2009年8月16日日曜日

Google速い!

しばらくmixiだけにレビューをアップロードしていたのを、今日まとめてこっちのブログにもアップロードしました。
ものすごくレスポンスがいいのに驚いた。
さすがGoogle.

映像が語る20世紀

邦題はかなり大きく出ているが、内容は「アメリカ大統領史」です。
でも、それはそれで面白い。
アメリカ大統領は、日本の首相と比べると平均の任期が長いので、大統領を軸に歴史を追うことができる。
民主党・共和党の違いなんて今までほとんど区別がつかなかったが、見ているとだんだん雰囲気はわかってくる。

感想
・ フォードは選挙で勝ったことがない唯一の大統領(ニクソン辞任による繰り上げ大統領)だと聞いたせいか、顔がぱっとしない。
・ 日本の首相と比べると、みんな自分の考えがあり、ブレが少なく見える(ダイジェストビデオだからか?)⇒威厳がある

女工エレジー

フェア・トレード関係ドキュメンタリー第3段。
前のレビューに書いた「おいしいコーヒーの真実」と比べるとやらせ臭くてなかなか入り込めないが、基本的に描かれていることは本当なんだろう。
前回と同じく、想像以上に労働力は買い叩かれているという印象。
しかし、言い値で労働力を売るしかないのは、先進国も同じだから、程度の差だと言えるのかもしれない。

おいしいコーヒーの真実

ザ・コーポレーションに続いて、フェア・トレード関係のドキュメンタリーを見た。
エチオピアの低賃金労働のコーヒー農家を中心に描いている。
やらせ臭い所もあまりなく、正統派という感じのドキュメンタリー。
こんな儲からなそうな映画を作った正義感のある人は素晴らしいですね。

コーヒー農家は、私が想像していた以上に買い叩かれており、形を変えた植民地支配がまだ続いているという印象。
途上国経済のこととか興味あるけどとっつきにくい、という人は、こういうのから入るといいかもしれない。
社会学研究科入試のため、第三世界については結構勉強したが、最近になって、勉強することまだまだある、という感じがしてきた。映像資料とか、トンデモ本すれすれのものとか、正統派ではない勉強方法を取り入れるほうが、物事がよくわかる。「多面的にとらえられる≒よくわかる」なんだろう。

侵略の世界史

最近、陰謀論めいた本によく当たる。
こういう本は面白いけど、アクションにつながらない。小市民の手に負えない力の話をされると、どちらかというと身動きが取れなくなる。
面白く娯楽として読んでおけばいいのか。

数字力養成講座

小宮一慶の本は売れているようだが、どうも私には合わない。
話の流れに入っていきにくい。
全文量に対して、読みたいと思う部分が少ない。
ベストセラー作家でも、波長が合わないってことはあるのだろう。

あたらしい戦略の教科書

戦略と聞くと、最近はやりの(そしてブームは終わったか?)、フレームワークがいっぱいのっている本を想像していたのだが、そうではなかった。
フレームワーク盛りだくさんを期待して読んだ人には物足りないかもしれない。
この本では、戦略を、「計画」くらいの広い意味で使っているように思える。
そして、思考力のテキストというよりは、会社の中で実際的にどう動くか書いてある。この著者は、前著でもそうだったが、会社の中で各ポジション(平社員・主任・課長・部長・役員)がどう動くのかイメージしやすく書くのがうまい。

おもしろかったのは
・ 戦略はダイナミックなもので、現在地も目的地も変わり続ける
・ 失敗は成功の必要経費
・ フェラーリの競合は自動車メーカーではなく小型ジェット

仕事 (軽)深呼吸をしよう

仕事中は、知らない間に体に力が入ってきます。
休憩を頻繁にとれるならいいですが、職場によっては、もしくはに日によっては席をはずしにくいこともあるでしょう。
そういう時は、軽く深呼吸をしましょう。
自席で思い切り深呼吸をするのは少し不自然なので、勇気が要ります。
でも、深呼吸の7割くらいの感じで息を落ち着かせるのはいつでもできます。
それだけでも、体に力が入っていたことがわかります。

旅行 手軽な海外をもっと楽しもう

最近は海外旅行もメジャーになってきました。
職場を見渡しても、大体の人はどこかしらいったことがあります。
そうなると、メジャーな行き先はもういいかと思う人も多いです。かといって、珍しい行き先は金も時間もかかるということで、どこにも行かなくなってしまうのです。
それはもったいないです。

メジャーな行き先は、開発が済んでいるので、安いです。
仮に最初に行った時につまらなくても、何度でもリベンジできます。
メジャーな行き先で、楽しみ方を見つければいいのです。

たとえばグアムに行ったら多くの日本人と一緒にビーチアクティビティをするのはもちろん楽しいです。日本の旅行会社のツアーデスクで申し込めば、効率よく一日でビーチアクティビティをたくさん楽しめるパッケージがたくさんあります。
でも、グアムにいる別の国の人を観察していると、別の楽しみ方を発見できます。
グアムのホテルのビーチに出たら、西洋人がカヌーを漕いだり、犬を散歩したり、ジョギングをしたりしています。
夕食後、暗くなってビーチに出れば、星をずっと眺めている人がいたりもします。西洋人だけではなく、中国人や韓国人もいます。
各国の人のバケーションの過ごし方を真似すれば、数倍楽しめます。

旅行 ヨーロッパ 朝から肉を食べよう

ヨーロッパのホテルの朝食は、パンと飲み物が中心のコンチネンタルというスタイルが中心です。
でも、時々別料金でベーコンエッグとかを作ってくれるホテルがあります。
そういうホテルに泊まったら、ぜひ食べましょう。
ヨーロッパは肉がおいしいです。乳製品や卵もおいしいです。
毎日1品多くおいしいものを食べられます。
ヨーロッパに行ったら、大体の人は食べたい物を全ては食べきれません。食欲には限界があります。
でも、朝に1品追加したところで、昼に食欲がなくなるということはありません。
単純に1品増やせるのです。

余計にお金がかかるなどと言ってはいけません。
バックパッカーならともかく、頑張っても1週間程度で終わってしまうサラリーマンの旅行は、金がかかるのです。

勉強 インプットとアウトプットはモードを切り替えましょう

インプットには集中力が必要です。
アウトプットにももちろん集中力が必要ですが、種類が違います。
集中している時のパフォーマンスを100とすると、アウトプットの時は集中していなくても30くらいはパフォーマンスが出ます。
アウトプットの時は手を動かしているので、集中していなくても、ゴールに近づいていることが多いのです。
しかし、インプットの時は集中していないと5くらいのパフォーマンスしか出ません。
この状態でいくら勉強をしても意味がありません。
学生の頃は、勉強ばかりしているので、なんだかんだ言っても集中するのがうまいです。
しかし、サラリーマンになってからの勉強は、集中力の切り替えが重要になります。
仕事と同じような感覚で、ゆっくり30くらいのパフォーマンスを出しながら勉強しようとすると、いつまでたっても成果が出ません。
勉強する前にはモードを一気に切り替えましょう。

文体を変える

今までブログ=日記だったのですが、時には文体を変えてみようと思います。
自分の得意分野は、人にお勧めする形で書こうと思いまして。

レッド・クリフ

近代以前の戦争における策士の戦い、白兵戦。
そういうのが好きな人にはとりあえず面白いと思います。
「質より量」というアクションが好きな人にもOKです。

最後、突然ヒューマニスティックなセリフを喋って「ジャーン」と終わるってのがいまいちです。
商業主義です。
口コミなどを考慮すると、見たあとの感じ(読書で言う読後感)が良くないといけないのです。
三国志というテーマや、映画の長さを考えると、あまり壮大感がありません。
このテーマなら、「後世に残る名作の可能性あるかも?」と期待してしまうので、個人的にはズシッと重たいのが良かったです。

未来を映した子供たち

インド赤線地帯に生まれた子供たちと、その子供たちに写真を教えなんとか教育を受けさせようとするカメラマンの話。ドキュメンタリー。
体を張ってこういう活動をしている人がいるのは素晴らしいですね。

社会問題の氷山の一角を解決してどんな意味があるのか、という議論がありますが、個人レベルではそれしかやりようがないのではないでしょうか。特に、目の前の人たちを救いたいなら、それしかないと思います。
社会構造ごと変化させる運動には時間がかかるので。

・ 自宅をカーテンで仕切って(子供に見えないようにして)商売をしている
・ (友達の家を訪れたら)友達の父が母を折檻しているところを見た
・ (全部ではないでしょうが、今回登場した)インドの学校は、身内の不幸があっても休めない。何よりも学業が大事。
  (途上国はこれくらいやるから先進国と勝負できるんだね)
って話が印象的でした。