトルが良い。

面白い話がいっぱいあったのだけど、その中の一つだけについて書きます。

茂木がヴァカンスで数日間何もしないでのんびりしていたら、社会生活の中で忘れていた若い頃の夢や野心がわきあがってきた、と言う話。
脳の中ではゆったりと過ごすことではじめて湧き上がるプロセスがあるという。なので、外面上は何もしていないようでも、脳の中で劇的な変化が起こることはあるというのだ。
今までは、こういう現象は全部、社会心理学的な抑圧・開放論で捉えていたのだが、こういう見方もあったのね。やっぱ、新しいジャンルの勉強は面白いな。

そっか、と思ってあわてて年末年始に海外旅行入れてみました。

[読書感想]すべては脳からはじまる

中央公論新社
茂木 健一郎

茂木のエッセイを新しいものから遡って読んでいっています。

学者が書いたエッセイと言うと、昔は河合隼雄が面白くてたまらなかった。しかし今は茂木の方が面白い。

河合の著作は、職業柄か、基本的には悩んでいる人向けだ。
茂木はその点ではニュートラル。特別悩んでいる人を対象にしているわけではない。
今、私にさして深い悩みが無いということもあって、こういう著作のほうがフィットするのかな。「心理学はとりあえず勉強したから飽きた」と言うことだけでは無いと思う。

本書全体を通して特に何か主張があるわけでは無いので、面白かったところを一つピンポイントで抜き出します。
「イギリスでは、どんな小さな集落にもパブがあって、文化的なインフラになっている。だからイギリス人は村に住むという選択肢を真剣に考える」と言う話。
日本の、若者向け文化的インフラって何かな?

それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ 264)

また茂木健一郎です。今は茂木に集中する時なので良いんです。

著者が思いつくことを結構自由に書いている印象。ほとんどエッセイ集なんだけど、著者がどういう考え方なのか様々な面で分かる。ある知識人の考え方を全体的につかみたい場合は、こういう気楽な本を外さないほうがかえって良い。

茂木は朝型人間で、朝にまずコーヒーとチョコレートを取りながらブログを書き一日がスタートすること。(最近まねしています。)
脳科学的には、朝は情報が整理されているのに対して、夕方になってくると記憶のシステムにひずみが生じているそうです。へえ。
そんなこじゃれたライフスタイルも、脳科学的に理にかなっているんだね。

ただ、文章を書くのは必ず夜、と言う作家も多いようだし、酒を飲んで文章を書くという人もいるくらいなので(今のところ私には難しいけど、量の問題かな)、朝型とか夜型とかそういう思い込みを持たないほうがきっと自由だ。

同じ事をやるにしても、朝するか、夜するかで変わる場合がある。
ライフスタイルを見直す視点って結構たくさんあるのかもしれない。

この本で脳科学を体系的に勉強することは出来ないでしょうが、身の回りのことをとらえる理論として、脳科学は結構いけるという印象を受けた。

[感想]効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

約300ページと、この手の本にしては文量があって色々書いてあるんだけど、面白かったのは、「高い本を買いなさい」と言う話。最近は、本屋で本を眺めるとき、とりあえずは価格のことは考えずに選んでいるつもりだったけど、そうでもなかったみたい。今日、高い本を中心に本屋で本を眺めてみたら、今まで目に止まらなかった本が結構目に飛び込んできた。
高い本は難しめの本が多いから、この「高い本を買いなさい」って話はちょっと上級者向きだろうけど、私の目先が変わった面白い話だった。

知的生産のためのIT機器が紹介されているのも参考になった。こういうインプット・アウトプット系の本は大好きなのでよく読んでいるが、時代によって良い方法は変わる。時々情報を更新するのは大事だな。

最近、私はビジネス書マニアです。いつまでもそれじゃダメかもしれないけど、ビジネス書が私の目先を変えてくれている限りはそれも良いかと思っています。

[感想]大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座

数冊のビジネス書を要約し、筆者の考えを足しながら紹介していくと言う内容。興味ある本が結構含まれていたので買ってみた。
「新しいインフラが整備されたり、価値観が多様になったことで、新しいビジネスが可能になった」と言った感じの、筆者の基本的主張があるので、数冊の本を紹介していてもそれなりの流れがある。

私が思うに、要約本というのは当たり外れがけっこうある。どの程度要約して欲しいかは人それぞれなので、興味ある本を要約していたとしても、あまりにかいつまんでいたり、ごたごた長めに書いてあると、自分にとってはイマイチになってしまう。
その点でも、この本は私にとってはちょうどよろしかった。

[感想]VOA科学ニュースの英語―サイエンスレポートのリスニング (CD BOOK)

英語教材っていうのは、内容が良くて・英語のレベルが自分に合ったものを見つけるのが一苦労だが、これは良かった。そんなに古くないし。
あと1~2年、年度版を出し続けて欲しい。その先は、もっと難しいのを読めるようになっている予定だからいいや。

人類には犬のクローンを作れる技術がある一方、不衛生な水のせいで20%の子どもが5歳前に死ぬ国もあったりと、利用可能な技術に偏りが相当あることを改めて認識(そういうことに言及した記事を意図的に選んでいるようでもある)。富の偏在は機会の偏在だな。こうなると、地球温暖化で壊滅的な打撃を受けるのも一部の地域だけかもしれない。

感動をつくれますか?

2006
角川書店
久石 譲 著


久石譲って普通な人なんだ、と言う印象。でも、そんな普通な人が、すばらしい芸術的な仕事をしているというところが面白い。

久石譲は、規範に縛られやすい性格らしい。私と同じ性格。岡本太郎みたいに、私とまったく性格の異なる人の本のほうが刺激的ではあるが、それを参考に行動を変えるのはあまりうまくいかない。こういう、自分とそれなりに共通点がある人の文章のほうが、参考にしやすい。
しかし、この人の場合は書いてあることがあまりに普通すぎて、あれだけのすばらしい作品を次々に生み出している理由があまり分からなかった。もっと、本人も意識していない隠れた秘訣みたいなものがあるんじゃないのか。

フューチャリスト宣言

インターネット、ブログ、Google、Web2.0とかが話題になっています。
しばらく英語の勉強に没頭していて、インターネットの勉強とかはしていなかった。この本を読んだら、また一気にそっちの世界に引き戻された。
あと、しばらく勉強していない間に、インターネットの世界はだいぶ変わったという印象。

こういう本を読んだのが久しぶりだったせいか、すごく面白く感じた。
インターネットの世界に、かなりの可能性を感じてしまうのは、私の性格のせいかな?それとも世代的なものかな?

一番面白かったのは、茂木健一郎の「自分の著作はネットに全部あげちゃってくれてかまわない」といった考え方。一部の知識人はここまで来たか。

あと、梅田望夫は、羽生の「高速道路」理論が好きだね。
梅田の別の著書で少し書いてはあるけど、高速道路がしかれていない業界はまだいっぱいあると思う。そういう業界はどうなっていくんだろうな。

[プロフェッショナル感想]プロフェッショナル 仕事の流儀 ウイスキーブレンダー 輿水精一の仕事 優等生では面白くない

偶然かもしれないけど、これまで見たこのシリーズは、頭がいかにも切れそうで雄弁なタイプのプロフェッショナルが多かったのだが、この人はそういうタイプじゃなく、わりと感覚系のようだった。
一つの道を究めたプロフェッショナルと言っても、いろんなタイプの人がいるし、いろんなルートがあると分かるのが、このシリーズの良い所。
でも私が目指すなら雄弁系かな。理屈で考えるタイプだし。

それにしても面白い仕事があるものだ。美味しんぼに出てきたことがあるので、この仕事の存在は知っていたが、こんな風にサラリーマンがやっているとは思わなかった。サラリーマンの専門性も侮れない。
数十種類もの原酒を混ぜ合わせて、一つのウィスキーにするらしい。いくら味を見てすぐ吐き出すとはいえ、私だったら午前11時くらいで泥酔状態になりそうだな。この人も、スタジオトークの時、酔っ払っているように見えるんだけど気のせいでしょうか。

[プロフェッショナル感想]プロフェッショナル 仕事の流儀 商品企画部長 佐藤章の仕事 チームの力がヒットを生む

このシリーズ、おもしれーな。

昔から芸術家系のドキュメンタリーは好きで、このシリーズも最初は浦沢直樹とかを見ていたが、こういうサラリーマンのシリーズも面白い。むしろ今は自分のことと関連付けて見られるのでメモるところありまくりだな。

偶然か、NHKの意図か、最近見たこのシリーズ(佐藤章・浦沢直樹・鈴木敏夫)の中で共通して出てくるのは「個人の力よりも他者やチームの力を信じる」と言った内容だった。
せっかく似たようなメッセージを立て続けに受け取ったので、少々意識してみようかしら。(一時シンクロニシティ無視派だったのだが、その辺はまた柔軟になってきた)

もう一つ気になったところは、「作るんじゃない、醸し出すんだ」というメッセージ。クリエイティブな仕事と言うのは、考えてひねり出すのではなく、全人生の経験がにじみ出てくるものだ、といった感じかな。いや、ちょっと足りないかな。(実は自分の中で消化しきった感じはしないのだが、いずれピンと来るような気がする。)

[プロフェッショナル感想]プロフェッショナル 仕事の流儀 棋士 羽生善治の仕事 直感は経験で磨く

同じく羽生善治の著書「決断力」も、タイトルといい内容といいかなり良かったが、このDVDも良かった。
DVDは当然、本よりは内容が少ないものの、本人が登場して話したり将棋をしたりしているわけなので、本とは違う雰囲気が感じられてなかなか良い。私は将棋はそんなに分からないが、直感でチャレンジングな一手をさす様子が良いと思った。

羽生は、思考全開で7冠をとった後、決断力の鈍りからタイトルを次々失う。しかしそこから直感重視のスタイルで再び輝きを取り戻す。普通の奴にはこの方向転換はムリ。羽生かっけー。
でも私は、直感勝負するにはまだ人生経験が足りないと思うので、とりあえずはもっと色々経験してみようと思います。

10代には10代の、20代には20代の戦い方がある、だってよ。

2007年12月24日月曜日

ドラマで英語勉強(ディクテーション)

一時期やめていた、海外ドラマ(今は「24」)で英語学習をしている。
最近は、見ながらディクテーションをしている。

海外ドラマでの英語学習最大のネックは、セリフが無い時間英語の勉強にならないと言うことだ。

そこで私がとうとうひねり出したのが、ディクテーションをしながらの海外ドラマ視聴。
セリフが無い間は、書きとめておいた英語をブツブツと音読し、頭に押し込む。
書きとめてあるので復習もしやすくて、なおさらキャー。いや、なおさらOK。

その間もちろんドラマには集中できないのだが、多少見逃しても面白く話を追えるのがドラマと言うものだ。映画だとそうはいかないかもしれないけど。
全開のあらすじもはいるしね。

2007年12月23日日曜日

それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ 264)

また茂木健一郎です。今は茂木に集中する時なので良いんです。

著者が思いつくことを結構自由に書いている印象。ほとんどエッセイ集なんだけど、著者がどういう考え方なのか様々な面で分かる。ある知識人の考え方を全体的につかみたい場合は、こういう気楽な本を外さないほうがかえって良い。

茂木は朝型人間で、朝にまずコーヒーとチョコレートを取りながらブログを書き一日がスタートすること。(最近まねしています。)
脳科学的には、朝は情報が整理されているのに対して、夕方になってくると記憶のシステムにひずみが生じているそうです。へえ。
そんなこじゃれたライフスタイルも、脳科学的に理にかなっているんだね。

ただ、文章を書くのは必ず夜、と言う作家も多いようだし、酒を飲んで文章を書くという人もいるくらいなので(今のところ私には難しいけど、量の問題かな)、朝型とか夜型とかそういう思い込みを持たないほうがきっと自由だ。

同じ事をやるにしても、朝するか、夜するかで変わる場合がある。
ライフスタイルを見直す視点って結構たくさんあるのかもしれない。

この本で脳科学を体系的に勉強することは出来ないでしょうが、身の回りのことをとらえる理論として、脳科学は結構いけるという印象を受けた。

amazon

English Blog

英語ブログを同時に作っていこうと思って、いきなり英語で書き出してみたが、1文書くのに時間がかかりすぎて、その先で何を書こうとしていたのか忘れてしまう。
先に日本語を書いて、それを訳していくのが、今の私に合ったやり方みたいだ。

そういえば、11月のTOEICでちょっとだけベストが出た。795点。
ゴリゴリ勉強していけば、800点程度で壁など無いだろうと思っていたが、なかなか越えない。

2007年12月16日日曜日

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656) (新書)

「フューチャリスト宣言」を読んだ。

インターネット、ブログ、Google、Web2.0とかが話題になっています。
しばらく英語の勉強に没頭していて、インターネットの勉強とかはしていなかった。
この本を読んだら、また一気にそっちの世界に引き戻された感じ。
あと、しばらく勉強していない間に、インターネットの世界はだいぶ変わったという印象。

こういう本を読んだのが久しぶりだったせいか、すごく面白く感じた。
インターネットの世界に、かなりの可能性を感じてしまうのは、私の性格のせいかな?それとも世代的なものかな?

一番面白かったのは、茂木健一郎の、自分の著作は「ネットに全部あげちゃって」くれてかまわない、といった考え方。一部の知識人はここまで来たか。

あと、梅田望夫は、羽生の「高速道路」理論が好きだね。
梅田の別の著書で少し書いてはあるけど、高速道路がしかれていない業界はまだいっぱいあると思う。そういう業界は、現代社会ではどういう位置づけになるんだろうな。


ちなみに、これを読んでから、ブログを色々読むようになった。
茂木健一郎ブログ
梅田望夫ブログ

同じ過ち

最近まで、年末年始出勤する可能性があったので、旅行の予定を入れるのをためらっていたら、手遅れ気味になった。
予約は3ヶ月前が基本だ。2週間前に旅行会社に電話を掛けまくっても、だいぶ妥協した行き先しか残っていない。
去年も同じ失敗をしたと言うのに・・・
今年は2回海外にいけたので、油断していたのかも。
戒めのために書いておこ。

とりあえず予定は入れておいて、ムリになった場合はキャンセル量を払うくらいの覚悟が必要だ。

ビジネス書マニア

「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 (単行本) 勝間 和代 (著)」
をざっと読んだ。
約300ページと、この手の本にしては文量があって色々書いてあるんだけど、面白かったのは、「高い本を買いなさい」と言う話。最近は、本屋で本を眺めるとき、とりあえずは価格のことは考えずに選んでいるつもりだったけど、そうでもなかったみたい。今日、高い本を中心に本屋で本を眺めてみたら、今まで目に止まらなかった本が結構目に飛び込んできた。
高い本は難しめの本が多いから、この「高い本を買いなさい」って話はちょっと上級者向きだろうけど、私の目先が変わった面白い話だった。

最近、私はビジネス書マニアです。
いつまでもそれじゃダメかもしれないけど、ビジネス書が私の目先を変えてくれている限りはそれも良いかと思っています。

著者ブログ
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2007/12/post_2b62.html

2007年12月9日日曜日

ライフスタイルを見直す視点

茂木健一郎は、朝型人間で、朝にまずコーヒーとチョコレートを取りながらブログを書いて一日がスタートすること。なので軽くまねしてみた。脳科学的には、朝は情報が整理されているのに対して、夕方になってくると記憶のシステムにひずみが生じているとの事。へえ。
しかし、文章を書くのは必ず夜、と言う作家も多いようだし、酒を飲んで文章を書くという人もいるくらいなので(今のところ私には難しいけど、量の問題かな)、朝型とか夜型とかそういう思い込みを持たないほうがきっと自由だ。
同じ事をやるにしても、朝するか、夜するかで変わる場合がある。ライフスタイルを見直す視点って結構たくさんあるのかもしれない。


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PCが重くても

http://www.gizmodo.jp/mt/mt-tb.cgi/10433

Appleが超薄型ノート発表するかも。とのこと。
しばらくAppleには興味が無かったが、ものすごい薄いなら興味あり。
休日、外に持ち出していろんな作業が出来るなら良いよね。
多少PCが重くても持ち出すことはもちろん出来るが、実際はPCが重ければ持ち歩こうとは思わないものだ。

しかし家の側にはあまり気に入る喫茶店など無いんだ。
住む場所って重要。
しかし、通勤の距離、休日の楽しさ、家賃など、何でもかんでも両立は出来ないから、一番重要なのはどこに住んでいても動きまくれる行動力かな。

2007年12月2日日曜日

プロフェッショナル 仕事の流儀 Vol.25 指揮者・大野和士の仕事

Vol.25 指揮者・大野和士の仕事 「全てにおいて圧倒しないと人はついてこない」だそうです。ドイツ人にドイツ語でドイツ語の意味を講釈するくらいじゃないと圧倒できないようです。この人は相当かっこいい。
人を圧倒するような能力を身に着けたいとは常日頃思っている。しかし一方で最近思うのは、人を圧倒するには何か一つのことに没頭する必要があるだろうが、私はひとつのことに没頭するようなタイプではない。ということだ。いろんな事を身につけて、総合性で人を圧倒すると言う方向もあるのかもしれないが。

NHKサイト
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070125/index.html

日系ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20070119/117324/

テスト

http://app.blog.livedoor.jp/michaelfinly/tb.cgi/51270864
テストテスト