近年、体力の下り坂における調整関係の話が何度も登場してしまう。 一旦関連記事をまとめます。
【4観点評価2025】 運動をする、本を読む、文章を書く、人と会う
| 鹿がたくさんいる奈良 |
奈良。日を追っての旅行記をかけるかはわからないので、全体の振り返りを先に書いておきます。
<旅行のテーマ>
奈良は面白かった。
ここ2年の国内旅行としては、この奈良と直前の吉野ヶ里がNo.1と2。
47都道府県塗り潰しというこなしが終わって、また興味があるところに旅行できているのが良いのかも。
一昨年くらいから思っていたけど旅と数値目標は大体相性悪い。
その前も含めると、やはり山は自分の興味から行っており面白かったし、今の気持ちとしても都市や歴史など難しいことより本当は自然に行きたい気持ちはあるのだが、脚が不調で山奥まで行ける気がしない。
<鹿、日の光>
奈良公園、随分鹿がいる(修学旅行で来たことあるはずだが、大仏くらいしか記憶残っていない)。
私は基本的に動物は怖いと思うことが多いので想像もしていなかったが、鹿に囲まれていたらテンションが上がってきた(毛繕いをしているから、撫でてみるとベトついている奴もいる)。
あとは奈良公園、平城宮跡、唐招提寺あたりずっと屋外で天気も良くめちゃ日焼けした。
先に「本当は自然に行きたい」という話を書いたが、大自然ではなくこのようなぬるい自然要素でも活力が出る(結果面白かったと感じる)一因となっていそう。先日の佐賀も、都市部よりは吉野ケ里のような自然が多い所のほうが気分良かった。
<早朝出て晩帰る>
今回は2泊3日だが、初日早朝に出て最終日夜遅く帰るスケジュールにした(行きに関してはフライトがそれしかなかったからだが)。
最近旅行の快適さを追ってしまい、国内に関しては疲れすぎる(前後の生活に浸食する)スケジュールを組んでいなかったが、これはこれでやれること増えるな。疲れるけど充実感はある。またやっても良い。
<その他、ロジスティクスメモ>
・ ベースウェイト4.8kg。宇都宮あたりは3.9kgだったのと比べると重い。服が決まらないのと、ホテル連泊で中日(なかび)は荷物を置けると言うこともあり迷った物は持ってきてしまった。担いで回ったところもあるけど、このくらいの重さなってくると疲れる。途中でコインロッカーを使いたくなる。実際、国立民族博物館と平城宮跡ではコインロッカー使った。
・ 昼の気温は25~29℃くらい。これくらいだとやはり半袖がある方が良い。
| 万博記念公園・太陽の塔 |
| 万博記念公園駅 |
| 万博記念公園 |
| 太陽の塔 |
| 太陽の塔 |
| 太陽の塔 裏側 |
| 太陽の塔 内部 アフリカンなテイストの展示物 |
| 太陽の塔 内部 |
| 生命の樹 一種のインスタレーション (太陽の塔内部) |
| 生命の樹 |
![]() |
| 生命の樹 |
![]() |
| 生命の樹 |
![]() |
| 生命の樹 |
今回のメインは奈良ですが、伊丹空港Inで、1970年の万博記念公園(その中にある太陽の塔、国立民族博物館)に寄ってきた。主に太陽の塔の話を書きます。
<伊丹→万博記念公園>
伊丹空港からモノレールで移動。空港駅から20分程度の、万博記念公園駅下車。
駅から公園への通り道からららぽーとが見える。
最近日本中ショッピングモールだらけだよな。
公園の入場料、550円。
<太陽の塔>
・ 入場料、740円(公園の入場料とは別に必要)。
・ 想像より大きい。
・ 裏側にも絵が描いてある。裏側から見てもかっこいい。
・ 塔の中、一階はアフリカのお面のような物が。岡本太郎も異国の文化からインスピレーションを得て作品を作ったのがわかる。
・ 太陽の塔内では、生命の樹という芸術作品が塔の上に向かって伸びている。期待以上の内容。一種のインスタレーション。岡本太郎の小さい作品だけ見てしまうと、なんかジョアン・ミロやピカソオマージュみたいな物が多いように思ってしまっていたが、これは全然別世界だと思った。
・ 見て分かったけど、チームラボの製作者とかもインスピレーション受けていそう。展示全体の雰囲気とか、刻々と変わるライティングとか。
・ 1階以外で写真を撮りたい場合は、撮影する権利を金で買う必要がある(500円払うとその証としてスマホホルダーをレンタルでき、そのホルダーに入っているスマホからのみ撮影可能)。このような、入場料とは別に写真撮影の権利を売っているビジネスは初めて見たような。上手い商売なのかはわからないが、確かに上に行くほど写真撮りたくなる空間が出てくるので課金した人は納得できるとは思う。特に太陽の塔の腕の部分なんかはなかなか面白い。私は課金していないので写真は1階と外観のみ。映える権利を金で買って、その期待以上の内容にテンション爆上がりしている若い女性もいた。
・ 課金していないのに写真撮影しているジジイもいて、若い係員に注意されていた。同ジジイは最初、写真なんか撮ってないよとしらばくれていたが、その場で画像チェックされ、画像消去させられていた。課金している人が周りにたくさんいるから黙認するなという指示なんだろうが、大変そうな仕事。現場の負担が大きそうなシステム。
・ 見学者の9割日本人。確かに他国の過去の万博会場跡地なんてさほど興味はわかないかも。私もよその国の万博会場なんてほとんど知らない。大阪中心部からも遠いし。(この後大阪市街地も行ったが、そこは外国人だらけだった)
・ 私が関西に住んでる時にこれに気づかなかったのはなぜだろうと思っていたが、その頃はまだオープンしていなかったらしい。2018年に生命の樹を修復して、オープンしたとのこと。
全体として、56年も前にこんなインスタレーションあったんだ、ということに感心した。
<万博の見所・ハリボテ感>
ところで、2005年の愛・地球博は開催中に見に行ったが、全然私のツボを突いてこなかった。むしろ20代の目の肥えていない私からしても全体的にハリボテ感があり、全然良いと思わなかった(この経験があったので正直2025年の大阪万博に行くことは一ミリも考えなかった)。万博のパビリオンは一時的にしか使わない前提だから、ハリボテ的にならざるを得ないとも思っていた。しかし、太陽の塔は全然レベル感違うかも。当時気づかなかっただけで、もしかして愛・地球博にもこれに匹敵する見所あったのかな。一番の目玉みたいなものがあったとしても、大行列のためスキップしていた可能性はある。
<国立民族博物館(ほぼ素通り)>
その後、同公園内にある国立民族学博物館にも行ったが、閉館時間も迫っており、順路通りざっと歩いたレベルで終わってしまった。見る物いっぱい。すごくインスピレーション湧きそうな場所。また行ってみたい気もするが、現実問題中心地から離れたここにまた来るかはわからない。
入場料、660円(太陽の塔に入場したことによる割引価格)。
見学者ほぼ日本人。
万博記念公園の感想は以上。
この後、電車で奈良に移動した。
奈良は面白かったので、その話もできれば書きたい。
| 奈良旅行は一世代前の靴(Pegasus40)に戻した |
数年前から、ジョギングシューズが古くなってきたら街歩き用に下ろす運用をしており、主にナイキのPegasus37, 38, (一つ飛ばして)40などを使ってきてずっと調子が良かった。
しかし、最近(といっても4ヶ月前くらいか)街歩きに下ろしたナイキPegasus41が、街歩き用としてはなんかフィットしないような。
最近右膝が痛いのがこれに起因している可能性も感じる(特定できてはいない)。
この問題について、まだ仮説段階だが多少考えたので書いておきます。
(つまりこれだという結論が書いてあるわけではないので、ご理解の上お読みください)
Pegasus41はランニングシューズとしては過去最高レベルで私にフィットしたので、街歩きも快適にできるのではと期待していたが、ウォーキングシューズとしてはダメっぽい。
足裏足回りのフィット感はあるので最初は気づかなかった。しかしこれを街歩き用にしてからなんか脚が調子悪い。
何が原因なのか、仮説は4つあって、
仮説1.底が分厚すぎて接地感覚が無い
経験上ある程度クッション性はある方が良い(※1)のだが、これはもしかすると分厚すぎるかもしれない。地面の感覚が薄すぎる。
仮説2.ランニングに最適化されたソール
ランニングシューズは基本的に前に進むための構造になっている。つま先側とかかと側で高さ大分違うし、つま先側とかかと側で素材が違ったりする。これが強いと今までとは力の入り方などが変わってくる。ただ立っている時や、博物館での動き(横に歩いたり立ち止まったりを繰り返す)なんかは、この素材の違い等がプラスにはなっていない可能性感じる。
仮説3.体重移動のガイドが過剰
Pegasus41は体重移動が内側にガイドされる(※2)。このガイドにより、膝も若干内側に入る。
私は昔から体重が外側に行ってしまう癖がありそれが捻挫の原因にもなっていたので、多少内側にガイドしてくれるのはジョギングシューズとしては好感触だったのだが、街歩き用としては過剰なのかもしれない。
仮説1~3の要因により、足裏の焦点が全く合わず、脚が常に重心を探してしまう(ような気がする)。
仮説4.加齢以外の原因など無い(※3)
仮説1~3とは観点が全然違うというか、これらを全て覆す内容だがこれもあるかも。偶然靴を替えてしばらくして痛くなっただけで、加齢により(調子の波はありながらも)足が劣化していっているだけかもしれない。
その波があるので、条件を変えて問題の切り分けを試みても訳がわからなくなる可能性はある。
まだいずれも仮説段階ではあるが、総じて走らないのであれば(電車の中でただ立っていたり歩く時間が長いなら)、ソールに複雑な工夫がなされていない素直な靴の方が良い可能性は感じる。
実績のある靴に戻してしばらく様子見るか。
13カ国旅するのに問題なく使えた1世代前のPegasus40を一応とってあったので、それに戻したら不調も改善した気がする(スッキリ治ってはいない)。先日奈良にもこれで行ったが、悪くはない。
ただこの靴はもうすり減っているし靴底も硬くなっており快適さは落ちている。
新しい靴を買っても良いとは思ったが、以下の理由により一旦自重している。
・ やたらと物が増えるのが嫌
・ トライアルの初手で金を使うのを癖にしたくない
・ 上記仮説4を考慮すると、今までに無い新しい条件でトライアルをしても余計に根本原因がわからなくなりそう
ということで、まずは今持っている物の範囲でトライアルして、よりはっきり何かわかったら次の対策を検討(&ここに追記)しますわ。
※3)
泳ぐと普通に肩関節が痛い日もあるしな。靴とか関係なく、関節は当然加齢とともに劣化していくだろう。
追記)
最近までほとんど気にもとめていなかったが、街中に杖をついていたり足の悪そうな人はたくさんいる。年をとればそういうリスクは当然あるんだろう。
ーーー
追記 2026/6/28)
・ 街歩きでPegasus41を使わないようにしたところ、やはり改善しているような。街歩き用に靴が下りてこなくなったので、やはり新しいの1つ買うか。
・ 平地を走るorトレイルは脚が痛いので、ジムで上り坂(ランニングマシンで傾斜)を走る&エアロバイクで運動した。運動不足感は無くなってきたけど、これは全く面白くはない。山行きてー。
先日奈良に行ったのだが、前回の旅での食べ過ぎ&帰宅後運動で消化しきれない問題(以下記事)
があったので、今回は多少食事に気を遣った。その感触等を書きます。
結論をまず書くと、
・ 旅行と断食は全く相性が悪い
・ 旅行中は食事のコスパをボリュームではなく体験量で考える
です。
まず今回は、「朝から現地に到着するまでは何も食べない」を試してみた。これの感想としては主に以下3点。
(1) 思考力・判断力落ちる
前日夜から食べる量を減らして、当日朝は何も食べずにまず羽田空港到着。
羽田空港で時間ができたので帰りの電車の予約を試みたが、腹も減っており、どの電車にするか、色々考慮に入れて考える気力が出ず、雑に適当に決めた。
空腹状態だと、エネルギー切れで、基本的には思考力・判断力無くなる(稀にゾーンに入ることもあるが話が変わるので、記事最後に参考として記述)。
旅は判断・意思決定の連続なのに、その精度が低い時間が長くなってしまう。
あと観点が違うが、空港というのは大事なものを出したりしまったりするので、この点からも集中力がない状態で動くのは気持ち悪い。
(2) 旅の構想を思いつかない
(1)から派生しているが、現地に向かう移動中も「ここに行ってみよう」みたいなことを思いつくはずだが、上述の通りエネルギー切れ・思考力低下により、あまり思いつかない。基本的にはチャレンジングなことをする気が無くなる。
(3) 感想を思いつかない
これも(1)から派生して、思考力が落ちているようでは旅の感想もあまり思いつかない。
旅行で食事を制限するのは、単純に現地料理を食べられないという機会損失だけでなく、空腹状態で色々見ても自分の頭が動かず何も思いつかない・受け取れない(=旅の密度が薄くなる)という機会損失も大きい。思考力判断力が無いというのは、ある意味酔っ払っているのと同じ。
(ちなみに今回は、伊丹空港で食事をとり、大阪でも買い食いをして、どんどん体力が復活してきた。それに伴い思考力も復活した)
ということで、やはり旅とダイエットは全く相性が悪い。
旅行で食事を制限するのは基本的にはダメ。
では何なら良いのか。
これなら良さそうという一つの考え方は、旅行中の食事をボリュームに対するコスパで考えず、経験に対するコスパで考えること。
奈良では基本この考え方で動いた。
例えば、
・ 様々なバリエーションを食べるために、ハーフサイズなど小さいサイズを選ぶのは良い。ボリュームに対するコスパは悪いので満腹になるまでの費用は大きくなるだろう。しかし効用・学習効果に関してはその方がコスパは良いと割り切る。
・ 同じ物を大量に食べるのは控えても良い(=大盛り、替え玉系はやめる。同じものを大量に食べても限界学習効果は逓減するから)。
・・・とわざわざ書いたのは多分初めてだが、昔から大体このような考え方で、各地で経験重視で食べてきた気はする。
この方針なら旅行中腹一杯になるまで食べるのも仕方ない、というのが現時点の結論。
これもダメとしたらもう旅行の意味薄い。
この基準で店を選ぼうとすると、一膳飯屋のような店ではなく居酒屋(少量多種注文できる)みたいな場所が候補になってくるが、酒(昨今あまり飲みたくない)を飲まないとおさまりが悪い場合もあるし、おひとり様ウェルカムムードがあるか入ってみないとわからない場合もあるので、まだまだ現地で判断に迷うことは多そう。その判断を毎度毎度するのが旅行の面白さでもあるからまあ一旦いいだろう。
参考)
空腹によるゾーンについて。
軽い(基本18時間程度~Max25時間)ファスティングを何度か試したことがある。空腹時間を延ばすと急に集中できるゾーンに入ることは確かにある(ただずっとは続かない。ゾーンとエネルギー切れを行ったり来たりする)。ただそのゾーンの時の思考・判断というのは何か平常時とは違う気がする。となるとこれはある意味酔っ払っているのと同じ。空腹によるゾーン時の自分の思考・判断は信頼していない。
ーーー
関連記事)
経験でコスパを考える話
【エストニアD1-1:タリン】 手札が悪い時は勝負を見送っても良い
限界学習効果の話
| シシリアンライス |
| 嬉野紅茶 |
| 佐賀県庁舎最上階の展望レストラン |
佐賀で食べたシシリアンライスの話を簡単に書きます。
<県庁舎&展望台>
佐賀県庁舎の最上階に展望台とレストランが付いている。この構造、熊本と同じだな。
この日は曇っており残念ながら遠くはかすんでしまっていた。でも長崎側の山がぼんやり見えて、今度は長崎側と佐賀を陸路で動いてみたいような気もしてきた。
旅に行くと、「次はこっちに行ってみたい」というのがどんどん増えてくる。
<エッジで刺してくれ>
その県庁舎のレストラン。
50人くらい入れそうな店だがお客さん私だけ。
先に紅茶が来た。嬉野紅茶。普通においしい味。
嬉野はお茶の産地らしく、佐賀県内の他の場所でも嬉野茶は売っていた。
食事としては、佐賀のご当地B級グルメらしいシシリアンライスを食べた。
ご飯の上に焼き肉、卵、サラダが乗っているような食べ物。よそで見たことがない、なかなかエッジが効いた名物料理。
具は、レタス、水菜、トマト、揚げた蓮根、海苔、肉、卵。
肉には焼肉のタレみたいな味がついていた。
混ぜて食べる。
正直、私の好みの味ではないだろうと思いながらも注文した。
旅行ではシンプルに美味しいものを食べたいというのもあるが、変わった食べ物を「エッジで刺してくれ」という気持ちで食べることもある。むしろそれも多い。エッジが効いている方が記憶・心に残る。想像できる物、想像通りの物は記憶・心に(あまり)残らない。
粗く言い直すと、これも思い出作り。
もっとも、シシリアンライスは食べてみると案外まとまった味ではあったが。
シシリアンライスと紅茶で1,820円。
ーーー
追記)
その後、スーパーにサラダ太巻きなる食べ物が売っているのに気づいた。これも味の組み立ては似たようなものか。
| 吉野ヶ里遺跡 |
| 吉野ヶ里公園駅 |
| 駅から歴史公園までは案内多数。まず迷うことはない。 |
| 歴史公園への案内 |
| 歴史公園への案内 |
| 駅から公園の道 弥生感があるような |
| 歴史公園への案内 |
| 歴史公園への案内 |
| 吉野ヶ里遺跡 |
| 吉野ヶ里遺跡 展示物 |
| 吉野ヶ里遺跡 展示物 |
| 吉野ヶ里遺跡 物見櫓。登れるのもある。 |
| 吉野ヶ里遺跡 物見櫓の上から |
| 吉野ヶ里遺跡 環濠集落の囲い |
| 吉野ヶ里遺跡 竪穴式住居 中に入れるもの多数 |
| 吉野ヶ里遺跡 |
| 吉野ヶ里遺跡 高床式倉庫 |
| 吉野ヶ里遺跡 高床式倉庫内 |
| 吉野ヶ里遺跡 古墳 |
| 吉野ヶ里遺跡 展示物 |
| 吉野ヶ里遺跡 |
| 吉野ヶ里歴史公園 キャンプ場が入っている |
| 吉野ヶ里歴史公園 |
| 吉野ヶ里歴史公園 スターバックス隣接 |
| 吉野ヶ里遺跡 |
| 吉野ケ里歴史公園 レストラン 猪料理 |
| 吉野ケ里歴史公園 レストラン ほうとうの器が弥生土器風 |
| 吉野ケ里歴史公園 レストラン 比較的新しい設備 |
先日、佐賀・福岡に行った。
全体的な旅行記は書けそうにないので、ハイライトだけ書くことにします。
まずは吉野ヶ里遺跡の話。
前日、佐賀駅近くのホテルに泊まっていたので、そこから電車で吉野ヶ里歴史公園へ移動。
(佐賀駅からは電車10分強+歩き10分程度でアクセスは簡単。電車は30分に1本程度なので、時刻表は見ておく方が良い)
車窓から景色を見ると、前日は天気が悪くわからなかったが、佐賀も吉野ヶ里あたりも、小高い山に囲まれた地形っぽい。まあそれを言ったら日本は山だらけなので、関東や北海道の大きい平野部と沿岸部以外はほとんどこんな地形だとも言えるが。
最寄りの吉野ヶ里歴史公園駅で降りたら、田園、田畑そしてその向こうに山が見えて、早くも雰囲気出ている。
駅から公園への道は稲穂(なのか?)がいっぱいで弥生時代感が出ているような。これって演出なのかな。周辺が全部こうなっているわけではないけど。
演出だとしても、駅から吉野ヶ里公園にたどり着くまでの散歩だけでなかなか充実した気持ちにはなった。
<吉野ヶ里遺跡 感想>
展示も再現された遺跡も豊富で、勉強になる。
私が吉野ヶ里遺跡を総合的に解説することはできないので、気になったこと、感心したことを羅列しておきます。
・ 発見されたのは割と最近
まず驚いたのが、発見されたのが1986年、そこから発掘され、ニュースになったのが1989年ということ。教科書に載ったのはそれ以降。私は学校で吉野ヶ里遺跡を習った記憶あるけど、少し上の世代は習っていないと言うことか。上の世代の認知度はさほどでもないのかも。
・ ゴージャスな復元の仕方
当時の集落が大規模に復元されている。ものすごくゴージャスな復元の仕方。竪穴式住居が何十個単位で残してある。物見櫓もいくつもあり、一部は登れるようになっている。国内でこれほどの規模に復元されている古代遺跡なんて初めて見たような。
・ 大規模な集落
大規模に復元してあるからこそ、大規模な集落だったと言うことも体感できた。
大規模な集落で、権力構造・富の集中もあったと理解した。昨年行った登呂遺跡は原始的部族社会のに近そうだったので印象違う。ちなみにうちの近所も(先日地元の歴史資料館で見た)弥生時代は原始的部族社会に近いようだった。弥生時代と言っても、日本中一様ではない。
・ 埋もれた他の遺跡もあるのでは?
これほどの遺跡が、団地を建てるための事前調査で偶然見つかったらしい。(あくまで想像だが)もしかすると、実際は日本にはもっと見つかっていない大きい遺跡ってまだまだあるのではとも思った。だとすると、昔の日本は(というか世界中だけど)今習っている古代史とは全然違った姿だった可能性だってあるよな。
・ 古墳もある
「古墳は古墳時代のみ」ではなく弥生時代にも古墳はあった。教科書で歴史を勉強すると、時代がどこかできっぱり区切られているし、後からつけられた説明はどうしても整ったものになるが、人間の歴史は本当はグニャグニャしたものなんだよね。
・ 時代区分のネーミング
「弥生時代」というのが、(私にとっては)名前から社会構造がパッと連想できないネーミング。弥生土器は出土される物の代表かもしれないが、社会の構造などを象徴する一番的確な物なのかな。
縄文、弥生、古墳あたりは、偶然出土された代表的な物や構造物がネーミングの根拠になっている。その後の、中央政府の場所を時代名としている飛鳥時代以降~江戸あたりとは名前の付け方の考え方が違う(さらに明治以降は考え方が変わる)。このあたりもなんか頭がこんがらがる原因。
<吉野ヶ里遺跡 その他>
・ 遺跡だけでなく、周りが公園になっている。
・ 北側・西側はキャンプ場になっている。スノーピークが運営しているらしい。とても快適そうなキャンプ場。近くに住んでいたらここでテント泊のトライアルとかしやすそうだし、吉野ヶ里でキャンプとは風情がありそう。
テントは1張だけ張ってあった。コテージのような建物も見えたので、多分借りられるのかな
・ 有料エリア外だがスターバックスやレストランもある(西側のキャンプ場の目の前)。一度スターバックスなどに行っても、吉野ヶ里遺跡公園に再入場できる。
<観光客>
・ 老若男女、観光客まあまあいる。公園は広いので人口密度は低く混み合ってはいない。
・ 遠足の小学生たくさん。班別行動をしているところもあれば、ガイドさん付きで団体行動しているところもある。
・ 外国人わずか。吉野ヶ里に限らず、佐賀では外国人旅行者あまり見ない。
<暑い>
1ヶ月前福島まだ冬だったのに、佐賀は完全に夏(外気温32℃)。国内って多様だよな。
最初「日本の夏は良いな」くらいに思っていたが、暑いせいか途中から頭止まってきた。あまり感想が出てこない。この後熱中症のようで頭も痛くなってきた。
現実的には何度くらいまでなら十分見学して感想を思いついたりできるのだろう。この日は服装の失敗により長袖・長ズボンだったので、あまりテストにはならなかった。半袖短パンで32℃なら再チャレンジの余地あるかもしれない。
<吉野ヶ里遺跡 レストラン>
順番が前後するが、遺跡見学の前に入った併設レストランの感想。有料エリア外だが、多分公園と同じ運営母体と思われる。
11時10分頃入店。多分150人くらいは収容できる店だが、お客さん私だけだった。昼食には少し早いにしても空いてる。
多分公園がオープンした2001年以降にできたと言うことだろう。最新の設備ではないが、「地方&有名観光地」という条件から想像するような高度経済成長期に資本投下され償却しきった設備(例えば一昔前の熱海)とは全然違って新しい。
メニューも、地元の品を使った料理が多数あって気が利いている。
私は猪料理を注文。多分猪なんて30年以上ぶり。
猪は佐賀県産らしいが、多分これが佐賀の名産品というよりは、弥生時代の人たちが食べていたであろう獣を使って、当時を(軽く)再現した料理ということかな。
猪の炙り。味はやはり豚に近い。昔食べた猪肉はガシガシに硬かった記憶あるが、ここで食べたのは割と脂が乗っていて食べやすかった。ほうとうもついてる。これも弥生時代を(軽く)イメージした料理ということか。弥生土器風の器。とっても美味しい味。これにも猪が入っていた。セットで2,600円。
<まとめ>
全体的にとても面白かった。
やはり世の中見るべき物はいくらでもある。
遺跡自体も勉強になるが、キャンプ場やスターバックスとセットで公園にして残しているというのもなんか意外で面白い。
知らないことを知るのは大体何でも面白いよな。
ーーー
追記1)
昔、佐賀県には何もないという歌を歌ってる芸人がいたけど、あれ良くないよな(実際知らなければ何もないイメージを持ってしまう)。これほどの見所を擁しながら。
追記2)
三内丸山遺跡(縄文時代の遺跡)にも興味がわいたが、調べたところ連日熊が出没しているらしい。近くの小牧野遺跡に至っては熊出没のため臨時閉園中。そういう世界か。他にも行きたいところがたくさんある以上、今突入することはないかとは思ってしまう。