2016年8月12日金曜日

【カンボジア・ラオス】 解説が必要な国 ラオス

旅行したとき、いろいろピンと来るのって、これまで勉強したり本で読んできた知識があるからこそなんだよね。
そういう背景知識と、旅行先で見たものが結びつくから、ピンとくる。

今回のラオスでは、そういうのが少なかった。
どっちかというと、クエスチョンマークが浮かびまくりの旅だった。
背景知識がないためでしょう。

・ なぜ、アジア人は韓国人ばっかりなのか
・ なぜ日本人がほとんど見あたらないのか
 (もちろん日本のハイシーズンではないのだけど、カンボジアには日本人がたくさん居たからそれだけでは説明できない。今回、ラオスでは少なくともはっきり日本人だとわかる人には一度も会わなかった)
・ ビザ申請の列に西洋人がたくさん並んでいたが、みんな15日以上滞在するのか。
・ 寺院にも人はいない、クルーズもそんなに人はいない、マッサージにもほとんど人がいない、カフェやレストランにそこそこ人がいる。みんなどこにいて何してるの?
・ 屋台通りだけなぜあれほど賑わっているの?
・ 屋台が儲かるなら、みんな儲かる商売に鞍替えしないの?
・ ある程度の街が発達しているのにこれほど静かでいられるのはどういうわけなのか。

などなど、よくわからないことが多いまま帰ってきてしまいました。
まあ、それはそれで良いことにします。
勉強よりも体験が先にあっても良いです。














【カンボジア・ラオス】 ノイズなしの写真を撮る習慣

アンコールワットでガイドに写真を撮ってもらうとき、画面に入っているおじさんをガイドがわざわざどかしてくれました。
むかしは、ほかの観光客でごった返している観光スポットで写真を撮るなんて当然だった気がするけど、今はノイズのないクリーンな写真を撮らせる文化に変わってきている気がします。
そのおかげで、絵葉書みたいな写真がいっぱい撮れました(本ページ下のほうにまとめました)。
これもシェアの時代がそうさせているのでしょうか。
これは、日本人に限らず、ほかのアジア人・欧米人も共通認識として持っているようで、みんなクリーンな写真を撮った後、大体すぐに別の人に場所を譲っているようでした。
みんなが高性能なカメラを手にするようになったことで、写真にまつわる習慣もどんどん変わっているのかもね。

・・・

余談
過去の旅行記と比較して思ったのですが、カメラを変えると写真のレベルが変わりますね。
1年前くらいから、ちょっとお高めの機種を使っているのですが、適当にシャッターを押しているだけなのに、ずいぶん良い感じでとれるなという印象です。
それに比べて、スイスに行ったときは、アウトドア用のカメラで写真を撮っていたので、だいぶ質が悪い。




私だけがばっちり写るよう、ガイドがほかの観光客をどけてくれました。
ちょっと恥ずかしい。






【カンボジア・ラオス】 旅は日常と(WiFiで)繋がりながら

久しぶりに海外旅行に行きました。
ラオスとカンボジア。
1日目からまとめての旅行記を描く時間はないので、軽くコラム的に気づいたことをまとめていきます。


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カンボジアで、久しぶりに1日ツアーに乗ったのですが、ガイドが、カメラ・写真にすごく詳しいのが印象的でした。
撮影スポットは必ず押さえており、希望者全員の写真を撮ってくれる。
スポットのみならず、インスタグラムで話題になったおもしろ写真の撮りかた(例えば遠近法を使ってアンコールワットの尖塔の先をつまんでいる感じの写真を撮るとか)をバリエーション豊かに持っている。シェアさせてナンボ、シェアできる写真を撮らせるほど顧客満足度が上がる、って事なのかもね。
そして、観光バスに(シェア用の)WiFi完備。
実際、女子の方々は多くはデジカメではなくスマホで写真を撮り、バスに戻ったらひとしきりシェアしてました。

そういえば今回、カンボジアもラオスも、ホテルに到着したらまずWiFiのアクセス方法を教えてくれた。昔は「WiFiなんて使いたい人は追加料金出して使え」的なスタンスのホテルも結構あったのにね。
まあ、ホテルにWiFiがあるのはありがたいです。街で見た気になったものとか、Wikipediaとか調べられるしね。
(例えば、シェムリアップ、第一印象は「物価が安い」でしたが、Wkipediaで一人当たりGDPが1,000ドル程度であることを知った後だと、逆に「物価が案外高いな」と、印象が変わったりするので、最近、旅にWikipediaは外せません)
10年くらい前(私が海外旅行に始めていった頃)は、旅行って、日常から隔離されるためのものでもあったけど、今は日常とつながりながら楽しむものに変わったんだなー、と言う印象。


トランジットで寄ったハノイの空港もWifiフリー
このバインミー目当てにベトナム航空使いたいと思うくらい、クオリティ高かった。
(ベトナム航空のヘッドレストが全然体に合わないのが難点だけど)

先のバインミーを食べた店はここです。ご参考。



ラオスの街中のカフェ・ゲストハウスもWifi完備をうたっているところが多かった。


トランジットで寄ったホーチミンの空港もWifiフリー
ベトナムの空港の食べ物レベル高い。