2009年8月16日日曜日

旅行 手軽な海外をもっと楽しもう

最近は海外旅行もメジャーになってきました。
職場を見渡しても、大体の人はどこかしらいったことがあります。
そうなると、メジャーな行き先はもういいかと思う人も多いです。かといって、珍しい行き先は金も時間もかかるということで、どこにも行かなくなってしまうのです。
それはもったいないです。

メジャーな行き先は、開発が済んでいるので、安いです。
仮に最初に行った時につまらなくても、何度でもリベンジできます。
メジャーな行き先で、楽しみ方を見つければいいのです。

たとえばグアムに行ったら多くの日本人と一緒にビーチアクティビティをするのはもちろん楽しいです。日本の旅行会社のツアーデスクで申し込めば、効率よく一日でビーチアクティビティをたくさん楽しめるパッケージがたくさんあります。
でも、グアムにいる別の国の人を観察していると、別の楽しみ方を発見できます。
グアムのホテルのビーチに出たら、西洋人がカヌーを漕いだり、犬を散歩したり、ジョギングをしたりしています。
夕食後、暗くなってビーチに出れば、星をずっと眺めている人がいたりもします。西洋人だけではなく、中国人や韓国人もいます。
各国の人のバケーションの過ごし方を真似すれば、数倍楽しめます。

旅行 ヨーロッパ 朝から肉を食べよう

ヨーロッパのホテルの朝食は、パンと飲み物が中心のコンチネンタルというスタイルが中心です。
でも、時々別料金でベーコンエッグとかを作ってくれるホテルがあります。
そういうホテルに泊まったら、ぜひ食べましょう。
ヨーロッパは肉がおいしいです。乳製品や卵もおいしいです。
毎日1品多くおいしいものを食べられます。
ヨーロッパに行ったら、大体の人は食べたい物を全ては食べきれません。食欲には限界があります。
でも、朝に1品追加したところで、昼に食欲がなくなるということはありません。
単純に1品増やせるのです。

余計にお金がかかるなどと言ってはいけません。
バックパッカーならともかく、頑張っても1週間程度で終わってしまうサラリーマンの旅行は、金がかかるのです。

勉強 インプットとアウトプットはモードを切り替えましょう

インプットには集中力が必要です。
アウトプットにももちろん集中力が必要ですが、種類が違います。
集中している時のパフォーマンスを100とすると、アウトプットの時は集中していなくても30くらいはパフォーマンスが出ます。
アウトプットの時は手を動かしているので、集中していなくても、ゴールに近づいていることが多いのです。
しかし、インプットの時は集中していないと5くらいのパフォーマンスしか出ません。
この状態でいくら勉強をしても意味がありません。
学生の頃は、勉強ばかりしているので、なんだかんだ言っても集中するのがうまいです。
しかし、サラリーマンになってからの勉強は、集中力の切り替えが重要になります。
仕事と同じような感覚で、ゆっくり30くらいのパフォーマンスを出しながら勉強しようとすると、いつまでたっても成果が出ません。
勉強する前にはモードを一気に切り替えましょう。

文体を変える

今までブログ=日記だったのですが、時には文体を変えてみようと思います。
自分の得意分野は、人にお勧めする形で書こうと思いまして。

レッド・クリフ

近代以前の戦争における策士の戦い、白兵戦。
そういうのが好きな人にはとりあえず面白いと思います。
「質より量」というアクションが好きな人にもOKです。

最後、突然ヒューマニスティックなセリフを喋って「ジャーン」と終わるってのがいまいちです。
商業主義です。
口コミなどを考慮すると、見たあとの感じ(読書で言う読後感)が良くないといけないのです。
三国志というテーマや、映画の長さを考えると、あまり壮大感がありません。
このテーマなら、「後世に残る名作の可能性あるかも?」と期待してしまうので、個人的にはズシッと重たいのが良かったです。

未来を映した子供たち

インド赤線地帯に生まれた子供たちと、その子供たちに写真を教えなんとか教育を受けさせようとするカメラマンの話。ドキュメンタリー。
体を張ってこういう活動をしている人がいるのは素晴らしいですね。

社会問題の氷山の一角を解決してどんな意味があるのか、という議論がありますが、個人レベルではそれしかやりようがないのではないでしょうか。特に、目の前の人たちを救いたいなら、それしかないと思います。
社会構造ごと変化させる運動には時間がかかるので。

・ 自宅をカーテンで仕切って(子供に見えないようにして)商売をしている
・ (友達の家を訪れたら)友達の父が母を折檻しているところを見た
・ (全部ではないでしょうが、今回登場した)インドの学校は、身内の不幸があっても休めない。何よりも学業が大事。
  (途上国はこれくらいやるから先進国と勝負できるんだね)
って話が印象的でした。

2009年7月20日月曜日

チェ 28歳の革命 (ベニチオ・デル・トロ 主演) [DVD]

キューバ革命の話。
「チェ・ゲバラ」と「キューバ革命」あたりをとりあえずWikipediaで押さえてからみると分かりやすいかもしれない。
革命を扱っているが、淡々とした雰囲気の映画。
私のイメージでは、革命とはもっと暑苦しいものだと思っていたが、淡々とした雰囲気の革命家もいるのかもしれない。

最近、いろんな政治の本を読んだおかげで、政治の話が前より少しわかるようになった気がする。
映画を見ても、わかる部分が結構増えたかな?
やっぱ、あまりに知識の穴になっている領域は、少し勉強しなおそう。
次は日本史、法学あたりかな。
自然科学になると何から手をつけていいのかわからないが。

チェンジリング

失踪した子どもがすり替えられるという事件(実話に基づいている)を通して、LAPDの組織の硬直性や、親の愛・強さなどを描いている。

このところ、どうも「組織の暴力性」について扱った映画や本ばかりを見ている気がする。

組織の暴力を目の前にした時、個人はどうすればいいのか。
個人でグイグイ押して動かないところを押し続けるのではなく、動くやり方を検討して冷静に行動するしかないのでしょう。
基本的に、ほとんどの人は組織の中で行動しているわけなので、冷静さは重要ですね。
私は基本的に冷静なほうですが、いざという時に衝動的になってしまいがちなので気をつけます。

はじめての課長の教科書

面白い。
これもAudioBook。
全部通勤中に聞いた。

課長の仕事について、主にその前後の主任・部長といった役職と比較しながら書いてある。
課のまとめ方、予算管理のやり方、社内政治のことなど、結構実戦的。

主任・課長・部長といったポジションの大体のイメージを相対化できただけでも良かった。
自分の会社の経験だけではやはり偏りがある。

・ 社内政治力は目標達成のためにうまく使いこなすものだ
・ 同じ失敗が続くときは、その時の自分のレベルを表している
って話が特に面白かった。


本は速読をすると、どうしても自分が読みやすいところ、すでに理解しているところに目が行きがちだ。
Audiobookは全体を均等に読んでくれるので、本では深まらなかったところが思いがけず深まる時がある。

地球が静止する日

つまらなかった。
昔からあるテーマの作品を焼きなおすのなら、ちゃんと現代人が見てワクワクするようにアレンジしてほしい。
なぜこれにキアヌ・リーブスとジェニファー・コネリーが出ようと思ったのか。

梅田・茂木の「Webではもっと褒めろ!」という主張に共感して、しばらくはつまらなかった作品のレビューは書かないでいたが、そろそろ書いてもいいかな、という気分。
ブログ社会は、口コミによりつまらないものが自然淘汰される社会なのだ。たぶん。

しかし、何かを批判するよりは何かを褒めているほうが身のためではある。
妙なものを褒めるのには注意しなくてはいけないが。

2009年7月16日木曜日

焼きうどん

今日は、ひき肉・カット野菜・うどんで、焼きうどんを作った。
これまで料理を単純に労働ととらえていたけど、料理の面白さ(面白いというほど気分が乗らない時もあるが、気分転換になる時もある)、技術が身についていく面白さを見落としていた。
時間があれば料理をするのもいいですね。

2009年7月15日水曜日

ザ・コーポレーション

「現代の覇者」である企業の、主に暗部を取り上げたドキュメンタリー映画。

マイケル・ムーアって、少しふざけた調子で映画を撮るのが専門家と思っていたけど、そうじゃないのもあるんだ。
予想外にまっとうな作品だった。
M.フリードマン、N.チョムスキー、P.F.ドラッカーも出てた。

最近、政治ってのは結構エグいものだと主張する本をいくつか読んできたが、企業も結構エグいものだった。
組織立って、みんなでプレッシャーをかけあうことで、個人の力を超えたエグさを出せるのでしょう。

おもしろかったのは
・ 企業にとっては法の順守もコスト問題(法を順守するよりもコストメリットがあるなら違法行為も当然やる)
・ 生物も特許の対象になる
・ ナチスの収容所ではIBMのマシンが使われていた。
・ 発展途上国の低賃金労働者の時給は、10セント以下だったりする。

深呼吸

私は仕事中、集中してくるとつい肩とかに力が入ってしまうほうだ。
目の休憩も兼ねて、1時間に1回程度は軽く休憩を入れている。
ただ、そんなに休憩を入れられないこともある。
そういう時は、席で軽めの深呼吸をしてみるとだいぶ力が抜ける。
力みやすいタイプの人にはお勧め。
思いきり深呼吸をすればもっと効果あるのだろうが、少しおかしな奴だと思われてしまうのでやっていない。

2009年7月13日月曜日

炊事のアウトソーシング

今日は焼きそばを何分で作れるか測った。大体10分。
某チェーン店で焼きそばを食べれば500円位。
自分で作った場合、材料費約200円。
私の人工は、大雑把に10分300円(ほぼ残業代に近い数字)で計算すると・・・大体互角か。
味は、焼きそばくらいなら自分の好みに合わせられるからよいかな。

ここまで考えて、後片付けの時間を忘れていたのに気づいた。買い物の時間も。
飲食店で頼んでも待ち時間とかあるし。
単純に比較するのは難しい。

とりあえず、金に困ってなければ炊事をアウトソーシングする価値はあることを再確認しました。
しかし、それほど効率よくアウトソーシングできているとは限らないということも再確認。

2009年7月11日土曜日

The Japan Times NEWS DIGEST 2009.5 Vol.18

3ヶ月間のニュースが20本まとまっているので、ダイジェストして良い。
タイトルにもDigestと書いてあったか。

これを読むと、政治家というのは忙しくいろんな所を動き回るものだということがわかる。
そして、いろいろなことを明示的にいったり、ほのめかしたりする。

法王がアンゴラでミサを開くなんてこともわかる。(アフリカ大陸はキリスト教徒結構多い)
法王の仕事って何?

いつもどこかで戦争が起こっているってこともわかる。
私は死ぬまで直接戦争に巻き込まれないで済むかな?済めばいいけど。


英語は、一文が長め。

ビジネス思考術 とか

ネットカフェでビジネス雑誌5~6冊まとめ読み。
脳を鍛えるとか、思考術とか、そういった特集がやけに多い。

<モアイズベター>
ビジネス技法の特集というのは、多分、多くの人は半分は不安が原動力で、他者より抜き出るために読むので、ここまで覚えれば終わりというものがない。自分が知らない技法があれば、それも覚えないと他社に負けるような気がしてしまう。
モアイズベターという基本的な考え方が変わらない限りは、いくつ技法を知っても決して満たされない。
だからこういう流行ができるのだろう。

<もうたくさん>
正直、5~6冊まとめて読んで思ったことは「もうたくさん」ってこと。
しかし、何かを人より高いレベルで身につけようと思ったら、「もうたくさん」と思ってからさらにたくさんやらないといけないんだよなー。
気分が乗ったときだけ努力しても、大した成果は身につかない。

<十分条件などない>
私もそういうのが好きで読んでいるけど、そんなに技法を詰め込んで何になるのか?という疑問がわいてくる。
少なくとも、こういう特集を追いまくっても、他者から抜き出ることはできないんじゃないか。
少なくとも十分条件ではない。
そもそも、成功に十分条件を自分の力だけでコントロールして揃えられるというのは、(もしかしたら社会に広がっている)思い込みなのではないかしら。

グッド・シェパード

CIAの話。第二次大戦後のCIA設立期と、CIAからの情報流出により作戦が失敗した「ピッグス湾事件」あたりが中心。

気分転換には、SFみたいに現実とかけ離れた世界もいいけど、一昔前の世界ってのもいいね。
眼鏡の形・髪型・服装・やけにみんなタバコを吸っているところ(時代というよりも仕事柄?)など、どれも現代とは違くて、気分が変わる。

史実をベースにしてはいるものの、全体的には娯楽性高い、面白いストーリー。
ところどころ明言(?)も出てきます。
「(国家直属の諜報機関を作ると)一部の人間が巨大な権力を握ることになる」
「CIAは戦争を大きくする」

マット・デイモン(38歳)も味があってよいね。初めて見たのは「グッド・ウィル・ハンティング」あたりで、まだ若者だったけどな。
30歳はまだ人生のたそがれ時ではない。

2009年7月10日金曜日

1Q84

2まで読んだ。
取りとめない。

ところどころ面白かったことをまず書いておこう。
・ 慢性的な無力感は身体にわるい
・ 混じりけのない純粋な気持ちというのも、それはそれで危険
・ 人間の女性は約400個卵子を作る
・ 絶対的な善など無い⇒均衡そのものが善
・ 「どうすればいいのだろう?」「どうすればいいのだろう?」「どうすればいいのだろう?」

しかし、全体的に何なのかよくわからなかった。
運命性を大事にしているところや、社会的制約(ルール)の中でいかに自分なりに生きていくかをテーマにしているあたりは、ほかの作品と共通している。あとは美女とファックするあたりも。

いつもは「いまいち」とか「つまらない」と思ったらすぐ止めるのが私の読書方法だが、今回は話題の作品ということもあって最後まで読んでしまった。まあ、最後のほうが一番おもしろかったので、まだよかった。
宮崎駿といい、村上春樹といい、60歳前後になると作品が変わる。というか、つまらなくなる。生産能力が落ちるのか。それとも私が若造すぎるのか。

・・・・・・
後から思ったこと。
なぜ1984年という一昔前を舞台にしたのか。小説の雰囲気のためか。何か言いたいことがあったのか。
村上春樹が現代を描いた作品を読みたい。

・・・・・・
さらに追記(時間をかけて読んだせいか?後からいろいろ思いつく)
・ (30歳の男は)これから人生のたそがれ時に差しかかる。
これも重要なメッセージだった。人生戦略上、あまりセンスのあるとらえ方ではないと思うが、こうとらえるとズシっとくる。ズシっとくるとらえ方はしないほうが賢明かもしれないが。

ブログ論壇の誕生 (文春新書 (657))

これまで巨大メディアが情報ソース・編集権を独占してきたが、だれでも情報を編集できる時代になってきた。
セミ知識人みたいな人たちが、ブログで意見表明をして、社会に圧力をかけられる時代になってきた。
という感じか。
この考え方はそんなに新しくないと思うが、実例が面白い。

インターネットへの接続方法がPCから携帯電話に移行しているという話が同書の中で出てくる。このトレンドには私は全く乗っていない。携帯でゴリゴリネットサーフィンをする人の感覚がほとんど分からない。
年寄り化の前兆か?携帯の性能がいまいちだから乗る気がしないのか?

本著は、またもや本ではなく、オーディオブックのみで聞いた。
本を読んで要約することには慣れているが、オーディオだと部分部分はよくわかるが、大枠をとらえにくいな。
これは大枠をとらえるほうが良い内容だったかも。

2009年7月2日木曜日

BBC 世界に衝撃を与えた日 26 独裁者チャウシェスクの死とホメイニ師の帰還

約50分に二つの話題がまとまっていて、なかなか良かった。
市民暴動やクーデターというものは全く実感がわかないが、映像で見ると多少イメージがわく。
本質的なことがズバズバ書いてある本ばかり読んでいくのも良いかもしれないが、それだとイメージがわきにくい。
映像資料も、歴史を学んでいく上でのとっかかりの一つだな。

会社四季報活用術セミナー (DVD)

もう7月か。
ボーナスが約3割減っていた。さすがメーカの関連会社。

さて、表題のDVDについて。
細かいことはあまり分からなかったが、ファンダメンタルズ分析の雰囲気はわかった。
ファンダメンタル分析というのは、いくつかの見どころとなる指標を、年次別・会社別に集めて、計算・比較などをするものらしい。
コツコツした作業が必要。コツコツ野郎じゃないとだめってことか。

私はどうなんだろう。
コツコツ野郎のような気もするが。

会社四季報というものに興味は持ったが、投資をする気で見ないと、うわべだけ眺めて終わってしまいそうだな。

2009年6月29日月曜日

拒否できない日本

立て続けに政治関係の新書を読んだ。
専攻してきた経済学・社会学の関連領域のはずなのだが、新書レベルでも目から鱗が落ちまくり。私は6年間何をしていたのか?

本書でも、政治というのは、相手を出し抜いたり、約束を破ったりしながら行われるものだというのがわかる。
想像だが、アメリカなどでは、相手をうまく出し抜いてでも自国の権益を維持・拡大するのが外交手腕だと思っていいるのではないか。この発想は、国民のメンタリティにも影響しそうだな。
一方日本の首相では、そういうがつがつした人を見たことがない。日本では政治はクリーンなものという愚民政策(?)が行われており、政治の汚い部分はあまり国民に知られることがない、もしくはうまくコントロールされて国民に知らされているから・・・なのかな?

2009年6月28日日曜日

石油の支配者 (文春新書 662)

本は買わずに、オーディオブックだけで聞いた。

投機的ファンド、そしてその背後の国際政治力が石油の価格を決める、といった話。

個人的には、ピークオイル説を無批判に信じてはいけないという話が面白かった。勉強不足でした。

最近「映像の世紀」「ワールド・オブ・ライズ」そして本書を読んできた感想としては、政治というのは私が想像している以上に何でもありだということ。これも勉強不足だった。きっと政治のためにはあらゆること(武力・思想・学術研究・技術とか、きっと本当にあらゆること)が動員されるのだろう。

ワールド・オブ・ライズ

中東でのCIAの活動を描いた映画。

今後、アメリカ映画を見る機会はきっとまだまだいくらでもあるだろうから、CIAについて調べて(検索して
から見ることにした。

すごくおおざっぱに言うと、
・ CIA・・・スパイ

ちなみに
・ FBI・・・警察

おおざっぱすぎるかもしれないけど、これを把握するときっとアクション映画を今までよりもより楽しめる。

感想
私のような法治国家の一般市民には想像しにくいことだが、私たちが住んでいる国の外(中東とか)にも中(CIA)にも、私たちが守っているのとは違うルールで動いている人たちがたくさんいるんだろう。

人はアウトプットで評価される

仕事が一時的に暇になり、一人の時間が増えたせいか、自然にインプット偏重生活に入っていた。
人はアウトプットで評価される、ということは昔からわかっていても、インプットに夢中になり出すと、アウトプットを度外視した方向に流れて行ってしまう。なぜか自然に流れていく。

集中と発散のバランスを考えるとよい、という話もある。年をとればとるほど発散の方向に向かっていく気がする。
体が自然にそれを求めているのかもしれないが、単に意志(集中力)が弱くなっただけのような気もする。

2009年6月19日金曜日

Dance Dance Dance (下)

自分なりのステップがある人は、それに従って踊り続ければいいのだろう。
自分なりのステップがない人は?

後半も面白かった。が、村上春樹の小説を立て続けに読んでいたせいなのか、何かに対してがんばるという気が起きなくなってきた。
私の感覚からすると、登場人物たちが、「いい感じで時間を過ごす」ことに力を使いすぎている。
逆に(?)根性を出して汗水たらしている人がほとんどいない。
それぞれ、何か苦しいことはあるのだろうが、根性は出していない。
根性を出しても解決しないことに取り組んでいるのだから、それはそれでよいのだろうが、私の自身の「根性でがんばる」という気持ちがしぼむのは困る。

現実世界は、根性で解決するほうが早いことが山ほどあり、そういうことと並行してステップを踏み続ける必要があると思う。村上春樹が言いたいのは、そういうことは並行してはできないということなのか。

2009年6月11日木曜日

裸足の1500マイル

人種差別的な思想のもと、オーストラリアではアボリジニの子供は親から強制的に隔離されて英語で教育を受けるという制度があった。その話。
これに限らないが、人間の歴史では数々の非人道的な制度があるものだ。しかも制度を作る側、執行する側はそれが正義だと思いながら。
正直、私にとっては今は他人事だが、こういうことが地球上で頻繁に起こっているということは、私にも起こりうるということだ。
恐し恐し。

ダンス・ダンス・ダンス(上)

まだ上を読んだ段階だが、これはかなり面白い!
何かに感動するかは、その時のコンディションによるってことは何度も書いたけど、それにしても振れ幅というものがある。
これは大体どんな時でも面白いだろう。
自分にとって新しいもののとらえ方とか、新しい説明の仕方がたくさん出てくる。
となると、現代社会を新しいやり方で説明している可能性があるという理由で、最新小説(1Q84)も読んでおくべきか。

小説家って、どんな気持ちで捜索しているのかよくわからないが、結構ふざけながら書いているのかもしれない。
「味に勢いのある」食べ物を食べたくなった。

村上春樹と宮崎駿の共通点。
あらすじが面白いのではなく、隅々まで見る価値がある。

2009年6月5日金曜日

セミナー動画

Youtubeでセミナー動画を探すと、結構いろいろあるものだ。

日本語のセミナーは、じっくり勉強できるほど充実していないが、面白いのもちらほらある。
私は主に、勉強のとっかかりの一つとして利用している。
著者がしゃべっている様子を見るのは、勉強のとっかかりとしては良い。
手が出しにくいジャンルの勉強も、うまくとっかかりを作るとスムーズに入っていくことができるものだ。

ちなみにこれは大前研一がしゃべっている様子。


映像教材つながりでもうひとつ。
今、2年ぶりに「映像の世紀」を見ている。
これは、1~2年に1回見てもいいかもしれない。
今丁度、大恐慌の後、ヒトラーが失業問題を解決して一気に権力を獲得するあたりを見ている。
歴史が繰り返さないといいですね。

2009年6月1日月曜日

Wikiの得意なジャンル

「映像の世紀」を見ている。
これは、2年に一度くらい見てもいい。1年に一度でもいいかな。

今丁度ファシズムあたりを見ているのだが、民族の復興とかをスローガンにして鼓舞すると、どうしても過去の歴史を見て一番領土が広かった時を目標にしてしまうのかもしれない。
古代ローマ帝国の復活とか、ゲルマン民族の復権とか。
そうすると、あの辺は国が密集しているので、すぐに戦争がおこっちゃう。ひー

今回は、キーワードを書きだして、検索しながら観ている。
もちろん、フリーソフトを探して、効率よく検索できる工夫も怠らない。
検索していくと、Wikipediaの中でも戦争関係の用語はすごく充実していることがわかる。
Wikiで集団の知恵を集めると言ったとき、集まりやすいジャンルと、そうでないジャンルがあるのだろう。