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2007年12月27日木曜日

[読書感想]上級の時間術

「新書はメモがわり」。
最近ちょうど同じ事をしていたので、新しい話ではなかったが、こういう一般書にも書いてあると、自分がしていることがあながちおかしいことじゃないとわかって、後押しされる。
ビジネスマン行動規範系の本というのも、細分化していくと色々なジャンルがあるものだ。結構ビジネス書を読んできたつもりだったけど、「時間管理」というジャンルは、あまり読んで無かったかもしれない。

※以下はレビューとはいえませんが
この本は、超攻撃的に速読してみた。「ここが読みたい」と目次からマーキングしたところしか頭に入らなかった。まあ、社会人の読書ってのはこういうものかな。

[読書感想]ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

2007
筑摩書房
梅田 望夫


ITのインフラはここ数年で激変した。それによって人々の働き方の可能性も激変した。
このような状況下で、どのように働くか一例が示されている。

大共感なのは、周りのプログラマに比べて、梅田は「没頭の度合いが中途半端」だと言うところ。プログラムに限ったことではないが、私も何かに没頭しまくれるタイプではない。
そこで梅田が選んだのは、何か一つのプロフェッショナルになるのではなくて、自分の総合性を活かす働き方。梅田はそれを「けものみち」と呼んでいる。(なんで「けものみち」と呼ぶかは他の方のレビューを参照してね。)

「けものみち」か。なかなか面白い考え方だ。私も方向的には「こういうのいいな」と思う。問題は、どう自分なりの「けものみち」を作るかだ。

[読書感想]脳の中の人生

2005
中央公論新社
茂木 健一郎


茂木のエッセイ集。茂木の著作は、どれもタイトルが良い。

面白い話がいっぱいあったのだけど、その中の一つだけについて書きます。

茂木がヴァカンスで数日間何もしないでのんびりしていたら、社会生活の中で忘れていた若い頃の夢や野心がわきあがってきた、と言う話。
脳の中ではゆったりと過ごすことではじめて湧き上がるプロセスがあるという。なので、外面上は何もしていないようでも、脳の中で劇的な変化が起こることはあるというのだ。
今までは、こういう現象は全部、社会心理学的な抑圧・開放論で捉えていたのだが、こういう見方もあったのね。やっぱ、新しいジャンルの勉強は面白いな。

そっか、と思ってあわてて年末年始に海外旅行入れてみました。

[読書感想]すべては脳からはじまる

中央公論新社
茂木 健一郎

茂木のエッセイを新しいものから遡って読んでいっています。

学者が書いたエッセイと言うと、昔は河合隼雄が面白くてたまらなかった。しかし今は茂木の方が面白い。

河合の著作は、職業柄か、基本的には悩んでいる人向けだ。
茂木はその点ではニュートラル。特別悩んでいる人を対象にしているわけではない。
今、私にさして深い悩みが無いということもあって、こういう著作のほうがフィットするのかな。「心理学はとりあえず勉強したから飽きた」と言うことだけでは無いと思う。

本書全体を通して特に何か主張があるわけでは無いので、面白かったところを一つピンポイントで抜き出します。
「イギリスでは、どんな小さな集落にもパブがあって、文化的なインフラになっている。だからイギリス人は村に住むという選択肢を真剣に考える」と言う話。
日本の、若者向け文化的インフラって何かな?