2026年10月18日日曜日

【ポーランドD2-4:クラクフ】 モメンタムは賞味期限の短い資源

(長くなってきたので、ひとつ前の記事を2つに分けました。)

前エントリ
【ポーランドD2-3:クラクフ】 節約は物価が高いところで(クラクフ旧市街)

の補足です。

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この時、もう一度海外行く可能性を検討しており、このように「次行くとしたらどこか」を旅の途中で考えていた。当時の考えを残したくそのまま書いたが、結果としてはこの後海外には行ってはいない。

旅の途中は興奮気味なのか「なんとかもう1回行きたい」と考えていることは多い。しかし一度帰国するとモメンタムがごっそり無くなる。これを何度も繰り返していた。もしかすると、モメンタムを「賞味期限が短いが価値ある資源」としてもっとうまく使う方策はあったのでは。実際、このサイクルはわかってきていたので、最後の旅行では帰国前に次の航空券を買ってしまう案までは考えていたのだが、旅先で次の旅程を組むことに時間を使うのはもったいないし、疲れているし、それはそれで落ち着かない、モメンタムだけでやたらと金を使うのも誤り、などの理由でやめた。

今後のアクションとしては、もう少し無理のないモメンタム活用方法を考えて、一度試す価値はあるかもしれない。

【ポーランドD2-3:クラクフ】 節約は物価が高いところで(クラクフ旧市街)

恵みのトイレ

旧市街、花が結構咲いてる

旧市街、城壁

旧市街

旧市街の花

市場広場の前 馬車がたくさん

市場広場 ヨーロッパで一番広い広場・・・なの?

市場広場 鳩がたくさん

ピエロギ屋

ピエロギ屋

ホワイトボルシチとピエロギ

ピエロギ屋

1年前のポーランドの話ですが、もう少し書いておきたい気がするので、できるだけ書きます。小出しになるかもしれないですが。

以下エントリの続きです。

【ポーランドD2-2:クラクフ】 口が切れそう(コーシャ)


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ユダヤ人街を見ていただけで夕方になってしまった。

まだまだ歩き回ってみたいところだが、今日中にクラクフ旧市街もざっと見たいので移動。クラクフは最初はアウシュビッツ見学の拠点とだけ考えていたのだが、調べてみると見どころいっぱいある。


<トイレの近さ>

昨日酒を飲んだからなのか、連日歩いているためグリコーゲン不足で水分をホールドしなくなっているのかよく分からんが、異常なトイレの近さ。

今日で日本を出てから14日目。そういえば、去年も日本を出てから14日目くらいのタイミングでリスボンで驚くべき頻尿になったよな。数日で元に戻ったような気もするが。これどうにかならないのかな。これが怖くてバスツアーとかに乗れない。

とりあえず旧市街の手前で恵みのトイレがあって助かった。トイレ使用料、約80円。


<旧市街>

ユダヤ人街から10分くらい歩くと旧市街に入った。

季節がいいのかもしれないけど、旧市街の街中はいろんな種類の花が咲いていて、とても良い雰囲気。


ユダヤ人街はシナゴーグだらけだったが、旧市街に来ると立派なカトリック教会とかがある。

クラクフの街はユダヤ教キリスト教混在。

カトリックの教会などを流し見しつつ市場広場まで歩いた。

(教会のぼんやりした感想もあるけど、頭が飽和しているようで、メモを見返してみるとヘルシンキ・タリンあたりから同じ事が頭をグルグル回っているだけなので省略)


市場広場はヨーロッパの旧市街で一番広いという触れ込みだけど、本当かな。言われてみれば見た中で一番広いような気もするするが、直感めちゃ広いという印象では無い。真ん中に織物会館という建物があるので、見渡せるのが半分だけでありさほど広く見えないが、実際は倍あるってことか。

鳩がたくさんいる。お菓子を使って鳩を集めている少年が2名いた。商売をしているようには見えなかったけど、誰かに雇われて間接的に何かのビジネスに貢献しているのかな。ただ遊んでいるだけだとしたら金(菓子代)がかかって大変そうだが。

市場広場の前には、たくさんの馬車が止まっている。御者は全員女性。なんか名物なのか。


さらに歩いてバルバカンなどを見た。

(このあたり、メモが飛んでおり今となっては思い出せないので詳細省略)


<夕食>

ファーストフードのようなピエロギ屋に入った。

夜遅くなってきて、レストランがどんどん閉まってきて選択肢が無く、2日連続ピエロギになってしまった。

ちなみに、ピエロギ屋はGoogle map上「点心店」と表示される。確かにな。


・ ピエロギ

1,000円。ひき肉ではなく、刻んだポークナックル。餃子と同じで中に詰めるものは結構何でもありっぽい。他にもエビとかチーズ系とかもメニューの中にはあった。


・ ホワイトボルシチ

400円。飲んだことない味。飲みにくいことはなく、美味しい。どう作られているのか、私の舌ではほぼほぼ分からなかった。特定できたのはセロリ。どういう食べ物なのか帰ったら調べてみよう。

このスープは具が少なめでいかにも軽食という感じだった。

このダンプリングとボルシチの組み合わせはタリンと一緒か。


飲み物合わせて1,700円。


選択肢が無くファーストフードで済ませてしまった。昨日の店の半額くらい。ただポーランドは元々物価が安くて節約したところで効果(支出の絶対額の削減)は薄いので、こういう軽食みたいな店ではなくて、本当のレストランで食べる方が満足度は高い。節約は物価が高いところでするのが基本。


昨日のワインとかおいしかったので、本当はもっと酒を試してみたいが、酒を飲むと体調が崩れるので、この辺りからほとんどソフトドリンクしか飲んでない(この日に関しては翌日アウシュビッツ見学予定のため体力を残したかったことからも酒を飲む選択肢は考えなかった)。

甘い飲み物も好きで無いので、昼はコーヒー、夜は炭酸水ばかりになってきた。


それにしても今日の観光(先に書いたユダヤ人街も含めて)は面白かった。タリンは頭の空白地帯にドットを打ち込むつもりで行ったのでそれはそれで良いが、やはりバックグラウンドの知識があるところの方がその場の面白さは上。

最後の一押し行くなら、背景知識があるところ中心にしようかな(つまり知識の無いところにドットを打つのは優先度下げる)(※1)(※2)


※1) 次のエントリで補足

【ポーランドD2-4:クラクフ】 モメンタムは賞味期限の短い資源


※2)

ドットの話は以下。

【エストニアD2-2:タリン】 空白地帯にドットを打ち込め


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クラクフの話は、本エントリではここまで。

ところで、1年以上前の旅行の話を試みで書いてみたが、書けなくはない。

以前(スイスの時)1年前の旅行記を書くのを試みたことはある。この時はろくな文章は書けなかったが、今回は割とかけるかも。

スイスの時は、単語 or 短い文章のメモしかなかったのに対して、今回は音声吹込みしたメモがあるのが主な違い。

旅を振り返るからこそ次の旅のテーマが出てくるところはあるので、サイクルを回す意味では毎度書くのが理想だが、時間が無ければ、初めからDetailを後に回すつもりで、PDCAを回すための振り返りだけを先にやるのも成り立つと感じる。ポーランドだけでなく、会津、吉野ケ里、奈良あたりも、メモは残してあるので書けないことはないかもしれない。

2026年10月17日土曜日

【本】 2005-2015面白かった本(著者・ジャンル)ベスト10(11年間)


前のエントリでここ10年で面白かった本を振り返りましたが、さらにその前の10年間(というか11年間)も振り返ります。

(前のエントリはこちら) 【本】 2016-2025 面白かった本ベスト10(10年間)

わざわざ1年足して切り悪く11年間(=2005年から)にした理由は、この年から働き始めたから。その前の学生時代とは読む本のジャンルが全く変わってきたのでここで区切った。

つまり、以下で挙げるのは働き始めてから1~11年目に読んだ本。

この11年は、仕事自体の忙しさに加えて、情シス・経理の資格勉強、英語の勉強に時間を使っていたり、転勤3回、引越7回(※1)で慌ただしく、そもそも本をたくさん読めた時期では無い。一方この頃、読書会開催・参加がマイブームで、おかげで読む本のバリエーションは拡張できた。ただ振り返ると、読書会で知った変わった本よりは、有名どころのベーシックな本が後々まで効いているような。


なおこの頃は主に紙の本を読んでおり、Kindleで辿れないというのもあり、(曖昧な)記憶も含めて書いている。順位も一応付けたけど、その時その時で面白かった本があるので、順位はご参考。

あと、著作では無く著者やジャンルでまとめる。今となっては、一冊一冊の本と言うよりは、著者・ジャンルで頭に残っているので。

まどろっこしいので全て敬称略。


1.大前研一

ビジネスマンってのはこういうものだという一つのロールモデルだった。著作としては「旅の極意・人生の極意」が一番面白い。旅に大幅に金を使って良いと思ったのはこれの影響も大きい。氏の著作の中でも自慢話が一番多い一冊なので、ファン以外はキツいかもしれない。ファンはこれでこそ「大前研一たまんねえ」となるわけだが。

なお近年の著作は得意の自慢話が少ない。中曽根康弘もマハティールもフィル・ナイトも俺の友達、みたいなのが読みたいんだけど。


2.勝間和代

私が興味があるIT機器を生活に取り入れているのが参考になった。今実際使っているIT機器・サービスで、氏を参考に取り入れた物はたくさんある。

なお、近年氏が「仕事より生活だわ」となっていったのも含めて影響を受けている。


1位・2位がマッキンゼー出身者になってしまった。こういうロジカルな思考法、数字で考える、みたいなのは私の頭にフィットはしていたと思う(頭のレベルでは無く、あくまで頭の使い方という意味で)。一方、私の本来的な興味関心の対象はビジネス一辺倒では無く、今思うとここまでの重みで読んでいたのはバランスは悪かった。過集中の癖が読書にも出ている。でもサラリーマン生活を生き抜くために、自然とこういうビジネス寄りの本を多く読んでいた。


3.ジャレド・ダイアモンド

30歳くらいまでは、読書としては仕事にダイレクトに効く本中心に読んでいた(この時間の使い方に関しては上述の通り色々反省がある)が、それが一段落して幅広く読んだ。その中で一番面白かったのがこの著者。「銃・病原菌・鉄」が有名だが「文明崩壊」「昨日までの世界」も面白い。「危機と人類」あたりは息切れを感じたがそれでも面白い。


4.斉藤孝

「座右の諭吉」「座右のゲーテ」「座右のニーチェ」「上機嫌の作法」「35歳のチェックリスト」前後よく読んでいた。

ただ、学者が書いた人生論というジャンルに段々興味が持てなくなり、段々下火に。


5.自己啓発名著

7つの習慣、ブライアン・トレーシーなどもこの頃読んだ。

「影響できることにフォーカスする」「物事の良い面に目を向ける」みたいなマインドセットは、20代後半に身につけた気がする(曖昧な記憶だが)。こう言うのは一長一短あるにしても、基本手筋として頭に入っているのは良いと思う。もっと早く読んでいても良かった。

なお、こういうアメリカ系の自己啓発というのは、基本のマインドセット・メッセージみたいなもののあと、後半「この手順を全部フォローすればあなたもできます」みたいな手順書になってくるのが、最初どういうスタンスで使えば良いかよくわからなかった。

手順書、チェックリスト、タスクリスト、ワークみたいなものは、アクションはとりやすいが、「あなたもできる」を全部真に受けて、著者のチェックリストを延々と完全フォローすると逆に苦しくなる。他人が作ったチェックリストを全フォローしてもダメ。「あなたもできる」はポジショントーク(実際成功するには知力・体力・センス・運等々が必要だが、それを言うと話がおかしくなるし、著者のセミナー等のビジネスとも整合しなくなる)。一通りやってみるのは良いとして、その後は自分の体験と頭をもってPDCAを回すのが、私的には良い使い方。


特に今となってはこういう考え方自体目一杯フォローしているわけでも無いが、当時は特にアメリカ系の会社に勤めていたと言うこともあり、本社(アメリカ)のビジネスマンがやっていること・言っていることの下敷きにこう言うのがあるとわかったのも良かった。その後読む数多あるいわゆるビジネス書の源流としてこう言うのがあるとわかったのも良かった(本当の源流はもっと遡れるのかもしれないがそのあたりはもう知らない。全部遡る気は今のところ無い)。


6.羽生善治

「決断力」「大局観」「挑戦する勇気」など。

氏は基本的に盤面上の話をしているのだが、参考になる考え方は色々あった。

・ 時間は有限、結論が出ていなくても決めるしか無いことはある

・ いくら時間をかけて読んでも無理筋だと気づいたら捨てろ

など。


7.為末大

向いてないならとっとと諦めろ、ってのが私が受け取った主要メッセージ。

現実的には未だにキレが悪いところはあるのだが、それでも経験に裏打ちされていない妄想と言っても良いような願望にこだわらないことの一助にはなった。


8.ロジカルシンキング系

これも仕事系。情報システムの仕事をしているのもあり結構読んだし、大いに役立った。こういうの(加えて上述の、大前、勝間、自己啓発)が無ければ、給料もさほど上げられなかったと思う。

ただその後の仕事・生活で、こう言うのには限界あるとも感じた。世の中MECEに分解すれば全部解決するって訳では無い。


9.その他知識系

ジャレド・ダイアモンド以外にも、限られた時間で一応読んだ。

ざっと記憶で振り返って面白かったのは、

・ 池上彰

・ 昭和史(半藤一利)

・ 失敗の本質、戦略の本質

あたり。しかし知識系の本ばかり読んでも、頭への定着やアウトプットにつなげることには限界があると思った。まず、イメージがわかないことを文字だけで読んでもすぐ忘れる(読んだタイミングでは理解できたと思っても)。あとは文章を読んで文章でアウトプットするというのがどうも私に馴染まない。

これが後の旅多め、経験体験重視につながっている。

過去に知識系の本も含めて読んだからこそ、旅で興味関心がわくわけなので全然良いけど。


10.他

あとはベスト9には入れられなかったけど面白かったのは、

・ 脳科学系

・ スマホ登場に伴う技術・社会革新系

・ 超訳ニーチェの言葉1,2

・ 仮説思考

・ 中谷彰宏

・ キングダム

・ バガボンド26巻,27巻

・ ちきりん、伊賀泰代

など。


以上、ベスト10でした。 前のエントリで挙げた(直近10年読んだ)本は、やはり自分が読んできた本という感触だった。しかし11年~21年前読んだ本(及び当時考えていたこと)を振り返ってみると、この頃の自分は若干別人のようでもある。大前研一みたいになりたい、ブライアン・トレーシーが言うように成功したい、みたいなのは今は薄くなっている。

本を読んだだけでマインドが変わったと言うことでは無い。むしろ本を読むだけだと、妄想と言っても良いような願望(大前研一みたいになりたい)が増えるばかり。本を読んで思いついたアクションを試したからこそ思考が前に進んだ(俺って大前研一じゃないかも)。妄想はアクションで消せ。

その時その時読むべき本があるだけでなく、その時その時やるべきこともある。

にしても、10年たてば若干別人のようになるのはわかったとして、もっと高速で自分を刷新する方法は何か無いのかな。やたらと「自分を刷新したい」みたいなのも、何かに扇動されたとち狂った願望であり、捨てる方が良い(検討の余地がある)読み筋なのかもしれないが。


※1)

2016年以降も転勤1回/転職1回で2回引越しているので、働き始めてから9回引越している。


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追記) 精神統一技法としてのブログ

久しぶりのブログだが、やはりブログを書くのは心が整う。前のエントリは直接PCで、本エントリはPomeraで9割がた書いたのだが、Pomeraのほうが断然整う。昨今一番効く精神統一技法かもしれない。


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過去の年別面白かった本ランキング。

2026年9月17日木曜日

【本】 2016-2025 面白かった本ベスト10(10年間)



過去10年間で面白かった本ベスト10をまとめます。

1.反脆弱性(ナシーム・ニコラス・タレブ)
この10年一番繰り返し読んだ。「身銭を切れ」も面白い。運動など無理気味に身体に負荷をかけた時により強くなって復活するという意味での、身体的な反脆弱性は年齢的にも限界を感じるが、幅広く経験をしてその中から良い知見を手に入れるという意味での反脆弱性(バーベル戦略)はまだあると感じている(※1)。
「ブラック・スワン」「まぐれ」も面白かった記憶があるがKindle版が無く(紙の本は字が小さすぎて)、もう一度読むのはちょっと無理。ぜひKindle版出してほしい。

2.書くことの不純(角幡 唯介)
著者別で言うと、この10年で一番読んだのは角幡氏の著作。その中で一番面白かったのはこれ。他の著作「そこにある山」「新・冒険論」「43歳頂点論」「狩りの思考法」など、大体どれも面白い。昨今の経験体験重視、自力・手触り重視の考え方はこの著者の影響も大きい。

3.騎士団長殺し(村上春樹)
ちょうど主人公と同じくらいの年齢の時に読んだのも良かったか。
なお、その後サバティカルで、村上春樹的凪生活を少し作れたのだが、凪を作れば人生を変える何かが起きるってことでは当然無い。経験体験は自分で取りに行く必要がある。

4.勝間式超ロジカル家事
今の自炊を含む家事のやり方は自分流にはなってきているが、土台を作ったのがこれ。これを読んでヘルシオもホットクック(2台)も買った。ネットスーパーもよく使うようになった。生活へのインパクトという意味ではかなり大きい。
他の著作では「勝間式超ロジカル選択術」も面白い。

5.ファスト&スロー(カーネマン)
他にも認知バイアス修正系は色々読んだが、土台としてはこれ(長いのであまり読み返してはいないが)。自分の直感をあまり信用しなくなった。
ただカーネマンはその後自殺(安楽死)。認知バイアス・合理的意思決定みたいなものに一番敏感だった人間が最後それを選ぶのかよとは思った。
「ノイズ」も長々してはいるが面白い。人間には常にブレがある。自分に過剰な一貫性を求めるのは間違いの元。サイコロにはばらつきがある。一度で全部結論を出さなくても良い。
他に認知バイアス修正系で分かりやすかったのはロルフ・ドベリの著作ではあるが、この人は平均への回帰を理解していなかったりと、何か勘違いしているところは散見される。ドベリ一本で行くのは危ない。
広い意味で認知バイアス修正系で面白かったのは以下もある。
「人が自分をだます理由」
「インテリジェンス・トラップ」
「失敗の科学」

6.激走!日本アルプス大縦断
2012年大会のもの。映像も込みで。「激走!日本アルプス大縦断2018」も面白い。
レーサーのような体力は無いとしても、日本アルプスに積極的に行きたいと思うようになったのはこれがきっかけ。

7.人生後半の戦略書(アーサー・C・ブルックス)
前半の流動性知能と結晶性知能の話が面白い。人生後半、発想・活動等を変えると良いことはいろいろあるだろう(スイッチのようにガッチャンと変えるのではなくGradualなものだとは思うが)。後半は精神世界の話になっておりよくわからない。

8.不完全主義(オリバー・バークマン)
仕事では「作り込んでから動く」という行動パターンが多いのだが、人生はそうでもないということのリマインダ。「限りある時間の使い方」も面白い。

9.DIE WITH ZERO
思い出の資産価値、複利効果、配当は事前に考えているよりはるかに大きい。人生は思い出作り。というメッセージが良かった。ただ本書の主張のように死ぬ瞬間ゼロを目指すというほどでは全然ない。的が小さすぎるし、最後はコントロールが効かなくなるわけだから、狙ってできそうな気がしない。それに私は(性格上)経済的余力やバッファみたいなものが十分あるほうが行動力出る。若くて活力があるうちの行動力を減らして死ぬ瞬間の資産額を0に調整しに行くとしたら何かがおかしい。そもそも思い出を作ることが主眼であり数字を調整することが主眼ではないからな。

10.シンプルで合理的な人生設計(橘玲)
生き延びる土台さえあればその上でどんな非合理的なことをしようがその人の勝手、というメッセージが良かった。一種のバーベル戦略。氏の他の著作も結構読んだ。他のも面白い。

以上、ベスト10でした。
読んだ瞬間面白かった本は他にもあったような気がするが、今の視点でもなお良かったと思う本を選んである。
知識拡充系の本(歴史・社会・理科的なもの)も読んではおり、一つ一つが自分の世界観形成に寄与してはいるとは思うが、1冊で上記のようなベスト10を超えるのは無い。
あとは、本として面白かったかだけでなく、自分のアクションに結びついたかどうかも考慮している。
次の10年も、自分の世界が拡張・刷新される本、アクションが変わる本を読んでいきたい。
あとは、反脆弱性、角幡氏が長期間トップに居座ってしまっているのでこれらを更新する(なんなら覆す)何かを探していきたい。

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追記)
認知バイアス・合理的意思決定系も、大体わかったというところもあるので、追加でさらに精力的にインプットしなくても良いかも。

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※1)
これが一つの結晶性知能の作り方という気もしている。

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Kindle本への(アフィリエイト)リンクはnoteにまとめた。

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過去の年別面白かった本ランキング。

2026年9月15日火曜日

【映画】 2026年見た映画ベスト4

今年見た映画ベスト4はこの辺です。映画館で見たものだけ対象。
9月以降面白いのがあれば追加はします。

<1位>
オデュッセイア

<2位グループ>
ビューティフルジャーニー
ブゴニア
プラダを着た悪魔2
Digger(2026/10追加)

という感じでした。

昨年同様、Amazon prime videoへのリンクをnoteの方でまとめました。

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過去の映画関係のまとめ

2026年9月14日月曜日

【山】 山の中の食事(2026年ベースライン)



昨今の山の食事をまとめておきます。

まず、前提として、基本的な考え方は以下の通り。

・ カロリー/重量の最大化や、栄養素の運動生理学的最適化はさほど追求していない(度外視まではしていないが)。自分が食べたいと思う範囲で持って行く。限界ギリギリの挑戦をしているわけではなく、あくまでハイキングなので。

・ できるだけスーパー・コンビニで買える物の範囲。一部例外でモンベル・Amazon少しある。


以下、日帰りと、2日以上に分けて、より具体的に書いていきます。


1.日帰り


<パン系>

・ ヤマザキ ロイヤルクロワッサン

最近の主食。パン屑が出ない。味はパスコのクロワッサンのほうが好きだがパン屑が出るので山ではヤマザキのほうがPrimary。余った時家で食べるのも苦にならない。


・ パスコ クルミロール

クロワッサンに次ぐ主食。余った時家で食べるのも苦にならない。


・ トップバリュ フルーツパウンドケーキ

若干甘すぎるが比較的食べやすい。賞味期限が3週間以上あるので食べなくても次回に回すなどがしやすい。山の中での食事はどうしても多めに持つ(=結果余る)ので、賞味期限が2~3日程度しかないパン以外にこう言うのがある方が運用はしやすい。


<甘味>

・ 明治果汁グミ(ぶどう)

甘味行動食のメイン。期間限定ダークチェリーもおいしいので、見かけたときはまとめ買いする。マスカットも味変として可。オレンジは舌が痛くなるのでだめ。他のグミでも良いけど食べやすさで選んでいるので硬いのはだめ。昨今近所のスーパーでは硬いグミばかり売っており、気に入るオプションが明治果汁グミしかない。


・ 森永大粒ラムネ

少し噛めばどんどん溶ける。疲れてきたときの食べやすさはグミより上か。ちなみにトップバリュのは味が違って好きではない。あと重曹が入っていてシュワシュワするのも好きではない。


<おかき・スナック系>


・ 亀田製菓こつぶっこ

塩系行動食のメイン。味が好き。個別包装が頑丈で余ったとき次回に回しやすい。個人的にはナッツよりこのような揚げせんのほうが脂質とりやすい。食べやすい・パッケージが扱いやすい揚げせんがあれば他にも試したいところだがなんか見当たらない。

(例えば歌舞伎揚げも同じような味だし好きなのだが、大きくて山の中では若干食べにくいし、個別包装がペラペラで外袋を開けるとそんなに日持ちしない)


・ 柿ピー(三幸ノーマル、三幸梅ざらめ、亀田うましお)

人気の柿ピーだが、私は味があまり好きではないので二軍。個別包装のサイズが扱いやすいのと、こつぶっこだけだと飽きてくるので味変のため少量持つ。

ちなみに亀田わさび味はツンとしてしまうので好かない。


※ おかき系は疲れてくると食べたくなくなる。グミ・ラムネは疲れていても比較的食べやすい。


<他>

・ 塩熱サプリ(緑)

主に汗を大量にかくシーズン。経口補水液をラムネ状にしたようなもの(と理解)。スポーツドリンク嫌いなのでこれで電解質補う。緑色のノーマルの味、意外とおいしい(ソーダ味と梅味は好きでない)。

スーパーで買えない。Amazonで多少まとめ買いする。冬はほとんど消費しないので買いすぎないよう注意。


2.1泊以上


基本は、上述の日帰りの食事をたくさん持つ。

加えて、宿泊の際特に持つものは以下。


・ アミノ酸の粉

その場で筋肉が復活するかはよくわからないが、寝る前に飲むと回復力出るような。気のせいかもしれないが。軽いということもあり一応持つ。一見飲みやすそうだが3包くらいまとめて飲むと案外苦しい。


・ モンベルリゾッタ(&乾燥野菜)

乾燥野菜(主に乾燥キャベツ)を混ぜ込んで食べる。お湯入れるだけなので簡単。なお乾燥キャベツはブドウ糖添加されていないやつが良い。ブドウ糖添加のものは入れすぎると全体が甘くなってしまう。

ただ、最近クッカー/バーナー持たないことも多い。その時は上述のパンで済ませる。


※ 遠征時は、現地(麓の村とか)で行動食多少手に入れる方のも面白いのだが、全然食べたいものが見当たらなかったり、タイミングによっては店が開いていなかったりもするので、基本家の近所で必要量買って持って行く。偶然おいしそうな物を買えればラッキーくらいのスタンス。


<昔使っていたor試したが外した>


・ コンビニのおにぎり

昔はこれが日帰りのメインだった。今でも凍らない・腐らないだろうと思える時は持つことも。ただ最近高いし具も貧弱になっており、昔ほど満足度がない。


・ コンビニの菓子パン

昔は、おにぎりが腐りそうな夏は、コロッケとか焼きそばなどが挟まったゴテゴテした調理パンをコンビニで買っていたけど、最近積極的には食べたくなくなってきた。単に好みの変化か。ただ、事前にスーパーで食事を準備できないときは今でも買う。


・ バターロール

簡素すぎてたくさん食べられない。


・ フランスパン、カンパーニュ系のパン

硬くてたくさん食べられない。


・ 全粒粉系のパン

栄養とれるのではと思って試したが、そもそも味が好きでない。


・ 完全栄養食

Base foodや日清など、様々なものを試した。多分精製された食物繊維が悪いのだと思うが腹にガスがたまる(食物繊維の粉も同じ理由でだめ)。あとどうしても代替食の味がしてまずい。


・ カロリーメイト・ブロックミール系

パサパサしておりあまり食べられない。余力残したハイキングであれば、このような栄養圧縮系を持つ必要を感じなく外した。ただ2泊以上とかチャレンジレベルをまた上げるなら、再検討するかも。

トップバリュのブルーベリーが一番好きだったのだが最近売ってない。


・ プロテインバー

大豆パフというのが硬くてあまり食べられない。タンパク質はアミノ酸の粉でとる考え。


・ ジェル

まずい。重量あたりのエネルギーも最強ではない。これの良さは早いこと。使う意味があるのは時間を争っているレーサーみたいな人だけ。多分。


・ スポーツドリンクやその粉

そもそもスポドリが好きでないのでやめた。代わりに塩熱サプリを食べる。


・ カップラーメン

味は好きだが汁を飲みきれない。


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以上、山の食事まとめでした。


まとめてみた感想としては、

・ 日帰りの食べ物は一応洗練されている。悪く言うと固定化されている。

・ 宿泊は最後に行ったのが3年も前だし、小屋に頼っていたところも多く、これだと言うほど確立されていない


今良いと思う食事を並べてみたけど、これからもこれを食べ続けたいというよりは、これをベースラインとして、さらに更新していきたい(※1)。


※1) ベストプラクティス更新の話

全体的に、意識して厳密にPDCA回したわけでもないので、ベストプラクティス更新したいし、出来る余地も感じる。

ちなみに、ベストプラクティスの囚人問題は昔から私のテーマとはなっている。

逆説的だが、「ベストプラクティスをガシガシに固める」のはベストプラクティスとは言えない。

これを突破する方法は状況により色々で都度考える必要がありそうだが、この話に関しては、ベストプラクティスを、ベストオブベストではなく、トップ20~30%くらい幅広くとったり、意識的に新しい物を試してその20~30%も入れ替えていく感じか。


※ ベストプラクティスの囚人問題、そのほかの記事

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追記)

バーナークッキングに関して。一時期クッカーで料理していたけど、ハイキングの頻度が落ちてきたときにガス缶の管理・廃棄が難儀すぎてやめてしまった。2泊以上の長い行程を復活させるまではいらないかと思っている。1泊2日程度ならパンでOK。


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その他の山関係の記事はこちら。


本ブログ内。ラベルで管理。

2026年9月13日日曜日

【山】 日帰り登山の準備・持ち物

日帰り登山用のザック

以前旅行の持ち物をまとめた(※1)が、その後何度か参照し、自分のチェックリストを作ることで抜け漏れが無くなり役立つと実感。

登山に関しても順次作っていきたい。


本エントリでは、日帰り登山の準備・持ち物についてまとめます。

私のポイントはこうだという話であり、人によってやり方はあるし、登山ガイドブックのような網羅性はないので、ご参考程度にして下さい。


<前々日くらいまでにやる>

・ テーマ設定

例としては、遠征シーズンに向けた装備や食べ物を確認、重めの荷物担ぎたい、心拍数上げたい(これは毎回だけど)、など。テーマ設定次第で準備も変わる。


・ 乗る電車バス込みで経路を決める

初めて行く場所・よく知らない場所の場合。


・ 救急セット中身確認

頻繁に行っているときなど、中身が把握できている場合は省略。


・ 道具・服の確認

同じく把握できている時は省略。久しぶりの時は経年劣化がないかなど要確認。特に雨具・靴あたりはクリティカル。(※2)


※2)

今回は日帰りなので当てはまらないが、テントもクリティカル。


<前日やること>

・ スマホ充電

・ スマホ2(オーディオ再生用:メインスマホとは別に持つ運用)充電

・ 骨伝導ヘッドホン充電

・ ノイズキャンセリングイヤホン充電

・ ヘッドライト充電

・ 食事・行動食・水買う(特にトライアルしたい物がある場合前日までに買っておく。あと当然当日朝コンビニで買うより、前日までにスーパーで買っておく方が安い)

・ 聞くオーディオのダウンロード

・ 地図ダウンロード(知らない道の場合)

・ 当日着る服の準備

・ パッキング(※3)


※3)

頻繁に行っているときは装備の多くがザックに入れっぱなしなので、パッキングは当日とかでも大体成り立つけど、久しぶりだと何かしら忘れる。


<持ち物>

私のハイキングのやり方でポイントになる物を書きます。

これも、常識的な道具(ザック・雨具・登山靴など)を網羅的には書きません。初めての登山で持ち物を初歩から知りたい場合などは、お手数ですが登山ガイドブックなどをご参照ください。(そこまでは責任持てないというのもあり)


・ 食事・行動食(特にトライアル品を忘れない。別途まとめる)

・ 水

・ ゴミ袋

・ 濡れたタオル・服等を入れるビニール袋

・ ティッシュ(基本ザックに入れっぱなしだが、補充はする)

・ アウトドア用タオル(一時期いらないと思っていたが、夏はある方が全然快適)

・ 救急&常備セット一式(薬、絆創膏、笛、エマージェンシーシート、ヘッドライト、緊急連絡先を書いた紙などジップロックに入れてある。基本的には入れっぱなし)

・ 服(デプロイメントは季節・気温等による)

・ 地図(知らない道の場合)

・ トライアルする道具

・ ノイズキャンセリングイヤホン(電車バスで使う。山は大体バス移動が長いので必須)

・ 骨伝導ヘッドホン(歩きながら使う)

・ 前掛けショルダーバッグ or ショルダーハーネスにつけるポーチ(スマホを体の前にもってくる。PDCA回したければスマホにメモを吹き込むこと必須)

・ 財布(普段のカバンから移動)

・ 家の鍵


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※1)
旅の持ち物まとめはこちら。