2015年7月30日木曜日

【NY他】 帰ってからの化学変化/結局自分なりの旅しかできない





旅は、行っている途中の化学変化と、日本に戻ってからの化学変化、どっちもある。
旅から持って帰った知識・経験が日本での日常と混ざり合うからね。


ってわけで、帰ってきてから考えたこともできるだけ順次書いていきます。

今回の旅行記を一通り書いた後、8年前に書いたフランスの旅行記を読んでみた。
成長しているところもあるけど、同じようなことを考えているところもわりとある。
行動パターンがとにかく似ている。
あのころに比べると旅の予算を増やして、やりたいことを多くできるようになっているとはいえ、結局、自分なりの(似たような)旅をしてしまうと言うことだろう。
これに気付いただけでも、今回旅行記を書いたかいはあった。

全然違う体験をしたければ、あらかじめ計画、気合い、覚悟などを持って旅しないといけない。自分の限界に挑戦するつもりで旅しないといけないんだろうな。
そう、シャーリーズ・セロンの役作りのように。
マッドマックス撮影するぐらいの気合いで海外旅行に行けば大分やることも変わるのかも。
なんとなく出かけると、なんとなくいつもと同じことをしてしまう。

あと、原因の一つは、結局8年前と生活のリズムが変わっていないから。
旅先で考えることは、日々の生活を反映したもの。
非日常で考えることは、日常を反映したものだから。
日常側が変われば、旅の時に考えることや見えてくるものも変わるだろう。

8年前との違いもあると言えばある。
一つは、(表面的なことだけど)多くの国を比較して考えられるようになったということ。
いつも似たような旅をしてしまうとしても、少しずつ経験は溜まっている。
ちきりんだって、とにかく世界中で経験を積んでいるからこそ、あの旅行記が書ける。

あとは、メンタリティも少し変わったかも。
若いのは今のうち、体力があるのは今のうち、健康なのは今のうちという危機感が増した。
ま、良いことだと思う。

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