2011年6月25日土曜日

6月

少し早いけど振り返ります。
NBAに始まり、(職場の)引っ越しに終わるという月でした。

1.Dallas Mavericks 優勝
6月前半の主な関心事はこれでした。
バスケットボールはプレイは全くできませんが、10年前くらいから見ています。
その10年前、見始めるきっかけとなったプレイヤーDirk Nowitzkiのチームが初優勝して、Dirk NowitzkiがMVPになりました。
バスケットボールを見始めてから一番興奮した。

2.職場変更
せっかく東京のオフィスを楽しんでいたところなので若干残念です。
ただ一方で、「変化は気づきのチャンスであるからすべて受け入れろ」という発想も支持しているので、とりあえず100分通勤に耐えられるか試すことにしました。
まだ4回しか行っていない段階で思ったのは
・ ラッシュと逆向きの電車に30分乗るので、本は結構読める
・ 通勤のせいとは言い切れないが、肩があまり凝らなくなった
・ 昔から有意義に使いにくい社バスは、思い切って睡眠に充てることにした。そのあとの時間を有効活用するため

今のところ、2時間残業したら寝不足必死です。
忙しい時期になってからが心配。


3.情報処理試験
今まででは一番勉強したのではないかと思います。
後は、どんな問題が出るのかという運も必要だな。


4.仕事
大型テレビ会議システムを導入するというプロジェクトをしているのですが、大詰めです。
思えば、職場変更してから最初のプロジェクト完了かな。


後は、Twitterと重複ありですが、気づいたことをまとめておきます。

・ 少し太って風邪などはひきにくくなったが、暑さへの耐性が減った模様
・ PCのディスプレイを遠ざけすぎると集中力が落ちる。視界に余計なものが入るからかもしれない。
・ たとえ毎日水泳をしていても、週1回くらいはジョギングも入れるほうが体調が良い

2011年6月24日金曜日

自分の小さな「箱」から脱出する方法 [単行本(ソフトカバー)] アービンジャー インスティチュート (著), 金森 重樹 (著), 冨永 星 (著)


★★★★★(5段階評価)

ストーリー形式の自己啓発本。
勝間和代氏のお勧めで読んだ。

自己欺瞞を正当化し始めると、その正当性を補強するために現実認識が歪んでしまう。
自己欺瞞を維持するのに必死であるため、本当の望みがわからなくなる。
このような、自己欺瞞から始まる負の回路にはまった状態を箱に入っていると呼んでいる。
(もちろんもっと細かく書いてあります。興味あったら読んでね。)
ストーリーは、勘違いCOO(箱に入っていた主人公)が、自分がしてきたことを悔い改めるというストーリー。案外面白かった。

この本を読む前に少し気付いたことがあるのだが、私は「ものすごく勉強している自分」という自己イメージを持っていたが、よく考えてみると、そういうガリ勉モードはだいぶ前に捨てていた。
勉強からアクションにシフトしたのだからそれはいいのだが、そのイメージを持ち続けていたということは、どこかおかしい自己欺瞞回路を持ち続けていたということだろうな。

なかなかいい本でした。
定期的に見返すと、自己欺瞞回路がチェック出来ていいかもしれない。
基本的には自己欺瞞には気をつけてはいるが、気づいたらハマっているということはあるものだ。

2011年6月19日日曜日

自由への扉 [単行本(ソフトカバー)] 高橋 歩 (著)



世界一周の本とか、若者の背中を押すようなハイテンションな本を書きつつ、コミューン(?)を作る活動なんかもしていて、賛否両論の高橋歩氏の著作。

私は著作は面白いと思っています。
入社1年目に世界一周の本
WORLD JOURNEY [単行本]
も読んで、真剣に行きたいと思っていました。行きませんでしたが。

本著は、著者の軽いエッセイ、お勧め本・DVD・音楽、写真、で構成されています。

私は基本的には理屈っぽい人間で、基本的には理屈で考えて大体の判断をしますが、時に「感動する」ということは大事だと思っています。
本書では、多分感動するであろう本とか映画が紹介されているので、幾つか見てみようかなーと思いました。

成果を出すための勉強

IT関連会社の社員は、自分自身を単機能部品にしようとする人が多い。
私はメーカーのIT関連会社の社員ですが、メーカー本体に派遣されて5カ月で気付いたことの一つはこれ。
成果を出すことよりも、高性能な部品になることに集中する人が多いような気がする。

「手に職をつける」ことが、ITパーソンの生きる道だというのは良く言われることなので、多くの人がこう考えるのは自然ではあるが、メーカー本体でこの考え方を持っている人があまり見当たらない(少なくとも割合が全然違う)ことは軽いカルチャーショックだった。
本体の人は、ビジネス上の成果は何か、よく意識しているように見える。

自分自身の性能が良くないと成果も出ないから勉強するのはいいけど、勉強するなら成果を出すことをもっと意識しないといけないと思いました。

2011年6月18日土曜日

英語を捨てれば

ここ5カ月、英語の勉強時間を1/10くらいに落として別のことをいろいろしていました。
昔から、全勉強時間に対して英語に使う時間が多すぎて、バランスが悪いのは自覚していましたが、英語の勉強を止めることの不安が大きく、ずっと改善できていなかったのが、自然に止まっていました。

5ヶ月経って気付いたこと
1.英語がだいぶ喋れなくなった
特に会話はヤバいです。
口をついて何も英語が出てこないということはないのですが、口をついて間違った英語が出てきます。3単現のSとか、時制とか滅茶苦茶になりました。
外国語はスポーツみたいなもんなので、普段から使っていないと落ちるのは当然か。

2.時間はできた
英語ってかなりTime Consumingだったんだな、ということがよくわかりました。
いろんな本でよく言われていることですが、自分で身をもって理解できました。
この間、結構ITの本(経理の本も若干)を読めました。

ということで、まさにトレードオフ。
英語を捨てれば他のことができる。

とりあえず日常業務に慣れてきたので、今後どういうバランスで生活していくか見直すという時期になってきた気がします。

英語学習については、今後英語に時間を使いすぎずに、レベルをどう維持するかというのは課題です。
私の性格上かもしれませんが、英語は中途半端にやるのはきついです。
基本的には、没頭できることを見つけてそれに集中するのがいいのかな。

状況を活かす(また職場変更)

来週月曜からまた職場変更です。(相模原に戻る)

5か月の用賀オフィス生活は、一応目いっぱい楽しみました。
主に昼食を。
用賀に引っ越したおかげで、都内の読書会や英会話にも参加できたし、都内のフィットネスクラブも体験しました。


最近、
「状況を最大限活かす」
という発想が好きです。
当然の人には当然でしょうが。
しかし私はこれまではどちらかというと「状況に左右されず計画通りやる」派でした。
この考え方が使える時もあるでしょうが、変化が激しく適者のみが生存するといわれる現代では、前者のほうが時代にフィットした考え方だと思い直しています。

来週からは、ラッシュとは逆方向の電車に片道30分乗ることを最大限生かすことを、当面の目標にします。

2011年6月12日日曜日

ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD] ジェシー・アイゼンバーグ (出演), アンドリュー・ガーフィールド (出演), デヴィッド・フィンチャー (監督) | 形式: DVD


★★★★(5段階評価)

・ アメリカのビジネスのスピード・パワーはいまだにすげー
・ 金持ちに対する訴訟怖ぇー
と思いました。

Facebookの創始者、マーク・ザッカーバーグのドキュメンタリー。
Facebookを開始する大学時代の、後にマーク・ザッカーバーグを訴えることになる学生たちのシーンと、その訴訟のシーンを行き来する形で話が進みます。
ハーバードともなると、大学生ともいえども物事の進め方がわかってる奴、金を持ってる奴、コネがある奴など、海千山千がうようよしているんだろうな。
私は今30歳ですが、ここで出てくる学生たちに太刀打ちできる感じがしません。
石倉洋子が、幅広い教養やビジネスの知識を持ってないとグローバルで戦えないということを言っていたが、アメリカのビジネスの映画を見ると全くだなと思います。
会社を広げるときのベーシックな知識、交渉の能力、(訴訟の起こし方も?)など、いろんなことを知ってないとダメなんでしょうね。
海外で働きたいと思い、数年間英語ばかり勉強していた自分の甘さに気付くことが最近多いです。
私も海千山千目指して精進します。

グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方 [単行本(ソフトカバー)] 石倉洋子 (著)


★★★★★(5段階評価)

グローバル社会をどう生きたらよいか、その発想がわかりやすく書かれていて、すごく参考になりました。

1.要約
グローバル化した世界で戦略を考えるには、次の3つがキーワードとなる。

「オープン化」
自分を狭い箱に閉じ込めない。たとえば大学の専攻などだけで進路を決めてしまわず、新しい分野を次々に開拓する。
「ORをANDにする」
「ユニークさ」
力を発揮するにはユニークさが必要となるが、ユニークであるためには能力を組み合わせる必要がある。ひとつ選びとったら他は捨てる(OR)の発想ではなく、色々な能力を身につける(AND)発想が必要になる。

この他、ワーク・ライフバランスを考えるのにもORをANDにする発想がないとうまくいかない。

2.感想
今まで読んだことない著者の本は、物事を(私にとって)新しい言葉で説明していて面白いです。
グローバルで戦う必要があるということは、数多くのビジネスマンが主張していることですが、どういうアクションをしたらいいかは結構みんな迷っているところなのではないかと思います。英語が話せればいいというわけではないことは、みんな薄々気づいているところでしょうが。
その点本書は、どのような発想を持てばよいか、(割と)具体的な3つのキーワードで書かれていてわかりやすかったです。
この3つの発想から、またアクションに分解していけそうな気がします。

特に面白かったこと2点
1つ目は、「好きなことがない」という悩みに対するアドバイスで、「好きなことを1つに絞らず複数やるつもりでいい(ただし音楽・スポーツなど尋常じゃないコミットメントが必要な分野は別)」
というもの。
これもORをANDにするの発想から出てきているのだと思います。

2つめ。
「日本では、ICTがもたらしているダイナミズムを感じられない」。ということ。私は情報通信技術は結構好きですが、確かにこれによるダイナミズムはあまり感じません。アメリカに行ったらもっとその可能性を感じるのでしょうか。
何とかしてアメリカで仕事をしたいです。

<その他メモ(多少、私の言葉に置き換わっています)>
・ 「変化が日常」の今日においては、計画は大まかに立てて、実行しながら見直せ。
・ あなた自身が主役であれ
・ 学生時代のキャリアビジョンに見切りをつけろ
・ オープン化の繰り返しで、キャリアを作る

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この人の本も、前々から読もうと思って数か月手が出ていませんでした。そういう本に次々手を出しているところです。
読めて良かった!

2011年6月11日土曜日

人たらしの流儀 [単行本(ソフトカバー)] 佐藤 優 (著)


★★★★(5段階評価)

先日の読書会で、すごく気になる本があったので、試験前にもかかわらず読んでしまいました。
佐藤優氏は本屋でよく見るけど、読んだのは初めて。
未開拓のジャンルに手を出すのはいいです。

「人たらし」などというと、かなり悪どい事をするような印象ですが、「いかにして有益な人間関係を気付くか」といったことが主に書かれています。

対談(インタビュー)本であり、概要はまとめにくいので、面白かったことを羅列します。
・ 3か月以内に3度会った人は、3年後も覚えているものだ
・ マルクスは浪費家で、エンゲルスにたかっていた
・ 婚活は、結婚のキャバクラ化である
・ 食事で、どうしても相手に払わせたくないときは、入店時にこっそり払ってしまえ。
・ 儲けた金を社会還元しろ
  (偶然だと思うが、最近この考え方を持った著者によく当たる・・・)
・ (今の官僚と政治に)希望などない。仲間を大事にして自分のネットワークを作っていけ。
・ 本は、原則精読しろ

柳井正の希望を持とう (朝日新書) [新書] 柳井 正 (著)



30分で読んで2分でプレゼンする、という読書会に数回参加して、時間をかけなくても30分で目を通して何らかのアウトプットを出すというのも、読書の仕方の一つとして良いなと思っているこのごろです。
「この著者読んでみたいけど長いこと手が出ていない」という状態で1年も2年もたってしまうことがありますが、とりあえず30分でざっと目を通せばいいと思うと、そういう先延ばしにしてしまう著者が減るような気がします。

柳井正も、読んでみたいと思いつつなかなか手が出ていなかった一人です。試験前ですが、30分程度でざっと読むならいいだろうと思って読みました。

本書、全体としては、UNIQLOの事例を通じて、柳井正の経営や仕事の考え方がいろいろと書いてあります。主に日本人の若者向けに書かれており、「高い目標を持ってアグレッシブにやれ」というのが基本メッセージです。
柳井氏は、日本はこのままではダメになると強い危機感を持っているようですね。

はっきり書いてあったかはわかりませんが、高い(高すぎる)目標を持つことで、今までの延長ではない、変革とも呼べるような成長が期待できるから、それを目指して頑張れ、ということだと思いました。
改善より変革か・・・
若干リスキーな感じはしますが、やらないとダメだ、とは思いました。


<興味深かったこと/メモ>
・ (柳井正は)昔は内向的で友達も少なく、商売には向かないと思われていた。でも、やってみたらできた。
・ 5パーセントのコストカットは今までの延長線上だが、30パーセントのコストカットは今までの延長線上ではできない。
・ 商売人は金を持っていなくても持っているように振る舞え
・ 店長は鬼となり仏となれ
・ 私が持っていたのは、誇大妄想ともいえる夢、目標だけだ
・ 理不尽な状況には、誰もが直面する
・ 自分に期待しろ

<この後やりたいこと>
お勧めされていた次の本を読んでみたい。
藤田田の本「ユダヤ人の商法」
「プロフェッショナルマネージャ」

スピーチ・プレゼンセミナー体験会

スピーチ・プレゼンセミナー体験会に参加してきました。
mixiの読書会で知り合った方のセミナーです。
(@永田町さま ありがとうございました)

概要を聞いた後、自分が人前で話すをのビデオに撮影して、そのあとチェックする、というのをやりました。

自分が話すのを見て気になったのは・・・

まず、「私ってこんな顔が白かったっけ?」ということ(スピーチ関係ないですが)。二日酔いのせいだと思いたい。

あとは、手をどうしたらよいかよくわからなく、一応横におろしているものの、なんか不自然。

声は別に小さくないと思うが、口があまり動いていない。唇にごく近い筋肉だけ動かして話しているように見える。

本日は話したのは30秒程度と短かったので気付いたのはこのくらいです。
連続講座に参加すれば、どんどん改善点が出るでしょうが、一つ一つ技を身体化させて、人前で話すことに関して自信が持てたらいいな。

2011年6月1日水曜日

5月 読書会、IT、そしてchage&aska

5月のキーワードは、読書会とITでした。

1.読書会
mixiの読書会コミュニティで開かれている読書会に初参加しました。
自分にとってどんな影響があるのか、まだ全然捉えられていないのですが、私にとって面白いし新鮮な体験であることは間違いないです。
こういうのは、多少踏み込まないとわからないと思います。
ということで、来月も色々試そうと思ってます。

2.IT
職場が変わって4カ月。
引き続き新しい仕事に適応するために、基本的には勉強はIT中心です。
(それ以前注力していた、ビジネス全般と英語は止めている)
英語勉強を4カ月も止めたのは入社してから初めてです。
最近、英語の会議で明らかに理解力が無くなってきました。
6月末に情報処理試験があるので、それまでは我慢か。

ということで、6月のテーマも引き続き読書会(ソーシャルネットワーキング活動?)とITになりそうです。

3.Chage&Aska
ついでにするのはなんですが、Chage&AskaライブDVDを買いました。
新しいライブ映像を見るのは高校生の時以来です。
声が思ったより復活していて、かなり楽しめました。