2010年12月5日日曜日

「お金を稼ぐ!」勉強法 [単行本(ソフトカバー)] 藤井孝一 (著)



「成功したかったら本を書け」
このセリフが、著者の言いたいことをよくあらわしている。

著者は、なかなか素晴らしい学歴を持ち、海外ビジネス経験があり、現在はどこかの経営コンサルタントという人物です。
そんな人が書いた、一種の成功・ビジネス本。
こういう感じの本は久しぶりに読んだ。(去年あたりはこういう本を相当読んだが)
私としては、定期的啓発の位置づけ。


全体的には、一人前になってからお金を稼ぐのではなく、お金を稼ぐなかでどんどんスキルも上がり一人前になるのだという論調。

例えば、次のような感じ
・専門家が本を書くのではなく、本を書いて専門家になる
・英語を学ぶにしても、学んでから海外に行くのではなく、海外で困りながら学ぶ

これは勝間和代とも同じ発想だな。
そういう発想があること自体は知っているが、「つい状況を整えてからアクション」という順に向かいがち。再確認してよかった。

その他おもしろかったのは、
・ 勉強していることはカミングアウトしろ(隠しているメリットはほとんどない)
・ 本はしょせんたたき台。自分なりに応用できることが大事
・ 収入の10パーセントを自分の広告宣伝費に使う
・ 本は基礎力アップ、新聞は現状把握、雑誌は事例確認、ネットは検索・・・という感じで、役割を決める

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