2012年6月23日土曜日

定石の無い30代をどう生きるか - 30代で逆転する人、失速する人 (千田 琢哉)



千田 琢哉氏の本を読むのは、6~7冊目でしょうか。。
正直、似たようなテーマの本も以前読みましたが、本書も手に取ってしまいました。
やる気を維持したり、ネガティブなことを考えすぎないために、こういう本を時々読むのは役立ちます。常備薬(もしくは栄養ドリンク)みたいなものです。

長期的な視点で成長するために30代をどう生きるか、77個のヒントが書いてあります。
入社したての20代と違って、30代の成長方法というのは、あまり定石が無く、やりようは無限にあるのだと思いますが、著者の発想が色々書いてあります。
基本的には、この著者は、「アクションをしまくって成長しろ」というオラオラ系です。

私にとって面白かったこと、2点ご紹介します。

1.セミナー等では100個質問したいことがあっても質問は1つだけにしろ
2.30代の10年間バカにされ続けろ

では順に見ていきましょう。


1.セミナー等では100個質問したいことがあっても質問は1つだけにしろ。


この心は・・・
100個から1つ選ぶから、その1つが密度が高くなる、ということ。
一番良いものだけ残す。
断捨離的な発想ですね。

なるほど。
例えば、「3点質問があります」みたいなことも、なんかかっこいい感じがするので言いたくなりますが、そういうとき「1つに絞れないか?」と考えるのは使えそうな発想ですね。



2.30代の10年間バカにされ続けろ

この心は・・・
成長する人は、常にチャレンジングである。
自分にとって難しいことを常にしているから、バカにされることも必然的に多くなる。
逆に自分に出来ることしかしないひとはバカにはされないが、成長も無い。

なるほど。
私も、感想等を書きにくい本屋映画等はついブログに書かないことを選択してしまうのですが、扱うのが難しい作品ほど、ブログを書こうかな・・・


というわけで、著者が「大事なところにフォーカスしろ」という考えを持っているので、大事なところを3点ではなく2点紹介するにとどめてみました。
本によりますが、「1点だけ」紹介するという技も今度使ってみたいです。

それでは。



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追記

私はあまりテンションが高い方ではありませんが、こういうハイテンションな自己啓発本を定期的に読みたくなるというのは、やはりテンションの高さへのあこがれみたいなものがあるのかな・・・

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