2015年9月27日日曜日

【スイスDay4-1】 スイストップウォーク - マッターホルン

本エントリで、ツェルマットの街からゴルナーグラート展望台まで行き、マッターホルンを見ながらハイキングをした話を一気に書きます。
(長いけど切る場所見つからなかったので)
写真は下にまとめて貼ったので、写真を見たい方は一気に下にどーぞ。

・・・

さて、今日は始発でゴルナーグラート展望台へ。
マッターホルンが見える展望台です。
朝しか晴れないと言う予想が出ていたので、昨日早めに寝て、朝からのマッターホルンを狙っていました。

さて、列車。
始発だからか、結構空いている(帰りは結構混んでました)
約1600mのツェルマットから、3100mの展望台まで登っていきます。
景色が見やすいように窓が大きく作られており、展望台に行くまでの景色が既に圧巻。やべー。
期待以上の景色。
マッターホルンの真横も通ります。

そしてゴルナグラート展望台!
けど、雑誌で見た景色よりもマッターホルンが遠い。
展望台から離れて望遠で撮ったってことかな。

マッターホルンは思ったより遠かったけど、景色が最高なことに変わりはありませんでした。

約1年ぶりに写真を見直して思ったけど、ここで慣れないミラーレスを使っていたため、写真が全体的に暗い。
忘れていたけど、人に見せたい写真はちゃんと加工していたらしい。
カメラに慣れておらず、写真を加工するのに時間をとられたのも旅行記をタイムリーに書けなかった一因かもしれないです。

幸い、途中でミラーレスの操作に面倒くさくなり(というか操作に時間がかかりすぎて前に進めない)、もう1台持っていた普通のコンデジに切り替えたため、その後の写真はちゃんと明るく写っています。
それにしても、道具に慣れておくというのも重要だけど、使いにくい道具って結局使わなくなるね。
特に私は面倒くさがりなので、手軽じゃない道具は使わなくなってしまいます。
ミラーレスはこの旅行の後、長い間お蔵入りになりました。

まず展望台。
360度みどころ。
よくわからんけどひとしきり写真を撮りました。
ここから、登山電車の横を歩いて、マッターホルンを見ながら、下っていくコースに「スイストップウォーク」という名前が付いており、スイス一押しのハイキングコースとなっています。
反対側に行くと、アイゼンさえあれば歩いていけそうな尾根があり、モンテローザやゴルナー氷河がよく見えそうだったのですが、私の実力と装備では普通に遭難しそうだったのでやめました。
もっと体を鍛え、道具に習熟した状態で出直します。
いつになるかわからんけど。

30分後に次の電車が到着して、頂上がにぎわってきました。

日本人のツアー客と思われる一行(中高年)も到着。
ここでも歓声を上げていました。
この景色見たら皆歓声上げちゃうよね。
この旅行は、感動している他人を見るのも楽しい。

ひとしきり景色も楽しんだし、写真も撮ったので、ここからスイストップウォークを下る。
確かにとんでもなくいいハイキングコースだわ。
歩けば歩くほどマッターホルンが近づいてくる。
目印いっぱいあるし、滑落しそうな危険個所もない。
(岩・石がちな山なので、一部落石注意箇所はありました)
所々駅があるから、短距離から歩けます。それほど登山に慣れていなくても大丈夫。
実際、フル装備の人からスラックスにスニーカーな日本人中高年まで色々いました。
韓国人っぽいツアー客もいました。
西洋人はフル装備の人が多かったかな?まあこの辺の記憶は結構曖昧です。
私はトレイルランニング用の靴。
これまで紹介したルートは大体これで事足りたけど、このゴルナーグラート展望台の付近は結構ごつごつしていたので、ハイカットの方がお勧めです。

途中、ゴルナー氷河方面に分岐する道があったりして、フル装備の団体が向かっていきました。
今度はああ言うのに混ざろうかな。
あと、今度はハイキングコースマップじゃなくて、山の地図をかって望もう。ハイキングコースはデフォルメされていて、さすがに距離と時間がつかみにくい。予想所要時間が書いてあったりもするけど、ぜんぜんあてにならないし、登りなのか下りなのか平らなのかわからない道に突入していくのも結構不安。ちゃんと帰ってこないといけないからな。

私は、ハイキングを終えた後、今日中にチューリッヒまで移動しないといけないと言う日程だったので、ゴルナー氷河には向かいませんでした。

トイレが見つからないので途中立ッションをしたら、放尿中に鹿を発見。突撃してきたらどうしようと思ったけど、突撃してきませんでした。

途中、もっとも観光客が多い区間に合流しました。
ここは、駅から降りて写真を撮るだけの、ハイキングするつもりがない人も一杯いて完全観光地。
マッターホルンを逆さに移す池とかもあります。
でも、この池、周りに何もないところに池が突然あってなんか不自然。多分人工的に維持されているんでしょう。

さらに歩いていったところで、マッターホルンが徐々に雲に覆われてきた。
マッターホルンが(晴れていれば)見えやすいと思われるレストランに着いたときには完全に雲の中。
あの雲の中にマッターホルンがあるはず、と思いながら昼食。
アイガーと言い、マッターホルンといい、ごくわずかにしか顔を見せないな。
そして、思えば今回は昼食はほとんど霧の中。

体力的にはまだまだいけそうだったので、さらにもう1駅下ってみることに。
ここが結構きつかった。途中で大粒の雨も降ってくるし。
そして、リゾートの真ん中を横切りました。
こんなところにもリゾートがあるんだね。
マッターホルンが見えるリゾート。さぞかし壮観でしょう。

マッターホルンがはっきり見える中、ハイキングができて、大満足でした。
この旅行は毎日ハイライトだったとも言えるけど、その中でも今日が一番良かったかな。


・・・

後は写真です。

登山電車から
どんどんマッターホルンに近づいていく

登山電車から
マッターホルン以外にも見所いっぱい

ゴルナーグラート展望台駅(1)


ゴルナーグラート展望台駅(2)

展望台からのパノラマ1

展望台からのパノラマ2


展望台駅周辺を散策しつつ
撮った写真

展望台駅のさらに奥
こっちに歩いて行けそうではあるが・・・
準備不足のためさすがにやめておきました

眼下には氷河

スイストップウォーク
足元はこんな感じ
岩がち

逆さマッターホルン

ハイキング中の景色

ゴルナー氷河

ハイキングコース「スイストップウォーク」中の景色

ハイキング中の景色


ハイキングコース

ハイキングコース

ハイキングコースからの景色

ハイキングコース

ハイキングコース
昼になって、だいぶ雲が出てきた

ハイキングコース

昼食
この時点で、外は霧



2015年9月22日火曜日

【スイス】 中間考察



スイスの旅行記、3日目まで書いてみた。
1年前の記憶でも、思ったよりも文章量は書ける。
普通の日常は多分ここまでは思い出せないだろうから、やはり旅の記憶というのは鮮烈なものなんだろう。
スイスの話は朝活でシェアしたりもしたけど、その時ここまで詳細には思い出してないから、それだけのおかげじゃないよな。

しかし、旅行してすぐ書くのと、どこか気分が違う。

「楽しさ」かな。
書いていてノリノリの気分ではない。
書いていて楽しくないんじゃ意味が薄いな・・・

何で楽しさが薄いのか。
もちろん記憶が生き生きしたものじゃないと言うのはあるのだけど、もっと重要な理由は、旅行してしばらく経つと「次行ったときはああしたい、こうしたい」というのがたくさん思い浮かんでいて、振り返ると若干もどかしいからかもしれない。

もう一つ気付いたのは、起こったことは書けるとして、そのあとああかな?こうかな?と考えるとき、記憶が薄いので記憶の中で検証しにくい。

後から書く良さもあると思った。
あと、記憶がまばらなので、必然的に文章もまばらになるけど、それはそれで良いような気がする。よく言えばメリハリがあるというか、濃淡があるわけだし。
帰ってきてすぐ書くと、なんでも覚えているぶん、くだらないことまで同じ調子で書いてしまう、ってことに気づいた。

【スイスDay3-4】 いいね!をたくさんもらおう - ツェルマット



ツェルマットから見えるマッターホルンで
いいね!をたくさんもらおう

次の目的地は、マッターホルンが見える街、ツェルマット。

電車で移動です。
2回くらい乗り換えたかな。
最後の路線、後半ちょっとマッターホルンが見える。
これだけで大興奮。
ツェルマットは、涼しくて空気が気持ちいい。
今日はあまり運動していなかったこともあり、ホテルから軽くジョギングして、マッターホルンが見える位置まで行き、写真を撮って、ホテルでFBにアップロード。
このマッターホルンの写真は、過去最高の「いいね!」をもらいました(笑)

今日はレストランじゃなくて、パン(と牛乳)が夕食。

早めに就寝です。
この旅行では、かなり規則正しく就寝したみたいだな。

・・・

移動中に撮った山岳地帯の写真を数点どうぞ。
車窓から取っているので微妙に曲がっているのが多い・・・








あとは、ホテルで撮った数枚。

夕食の牛乳

トイレットペーパーホルダー
これで良いじゃん。

バスタブあり

キッチンがあるので何か作れそう

【スイスDay3-3】 世界中の人が感動する景色 - ユングフラウヨッホ展望台

※ 本エントリは写真多めです。環境次第では注意してください。

約90分かけて、展望台がある駅。
駅はトンネルの中なので景色は見えません。
まず、寒い。
7月ですが、中綿が入った服の上にレインコードを着て、なお寒いです。

そして、トンネルの中を歩いていき、とうとう展望台に到着。

景色すげー。
飛行機以外で、雲海始めてみたかも。
この展望台では、周りの観光客も皆感動しまくり・写真とりまくりでした。
他の国の人も一緒に感動するのって、なんかいいでね。
「どの国の人が見ても、これはすごいんだ」ってことがわかって。


世界一高い展望台ではオメガの時計も売っています。
さすがスイス。
韓国人の団体客が、この展望台でカップラーメン(結構高かった。たしか700円くらい。)を食べまくっていました。
どういう価値観なんだろう。

という私も、スイスではスーパーでパンばかりかって食べていました。そういえば。
最初はレストランに入って名物と思われるものを色々食べていたけど、高い割にはそれほどおいしいものに当たらないので。

バシバシ写真を撮って帰路へ。
同じ路線で下ります。
帰りがけ、昨日のレストランでアイガー氷河を見ながら昼食をとってやろうと、アイガーグレッチャー駅で降りましたが、その時にはすでに駅は霧の中でした。

本当はこの晴れている中アイガートレイルをもう一度下ってみたいとも思ったけど、時間的にあきらめて次の目的地、ツェルマットへ。


ユングフラウヨッホ展望台駅。寒い。

売店。カップラーメンが700円くらい。

展望台の通路
 
展望台からみんな写真と撮っている

初雲海

アレッチ氷河

メンヒ
メンヒと私
他の観光者が撮ってくれた


展望台はこんな感じ

また展望台の通路
この色とかは人工的に作られている思います。

これも展望台の通路

帰りがけ、またアイガー氷河駅のレストランへ
しかし何も見えない

ココアと霧
フィッシュアンドチップスと霧
  

帰りがけのアイガー北壁
数時間であっという間に雲に覆われた。

帰りがけも車窓から何枚か適当に

初めて晴れたので、グリンデルワルトの街も何枚かとっておいた

これもグリンデルワルトの街


 ・・・
今回役立った道具は以下です!


ガイドブックはこれ。
グリンデルワルトもツェルマットも、豊富にハイキングコースが紹介されていました。
ただ、地球の歩き方もハイキングコースの紹介は豊富だった模様。




今回使った雨具、モンベルのレインダンサー。
同じくストームクルーザーの方が評価されているようですが、値段などを考慮して、ワンランク下げました。





今回使ったカメラ(これの1つ前の型)
超広角(景色が広くとれる)で、防水。雨勝ちのトレッキングでかなり活躍しました。




旅行記を書くのに使った道具はこちら、ポメラDM100。
とにかくこれを使うと量は書けます。文章力は道具ではカバーできませんが。