2015年9月22日火曜日

【スイスDay3-2】 時間感覚と目的意識 - ユングフラウ鉄道

今から行くのは、ユングフラウヨッホ展望台。
世界で一番高いところにある展望台?駅?だそうです。
スイスについてから毎日天気予報をチェックして、晴れを狙ってここに来ると決めていました。
昨日、霧の中別のところに行っておいたのは、ある意味このための布石です。そうだろ流川。
この展望台への往復、麓からだと20、000円くらいします。たしか。

グリンデルワルト駅から出発

段々アイガー北壁が近付いてくる。


その道すがら(というかその鉄道の中で)、私の両親と同じくらいの年齢と思われる中(高)年カップルが話しかけてきた。どうやら、すでにリタイアしており、約1ヶ月かけてスイスを旅しているらしい。その行動パターンや泊まっている宿のランクを考えると、かなりリッチ。
しかし、私は働いている身で、スイスにいられるのは4日だけで、青空の下アイガー北壁を見られるのは今しかない(従って、あなた方と話したりするよりも写真を撮ったりしたい)
そのようなことを遠回しにいったら、男性のほうはわかってくれたようだが、女性のほうには伝わらなかった模様で、終始話しかけてきた。1ヶ月も夫婦で旅すると、やることもなくて、他の人に会うとうれしくなっちゃうのでしょうか。
割り切って話は適当に聞き流しながら窓から写真を撮っていました(それで撮ったのがこの写真)

車窓からとったアイガー北壁


旅の途中、すれ違う人とアテもない話をするのが好きという人もいるでしょう。
その良さはわかります。
でも今の私は違いますよ。
サラリーマンで、休みは1週間しかないからね。
短期間で、出来るだけ多くの者を見たいです。
特に今回は、自然観光をするという明確な目的があって来たのに、それを邪魔されるのは困ります。
申し訳ないけど、時間感覚や目的意識が違いすぎる人とは行動をともにできません(それは旅に限りませんね)
そう言う、あくせくした旅の仕方にセンスがあるかどうかはひとまず置いといて、ですが。

ただし、旅に出て、これほど心に余裕がないということと、年長者への若干無礼な態度をとってしまった自分への嫌悪感ありました。
乗換駅でその方たちとは分かれたけど、このようなモヤモヤした気持ちを胸に、さらに上へ。

今度は、ボックス席で目の前にはドイツ語をしゃべる男が座った。
足長過ぎるっつーの。
否応もなく膝が触れ合いつつ、さらに上へ。

途中、アイガーグレッチャー駅付近で、昨日霧でよく見えなかったアイガー氷河が今日ははっきり見えました。
すごい迫力。
乗客からも歓声が上がってました。
そんな歓声を聞きつつさらに上へ。

よく登るな、この電車。
90分で、2,000メートル以上登っているようです。

他にも、アイガー北壁から外が見渡せる駅に止まったりと、途中駅にも結構あります。
写真スポットが混みまくっていてなかなか写真が撮れませんが。

ちなみにこの鉄道、案内が8カ国語で順に流れます。日本語の声はハイジでした。

後は乗り換え駅(クライネシャイデック)で撮った写真を数点どうぞ。


クライネシャイデック駅
みんなここで乗り換える

クライネシャイデック駅
電車待ち






・・・
今回役立った道具は以下です!


ガイドブックはこれ。
グリンデルワルトもツェルマットも、豊富にハイキングコースが紹介されていました。
ただ、地球の歩き方もハイキングコースの紹介は豊富だった模様。




今回使った雨具、モンベルのレインダンサー。
同じくストームクルーザーの方が評価されているようですが、値段などを考慮して、ワンランク下げました。





今回使ったカメラ(これの1つ前の型)
超広角(景色が広くとれる)で、防水。雨勝ちのトレッキングでかなり活躍しました。




旅行記を書くのに使った道具はこちら、ポメラDM100。
とにかくこれを使うと量は書けます。文章力は道具ではカバーできませんが。


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