2015年10月17日土曜日

写真も文章も「自分が何を見ているか」

つい大写しの写真を撮りたくなる

これとかも


写真も文章も結局「何を見ているか」を反映したもの。
自分が見たもの以上のものは撮れないし、くだらないことしか考えられなかったり、感性が鈍ければ、良い文章は書けない。
まあ、写真だと何枚かに一枚は偶然いいのがとれることもあるけど。

例えば写真でいうと私は大写しの風景を取るのが好き。
それは、私が普段から、花とか小動物とか、小さなものにフォーカスするのではなく、大写しで全体を見ているからだろう。
だから、私は単焦点の(1カ所にフォーカスする)レンズよりも、広角レンズの方がしっくりくる。
広角レンズばっかり使うと、得てして周りの余計なものまで写ってしまうし、何にでもフォーカスがあたる。視界の端にある余計なことまで気になってしまう私の性格も広角レンズに似ている。

文章も同じ。私の文章は情緒的ではなく分析的。
それは普段私自身が情緒的ではなく分析的だから。

ちなみに、私は写真はいつも少し傾いている。
撮りかたの癖ももちろんあるんだけど、姿勢的にも体が傾いているからだと思う。
世の中をひん曲がった角度で見ているのは、物理的に視界が傾いているからかな。
(ちなみに、癖は自覚しているので、ある程度修正は可能です)

写真や文章を上達したかったら、まずは基本スキル(カメラの基本操作とか、文章の論理展開とか)を押さえるべきでしょう。
でもあとは、世の中を見る視点を変えることです。

0 件のコメント: