2015年7月30日木曜日

【NY他】 Wi-Fiの話

今回のホテル、グランドハイアットはWi-Fiフリー。
ここ3年くらいの海外旅行で、ホテルはWi-Fiがフリーじゃなかったことはないな。
今でも超高級ホテルは金を取るのが主流(たしかに、5年前くらいに行った香港のインターコンチネンタルは有料だった)だが、グランドハイアットハイアットは最近無料にしたらしい。
俺がPCサポートをしていた時、よく出張者の有線LANのトラブル対応をしたものだが、時代が変わったのう。
ビジネスマンを相手にしているホテルは、Wi-Fi環境がないなんてのは考えられないんでしょうね。

シアトルの空港もWi-Fiフリー。
最近Wi-Fi無料のエリアってどんどん拡大しているよな。
列車や飛行機の中はまだ有料だけど、流れとしては無料で提供するインフラになりつつあるんじゃなかろうか。
さすがに空港はWi-Fiの有無で選ばれたりはしないけど、カフェとかホテルは普通にそれが基準で選ばれそう。

あと、ホテルとかの公共施設だけじゃなくて、観光ビジネスでも一部Wi-Fiを提供している。先にあげたクルーズの船内とか。
シェアはそれ自体が販促になるから、口コミで広げたいビジネスは、便利さを提供するというよりは、積極的にシェアさせるためにWi-Fi提供している。

シアトルの空港もWi-Fiフリー

ホテルもWi-Fiフリー

クルーズもWi-Fiフリー

スタバもWi-Fiフリー

ブロードウェイ(マンマミア)の劇場もWi-Fiフリー
シェアしろってことなんだね。

この小粋なカフェもWi-Fiフリー


ちなみに、JFK国際空港(NY)は、Wi-Fiは有料でした。電源はいっぱいあったけど。

JFKはWi-Fiフリーではない

日本ってどうなんだっけ。成田に行ったら調べてみようといつも思うけど、いつも忘れる。
でも日本は全体機に整備が遅れている印象。



【NY他】 交通の話

既に書いたように、地下鉄、バスには乗りました。便利です。
ニューヨークはアメリカでは例外的に公共交通機関が発達した都市らしい。

イエローキャブ(ニューヨークのタクシー)に乗り忘れた。
タクシーって、東南アジアでも、ヨーロッパでもよくトラブルにあうので、何となく敬遠しがち。
特に体調悪い時には(逆に?)乗りたくない。
しかし、一回も乗らないとは迂闊だった。
経験として一回くらいは乗っておけば良かったな。

あと、ものすごくでかい車が結構走っている。
日本では滅多にないようなレベルの大きさの車。





これをみて、「マッドマックス」はこういう社会に生きているから作れた映画なんだろうな、と思いました。
(もっとも、ジョージ・ミラーはオーストラリア人らしいので、オーストラリアも似たレベルの車がいっぱい走っているという想像で書いています)
日本みたいに、軽自動車や原付に囲まれて生活していたらああいう映画は絶対に思いつかない。



【NY他】 帰ってからの化学変化/結局自分なりの旅しかできない





旅は、行っている途中の化学変化と、日本に戻ってからの化学変化、どっちもある。
旅から持って帰った知識・経験が日本での日常と混ざり合うからね。


ってわけで、帰ってきてから考えたこともできるだけ順次書いていきます。

今回の旅行記を一通り書いた後、8年前に書いたフランスの旅行記を読んでみた。
成長しているところもあるけど、同じようなことを考えているところもわりとある。
行動パターンがとにかく似ている。
あのころに比べると旅の予算を増やして、やりたいことを多くできるようになっているとはいえ、結局、自分なりの(似たような)旅をしてしまうと言うことだろう。
これに気付いただけでも、今回旅行記を書いたかいはあった。

全然違う体験をしたければ、あらかじめ計画、気合い、覚悟などを持って旅しないといけない。自分の限界に挑戦するつもりで旅しないといけないんだろうな。
そう、シャーリーズ・セロンの役作りのように。
マッドマックス撮影するぐらいの気合いで海外旅行に行けば大分やることも変わるのかも。
なんとなく出かけると、なんとなくいつもと同じことをしてしまう。

あと、原因の一つは、結局8年前と生活のリズムが変わっていないから。
旅先で考えることは、日々の生活を反映したもの。
非日常で考えることは、日常を反映したものだから。
日常側が変われば、旅の時に考えることや見えてくるものも変わるだろう。

8年前との違いもあると言えばある。
一つは、(表面的なことだけど)多くの国を比較して考えられるようになったということ。
いつも似たような旅をしてしまうとしても、少しずつ経験は溜まっている。
ちきりんだって、とにかく世界中で経験を積んでいるからこそ、あの旅行記が書ける。

あとは、メンタリティも少し変わったかも。
若いのは今のうち、体力があるのは今のうち、健康なのは今のうちという危機感が増した。
ま、良いことだと思う。

2015年7月29日水曜日

【マッドマックス】 人生の良いところにピントを合わせられるか



マッドマックスは、ディテールを楽しむ映画。
各シーンを楽しむ映画。
制作者、登場人物の狂い方を楽しむ映画。

多分、ストーリー(あらすじ)にフォーカスしてしまうと、おもしろくない。そういう人は、映画の良いところにピントが合っていない。
まあ、映画なら無理にピントを合わせる必要はありません。
つまらないと思ったら「つまらない」でいい。

ここで思ったんだけど、人生をとか物事を楽しめないと言う人は、同じく人生の良いところにピントを合わせられていない可能性がある。
人生も、全体のストーリーを楽しむだけじゃなくて、ディテールを楽しむものでもあるはず。
長期的視点、短期的視点、どっちも使うほうが人生が楽しめそう。
オートフォーカスでピントが合いにくい人は、どんどん自分で合わせに行ったらいいのかもしれない。
まあ、どんなにピントを合わせてもつまんないシーンだってあるけどね。
映画にも、人生にも。











【マッドマックス】 立川爆音上映



立川の映画館は、一部屋コンサートホール用のサブウーハーを搭載した部屋があり、「爆音上映」というものを実施している。
その名の通り、映画を爆音で上映する。
ここで、マッドマックスを見てきた。
これはたしかにすごい!
トレーラーが走るだけで地鳴りがした。
トレーラーが大爆発するシーンには腹から満足した。
映画は「視覚」と「ストーリー」を重視してしまうけど、「音」も同じレベルで重要だと言うことがよくわかりました(映画って本当に総合芸術だな)
特に今までこだわっていなかったぶん、こだわる余地がありそう。
家族でリビングで映画を見るのももちろん重要だけど、映画館で映画を見るというのは全く別の体験だね。
映画館で映画を見ると、大体何でも200パーセントくらいおもしろいけど、立川の爆音上映で見れば300パーセントおもしろいんじゃないか(映画との相性もあるけど)
是非ほかの映画館にも導入してほしい。

マッドマックスの通常上映が終わってからも、月1回くらいこの映画館でマッドマックスを上映してほしい。
ここで過去の名作アクション映画(マトリックスとか)を時々上映したらふつうにお客さんいっぱい入ると思う。


これが口コミで話題になりまくって、公開から1ヶ月半たった今でも、マッドマックスは毎日爆音で5回上映。
立川がマッドマックスファンの聖地となっているらしい。

口コミの時代、こういうエッジの聞いたサービスが成り立つ。その良い事例ですね。
採算とれるかわからない状態でサブウーハー導入したと聞いたけど、これなら採算とれるんじゃないの?

余談だけど、立川の映画館は画面もクリア。
同じ映画を何度も見たからわかったけど、橋本の映画館とは音響だけじゃなくて画面も違う。
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評価者24人中24人が星5つのマッドなメイキング本



マッドマックスはサントラも最高



ブルーレイ予約しなきゃ



【マッドマックス】 自分を新しくするには、踏み込み、作り込み



マッドマックス7回鑑賞。
俺の頭がマッドになりはじめている。
これだけ見たらアウトプットも出さないと。
響くものがあったから何度も見ているわけだし。


何度も見ている間に、すっかりシャーリーズ・セロンのファンです。
(マッドマックスのシャーリーズ・セロンの画像)

超美形女優でありながら「モンスター」で自分の美しさを捨てた強烈な役作りをして有名になった(アカデミー賞もとった)シャーリーズ・セロン。
マッドマックスの役作りも良かった。
坊主頭、ほとんどのシーンで顔が油まみれ、埃まみれ、鼻血が出てたり目が腫れまくっていたり。
素のきれいな顔はほとんど出てきません。
また過去の彼女のイメージに全くない、新しいイメージを打ち出した。

過去の自己イメージを打ち破れるというのは、自由に生きるための条件だと思う。
しかし、イメージを変えるというのは簡単にできることではないんだろうなあ、ということを、シャーリーズ・セロンを見て思いました。

ちょっと気分を変えたり、ちょっと決心するだけでは、過去を否定して新しい自分になれたりはしない。
それじゃ、すぐもとに戻る。

シャーリーズ・セロンだって、「ちょっとイメチェンで坊主にしてみようかな」というノリでこれをやっているわけじゃない。
念入りな準備・計算・覚悟の上で、ここまで踏み込んだ役作りをしているはず。
そして、「役作り」という言葉は日本語だけど、彼女だって相当作り込んでもいるはず。
自分を変えるには、こういうことが必要なんじゃないのかな。
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2015年7月25日土曜日

【NY Day5-1】 帰り道は旅行記モード

午前のフライトなので、今日は帰るだけ。

来るとき同様、地下鉄とAir Trainで空港まで。
Air Trainの仕組みが若干複雑で、最初理解不可能だった。
いかん、外国とはいえ、公共交通機関の仕組みが理解できなかったことはない。
もしかしてこんなところでアルツハイマー発症してしまったのでは?と不安になったが、帰りにJFKを通ってみると、今到着したと思われる人が大勢混乱していた。
混乱するの俺だけじゃなかったんだね。

JFK結構混んでいました
最初にも書いたけど、JFK、フライト、成田エクスプレスは、旅行記執筆モード。
デルタのフライト中の寒さに震えながら、後ろの子供に座席をガンガン蹴られながら、書きまくりました
昼に飛ぶフライトだったので全然眠くならないし。

ただ、時間を使った割にはあまり納得感ある物は書けなかったな。
今の私の実力を露呈しているのでしょう。
頭がだいぶ仕事一辺倒に偏っているので、昔に比べて多様なものの見方ができなくなっているような気がする。

帰りがけ、横浜で回転寿司を食べて、精神面でも私の旅は終わった。
そういえば、海外旅行の帰り、大体横浜で和食を食べている気がする。そんなに和食に飢えているわけじゃないんだけどね。

この回転寿司、なかなかうまい。
コストパフォーマンス良い。

男女ともに一人の客たくさんいます。
すごい行列が出来ていましたが。

P.S.
帰り、橋本のコインロッカーに全部荷物を入れて、「マッドマックス」を観てから帰りました。


・・・
今回役立った道具はこちら


旅行記を書くのに使った道具はこちら、ポメラDM100。とにかく、めっちゃ量書けた。
どんなアウトプットが出せるか、本当に道具次第というところはある。




ガイドブックは定番の「地球の歩き方」。
ニューヨークは中の様子がわからない店も多いので、ガイドブック重要。



デルタの寒い機内では、これを着てました!
中綿があるジャケットですが、アウトドア用なので動きやすい。

【NY Day4-4】 21世紀の資本(マイケル・ジョーダン ステーキハウス)

最後の食事は、マイケル・ジョーダンのステーキハウス。
グランドセントラル駅構内にあります。
良い立地だね。
店員もみんな感じいい。

店内にはバスケットボール要素一切なし。ただマイケル・ジョーダンがオーナーだということのようです。







料理は全部75点くらい。
「いきなりステーキ」のほうが美味しいです。
ただ、ここまで食べられなかった、ニューヨークスタイルチーズケーキを食べられたので満足。

俺の小銭が、富めるマイケル・ジョーダンの懐に転がり込む。資本主義の不条理を感じつつ、マンハッタン最後の夜は更けていくのでした。

奴はエグゼクティブサマリとかで、この店の収益を月1回くらいチェックするのかな。

【NY Day4-3】 年1回はスケールの大きいものを見ろ。いや、年1回でいいのか?(ユニクロ/ロックフェラーセンター/Time&Life本社)

柳井正がどうしても出店したかったというニューヨーク五番街のユニクロ。




ほぼ一代でここまで持ってくるとは、尊敬しまくりです。
日々のルーチンを回したり、スモールビジネスをしようとすると、どうしても考えることのスケールが小さくなるから、こういうスケールの大きいものは時々見ないとね。
全員が柳井を目指す必要はないし、そんな才能が誰にでもあるわけでもないけど、いろんなビジネスがある中で(これだけスケールが大きいものがある中で)自分がやっていることが何なのかはわかっておきたい。

近くにあるMoMA(ニューヨーク近代美術館)とのコラボコーナーもあります。
こんな柄のTシャツ日本に売ってる?


それにしても、ニューヨークとはいえ、ユニクロの中に入るとものすごいホーム感。落ち着く(笑)

さて、そのまま徒歩圏内のロックフェラーセンターへ。
ここもまたスケールがでかい。
摩天楼なめてた。





ニューヨークの(いろんな意味での)スケールの大きさはこれまで旅してきた場所の中でも最高ですね。
実際、政治、経済、文化、芸術などの面で総合評価すると世界最高の都市はニューヨークである、という結果になることも多いらしいけど、納得できる。
この似たような(ゴシック式?)のビルが建ち並んでいる姿は壮観です。
ここで思いがけず、LIFE&TIME社のビル発見。







これってもしかして、映画「LIFE!」のロケ地だよね。良いところを通った。作中に出てくる金の銅像は見逃してしまったが。

近くのカフェも雰囲気良かったです。
平日なので、ビジネスマンが何組も打ち合わせしてました。

「1年に1回くらいはこういうスケールの大きいものを見たい」と昔から思っていた。
しかし、ふと思ったのだが、1年に1回でいいのか?
実際的に長期旅行ができるのがこれまで年1回位だったということで、本当はもっと頻繁に見るほうがいいのかも。

東京の人間のすり減り方を見ると、ずっとそこにいるのが良いかはわかりません。
ニューヨークに住むのも相当すり減りそうです。
でも、上溝にいたら、どうしても上溝スケールな頭になる。
スケールの大きいものをうまく取り入れていきたいです。

【NY Day4-2】 主張のないビジネスは成り立たない?(ロブスターサンド)

昼はピザを一切れ食べただけなので、しばらくしたら何か食べられる感じに。

地球の歩き方を頼りに、ロブスターサンドを食べてみることにした。

ニューヨークは、中から様子が分かる店はチェーン店ばっかりで、入ってみないと様子が分からない店(そういう建物の作り)が多かった印象。
なので、今回は直感ではあまり店に入らず、上司からもらったリストや地球の歩き方を活用しました。
アジアだとオープンになっている店が多いから結構勘で入れるんだけどねえ。
高層でしかも古いビルが多いから、一階がオープンになっている(=建物の柱とかが制限される)店が少ないのかもしれない。

で、この店もガイドがなければ目にも留まらない(そもそもこんな通りに来ない)ような店でした。
旅行ガイドありがたや。



すごいロブスター率。
ロブスターの体積と、パンの体積が大体同じです。
こうなると、パンはロブスターを食べるための土台みたいなものだね。
ただしパンもカリッカリでおいしい。
これで16ドル。約2,000円。




さらにクラムチャウダーが8ドル。約1,000円。
このクラムチャウダーは、驚くほど具だらけです。
まず具でこの器を満たして、その上からクリームをかけたんじゃないかと思うくらい。
わーい、栄養取れた。



マンハッタンは薄利多売よりも、良い物を高く売るビジネスのほうが成り立ちやすいのかな。地価が極端に高いから。

あと、競争が激しすぎて、特に主張がないビジネスは破綻するのかもしれない。




【NY Day4-1】 体力が無ければ経験が制限される(国連本部)

観光最終日。月曜。



平日と休日ではだいぶ印象違う。
そりゃそうだよね。
世界最大のビジネスの街でもあるわけだから。
東京だって平日と休日は全然違う。
どっちも見られてよかった。

昨日のビールが良くなかったのかなー。
今日はもう朝から頭痛い。
まあ、旅行すると時々体調は崩れるものなので仕方ない。
こういうこともある。

朝食のドーナッツ(しびれるような甘さだった)を食べてから、さらに仮眠。



バファリンが効いてくるのを待って、なんとか徒歩圏内の国連本部にも行ったが、入り口の行列に並び始めたらクラクラしてきて、最後まで並べそうにないので列を離脱。

一応外から写真は撮っておいた。
ちゃんと日本が加盟しているのも確認。
木陰で休憩しつつホテルに戻ることに。

国連本部

日本の国旗もありました。
はためいてないのでわかりにくいけど。


帰りがけ、ピザスタンドで食べたピザがうまかった。生地とチーズは日本で食べるものと大差ない感じだったけど、サラミの味が濃くて、マッシュルームがジューシー。
体調的に食べられないかと思ったけど、案外無理なく食べられた。食べられるときは食べておくほうが回復が早い。

これ約4ドル。
マンハッタンにも安めの店が無いとは言わないけど、こういう感じの店は少なかったかな。



そのままホテルの部屋で休憩。
午前中はほとんど観光ができなかった。くそー。
体力がないと&体調管理をしていないと、行動&経験が制限される。
これって、人生の縮図だよね。

もっと強い体にしたいんだけど、今からどうやったら体が強くなるかな。
試しに、1回太って、その後絞って、全体的に体の線を一回り太くしてみようかな。
まあ、これはただの思いつきです。やるかはわかりません。

さて、熱射病の話はこれで最後。
観光は続きます。

【NY Day3-4】 バーと牡蠣、そしてスモークチキンバーベキュー

3日目最後のエントリは、軽くバーの感想。


ひと眠りした後、夕食のためバーへ。
アメリカのバー、良い雰囲気。
ウェイターは目測130キロくらいありそうなおねーちゃん。
フレンドリーでニコニコしていてナイスガールでした。


このビール、多分初めて飲んだ銘柄ですが、すごくおいしいです。

たぶん初めて飲んだ銘柄 Narragansett

牡蠣頼みました。さっきの130キロのおねーちゃんに、
「これいくつ入ってるの?」
「6個かな」
で、出てきたのがこれ。4つ。
2つもサバ読まれた笑


牡蠣は期待はずれです。かなり小さい。
日本で牡蠣を頼んだら、こんなに小さいのはまず出てきません。
味は悪くなかったけど。
4つで16ドル。

アメリカのBBQは、ただ肉を焼くだけではなく、チキンを燻してあったりとか、けっこう手の込んだものが普通らしいです。
ここで食べたバーベキューソースがスパイシーでおいしかった。
マクドナルドのバーベキューソースもこのくらいスパイシーなものも用意すればいいと思うけどねえ。
このチキンが20ドル。


ビールも合わせて、ここでの食事で41ドル+税+チップ。
正確な値段は忘れたけど、ここでも大体7,000円弱の食事になりました。

このレベル(値段)の食事をとり続けるのは若干身の丈には合っていませんが、散財覚悟で今回は食べたい物を食べると決めてきたのでOKです。


ってことで、3日目終了。
明日がNY最終日。

【NY Day3-3】 生業について(セントラルパーク)

後からメモを見ると、疲れているのに休まずどんどん観光を続けて、どんだけ判断誤ってんの?と思いますが、その時その時は一応合理的な判断をしているつもりなんですよね。
「疲れたけどカフェ(休む場所)も見当たらないから、セントラルパークまで一気に見ちゃおう!」な感じで。
人生でも同じ過ちを犯しているんじゃないか、という気がしないでもないです。

さて、まさに「疲れたけどカフェも見当たらないから、セントラルパークまで一気に見ちゃおう!」な感じで、セントラルパーク観光開始。

セントラルパーク内のサイクリングロード。
相当疲れていたらしく、写真1枚しか撮っていない。


でかい公園です。緑いっぱい。
マンハッタンくらいビルだらけだと、このくらいの憩いの場所が無いとバランス取れないんでしょうね。

水が3ドルでした。こんだけ暑ければ売れるんでしょう。私も買いました。


ジョン・レノンゆかりの地らしく、ギターで弾き語りをしてチップをもらっている人もいました。
そういえば、ここに限らずニューヨークには、いろんなことを生業にしている人がいる。

・ 電車の中で急に音楽をかけて踊ってチップを要求してくる若者
・ 地下鉄のホームでドラム演奏してチップを要求する人
・ グランドセントラル駅で靴磨き
・ 5番街で占い
などなど。

もちろん日本もいろんな生業はあるんだけど、やっぱりまだまだ王道を外れたときの風当たりが強い。
ニューヨークだと別に王道と他(=正社員と他)なんて区別は無いのかな?って感じです。上流・下流はあるけど。

あと、ニューヨーク全体では物乞いも結構いました。
ただのホームレスとかじゃなくて、本当に物や金を要求する人たち。
「働き始めるために靴を買うから35ドル下さい」とか、具体的なメッセージを掲げて活動(?)しています。
地下鉄で「お金が必要です!」と叫んでいる人もいました。


話がだいぶそれましたが、実はセントラルパークには長居しなかったので、あまり感想ありません。
さすがに、熱射病の手前だと自覚できたので、早めに引き上げました。何となく雰囲気さえ分かればいいとも思っていたので。

ということで、一回ホテルに戻って休憩です。

【NY Day3-2】 言葉にならない体験があったっていい(ハーレム)

FB友から勧めてもらったハーレム観光。
インパクトは最高でした。

海外に来たら、観光地だけではなく、このくらいの異文化体験はしたい。ニューヨークが文化的に多様な街だというなら、その多様を出来るだけ見てみたい。
私の旅の目的の一つは社会見学なので。
有名観光地だけ見ると、どうもその土地の一面だけを見て、勘違いしたまま帰ることになりそうなのがイヤです。


ハーレムははっきり黒人が多い。
125stには観光客もチラホラはいます。
スタバ、マック、H&M、チェース銀行なんかもふつうにあって、身の危険は感じませんでした。

露天商がいて、いかにも黒人が身につけそうなごついサングラスとかを売っているのですが、誰向けに売っているんでしょうか?ハーレムの住人に売っているのかな?

街は全体的に茶色?いです。多分、最近になってからはそれほど開発がされてはいないのでしょう。
南アフリカとか、こんな雰囲気なのかな?いや、完全に想像ですが。

ハーレムの街はアジア人があまりいなかったのですが、特に現地人から奇異の目で見られることもありませんでした。






ハーレムには危険地帯もあるということなので、地球の歩き方で「ここは行っても大丈夫」とされているルートに沿って歩きました・・・
のはずなんだけど、角を曲がるたびに観光客が減っていく。
結構攻めるね「地球の歩き方」。まあまあ攻めているところがこのシリーズの売りなんでしょうが。

最後の通り(135st)には観光客っぽい人は私しか見当たらず。
しかもここでモトクロス(っていうのかな?砂地を走れそうなバイク)がウィリーしながら爆音とともに駆け抜けていきました。
えーと、これは何なんでしょうか?
暴走族的なものかな?
そして、いつもこんな感じなのかな?

モトクロスが駆け抜けていった135st

全体的に、こんな街見たの初めてだし、インパクトは強かったのですが、なかなか感想が出てきません。
観光して、今までの経験や知識と結びついて何かがわかることもあれば(例えば「ブルックリンは下北沢に似ている」と思ったように)、こうやって言葉にならない印象だけが強く残ることもある。
旅行ってのは、どっちもあっていいんじゃないかと思います。
このハーレムでの経験が、今後何か別の経験と合わさって言葉になる日が来るかもしれない。


かなり暑く疲れてきた(毎日これ)のですが、ハーレムのカフェで休む気にはならず、そのまま地下鉄に乗ってセントラルパークに向かいました。