2012年5月6日日曜日

<ローマの観光> 中心部から30分離れるとだいぶ印象が変わる

ローマ郊外にも行きました。
ローマ中心部を離れると、だいぶ人・町の印象が違います。
ローマは東京ほどは都市圏が続かないので、30分ほど離れるともう郊外という感じです。

ローマ中心部は、あまりに観光地で、人々は何かにつけて観光地価格をふっかけてくるし、(多分観光客相手に嫌な思いもしているのでしょう)なんか印象良くなかったのですが、郊外に来るとのどかだし雰囲気が良いです。

では、郊外で見た場所を2か所ご紹介します。


1.ローマ水道橋公園

テルミニから30分くらい地下鉄で行ったところ。
ローマの水道橋がある以外は、だだっ広い公園でした。
みんなサッカーとかバーベキューとかしてました。
いいね!
と押してあげたい気持ちでした。

さすがにみんなサッカーがうまい。



2.オスティオ・アンティカ
テルミニからだと、電車を乗り継いで、全部で1時間くらいのところ。
ここまで来ると、だいぶ田舎という感じです。

紀元前4世紀に建設され、4世紀にはテヴェレ側の土砂で埋まったという町の遺跡。
都市部から離れているだけあって、大規模に町ごと残っているのが面白いです。
世界不思議発見みたいな気分です。

ここは空港から割と近いようなので、昼にローマに着いたなら、まずはここによるのも良いでしょう。

ローマから数十キロ離れた所にも、こんなお城が立っていたんですね。

街の跡です。
説明を読むと、浴場、広場、家、劇場、居酒屋など、町の機能が全部そろっているのがわかります。




遺跡の外はこんな感じ。
かなり田舎。



小中学生が遠足してました。
しかも何組も。
なるほど、ローマの人込みで遠足なんかしたら、すぐに子供を見失いそうですが、ここはすいているから遠足にはちょうど良いですね。

<ローマの観光> 難攻バチカン




バチカンはどう攻めるか難しいです。
なぜなら、行列が出来ていて、所要時間が読みにくいからです。
所要時間が読めないのは、観光客にはきついです。
2度行きましたが、完全な攻略方法は見出せません。

バチカンのメインスポットは、次の2つです。
1.バチカン博物館(この中にシスティーナ礼拝堂も含まれる)
2.サン・ピエトロ大聖堂(世界最大級のキリスト教の教会)



1.バチカン博物館
このうち、いつも行列が出来ている、バチカン博物館の話から。
まず入り口で(多分内部の混雑を調整するために)入場調整が行われています。
私が行ったときは、休日に挟まれていたこともあり、まず入り口で4時間待ちと言われました。

これをスキップする方法としては、「予約」「ガイドと一緒に入る」といった方法があります。
予約者と、ガイドと一緒の人は、別の列からは入れます。
どちらも多少金はかかりますが、行列が長い場合は、この方法はぜひ検討してください。
私はガイドと一緒に入って、入場の行列は多少スキップできました。
館内でガイドとはぐれましたが。

(バチカン博物館の入り口はこのような感じで、近代的)

バチカン博物館は、内部もスイスイとは進めません。
バチカン博物館は、基本的には入り口と出口が1つあり、多少の分かれ道はあるけれど全員が同じような経路を通ります。

例えばパリのルーブルのように、入口も出口もフロアも階段もたくさんあって、縦横無尽に移動できるタイプの美術館とは全然違います。

したがって、先が混んでいるとやはり入り口と同じように混雑調整で先に進めなくなります。
特に、博物館の一番最後に位置しているシスティーナ礼拝堂がボトルネックになっているようです。


(写真は博物館内の待ち行列。左奥の扉付近に係員がいて、この先のエリアの人数をコントロールしている)


ということで、入館してから、出来る限りぐいぐい進んだのにもかかわらず、出るまでに3時間くらいかかりました。
途中でカフェテリアによったのですが、カフェテリアはなぜかすいていました。

私の意見としては、バチカン博物館の中で、システィーナ礼拝堂は別格です。
もし中がすいていて、美術鑑賞にはそれほど力を入れていない、という場合は、ぐいぐい進んでシスティーナ礼拝堂に行けばよいと思います。

博物館の中の写真。
(これも左奥の扉のところが詰まっています)

これは、地図の間というらしいです。
両サイドに、たくさん地図が飾ってあります。
ローマが領土を拡大するたびに描かれた地図を貼ってあるらしいです。

そして、システィーナ礼拝堂内は、新歓時期の歌舞伎町よりも混んでいました。
撮影禁止なので、残念ながら写真はありません。




2.サン・ピエトロ大聖堂
では次に、サン・ピエトロ大聖堂の話。
ガイドと一緒に回ると、システィーナ礼拝堂を出てすぐにここに連れて行かれるのでセットのような印象を持ちますが、ここはここだけでは入れます。
教会なので入場無料。
こっちも入場の行列・内部の人数コントロールはありましたが、バチカンほどではありません。大きいし、入場券を買うという手続きが無いのでボトルネックにはなりにくいみたいです。

フォロ・ロマーノ同様、ここも2度目なので、感動は1度目よりも薄いですが、すごいことはすごいです。
ヨーロッパの大聖堂の類はけっこう見ましたが、ここはかなり大きくて見ごたえがあります。

中に、こんなのとか、

こんなのがあります。
どっちもものすごく大きい。

サン・ピエトロ大聖堂の目の前に、サン・ピエトロ広場があります。
日曜日(ミサをやっている)に行ったら、この広場も人でごった返していました。
ローマは基本的にどこも混雑しすぎです!

<ローマの観光> ローマ2大観光スポットはどこか

ローマで1日自由時間があるならどこに行けば良いか?
と問われたら、

ローマの遺跡(主に、コロッセオ~フォロ・ロマーノ」
「バチカン(美術館〜サンピエトロ大聖堂)」
と答えます。


私が見た範囲では、ローマの観光名所で歴史的・遺産的価値、見た目のインパクトが高いのは、この二箇所が双璧となります。

もちろん初めてローマに行ったら、ローマの休日で有名な、

「トレビの泉」
「スペイン広場とスペイン階段」
「真実の口」
などにも行きたいでしょうが、このあたりは、行ってみれば上記2大スポットと比べると、どってことはありません。


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ではその1つ目の、コロッセオとフォロ・ロマーノの感想と写真を載せます。
バチカンは別のエントリにします。

感想。コロッセオは初めて入りました。思った以上に保存状態が良かったし、大きくて感動しました。
フォロ・ロマーノはすごかったけど、こっちは2度目だったせいか、それほどの感動はありませんでした。
やはり、1回感動したことを繰り返しても同じ感動が得られるとは限らないですね。
初めてきた7年前とは自分の感性も変わっているという気もしました。


以下、コロッセオ内部と、フォロ・ロマーノの写真です。


<コロッセオ写真>


町中でも遠くから見えて、目立ちます。




2階(3階?)から見ると、大きさがわかります。



<ここからはフォロ・ロマーノの写真>

あまり説明できません。
ローマの中心部にこんなものを残しているのがすごいと思います。
こんなものがローマの中心部にあることが、ローマが都市としては発展しきれない原因の一つでしょうが。

(この一番最初の写真、メーデーの日で閉園していたため、外から無人のフォロ・ロマーノを取ることが出来ました)





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尚、2008年からコロッセオとフォロ・ロマーノの入場券はセット(12ユーロ)になったみたいですが、観光客をフォロ・ロマーノに誘導する政策としては大正解だと思います。
コロッセオは外から見てもインパクト大きいですが、フォロ・ロマーノには足を踏み入れさせないとすごさが良くわからないです。


ローマは今後より観光産業偏重になるとするなら、リピーターの確保が不可欠なはず。
なんとしても、観光客は上記の2大スポットに誘導しないといけません。
ローマの休日Onlyのスポットだけに行ってしまうと、多分リピートする気はしないと思います。

2012年5月5日土曜日

<ローマの食> 揚げ物にレモン汁はあながち間違いではない

ローマで食べた肉の話を書きます。
肉料理は大体おいしかったです。
皆様も、もしローマに行くことがあれば、パスタ・ピザだけではなく、ぜひ肉を食べてください。
(ついでに言うと、牛乳もおいしかったです)

肉は、モロ観光客向けではなく、ぜひ現地人向けの店を見つけて食べたい、と思い、少し中心部から離れた場所で店を探しました。
すると、カウンターに食材が並んでおり、指差してメニューを選べそうな店を発見!
英語のメニュー無し。
この店に決めました。

ショーケースがあって、真ん中〜下の方あたりに食材が並んでいます。
(分かりにくいかな)


で、頼んでみたのがこれ。
ステーキ(多分牛肉)です。
ソースというよりも、辛い汁がジャブジャブかけられています。
トマト、ニンニク、唐辛子、というイタリア料理でよくありそうな味に加えて、色んな香辛料が入っているような感じでした。
うまかったです。

たしか9ユーロ。

「肉に合うのは赤ワインである」というおぼろげな記憶(確か美味しんぼで読んだ)をたよりに、赤ワインを頼みました。
一番小さい単位がこのデカンタです。
こんなにたくさん飲みません。
しかし、グラスワインなどという単位は無いようです。

たしか、3ユーロ。


さっきの料理で、この店が気に入りました。
ホテルからも遠くなかったので、翌日も同じ店にGO。
それで頼んだのがこれ。
ローマ風カツレツ?

確か10ユーロ。


普通の(多分)牛肉のカツですが、なかなかうまかったです。
レモンが付いています。
揚げ物にレモンをかけるのはあながち日本の安居酒屋だけの風習ではないんですね。
しかし、レモンの大きさは全然違います。
多分、日本の居酒屋で出てくるレモンの、3倍はあります。
思い切り絞ってみたら、カツの表面全体がヒタヒタになりました。
結構アリでした。
しかし、酸味はそれほど強くなかったので、レモンの種類が違うのかもしれないです。

上の2皿が、今回食べた肉で良かった2皿でした。
他に食べた肉・魚もまあまあだったので、以下メモ程度に乗せておきます。


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オスティア・アンティカという遺跡の中の休憩所で食べた肉。
こんなところにもローマ風カツレツがあった。

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鮭も食べました。
これはただ焼いただけ。鮭自体に変わったところは無かったですが、レモンはローマ風カツレツと同様巨大でした。


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鶏肉
これも先のステーキ同様、辛いトマトソースでした。
"ROMAN"という言葉が入っていたので、ローマ風のソースなのだと思います。

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バチカン美術館のカフェテリアの食事。
これは普通でした。
美術館内のレストランなんかで、それほどの美味は期待できないというのは、日本もイタリアも同じですね。
ちなみに、パリのルーブル美術館内のカフェも普通だった記憶があります。

<ローマの食> 生ハムメロンはメロンというよりは生ハムである



これは何でしょうか。
正解、生ハムメロンです。
メロンを覆い尽くすように、生ハムが乗っているんですね。



このように、メロンもちゃんと入っています。
緑色のメロンです。



メロン2舟。生ハムたくさん。
11ユーロ。



早速食べはじめたところ、店員がこれを置いていきました。

オリーブオイル、バルサミコ酢、塩、コショウ。
 え、これをかけるの?



よくわからないけど、かけてみたらこんな感じになりました。
カルパッチョですねこれ。
思っていたより自然な味でした。
むしろ、オリーブオイルとコショウは結構合いました。
私はバルサミコ酢が好きではないのでダメでしたが、好きな人には結構いけると思います。
生ハムメロンはカルパッチョである(?)、と考えると少し納得できました。




上記の生ハムメロンがスタンダードなのか確かめるべく、別の店でも頼みました。
生ハムメロン、2皿目。

今度はメロン3舟。
13ユーロ。


生ハムがメロンを覆い尽くしている点は同じですが、今度はオリーブオイルなどの調味料は出てきませんでした。
食べ方はいろいろあるのかな。
しかし、今回は香辛料的な味の強い葉っぱ(名前が分かりません)が一緒に出てきました。
この葉っぱが生ハムに合っているような気がします。
メロンというよりは生ハムがメインであるという点では同じようです。


2件目のメロンは、緑色ではなくオレンジっぽい色の、ロック系と言われるタイプのメロンのようでした。
(夕張メロンとも違うらしい)
美味しんぼによると、生ハムメロンに使うべきはロック系であるとされていたので、これが正統派かもしれないですね。



生ハムメロンというと、メロンの上に生ハムが1枚ぺろっと乗ったシュールな食べ物だと思っていましたが、どちらかというと、生ハムメロンはメロンというよりも生ハムを食べるものなんですね。
生ハムなんて、塩辛すぎてたくさんは食べられないものでも、確かにこうするとたくさん食べられます。

<ローマの食> パスタは日本も負けてない



イタリアといったら、やはりパスタかな?
と思い、旅の前半、パスタばかり食べていました。
(写真は下の方にあります)
どれもおいしかったのですが、思ったのは、
「パスタは日本のレストランも負けてない」
です。
ファミレスのパスタはさすがに違いますが、日本の小洒落たレストランのパスタは結構イタリアの味を再現しているんだなと感心しました。

ということで皆さん、日本のパスタもおいしいので、自信を持って小洒落たイタリアンレストランに行きましょう。

尚、旅行中は、これを思ってからパスタ以外のものを食べることにしました。


以下は写真です

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カルボナーラ(麺:ペンネ?)

11ユーロ
(コロッセオの目の前のレストランだったので、高めです)

この一皿に限らず言えることですが、大体なんでも味が濃いです。

あと、下記のポモドーロもそうでしたが、このペンネと思われるパスタは、固めにゆでられており、たくさん食べるのはきつかったです。



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ボロネーゼ(麺:タリアテッレ)

13ユーロ
(ナボーナ広場内のレストランだったので高めです)

これは柔らかめにゆでられていました。
ゆで加減は、面の種類によって違うのでしょうか。


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ポモドーロ(麺:ペンネ?)
7ユーロくらい。
オリーブオイルがいっぱいかかっています。



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ペペロンチーノ(麺:スパゲッティ)
7ユーロくらい。

ニンニク、唐辛子、オリーブオイル、塩、パセリ だけだと思います。
今回私が食べたパスタで「スパゲッティ」という麺(普通の細長いやつ)はこれだけでした。
日本のレストランとの違いの一つは、麺の種類の豊富さかもしれないです。
私がローマで見る限り、普通のスパゲッティ一辺倒という店は無く、ソース別に麺を変えているようでした。


ローマ旅行記を書きます!



ローマ旅行記を書きます。
旅行に行ったら、人に語りたいことはまとめておくと、より旅行が活きてくると思っています。

ある程度まとめておかないと、 
「旅行どうだった?」とか聞かれた時、
「まあまあだった」とか言いがちです。私は。
なので、旅行に行ったら出来るだけ旅行記は書いておきたいです。

今回は、
「1日目 ・・・」
「2日目 ・・・」
というまとめ方ではなく、別のまとめ方にしようと思います。
1週間程度でも海外に行くと、色んなことを考えてまさに精神面のJourneyがあることが多いのですが、今回はそうでもありませんでした。
(なんか、普通の気持ちで行って、普通の気持ちで帰ってきてしまいました)
なので、時間を追って書くのとは違うやり方を試みます。


尚、全部をFacebookでシェアはしないです。「旅行」でつながった方もいますが少数ですし、ローマに興味がある方ばかりではないでしょうから。
mixi側には連投になってしまいますが、ご容赦ください。

尚、ローマ旅行記は、写真はいつもより大きめですので、お楽しみください。

2012年4月23日月曜日

自己イメージアップデート



肩こり、腰痛が加速して、生産性に影響しているので、フィットネスクラブで器具を使ったストレッチをやっています。

俺ってこんなに体固かったっけ?
という感じです。

中学のときは、毎日柔軟運動をしており、体が柔らかい方だったので、「俺は体が柔らかい」とずっと思っていましたが、そういえば高校生以降はろくに柔軟運動もしていませんでした。

今は、周りでやっている人と比べると、普通くらいです。
自分は変わっていっているのに、自己イメージは何年も変わらない、ということってありますよね。

正しい自己認識を持っていないと、間違った判断をしがちなので、一つアップデートできて良かったです。

きっと、間違った思い込みとか、まだたくさん持っていることでしょうが・・・

2012年4月21日土曜日

読書会を主催して「永遠の0」を紹介してきたよ



本日、2度目の読書会を開催してきました。
写真はそのとき紹介があった本です。私はこのうち「永遠の0(ゼロ)」を紹介してきました。
これは、太平洋戦争/特攻隊の話です。
0というのは、零戦のことです。
「永遠の0」を紹介するのは、私にとってはかなりのチャレンジでした。
重すぎて、私が何か言えることなんて無いな・・・しかも土曜の昼から、と思いまして。
でも、チャレンジと思うことは大体やっておく方が良いので、チャレンジさせてもらいました。


以下、本の感想です
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名作だと思いました。
戦争の悲惨さを、あまりグロテスクなところ無く伝えているのが良かったです。

主役は、特攻で死んだパイロットです。
太平洋戦争初期、日本軍が主導権を握っていたところから、分が悪くなり、特攻を繰り返すに至る経緯が、小説を通じて分かるようになっています。

1つのテーマとして、日本軍部(特に組織の上の方)の戦略のまずさ、命を粗末にする姿勢が描かれています。
読むとこれに憤りを感じます。
組織のトップがおかしな決断をしてしまうという問題は、サラリーマンとしても他人事ではないです。
・・・しかし、私はやはりこの話は自分のこととしては読めませんでした。
いくらサラリーマンに理不尽なことがあるとはいえ、私は文字通り自爆までさせられる可能性はかなり低そうです。
ということで、せっかく平和な世の中に生まれたたのだから、この世の中で出来ることをしっかりやりたい・・・と、後になってじんわり思いました。




2012年4月18日水曜日

<IT> 基本情報技術者試験のお話


2012/05追記
下記エントリは、合格通知が来る前に書いたのですが、チャント合格してました。
ということで、意味ある合格体験記として読んで頂けると思います!

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普通に、基本情報技術者試験の話を書きます。
まだ受かったか分からないですが、勉強して分かったことはあるので、これから受ける人のためにシェアしようと思います。
私自身も、落ちたらこれを参考にまた勉強します。


  1. 基礎理論(基数変換、ビットの扱い、少数、論理演算、コンピュータ回路、状態遷移など)は、午前にも午後にも効いてくるので、何が何でも押さえる方が良い。
    計算できるレベルにならないと行けないので、通勤中だけの勉強ではきつい。紙と鉛筆を使う勉強をしないと多分だめ。
  2. 午前は、過去3回分くらいやっておけばOK。
    問題の傾向は変わり続けるようなので、あまり古いものでは多分だめ。
    尚、午前だけなら、過去問題と全く同じ問題も出るから、丸暗記も乗り切れるが、結局そのノリで午後を通ることは出来ない。
  3. 午後は、いきなり過去問代をやっても、多分理解できない。逆に上記1の基礎理論を押さえた上でやれば、過去問題自体が勉強になることもある。(あまり勉強になりそうにない、マニアックな問題もある)
  4. SQLは基本情報レベルだけなら、机上の勉強でも何とかなる。(基本論理演算が出来ることが前提)
  5. アルゴリズムと言語(午後の問8以降)は机上だけではさすがに無理。実際プログラミング経験が無いと無理。
    表計算でマクロが出題されるようになったことから、表計算の人は、マクロで勉強したら良いのではないか。
  6. 参考書は数冊あるといいかも。(これは異論があるかも。私は2冊目を読んで分かったことは結構ありました。説明の仕方は結構本によって違います)

以上です。
これから受験する方、参考にしてください。