2015年10月4日日曜日

【本】 いま生きているという冒険(石川直樹)




「いま生きているという冒険」という本を読んだ。

タイトルがいい。
冒険家、石川直樹の自伝的な本。
小学校高学年~中学生向けに書いていると思われる(前編にわたってルビがふってある)

冒険家の本も色々読んできたけど、年が近い(著者は1977年生まれ)せいか、とても身近に感じた。

思ったのは「一人で旅したっていい」んだ、ということ。
最近、家族がある人と会話することが多くなってきたせいか、なんとなく一人で気ままに旅したりすることに後ろめたさを感じていたけど、別に一人で旅したって良いんだよね。
(気をつけていても、いつの間にか人と違う生き方をしていることにプレッシャーを感じてしまう)
一人で旅したって良いし、二人で旅したって良い。大勢で旅したって良い。
というよりも、どんな旅をしたって良い。
インドを旅したって良いし、極地を旅したって良い。この著者のように、ヒマラヤトレッキングをして、途中のカトマンズでめいっぱい休んだっていい。海を旅したって、空を旅したって、陸を旅したって良い。

「重要なのは、心を揺さぶる何かに向き合っているかどうか」だそうです。
そうかもね。
でも、心を揺さぶる何かって、結構わからないものだと思います。
みんなそれがわかるなら、それをやっている人もっと多いでしょ。

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