2013年1月26日土曜日

【本の感想】 陽だまりの彼女 越谷 オサム (著)




主人公(僕)が中学のときの幼なじみと十数年ぶりに再会するところから始まる、恋愛小説です。
主人公とその彼女は、会社員、26歳。
一見ごく普通の境遇の二人の、恋愛・結婚の楽しさ・幸せさだけを抜き出して描いています
(というか、二人のバカップルぶりを描いています)。
ドロドロ系ではありません。
キャラと違うと言われそうですが、私、意外とこういうのも好きですよ。
主人公と年齢が近い方、楽しめると思います。
恋愛とはこんな甘いものではないのだ、という意見もあるようですが、別に良いところだけを取り出した小説があっても良いのではないでしょうか。

・・・が、賛否両論だと思われるラスト、ネタばれ防止のためこれ以上書きませんが、私はあまり好きではありませんでした。

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余談1
作中で、「素敵じゃないか」という曲がたびたび登場します。作品ととてもマッチしています。
原曲はこれです。



余談2
作中で、オペラ(フィガロの結婚)の話が出てきます。
私も見たくなりました。
これも動画がありました。







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