2011年12月31日土曜日

12月ふりかえり - 引っ越しのことばかり

何度か書きましたが、今年2回目の引っ越しをしました。
12月にやったのは、引っ越しのことばかり。
現時点の感想です。



・ 最寄り駅
★★★★★(5段階評価)
最寄り駅は町田です。
最寄り駅の規模としては、これまで住んだ中で一番大きく、飲食店多数、デパート多数、日本一のダイソー、日本一のブックオフなどがあって、ものすごく便利。
これは間違いない。



・ 駅からの距離
★★(5段階評価)
駅から徒歩11分。
ホームから離れた改札から計算されているので、電車を降りてからは13分くらい。
途中で1つ長い信号があるので、タイミング次第ではもっとです。
これまで、徒歩5分以上のところに住んだことは無かったので、比べるとやはり不便。
今回は、これを妥協して他の良さを取ったのだから仕方ないか。


・ 都心からの距離
★★(5段階評価)
町田も大体何でもあるけど、都心のイベント・設備・人の密度と比べることは出来ません。
従って、新たな学びを求めて都心に行きたいのですが、都心が結構遠い。
おっくうがってはいけないが、おっくうである。


・支出
★★★★(5段階評価)
家賃・食費で、月額平均20,000円以上は減るような気がします。
洗濯機を手に入れたので、コインランドリー代がなくなりました。
冷蔵庫を手に入れたので、割高なものを食べる機会が減ると思います。
家の居心地が良いので、外で飲むコーヒー代も減ると思います。
相模原のときと比べると、それでも高いんだろうな。


・ 静けさ
★★★★★(5段階評価)
前のアパートと今のアパート、多分一番大きな違いは静かさ。
既に、10ヶ月住んだ用賀のアパートよりも居心地が良いです。
私にとって、静かさはかなり重要だったらしい。


・ 部屋の明るさ
★★★★(5段階評価)
部屋の明るさも結構居心地に影響しているらしい。
前のアパートでは、電気屋で売っている中で一番明るい裸電球1つで部屋を照らしていたのですが、照明くらい金をかければ良かったと思いました。


・ キッチン
★★★(5段階評価)
はじめて、ガスが出ます。
わーい料理が出来る、と思ったけど、様々な調理用具を置くスペースが無いので、限界がありそう。


総じて・・・
住居にかける金を増やしている訳ではないので、アパートを変わっても、何かが良くなる代わりに何かは難が出てきます。
ここ数年所得があまり変わっていないから今回は仕方ないことにしますが・・・

将来、金をより稼いで、駅から近くて、静かで、広くて、設備も整った家に住もうと決めた12月でした。

2011年12月29日木曜日

あらゆる知恵を動員して人生を旅しろ - アルケミスト



アルケミスト

何度かお会いしている、書評ブロガーのたかみつさんのブログで紹介されていた本です。
(たかみつさんのエントリはこちら ⇒

手放す勇気に気付く。「アルケミスト」を読んで。



羊飼いの少年が、夢や運命に導かれながら、アンダルシア(スペイン)から、モロッコ〜サハラ砂漠を通ってエジプトのピラミッドを目指す話。
年末年始、家でのんびり読むのにちょうど良いかもしれないです。私は通勤電車の中で人混みに揉まれながら読みましたが。

文庫本で200ページ程度の小説ですが、この中に山ほど教えが埋め込まれています。
例えば

  • 前兆の大切さ(焦ると前兆を見落とす)
  • 運命性の大切さ
  • 熱中することの大切さ
  • 慣れ親しんだことを選んでしまうと、夢を忘れる
  • 夢を追うのは心を苦しませる
  • 困ったときは自分にシンプルな(二者択一の)質問をしろ
  • 幸運がこちらに来ているときは、出来るだけ多くのことをしておけ
  • 決心するというのは始まりにすぎない
  • ビギナーズラックが終わったときに人はためされる
  • 本から学ぶほうが良いこともあるし、実践から学ぶ方が良いこともある
  • 砂漠(自分が置かれている環境?)を愛さなければ行けないが、全面的に信頼してもいけない
  • 夢を実現する途中で必要なことを学んでいく


短い小説の中に、これだけ、スピリチュアルな教えから割と合理的な教えまで詰め込まれている。
なんてお腹いっぱいな本だろう・・・と最初は思ったのですが、これだけ1冊に要素を詰め込んで言いたかったことはこれかなと思いました、


人生の各フェーズで、何度も状況が変わったり難しい選択肢が出てくる。
全フェーズを一つの知恵とか判断基準に頼って全てを乗り越えられるということは無く、そのときそのときで、必要な知恵は異なってくる。
タイムリーにをれを取り出せなければ意味が無い。



ということで、日常生活、色んなテーマを勉強するのは良いのですが、必要なときに必要な考え方を取り出せるようにしておくと良さそうですね、




2011年12月25日日曜日

永田町でビブリオバトル

「ビブリオバトル」ってご存知でしょうか。
私も最近知ったのですが、「5分間で本の説明をして面白いと思わせた人が勝ち」という一種の知的ゲームです。

公式ルールはこちらをご覧ください。
http://www.bibliobattle.jp/koushiki-ruru



永田町でこれが行われたので、参戦してきました。

参加者が猛者ぞろい過ぎで勝ち目はありませんでしたが、他の方の説明を聞くのも含めてとても楽しみました。
今日紹介された本は全部読みたいくらい面白そうなものばかりでした。

ちなみに私がご紹介したのは、
「なぜあの人は整理がうまいのか(中谷彰宏)」です。
これから大掃除をする人におすすめ。





これで年内はスピーチ納めかな。


さて、その後は懇親会。
恒例の、牛すじ鍋を頂きました。ウホッ。うまい。
他にも、いつもより豪華な食事で腹一杯。

ビブリオバトルに続いて、懇親会も刺激的でした。
皆さん人生経験豊富すぎです。

2011年12月24日土曜日

引っ越しで頭の体操

新しい家に住むと、これまで考えてもいなかった問題が出てきます。
1つ1つは軽いことなのですが、とにかくたくさん出てきます。
(どこか難がある物件ばかりに住んでいるということかもしれませんが)

今日は、問題をいくつか解決しました。


  • 棚が無くて、家電を稼働させられないという問題があったので、新しい棚を買って、炊飯器、コーヒーメーカー、オーブンを稼働させました。

  • 外気がすごい勢いで流れ込んでくる換気口があるので、プチプチを加工して塞いでみました。
  • 台所の流しが広い代わりにまな板を置くスペースが無かったので、ダイソーでグッズを買って増設してみました。


という感じで、
新しい家に住めば、山ほど「軽く困った状況」に出くわします。
これを、限られた資源(人(時間)・モノ・金)で解決する、というのは、なかなか良い頭の体操になっている感じがします。

問題解決手法を勉強している人で、かつ引っ越しをする人はぜひ実践練習に使えるかもしれませんよ!
私は今回は余裕が無くてやりませんでしたが。

2011年12月21日水曜日

そろそろ今年を振り返ろう

今年も後わずか。

今年は、私にとっては、社会人になってから一番変化の多い1年でした。
本当に仕事の内容が変わる異動が2度あり、勤務地変更も2度あり、引っ越しも2度しました。
その度に色んな発見があって、有意義だったと思っています。
(今年足りなかったのは安らぎかな)

  • かねてからしてみたいと思っていた、23区暮らしができました
  • 「読書会」ってものにハマりました
  • スピーチのトレーニングを受けました
  • かねてから希望していた、経営企画部門で働くことが出来ました
しかし、あまりにバタバタしすぎていて、物事を頻繁に振り返る暇がありませんでした。
しかし、忘れ去る前に、自分に取って重要と思われることは振り返っておこうかな。
年末年始はタイミング的にはぴったりです。実家とかでもできるし。

1つのエントリで全部振り返ると膨大になるので、出来るだけテーマ別に書いていこうかなあ。


堅い奴

twitterでも少し書いたのですが・・・
「堅すぎる」「肩に力が入りすぎている」と、いくつかの部のマネージャからほぼ同時期に指摘を受けました。
(口裏は合わせていないと思われる)
言われてみれば、そうかもしれないです。

今年を振り返ると、2月に本社で仕事をすることになってからずっと肩に力が入りっぱなしであったような気がします。

肩に力が入りすぎて、本領を発揮できるはずが無い。
しかし、力を抜くにはどうしたら良いのだろう。
昔、「心を楽にする」系の本を読んだり、呼吸法みたいなのを試したことはありますが、いまいちでした。
こういうのは、自分の中に入りすぎてはいけないのだと思います。

「TTP(徹底的にパクる)」がはやっているらしいので、今度は「力が抜けている人を真似する」というアプローチでもしてみようかな。

2011年12月19日月曜日

最後は自分で決めろ - 「武器としての決断思考」



物事を決断するための考える手順(フレームワーク)を提供している本です。
フレームワークを書いた本はいろいろ出ましたが、本著は最後に出てくるメッセージが素晴らしい。

「最後は自分で決めろ」


私としては耳が痛い言葉でした。

フレームワークって、それを使って当てはめていけば自然と正解にたどり着くような錯覚を持ちます。もし正解までたどり着かなければ、それはフレームワークの使い方がまずいのだと。少なくとも私は何となくそう思っていました。

しかし、それは全然違いましたね。
多分フレームワークというのはもっとざっくり使ってよいもので、ある程度物事が整理できたら、最後は自分で決めれば良いのです。

「決断思考」の手順は結構ややこしいもので、1度読んだだけではマスター出来ませんでしたが、この
「フレームワークはざっくり使って、最後は自分で決めればよい」
が分かっただけで私としては大収穫でした。


★★★★★(5段階評価)

2011年12月17日土曜日

引っ越しへの投資は経験で十分回収できる



先週末引っ越しでした。
用賀(渋谷から電車で15分くらい)の駅近うるさめのエリアから、町田(新宿から電車で35分くらい?)の閑静なエリアへの引っ越しです。

新居はまだ段ボールが山積みの状態で、部屋の中はゴチャゴチャなのですが、既に快適です。
多分理由は「静か」だから。
前のうるさいアパートと比べると、家にいるときの落ち着きが全然違います。

前のアパートの騒音についても
「耳栓すれば眠れるじゃん!」
と思ってからあまり問題視していなかったのですが、実は起きているときに聞いていた騒音もけっこう神経に障っていたのかもしれないです。

あと、通勤のストレスもだいぶ減りました。
(元々通勤時間を減らすのが目的でした)
片道で30〜40分減っただけなのですが、実際の時間よりも精神的な負担がアンロードされたような気がします。


自分はどんな環境に合っているか、どんなことなら妥協できる範囲なのか、引っ越しって色んなことに気づく機会になりますね。
このブログではひとまず置いておきますが、他にも気づくことはたくさんあります。
将来家を買う(可能性がある)ことを考えると、その前にいくつかの土地/物件を経験しておくのは十分回収できる投資のような気がします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ 最初、日本語がぐちゃぐちゃのままのタイトルで投稿されて、そのままtwitter, mixi他に飛んでしまいました。
修正したと思ったのにー!!

2011年12月12日月曜日

ときめきの値段

近藤麻理恵という、片付け専門家が、「ときめくかどうか」を基準にモノを選んだり捨てたりしなさいと言っています。
ときめくものに囲まれている方が日々楽しいですよ、という理屈です。
一理あると思い、今回引っ越しにあたってモノを買うときは、「ときめくかどうか」も基準の一つにしてみることにしました。

そんなことを考えながら昨日買ったもの3つ。



1つめ、電気ケトル。
これは、雑誌・ネット・売り場を調べて、一番ときめくやつを買いました。
8,400円。
高い。
中学校の技術家庭科で作れそうな仕組みでありながら。
ときめくのって金がかかるなあ。



さて、次は自転車。
今度は、売り場で一番ときめかない、安いやつを買いました。7,900円。
電気ケトルより安いのかよ。
スポーティーなグイグイ走るやつが欲しいとかねがね思っているのですが、今度のアパートには屋根付きの自転車置き場が無いので、やめました。
あまり良いものを買っても風雨にさらされるんじゃねえ。
(しかし、予想外に快適な走りと、ギアさえ無いシンプルさに、乗ってみたらときめきました)



最後に、加湿器。
加湿器については、売り場にときめくものが一切無かったので、加湿できればよしとしました。4,900円。
・ 気化式(水を熱で蒸発させる方式・加湿力が強い)と
・ 超音波式(振動で水をミストに変える・加湿力が弱い)
があり、1ヶ月の電気代が1,000円以上安いという超音波式を買いました。

(若干話がそれますが・・・
よく考えたら、24時間つけっぱなしにする訳ではないから、電気代にそこまでのインパクトは無かったのですが、引っ越しで疲れていて、そこまで思い至りませんでした。
疲れていると思考がものすごく浅くなりますね。
いくつか買おうと思っているものがまだありますが、今度はよく眠って疲れが取れている状態で買います。)


さて、結局ときめきで選んだのは3つ中1つだけ。
ときめきだけを基準にして何でも選ぶってのは結構難しいかもしれないですね。


ちなみに、近藤麻理恵はこんな人。

2011年12月10日土曜日

桂馬を切る感じでモノを捨てる - 断捨離


「断捨離」という考え方を知って、少しずつですが実践してもう1年以上経ちます。

「断捨離」というのは簡単に言えば、「自分に合わないものを捨てて、すっきりした生活を送りましょう」という考え方(取り組み)です。

まずはモノを捨てていくというフェーズが必要になります。

家の中に、本当にいらない、迷わず気持ちよく捨てられるというものはそうたくさんはないです。
ネックになるのは、微妙に使えるけど捨てられないもの。
こういうのを残していると、いつまでたっても断捨離が出来ない訳です。


いくつかの本を参考に、微妙と思うものもがんばって捨ててみたところ、確かに良いサイクルが回り始めたと思います。
別にスピリチュアルなことを言っている訳ではなく、取るに足らないものがモノが少ない方が、取るに足らないモノに関わっている時間が少ない訳だし、良いと思ったものを買うのに躊躇がなくなります。


これをやってきて思ったのが、モノを捨てるというのは将棋で「桂馬を切る」感覚に似ている、ということです。
将棋というのは、自分の全ての駒を守りながら戦うものではありません。弱い駒を犠牲にして、強い駒を取ったり、良い陣形を作ったりしていく訳です。


つまり、微妙に使えるモノ(桂馬)を切って、良いモノやサイクル(銀とか金とか良い陣形とか)を手に入れるのが断捨離である、という感じがします。


「捨てるデメリットがあっても、メリットが上回れば良い」
中谷彰宏の言葉ですが、断捨離に必要な基本精神はこれだと思っています。

きっと上級になればなるほど、角を切って飛車を取るような断捨離をしているんだろうなあ。

2011年11月13日日曜日

文房具いろいろトライアル - Rollbahnのメモ帳

  • モレスキン(何度も言いますが、私が使っているノート)
  • Evernote(インターネットを介してメモを共有するサービス。私が使っているのは無料版)

この2つに思いついたことをどんどん放り込んでいくというのを実践して、50日くらい経ちます。
インプットを決まった場所にまとめるという考えはひとまず気に入りましたが、とにかくなんでも放り込んでいるので、上記の2つのノート、どちらもゴチャゴチャになっています。

そこで、第3のノート(メモ帳)も投入してみました。
ハンズで売っていたRollbahnというメモ帳です。

大きさはこんな感じ。
青年漫画のサイズと大体一緒。


このメモ帳をどう使っているかというと・・・
モレスキンやEvernoteからアクションだけ取り出して、書いて持ち歩いています。
思いついたことをとにかく放り込むだけだった段階と比べると、アクションを取り出せる仕組みを作ったことで、だいぶ動きがとれるようになりました。


このノートの気に入ったところは・・・
  • 背表紙が固いので電車の中でも書きやすい
  • 切り離したメモを入れておくポケットが少しついている(ポケットは写真のような感じ)


そしてさらに、(実は買ってみて気づいたのですが)紙が黄色いのです。
(下図、右がRollbahn。左は比較のために並べた普通の白い紙のノート)

思いがけないことでしたが、この紙が黄色いというのが結構使えます。他の書類に混ざってしまってもすぐ見つけられるので。


さて、今回はメモ帳を1つご紹介したまでですが、最近、自分にとって使える文房具を買うというのも結構良い投資だと思い始めたので、いろいろ試してます。
良いのがあったらまたご紹介します!




2011年11月12日土曜日

サバイバルの時代? - 僕は君たちに武器を配りたい

「僕は君たちに武器を配りたい」
★★★★★(5段階評価)



読書会で知り合った方たちの間で、この本を読んでいる人メチャクチャ多いです。
評判も良いし、私も面白いと思いました。
タイトル、内容ともに心に響くものがあったのだと思います。

ビジネス書界では、一昔前の、「勉強ブーム(○○勉強法とか)」「知力ブーム(ロジカルシンキングの本がいっぱい出たりとか)」は過ぎ去り、この混沌とした世の中で生き残るための、「サバイバルブーム」がきている感じがします。
つまり、「現代社会って生きていくのが難しいですよね」という前提に立ち、その中でなんとか生き残るための方法を指南する本がいっぱい見当たります。
この本も、サバイバル指南の本です。

サバイバルの時代がきたという実感は、私自身はこれまであまり持てなかったのですが、住む場所を変えたこと、仕事が変わったことで、一気に時代の流れを実感するようになりました。

どうしたら生き残れるか、いろいろ書いてありますが、一つのメッセージは、

「マーケットから買いたたかれる「コモディティ」ではなくて、数値化できない差異で勝負する「スペシャリティ」になりなさい」
です。

別の言い方をすると、部品になってしまったら、いくら高機能であってもダメだと言うことです。
例えば、TOEIC900点をとっても、今の世の中TOEIC900点の人材はたくさんおり、その人たちの間での値下げ競争に巻き込まれてしまうのでダメなのです。
(著者は英語だけでなく、ITにも会計にも同じことが言えるとしています。マッキンゼー出身者で三種の神器(英語/IT/会計)を否定している人を初めて見ました)
そうではなくて、今までに無い価値を作り出せる人(スペシャリティ)にならないといけない、ということです。

では、スペシャリティになるにはどうしたらよいか・・・
自分の業界のことを隅から隅まで(表から裏まで)知り尽くす必要がある。
業界を知り尽くしているからこそ、ショボいビジネスをしている競合他者のことがわかったり、ニッチなポジションをつかんだりできる。
とのこと。


この、
「スペシャリティになるには業界に精通している必要がある」
というのうは、私にとっては新しい考え方だったので、ぐっときました。

尚、この人は学者ということもあり、本書はあまり実践の書ではありません。
最初から最後まで、理論と事例です。具体的なアクションは自分で考えろってことですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
余談。
振り返りたいところいっぱいで、折り目を付けていったらこんな感じになりました。
(折り目が多すぎるので後半はおるのをやめた)




ビジネスリュックで機動性を確保する

ビジネスリュックを買いました!
そんなジャンルのリュックがあるとも知りませんでしたが、ハンズにそんなコーナーがありました。
買ったのはこれです。(ACEGENEというメーカー)

事情はこんな感じです。
  • 最近、会社の用事でパソコンを持ち運ぶことが増えた。肩が今までに無い凝り方をしている。
  • 私生活では、モバイル環境を整えたが、あまり良いカバンを持っていなかった
    ⇒ 持ち運びにくいと、どうしても持ち運ぶのがおっくうになる
    ⇒ せっかく買ったMac Book AirやiPadを、良いカバンが無いという理由で持ち運ばなくなるのはもったいない。
と、思いまして。
自分自身の機動力を維持する上で、快適にものを持ち運ぶことが出来るというのは結構重要な気がします。
さーて、これであちこち動き回るぞ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ。
私は、次の条件で探しました。
割と普通の条件ばかりですが、条件を曖昧にしてものを選ぶとつい変なものを買ってしまうんですよね・・・
実は1回容量不足なものを買ってしまい失敗していたので、今回はちゃんと紙に書いて探しました。
条件全部満たすものを選んだら予算オーバーしましたが、得てしてそういうものですよね。今回は機能面の条件は妥協せず、予算を妥協(?)しました。
  • 両肩に重さを分散できる(会社のパソコンはメチャクチャ重い) ⇒ リュックが良い
  • 丈夫(パソコン重いから)
  • パソコン用のクッションあり
  • 防水
  • スーツと合わせてもOK
  • 容量それなりにある(PCとか本とか持ち歩くから)

※ 肩ひもは、背中にあたる部分とつながっている形が良い(写真みたいに)と思い、ほとんどしぼられました。

東京 - 住む場所、働く場所で時代認識が変わる

今週、出張で丸ビル(東京駅直結の、オフィス/レストラン/ショップなどが入ったビル)に行きました。
道行く人が、みんなやり手サラリーマンに見えました。
東京って、少し動くと本当に様子が変わりますね。

(東京駅 きれいな駅。こんなだとは知りませんでした)

ぱっと見た感じ
  • きちっとしたスーツの人多い。
  • スタバでコンピュータ使っている人率メチャクチャ高い。
  • ラーメン屋でもiPad使っている人いる。
  • サブウェイは外国人だらけ。
こういうところに住んだり、働いたりすると、時代の流れも感じやすいでしょうね。
住む場所、働く場所で時代認識が変わるってことです。
時代認識を間違えないためにも、定期的に東京に来るのは意味がありそうです。

そういう意味では、最近海外旅行をさぼっていますが、定期的に海外の都市(特に新興都市)は見ておきたいなあ。

では。



(丸ビル地下1階のスタバ 奥に見えるのは、最近買ったビジネスバッグ)

2011年11月5日土曜日

のんびりしたい時の漫画 - OL進化論

のんびりした4コマ漫画も捨てたもんじゃないなぁ
と思った漫画。
「OL進化論」




★★★★(5段階評価)

OLたちの日常が楽しく描かれています。
絵も内容も、安定感が高いと思います。
きっと学生にとってはあまり面白くないでしょうが、休日とか、のんびり読むには良い漫画。
全部4コマだからどこでも止められるし。

ただし、この漫画はバブル期に連載が始まっていて、ここに出てくるOLたちの像は今働いている女性たちとは結構違うと思います。
これって、今の働く女性が読んだらどんな感想を持つんだろう。きっと今は、こんなのんびりした働き方をしている人は少ないんだろうな。

尚、先に投稿した、「進撃の巨人」「キングダム」はまだ中古でも高価ですが、「OL進化論」は100円でも売っていますよ!

スピーチ - 事前に声に出して練ることの効用

みなさん、スピーチを準備するときはどういう風に準備しているのでしょう?

先週のスピーチの自主練習会の時、これが話題になりました。
やり方は人それぞれですが、大体次の3つのようなパターンが出ました。

1.ポイントだけ、もしくは流れだけ考えておく
2.一字一句書き出す
3.一通り声に出しながら練る

先のスピーチ能力検定2級のセミナーの卒業生で人気だったのは、1の「ポイントだけ、もしくは流れだけ考えておく」でした。

最近私は、断然3の「一通り声に出して読んでおく」までやります。
セミナーを受ける前は1で強引にやっていました。
というか、3をすれば精度があがるともなぜか思っていませんでした。(不思議ですね)

これをすると

ア.ロジックがおかしいところ
(直感的に思いついたエピソードが実はテーマとあまりつながっていなかったとか)
イ.些細な話なのに長すぎるところ
ウ.補足説明が必要なところ
エ.別の言い回しのほうがよさそうなところ
オ.ビジュアルハンド(手の動きを)加えられるところ
カ.抑揚をつけたり、テンポを変えられるところ

など、本当にいろんなことに気付きます。
3をすることでこれに気づけるとわかったのも、セミナーの大きな収穫でした。


ということで、以上、私の準備の仕方のご紹介でした。
うまくいくやり方は人それぞれみたいですが、毎回ぶっつけでやって、毎回うまくいかないと思っている方には使えるかもしれないやり方です。
お試しください。

これはいい中二病?「進撃の巨人」

先の投稿「キングダム」に続いて、最近私が一気読みした(5冊ですが)もう一つの漫画が「進撃の巨人」です。




★★★(5段階評価)

設定はこんなです。
人類を食べる「巨人」がいる世界。
人類は巨人が登れない壁で自分たちのエリアを囲って、安全地帯を作り出し、その中で生活している。
しかしあるとき、壁を壊せる巨人が現れて、再び戦いが始まった。


これはさっきの「キングダム」とは違って、戦争について人類側の戦略はメチャクチャです。私が参謀になってもいいくらいじゃないかと思います。
だとしても、「巨人が支配する世界」だなんて、気分転換としてはなかなか良いです。
どんな世界観もあり。
どんな生き物もあり。
どんなストーリー展開もあり。
漫画の良さはこれですね!

古代中国の白兵戦漫画「キングダム」

最近、新しい漫画を読んでいないなぁ・・・

私が好きな漫画と言えば未だに、

  • ドラえもん
  • 美味しんぼ
  • スラムダンク
  • バガボンド
  • ワンピース

あたりです。
他にも多少は読んでいますが、社会人になってからあまり開拓していないのがよくわかります。
昔は漫画大好きだったのにです。

と思って、いくつか新しいのを読み始めました。
そのうちの一つが「キングダム」です。





★★★★★(5段階評価)

これは約2300年くらい前の中国を舞台にした漫画です。
主人公の、身分の低い出の少年が、戦国武将としてのし上がっていく展開になると思われます。(まだ途中なので、この後の展開はわかりませんが。)

主に戦争シーンが多く、将軍同士の戦略の駆け引きが面白いです。
作戦、腕力、地形、天候、士気など、選挙区を左右する要素がうまく織り込まれていて、よく出来た戦争漫画だと思います。
戦国武将の長刀一振りで10人くらいの首が吹っ飛んだりするので、その辺はやっぱりマンガなのですが。

こういう頭を使った駆け引き系の漫画って面白いですね。私は駆け引きってのは得意ではないですが、面白いです。
少なくとも、多くの男性にとっては引きつけられるものがあると思います。
私は1巻〜23巻(今出ている最新刊)まで一気に買って読みました!
24巻も11月中に出るみたいです。楽しみ!

2011年10月30日日曜日

手帳やノートが重たいのは仕方ないのか

ノート(モレスキン)を常に持ち歩くことにしたので、手帳は小さくてよいかと思って、ためしに今までで一番小さい手帳を買ってみました。


写真右の青いのが手帳。
真ん中の黒いのがノート(モレスキン)。
左が、比較のために置いたB5のレポートパッド。


これは失敗だったかもしれない。
面積が足りなすぎて、書きたいことが全然書ききれない。

しかし、ノートに加えて、重たい手帳を持ち歩くのは結構大変だ・・・
手帳やノートにこだわるには、重いのはあきらめるしかないのかもしれないですね。
しばらく使って慣れなければ、別のを買います。
買うとしたら、電車やバスの中でも書きやすい、ハードカバーのやつにしようかなぁ。
もしくは、手帳を換えるのではなくて、重くても持ち運びやすいビジネスリュックを買うという手もあるかなぁ・・・。
出張も増えたしねぇ。

2011年10月29日土曜日

スピーチ自主練習会

本日、スピーチの自主練習会に参加してきました。
スピーチ・プレゼンセミナー(私が9月に受講していたやつ)の卒業生の自主練習会です。
会社でも何度か人前で話すことはあったものの、3分のスピーチを作って発表するというのは1ヶ月ぶりでした。
やはり、1ヶ月間が空くとどこか錆び付いています。スピーチを作るのにも時間がかかったし、チェックポイントも気が回らないところも多くなっていました。緊張もしました。
どこかスポーツに似ているところがありますね。
でも今日の練習会で、少し錆がとれたと思います。

お取り計らいくださった、こーたりんさん、ありがとうございます!
フィードバックをくださった他の参加者の方も、ありがとうございます!

スピーチ・プレゼンセミナーは、短期集中講座で、今まで4期行われており、卒業生は19人いるらしいです。
私は3期生。
今回は、今までお会いしたこと無い2期生の方ともお話が出来た大変刺激になりました。

やはり、社外の方と活動なり何なりすると、頭や体のモードが変わって良いですね。

忙しくなったり、家が遠くなると、そういうのがおっくうになるので、今後も意図的に社外の方と交流を持っていかないとな・・・


その後、3名で赤坂で寿司を食べました。
スピーチ・プレゼンセミナー講師の荒井さんオススメの店です。
うまし!


その後セミナールームに戻り、卒業生インタビューを受けました。内容は今のところ秘密にしておきます。

余談。
帰りがけ、国会図書館を見学しました。
立派な施設って、テンションが上がりますね。
国会図書館の入り口のベンチで一休みしようと思ったら、意図せず1時間くらい寝てしまいました。
ものすごく疲れているらしい。

10月 個人レビュー

今年もだんだん終わりに近づいてきましたね。早い早い。
では、10月を簡単に振り返ります。


1.仕事
10月1日異動だったので、今月はとにかく仕事に対応していたら終わりました。
休日も移動(出張)が多く、あまり仕事以外のことはしていません。

私が勤めているのは、メーカーです。
今までは情報システム部門にいたのですが、今度は経営企画系の部門で、全社業務の業務フローのトランスフォーメーションプロジェクトに参加しています。
経営というのは、すごく興味があった分野なので、楽しいです。
しかしやはり、異動直後は大混乱です。
これは、前回の異動(8ヶ月前)の時もそうでした。
今回は、最初の3週間ほぼずっと会議などに参加していたので、とにかくメモは取りまくったが、それをまとめたり、課題管理をする暇ありませんでした。
4週目の先週、やっとそのメモをほぼ課題管理表とタスク表に落とし込む所まできました。
ということで、今月は本当に上司についていっただけです。
来月は、より仕事をオーガナイズして、より付加価値をつけるアクションをとりたいです。


2.引っ越し
引っ越しに向けて物件探し始めました。
今は用賀から相模原に通っており、通勤に片道90分〜100分かかります。
東京暮らしは気に入っていたのですが、睡眠が足りなく、体力の限界を超えており、仕事でまともなパフォーマンスが出せません。
今の新しい仕事は私にとってはしっかりやりたいので、仕事優先で引っ越すことにしました。
休日は、意図的に社外と交流を持つように注意します。


3.ライフログ
仕事以外で、唯一時間かけてやっているのはこれです。
新しい試みとしてライフログというのをつけてみることにしました。
日々の生活とか、思いついたアイデアを出来るだけ記録するという考え方です。
その記録の先は、モレスキン(流行のノート)と、evernote(メモを取ったりするクラウドを利用したアプリケーション。これも多分流行ってる)です。
元々は、モレスキンやevernoteの本をいくつかあたっていたのですが、その中で、とにかくなんでも記録してみるという考え方にあたりました。
ゴミデータも含めてたまっていってしまう感はありますが、今までに無い新しい発見があって、結構面白いと思っています。


ということで、今月は仕事中心生活でした。
仕事ではけっこう新しい体験できている感じがするので、しばらくはこれで良いかとは思ってます。
文章はもっと書きたいですが。
では。

2011年10月24日月曜日

物事がオーガナイズされていないのは不安のもと

ここ2日間でTODO整理して頑張って消化したら、だいぶすっきりした気持ちになりました。

10月前半、家にいる時間が極端に少なく、TODOが溜まっていたのです。
もともと平日は家では寝るだけだったのに加えて、土日の出張も多かったので。
TODOの内容は次のような感じで、大小さまざまです。


  • ゴミを捨て
  • 洗濯
  • DVD返却
  • 買い物
  • 免許更新
  • 部屋の内見


  • この2日間で、まずEvernote(一種のメモ用ソフトウェア)や紙のノートに突っ込みまくっていたTODO整理してから、毎日TODO消化のために数時間使ったら、直近でやらなくてはいけないことは大体片付きました。

    やることが溜まっているけど、どのくらいたまっているのか良くわからない、という状況になると、だんだん不安な気持ちになってきます。
    物事をしっかり整理して、気になることを溜めすぎないというのは、精神面の健康にも重要ですね。

    2011年10月23日日曜日

    メジャーIT機器3点レビュー Mac Book Air / Kindle / iPad2

    最近買ったIT機器3点をレビューします。

    1. Mac Book Air
    2. Kindle
    3. iPad2

    です。
    これは良かった順に並べています。

    どれも有名な機器ばかりなので、お持ちの方も多いかもしれないですね。
    以下、あまりマニアックなレビューではないです(それほどマニアックな使い方もしていないし)。
    まだ持っていないが購入検討中だという方へのガイドと思ってください。


    1. Mac Book Air
    ★★★★★(5段階評価)

    1位はこれです。
    13インチで1.3kg程度という、とても軽いAppleのノートパソコンです。
    私が今まで使ったパソコンの中で一番良いです。
    特に気に入っているのがキーボードで、すごく打ちやすいです。
    バッテリーも悪くないです。普通に作業していて5時間以上は持っていると思います。
    スピードも文句無いです。モバイルではなくて、メインマシンと考えてもOKです。
    最近はこれを近所のモスバーガーかフレッシュネスバーガーに持っていって作業などをするのが気に入っています。
    おかげで、これまで(私の中で)滞っていたEvernoteの利用促進とか、ブログ更新とかが結構進みました。

    尚、約11インチで1.1kgというモデルもあります。
    当然13インチのモデルよりも軽いので機動性は高いですが、作業はもちろん13インチの方がやりやすいです。
    この辺はもう好みの問題だと思います。

    余談ですが、この写真、かっこよくとれてますね。
    光の具合がいいみたいだな。
    フレッシュネスバーガーで撮影しました。


    2. Kindle
    ★★★★★(5段階評価)
    (写真左の本は新書です。大きさの比較のために並べています)

    2位はこれ。
    私としては1位と僅差です。
    Amazonの電子書籍リーダー。
    基本的な使い方は、米国Amazonのサイトから電子書籍を買って、これで読む、というものです。
    なので、基本的には英語の本を読むことになります。
    インターネットの情報を見る限り、日本語のPDFなんかも表示できそうですが、試していません。
    これまで、約500グラムあるKindle DXというのは持っていましたが、携帯性が悪すぎるのであまり使っていませんでした。

    今売られているモデルは、一昔前と比べると、

    • 動作は速く(めくるスピードが速く)
    • 文字とバックのコントラストが上がって(白い部分が今までより白くなって)見やすく
    • 重量が軽くなり(約170グラム=少年漫画1冊の重さと大体同じ)持ち運びやすく、読みやすく

    なりました。
    この3つの改善が私にとってはどれもありがたかったです。
    買ってから、英語の本を読む習慣が復活しました。
    例えば通勤中に読むとか。
    軽いので、座れないときで、片手でつり革につかまっていても、もう一方の手で持って読めます。
    英語が出来る人や英語勉強中の人には超オススメ!
    英英辞典が内蔵されているので、単語がわからない場合は、カーソルを当てると意味が(英語で)表示されます。

    尚、注文するには、米国Amazonのサイトでアカウントを作る必要があります。
    本体は5日で届きました。
    本体はWifi接続できるようになっており、米国Amazonのサイトで電子書籍を購入すると、一瞬で本がダウンロードされます。


    iPad2
    ★★★(5段階評価)




    3位はこれです。
    買ってから3ヶ月以上立ちますが、まだ有効利用方法を見つけられていません。
    寝っころがってインターネット閲覧したらラクかな?と思って試しましたが、あまりラクな姿勢が見つけられませんでした。
    なんか、まだ重すぎるのではないかという気がします。(これは600グラムあります)
    人から聞いた話では、インターネットで料理のレシピなんかを見つけて、これを見ながら料理をする、なんて使い方があるそうです。私はやったことがありませんが。(今度引っ越すときは絶対にガスコンロを使える部屋にして料理します!)
    この前は出張にもこれを持っていきましたが、あまり使いませんでした。
    キーボードの打鍵が早い人にはどうしてもストレスがあると思いますが、どうなんでしょう。


    という訳で、以上IT機器3点レビューでした。
    総じて思ったのが、重さってすごく重要だと言うことです。
    IT機器は携帯する時代になったということですね。
    この勢いで、ノートPCもどんどん軽量化してほしいなー。

    2011年10月2日日曜日

    スピーチ・プレゼンセミナー完了

    私にとって9月最大イベントだった、スピーチ・プレゼンセミナーが終わりました。

    全5回の講座 + 検定試験1回の、1ヶ月強の短期集中講座です。

    概要(Facebook ページ)はこちら
    私の写真とか(小さいけど)載ってます。

    主催元(日本スピーチ能力検定協会)のページはこちら。
    参加者のビフォーアフターとかが見られます。
    (こっちは私は載っていません)



    これまで、人前で話すということについて、これといった哲学は持っていませんでしたが、セミナー全体が終わって、次のように考えるようになりました。
    一言で言うと、
    「毎回のスピーチを自分の蓄積にしないといけない」
    と思ったということです。

    人前で話すというのは、毎回毎回アドリブ的に乗り切るものではない。
    自分が伝えたいことを伝える(貴重な)チャンスであると思って準備する方がいい。
    毎回しっかり準備するほうが、ネタやいい話し方が蓄積されていく
    アドリブ力が求められることもあるだろうが、そのときにもネタや話し方の蓄積が生きてくる。

    ということで、今の私のテーマは「蓄積」になりました。
    どちらかというとスピーチ力=瞬発力だと思っていた私にとっては、これだけ自分なりのに成長イメージを持てたのは、とても良かったことです。

    こう思って、最近あった離任挨拶も内容、言い回し、身振り含めて準備しました。
    少し蓄積が増えたと思います。

    2011年9月26日月曜日

    モレスキン感想1日目

    「モレスキン」という、1冊2,000円以上する高級ノートを使い始めてみました。
    私が買ったのはこれ(A5変形サイズ)です↓





    輸入ノートで、日本に入ってくる瞬間高くなるようです。
    (アメリカのアマゾンでは12ドルくらい)
    ただ高いではなくて、一応使い方に思想(流儀?)があるみたいです。
    その流儀については昨日のエントリをご覧ください。
    一言で言うと、いつも持ち歩いて、何でもかんでもそこに書き込め!というようなことです。

    使用1日目の感想をとりとめの無く書いてしまいます。
    最後まで行っても、特にまとめみたいなものはありません。あしからず。
    買うかどうか迷っている人は読んでくれると、参考になるかもしれません。

    ・ ハードカバーはわりといいかも
    ソフトカバーのタイプも売っていますが、ハードカバーのものを買いました(そうじゃないと他のノートと何が差別化されているのか、私にとってはよくわからないので)
    ハードカバーなのは、電車の中でも書きやすく、確かに利点だと思いました。
    大学ノートに取り付けるハードカバーでも探そうかと思いました。

    ・ 6mm罫は今のところ慣れない
    私は原則7mm罫を使っていたので書きにくいです。
    7mmのが売ってればいいのに。
    私は6mmはアルファベットサイズだと思ってまいます。

    ・ 面積が若干足らない
    横にしてマインドマップを書くには面積が足らないです。
    B5の大学ノートは、横にしてマインドマップを書くのに良かったのですが、今使っているモレスキン(ラージ)は無理でした(私には)。
    ただ、見開きにすればOKでした。
    見開きにしたとき段があまりできないので、書きやすいのが良かったです。

    ・ 裏写りしないが吸水力が無い感じ
    吸水しないからこそ裏に写らないのだと思います。
    インクがドバドバでるペンで書くと、乾くのに少し時間がかかります。

    以上、初日8ページほど消費してみての感想でした。
    読み返してみると、なんか文句が多いな。
    長く使ってこそ効果を発揮するということなので、初日じゃ本領発揮していないとは思っています。
    こっちも使い方に慣れてくるだろうし。
    また新しい発見が合ったら、ご報告します。

    平日にブログ書き始めると、すぐ寝不足になる。いかん。

    2011年9月24日土曜日

    2ヶ月で使い切る!/モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方 [単行本(ソフトカバー)]




    ★★★(5段階評価)

    「モレスキン」って知ってますか?
    高級ノートです。
    LOFTとかにコーナーがあるくらい、はやっています。
    高いです。A5版で2,730円します。
    私はまだ使ったことがありません。

    モレスキンの活用本です。
    なんであんな高いのに売れてるんだろう?
    全然その良さわかっていなかったので読んでみました。

    「ユビキタスキャプチャ」という考え方が紹介されています。
    これは、思いついたことや、覚えておきたいことを、とにかく一つのノートに放り込んでおく、という考え方。
    「ノートは情報がやってきてとらえられる網」であるとのことです。
    それだけだと、そのノートは情報が散らかったものになるので、ノートに情報を放り込んでいくフェーズの他に、毎日のレビュー、週次のレビューで、ノートをデコレーションして見やすくしたり、別のノートに系統立てて書いていく。
    このような情報管理のことであるようです。
    この考え方は、ひとまずなるほどと思いました。

    そして、この「ユビキタスキャプチャ」をするのに、モレスキンがぴったりである、ということです。
    なぜなら
    ・ ハードカバーだから立ったままメモできる
    ・ ペンを差し込む場所があるからペンが無くて書き込めないということが無い
    ・ 200ページくらいあるから、情報を蓄積できて、情報の化学反応が狙える
    ・ 丈夫だからバラバラにならない
    などの理由だそうです。

    モレスキンでなくてもこの条件を満たすことはできそうだという邪念(?)は置いておくと、考え方としては納得できました。
    特に、ページ数が多いことで、過去の情報も参照できて最近の情報と化学反応が狙えるという発想は今まで持っていませんでした。
    そういえば、ノート術についてはかなりチェック不足だったかもしれないです。
    これまでマインドマップ一辺倒だったもので。


    しかしモレスキンは高いなあ・・・と思ったものの、先ほどつぶやいた通り(下記)、モレスキン買ってしまいました。
    上に書いた、A5罫線付きのやつです。
    (さらに、米国アマゾンでよりやすい値段でかえそうなので注文してみました)
    高いノートにやくたいもない(下らない)ことを書くのはなんか気が引けますが、チマチマ使ったら本末転倒。2ヶ月で使い切ることを目指します。

    モレスキン買ったりました。ノートに3,000円は高いが、流行に乗るのに(乗り遅れてますが)3,000円ならOKと思いまして。光の早さで使い切ることを目指します。/MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ


    芸術ドキュメンタリーっていいね ⇒ アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 [DVD]





    ★★★★(5段階評価)

    芸術関係のドキュメンタリーを見ると、今の生活から飛び出してもっとクリエイティブなことをしたくなりますよね。
    ならない?
    いろんな経験をしたり、自分なりの何かを作り出したり、私はそういうことをしたくなります。
    そういう意味では、危険な作品です。


    アーニー・リーボヴィッツは、世界でもトップクラスのカメラマン。


    画像検索すると、多分知ってる写真が出てくると思います。


    映画全体としては、彼女の仕事の流儀が紹介されています。
    「プロフェッショナル仕事の流儀」っぽいノリです。
    成長やブレイクスルーが描かれているところも似ています。
    若い頃からそれなりに認められていて、すごい写真も撮っているのだけれど、年を重ねる中でさらにいろんなことを学んで、さらに成長している。
    プロフェッショナルは、常に成長し続ける人ですね。

    この映画の一番の見所は、なんといっても映画の中で多数紹介される彼女の作品です。芸術作品ってのは、背景説明付きで見ると面白みが倍増しますね。

    いつも思うけど、ドキュメンタリー映画ってのは、自分が詳しくないジャンルに触れるぴったりのメディアですね。



    <最後に、メモ/トリビア>
    ・ 大切な人を失い、大切な人を授かる。それが人生。
    ・ 「とにかく記録を残したい」
    ・ アニーが大学でとっていた写真の授業は「写真を撮って、すぐ現像して、それについて話し合う」というもの
    ・ 「写真とは、高潮した一瞬を切り取るようなもの

    9月 個人レビュー

    毎月レビューを書くことで、先月、先々月など、少し前の自分と状態を比べられるのが良いです。
    よりレビューを有意義にするために、フォロー表のようなもので管理しようと思ったこともあるのですが、それはもうブログにのせるよう内容ではないと思い直しました。
    これまで通り、気が向くまま、時に過去のレビューと比べて書くのがふりかえりとしては良さそうです。

    しかし、もう9月が終わろうとしているか。
    光陰矢の如し。
    人生ってのも油断しているとあっという間だろうな。
    お友達が「寒くなるとセンチメンタルな気持ちになる」と言っていましたが、全くそうだと思います。

    さて、前置きが長くなりましたが、ふりかえりです。

    1.異動
    10月1日からの異動が発表されました。
    引き継ぎの受け/渡しで完全てんてこ舞いになりました。
    8ヶ月前に経験した引き継ぎの混乱をこんなに早くもう一度経験することになるとは予想外でした。重複期間が無い引き継ぎって無茶ですよね。
    まあ、こういう無茶を経て成長するものだと思っているので、体は若干きついですが、これも含めてポジティブにとらえています。

    しかし、10月の半ばに資格試験をどうするかが悩ましいです。
    新しい職場の勉強を優先させ、資格試験は捨てるか、それとも強引にどっちも勉強するかは決めかねています。


    2.疲労
    人間、疲れているとろくなことを考えられません。
    まだ長距離通勤に慣れなく、ろくなことを考えられないレベルまで疲れている状態がデフォルトになっています(常態化しています)。
    都内に住むというのは、ずっと相模原に住んでいた私にとっては格別な体験ではあったのでそう簡単には引っ越したくありませんが、住む場所、もしくは生活リズムをかえなくてはいけないと思っています。
    これは10月の勤務の様子を見て決めます。


    3.スピーチ・プレゼンセミナー
    永田町で全5回(+検定試験(明日))のスピーチ・プレゼンセミナーを受講しました。
    人前で話す能力が、私の仕事のボトルネックになっていると感じていたので参加しました。
    いくつも技が身に付いたのはもちろんですが、私にとって一番良かったのは、人前で話す機会をポジティブにとらえられるようになったことです。詳細は別の記事にする予定なので省略しますが、全6回の効果は、私が期待していた以上のものでした。
    若めの社会人みんなにお勧めしたい内容です。
    今後、本社の役職者に話をして、ものを説明する機会があるようなので、私にとってはタイミング的にも絶好でした。

    日本スピーチ能力検定協会というところが主催です。興味がある方はどうぞ。90分程度の体験会もあります。
    ホームページはこちら↓
    http://supiken.jp/

    2011年9月19日月曜日

    感動を伝える文章

    最近、マイミクさん/Facebookの友達の日記で、起こったことの感動を活き活きと描いてあるものを結構よくみる。
    すごいです。
    私もあんな風に書けたらなー、と思います。

    スピーチのセミナーで、私が無表情なほうであると気付いたが、同じように、(比ゆ的な意味ですが)文章も全体的に無表情なんだと思う。

    学生時代に論文の書き方を身につけてからというもの、他のメディアにふさわしい文章の書き方を一切習得してこなかったことが原因かもしれない。
    メディアに合わせた文章を書く技術か。
    また新たに習得したい技が増えました。

    基本は引き続き論文調でしょうが、時に活き活きとした文章を書いてみます。多分。

    状況に適応するのも簡単ではない

    今月、私自身の異動が発表されました。
    これまでの情報システム部門から、経営企画関係の部門に行きます。

    今の上司・同僚は尊敬できる方が多いので、残念な気持ちはありますが、基本的に新しいことにチャレンジできるのは楽しみです。

    覚えることがものすごくたくさんで勉強を始めたら時間的にパンクしました。
    これに対応するため、次の3つをやめました。

    ・ tsutaya discuss (定額レンタルDVDサービス)
    ・ 日経network
    ・ 日経コミュニケーション
    (IT雑誌は日経コンピュータのみ残した)

    けど、まだ時間的に相殺されていない。
    少し前にスポーツクラブも辞めたのだが・・・
    状況に適応するってのはなかなか難しいですねえ。
    変化の時代は適者(状況に適応した者)が生き残るといいますが、適者になるのも簡単ではないな。

    新しい部署に異動して即結果を出そうと必死になると、時間がいくらあっても足りないです。
    もしかしたら、あまりにすぐ結果を出そうというのが健康的ではない発想で、今の上司が言ってくれたように、「焦らず結果を出せばいい」と思い直せばいいのかな?

    2011年9月11日日曜日

    無表情だが意外と力強い?(スピーチ・プレゼンセミナー4日目)

    スピーチ・プレゼンーセミナー4日目終了しました。
    本日は、前回の私のスピーチについて、他の受講者からフィードバックをいただきました。

    挙げてもらった長所で一番意外だったのは「力感度(力強さ)」が、高得点だったこと。
    私は体は小柄であるのに対して声が大きいことから、この力強い印象が出ているのではないか、とのことです。
    私は力強さは出せないと自分では思っており、知的な印象(?)で勝負しようとしていたので、意外でした。

    言われてみれば、大きめの声がコンスタントに出せることは知ってはいました。
    水泳をしていたおかげで肺活量は今でも多めだし、スイミングコーチというプールの中で怒鳴り続けるバイトを半年くらいやっていたら、大声も出るようになりました。
    しかし、この能力を強みとして活かそうという発想が全くありませんでした。
    自分の頭で考えただけではたどり着けないところに行ける。フィードバックの力を改めて感じました。

    逆に、私の一番弱いところは、表情豊かでないところ。「個性度」という指標が一番得点が低かったです。
    これもセミナー参加するまでは気にしていなかったところです。このセミナーの初期のほうで指摘されたので、改善を試みているのですが、これがなかなか突破できません。
    もしかしたら、あまり個性を出さないのがパブリックスピーキングだという考えが、頭のどこかにあるのかもしれません。
    来週は何か一つでも改善を試みたい。

    ものすごく有意義だったセミナーも後2回になってしまいました。
    これだけ多くのことを一度に身につけたら、維持するのに何か仕組みが必要だなあ・・・

    2011年9月3日土曜日

    プロフェッショナルの条件(ドラッカー)





    「プロフェッショナルの条件」を再読しました。
    中身詰まってます。
    今は資本主義ではない。
    知識がものを言う知識社会である(少なくともなりつつある)

    これがこの本の前提です。
    主にその中で知識を武器に働く知識労働者がどう成果を上げ、貢献するかということが書いてあります。

    強みを活かすということ
    (フィードバックを利用しないと自分の強みはわからない)

    時間管理のこと
    (時間は常に足りない。時間は大きなまとまりにする必要がある。)

    リーダーシップのこと
    (リーダーシップは手段である)

    意思決定のこと
    (意思決定の必要条件を明確にしろ)

    などなど、話題は多岐にわたっていて、ずっと面白いです。
    (ドラッカーがいろんなビジネス書のネタ本になっていることを改めて確認しました。)

    知識労働についてもいろいろ書いています。
    知識労働者の産出物は、その他の知識労働者の産出物と結びつくことで初め意味のあるものになる。
    それを結びつけるために、知識労働者は組織を必要とする。
    読んだのは二回目のはずですが、知識労働者が組織を必要とするロジックがわかっていませんでした。少なくとも覚えていませんでした。
    当時速読したからかな。
    私の速読レベルでは、数段階の論理が展開されている文章は無理かもしれない。

    他にもいろいろ書かれていて、容易に要約できません。

    やはり、噛み砕きまくった本(「菓子パンのような本」という表現も聞いたことがある)だけではなく、このように自分で消化しなくてはいけない本を読むのは大切だと再認識。
    菓子パンのような本も当然得られるものはあるが、消化力が弱まるのは長期的視点では良くない。
    消化力を維持する目的だけでも、時々歯ごたえのある本を読もう!

    2011年8月28日日曜日

    あの手この手でフィードバック

    ここ数回ブログで話題にしている、スピーチ・プレゼンセミナーで学んだことをもう一つ。
    (このセミナーは本当に学びが多いです)

    このセミナーでは、自分のスピーチを
    ・ 参加者から感想を聞く
    ・ 講師からコメントを聞く
    ・ ビデオで撮影したものを見る
    といった感じで、あの手この手でフィードバックして自分を客観視します。
    そしてこれが、上達という点ではすごく効いているような気がします
    自分がしゃべっている様子を見るなんてのは、最初は結構気恥ずかしいものでしたが、2回目にしてその点はもうなれました。

    思えば、スピーチに限らず、フィードバックによる客観視というのは、取り入れたらもっといろんなことの上達が早くなるのかなと思います。
    ドラッカーは、自分の強みを正しく見つけるためにもフィードバックが必要だということも言っています。(そういうのが無いと、たいていの人は自分の強みを誤認してしまうので)
    そう思うと、SNSってのは、文字情報だけではありますが時に人からコメントをもらえて、フィードバック要素があっていいかもしれませんね。
    本当は会社でこれがうまくできればいいのでしょうが、会社でお互いを適切に評価し合うってのは・・・なかなか難しそうですね。
    誰かいい方法ご存知だったら教えてください!

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    尚、私が参加しているのは、こちらのセミナーです。

    スピーチ・プレゼンセミナー - ブレイクスルーの前の混乱(であってほしい)

    スピーチ・プレゼンセミナーを受講中で、全5回のうちの2回目が終わったところです。
    1回3時間以上の講座で、1回のクラスで最低2回人前でスピーチをするという、なかなかハードな内容です。

    今、自分の課題が出まくってきたところで、なかなか一度には直せません。
    ある場所を意識すると、他がおぼつかなくなるという感じです。

    修士論文作成中、指導教官に「一度大混乱して訳が分からなくなるくらいにならないと、ブレイクスルーは来ない」と言われたのを思い出しました。
    修士論文のテーマについて、他の大学院生からダメ出しをされて、もうどうすりゃいいんだかわからない、と思っていたときに言われた言葉です。
    実際、一気に課題を突き付けられたからこそ、自分の研究テーマを根本から再構築することができたのだと思います。
    小さい改善を少しずつ指摘されたら、きっとチマチマしたものになっていたでしょう。
    実際は本当にまとまるかかなり不安だったのですが、その混乱時期があったからこそ、それなりの修士論文が書けたような気がします。

    これを思い出し、スピーチも現時点課題出まくりなのですが、一度には解決できないくらいの課題が出るのもそれはそれでOKなのかなと思っています。

    来週もがんばりまーす。

    2011年8月27日土曜日

    8月 個人Review

    8月は、

    1.スピーチ・プレゼンセミナー参加開始した
    まだ二回目が終わったところですが、気づいたことがめちゃくちゃたくさんあります。
    ・ 表情が豊かでない
    ・ 人と話しているのに、自分の頭の中に集中してしまっている
    ・ 思っていたほどメチャクチャという訳でもない
    まだいろいろ気づいたという段階で、あまり直せてはいませんが、これからしっかり直していきたいと思います。
    毎回スピーチを最低2回はするということで、結構緊張します。でもこのくらいの負荷は常に自分にかけたいですね。


    2.Mac Book Airを買った
    最近ものを買った感動ってものを感じにくくなっていましたが、これは良かったです。
    いつぶりかよくわかりませんが、久しぶりに良いものを買ったと思いました。
    タッチパッド/キーボードとも疲れにくいのが良い。


    3.読書会にいくつか参加した
    ここ数ヶ月継続していますが、今月も読書会にいくつか参加させていただきました。
    自分が本好きだからでしょうが、読書を通じて人とお会いするというのが自分には結構合っているような気がします。


    4.100分通勤
    もう少し睡眠増やさないと、週末の生産性が落ちすぎ。


    5.ビジネス雑誌
    時事に疎いのを改善したく、週5日通勤するうち1日は移動中ビジネス雑誌を読んでいます。
    テレビも無いので、速報性のあるメディアもちょっとは取り入れないと行けないと少しだけ思いまして・・・
    面白いと思う反面、やはり一般書籍に比べると情報としてはジャンク度が高いし、論理展開も怪しい記事が多いと思いました。
    なのでこれ以上読書中の雑誌割合を増やすつもりは無いですが、よく出回っている経済誌を一通り1冊ずつ読むまでは続けようと思っています。

    2011年8月20日土曜日

    スピーチの出だしはバタフライ

    スピーチ・プレゼンセミナーに参加します。
    明日が第一回目です。
    2ヶ月ほど前にはその体験会に参加していました。

    本格的に習得していくのは明日からでいいとして、この2ヶ月間人前で話すとき気をつけていたことが1つだけあります。
    それは、あまり早口にならない、ということ。
    私が人前で話すときの欠点は当然いろいろあるでしょうが、早口になりすぎるというクセは直せそうだったので気をつけてみました。

    出だしに力みすぎないように気をつけると、調子が良いです。
    最初ゆっくり話しだせれば、後も大体ゆっくりいけます。
    私の感覚では、これはバタフライの出だしに似ています。
    バタフライのレースでは、一かき目に力むとその後しばらくおかしくなります。
    なので、短距離(50メートルバタフライとか)でも、一かき目はリラックスして上がってきます。

    人前で話すという訓練などは受けたことがないので、明日からきっといろんな発見があるだろうということに期待しています。

    2011年8月18日木曜日

    海外のイメージがなんか貧困

    夏休みを利用して、ビジョンを書き出し中。
    海外で生活・仕事をしたいという気持ちがあるものの、思い浮かべるのは今まで行ったことがあるところばかり。
    例えば、ロンドンとか、パリとかの街並が何となく念頭に浮かんでいる。今の仕事の延長上でロンドン・パリで働くことはあまりなさそうなので、これって見当違いのイメージですよね。

    もっといろんな可能性をイメージできるよう、旅行ではいろんなところにいっておきたい。
    今までの旅行先は、ヨーロッパ、途上国、リゾートに偏り気味だったので、今度はこれ以外のところに行こうかな。


    読み始め - 「戦略の形成」

    戦略の形成〈上〉―支配者、国家、戦争 [単行本]
    ウィリアムソン マーレー (著), アルヴィン バーンスタイン (著), マクレガー ノックス (著), 石津 朋之 (翻訳), 永末 聡 (翻訳), 歴史と戦争研究会 (翻訳)


    サブタイトルにあるように、国家・戦争レベルでの「戦略」をめぐる論文が多数掲載されている本。
    読み始めたばかりですが、読み始めた理由を2つほど書いておきます。

    1.「戦略」論から得られるものがあるはず
    戦争というのはある意味プライスレスな行為で、国が採算度外視でそこに最高の頭脳を投入しているはず。従ってそこで蓄積された見地はきっとかなりハイレベルなものであるはず。
    という予想から、戦略論(同じ理由から戦術レベルの本も)読んでみたいと思っていました。
    まずは、Amazonで調べてい面白そうと思った本書から手に取りました。

    2.多少難しい本を読みたい
    大学院を卒業してゼミが無くなってから、好きな本を読めるようになりました。
    そして気付いたら、読みやすくすぐ行動に移せる本ばかり読んでいる私。
    行動に移せる本を読むのはサラリーマンの務めだとは思いますが、時に意識して頭に負荷をかけないと難しい本を読めなくなりそうと思い、論文集という体裁のこの本を選びました。

    基本的には論文が扱っている年代順に掲載されているため、最近のものほど後に載っています。私は近代戦略について主に知りたかったので、下巻から読むべきでした。
    若干失敗したと思いつつも、上巻の第1章「はじめに」だけでも面白いです。
    「戦略」で考慮しなくてはいけないことが膨大であることがまずわかります。例えば、国家の規模、地理、歴史、イデオロギー、宗教、文化、経済、政治組織、軍事組織など。
    この膨大さから、誰もすべてを把握して決断など下せないといったことも書かれています。これって、企業の戦略も同じですね。多分。
    本書内では、第二次世界大戦前のヨーロッパを例に挙げて、当時のイギリス、フランス、ロシアいずれもナチスのイデオロギーとヒトラーの行動をとらえ損ねていたといった例から、環境(自分自身も)を全て把握したうえできれいな戦略を立てられることなど歴史上ありえないということが書かれています。

    なかなか良さそうな本。
    読み進めてよりシェアしたいと思うことがあればまた続編書きます。

    2011年8月16日火曜日

    バンコク・ホーチミン・北京に行く前に東京に行っておくべき

    私は結構海外が好きな方ですが、今思うのは東京をもっと知ってから海外にいく方がより良かっただろうということ。

    海外に行けば日本と比べるという見方を当然しますが、そのときの比較対象が、自然と自分が住んでいた町田・相模原中心になっていたような気がします。今思えば。
    つまり、バンコク・ホーチミン・北京・パリ・ローマ・ロンドンなどに行って「すっげー」などと思って帰ってきましたが、心の中で比較対象として思い浮かんでいたのは町田・相模原だったような気がします。
    これって、比較するもの間違ってますよね。
    やはり、首都は首都と比べるのが正しいと思います。今思えば。

    最近、ジョギングするとき首都高の高架が国道246に合流するところを通ります。最初は通るたびに「この幅が広い道路が交差する感じって、ホーチミンとかバンコクっぽいな」などと思っていました。
    でも、よく考えたら、幅が広い道路が入り組んで交差してるなんて東京でもあることだし、ある程度の国の首都なら当たり前ってことですよね。
    そんなことがようやく気づきました。
    私はいったい何をこれまで見てきていたのか。

    海外に行く前に日本を知ることが重要というのは本当だと思います。
    ということは、海外の首都を知るためには、まず比較対象とする日本の首都を知っておくべきでした。
    まあ、物事を学ぶのに遅すぎることはないと思っていますので、今がチャンスと考えしっかり東京を学ばせていただきます。

    BREEのバッグを買った ー 衝動買いじゃないよ

    BREEのバッグが半額だったので、こりゃMac Book Air(MBA)を持ち運ぶのにちょうどいいと思って買ってしまいました。
    夏のセールの残り物だった模様。
    このバッグは、前々から欲しかったのだが、景気悪化で収入が減っていたことから保留としていたものなので、私の中では衝動買いではないです。(やかましい?)

    そういえば、MBAも収入が減っていたことから保留にしていたものでした。
    景気が悪くなると消費が落ち込むって本当に良くわかります。
    消費の冷え込みに思いっきり加担していました。
    しかし、もう1年MBA(BREE)を早く持っていたらもっと早く違うライフスタイルにチャレンジできていたと思うと、判断を保留するって本当にいけないことですね。
    いくら金がかかることとはいえ。

    とにかく、これでより頻繁にMBAを持ち歩きますよ。
    昨日までは、普通にCHUMSのスゥエット地のリュックに入れて持ち歩いていたので、いつ肩ひもが切れるかヒヤヒヤしていました。
    鞄が脆弱なために持ち歩きたいものを持ち歩かなくなるなんてつまらないことですよね。

    2011年8月13日土曜日

    Mac Book Air - 感想2 ローテク勝負

    連続投稿ご容赦ください。
    明日・あさっては出かけるため、どうしても今日投稿しておきたく、本日4エントリ入れてしまいました。

    Mac Book Airをモスバーガーに持ち込んで、3時間くらい、Lionの本を見ながら設定したり、ブログ書いたりしました。
    多分自宅でやっていたらこうやって集中できなかったと思います。
    この集中力が今後も続くなら、すごくよい投資だと思いました。
    買えるものは何でも買う。
    集中力も金で買う時代のような気がします。
    これからはどんどん外で作業するぞー!
    店のクーラーの風をよけるための長袖のシャツがもう一つくらい必要そうです。

    Macのことはあまり思い出せませんが、自分のIT環境はクラウド化をだいぶ進めたので、普段やっていることに支障はないです。
    気づいたら、端末側でやっていることってどんどん少なくなってきているのですね。

    実は、自宅での集中力のなさを補うため外で作業すべく、9ヶ月くらい前にモバイルPCを買って、WiMaxも契約したのですが、キーボードが打ちにくく、ここまで集中して作業できたことはありませんでした。
    そのモバイルPCは、すごく軽いということは気に入っていたのですが、入力デバイスが使いにくいのは致命的でしたね。

    逆に、アップル製品の入力デバイスは最近すごくいいのが多いです(昔はデザインばっかりでものすごく使いにくいのも結構あっりました)。
    iPadもそうだし、外付けで売っているbluetoothのキーボードもかなりよい。
    触っていて楽しいのが多いです。
    アップル製品は隅々までスティーブ・ジョブズが手触りや使い心地までチェックするといわれています。多分相当こだわっているのでしょうね。

    端末で処理することが少なくなってきた今、PCは、手触りとか、押した感じとか、重さとか、ある意味ローテクなところで勝負する時代がきているようなきがします。

    さて、感想が2回続けて入力デバイスの話だけで終わってしまいました。
    今度はなにを書こうかな。
    よく考えたら、MacOSは初心者なので、あまり書くことがないかもしれない。

    百年たっても後悔しない仕事のやり方 [単行本(ソフトカバー)] 出口 治明 (著)



    マイミクさんがチェックしてあったので、Amazonでクリックして、読書会で読んだ本です。
    mixiがなければ読まなかった本。

    サラリーマンとして生命保険会社につとめ、60歳にしてライフネット生命というベンチャー生命保険会社を設立し、現在社長の著者の仕事論。
    紹介されていた著者の仕事のやり方が面白い。
    Twitterで「ライフネット生命の説明会を希望する人は説明しにいきますよ」といったことを発言すると、数々の人が希望する。
    そこに説明に出向き、説明会の後は実費で懇親会をする。
    そのような説明&懇親会を年100回もしているらしい。
    こうやって人と会いまくることで自分を磨いていってるのかもしれない。

    この人の主張は多分こうです。
    目の前の仕事をしっかりこなすことが後悔しない仕事につながる。
    仕事をするとき、人間関係のこととか、考慮することはたくさん思いついてしまうが、原点から考えることが重要。
    なるほど。
    私はついこれまでしてきた調整のこととかを思い浮かべてしまって、「そもそもさあ・・・」という話に持っていくのが苦手なほうです。
    社長の仕事論の本はたくさんありますが、この本は私の耳にいたいことがたくさん書いてあって、いい本でした。


    耳が痛かったことを他にも2点ほど。
    (1)茶坊主
    いわれたことを無批判にやる茶坊主のような人間は、その時点では使いやすいが、いずれ使えない人間になる。
    いつになっても使えるのは、物事を原点から考えて、いつも疑問を提示できる人。とのこと。
    部署を移って右も左もわからなくなったあたりから、私も最近茶坊主化しているので、若干仕事のやり方を考えようと思った。

    (2)人生計画
    人生計画を綿密に立てて、それ通りに進んでいくことを主浮かべるのは楽しいだろうが、うまくいかなかったら落ち込むし、仮にうまくいっても社会状況が変わったら計画の意味も問い直さなくてはいけない。
    人生計画は、あまり細かくしないのが大事。
    わたしも、時に細かいことまで先読みのし過ぎをしてしまう(これがあまりからだによくないことは学生の頃から気づいてはいたが)ので、また気をつけることにします。

    これは読書会で30分だけ読んだままにするのはもったいないので、再読かな。



    余談ですが、Mac Book Airのキーボード打ちやすいです。いつまでも打っていたいです。
    (本日のエントリは全部Mac Book Airから入れています)
    キーボードを打ちたい → レビューを書く
    という発想に初めてなりました。

    マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則 [単行本] P・F. ドラッカー (著), 上田 惇生 (著)


    久しぶりに中身がずっしり詰まった本を読みました。
    こういう、著名でかつ中身の濃い本を読み終えたときの達成感は格別ですね。

    企業のマネジメントのあり方について考えられるあらゆることを書いてあります。
    おそらくドラッカーの主張はこうです。
    マネジメントは、考えられるあらゆることを考慮に入れて、成果を追わなければいけない。例えば顧客のこと、組織構成のこと、働く人間のこと、CSRのことなど。
    そしてそれは一人では成し遂げられないから、マネジメントチームを作り分権化しなくてはいけない。分権化してこそマネジメントは強力になる。

    すごく密度が高い本です。
    これの一部を切り出して、最新の事例を解説したりしたら1冊の本になります。
    これをもとネタにした本がいくつも出るのはわかる気がします。
    そういう解説本を読まないとわからない段階というのもあるとは思いますが、私は自分としてはドラッカーを直接読んでもいい段階に入ったような気がしました。

    ドラッカーは、修士論文の参考文献として学生の頃読んだのですが、その頃は全くよさがわかりませんでした。社会人になってから読む方がうんと面白いです。
    多分、学生の頃だったらまず「マネジメント」=「管理」であると読んでしまい、文脈次第で(この本ではほとんどの文脈で)経営者層であることが途中まで、もしくは最後まで、理解できなかったかもしれないです。
    理解できたとしても、サークル運営のことばかり思い浮かべてしまっていたと思います。(身近なことに引きつけて読むというのはそれはそれで役立つ読み方ではあるが、ドラッカーが思い浮かべていたものとは違う)。

    しばらく軽めのビジネス書よりも、ドラッカーをごりごり読んでいくことにしようかな。できれば英語で。
    そして、この本もあの手この手で復習します。

    Mac Book Air 13インチ使ってみた − キーボード/マルチタッチジェスチャ

    Product Image

    Mac Book Airを買いました。
    用賀のコジマ電気で定価で購入し12%ポイントがつきました。
    次のスペックのやつです。

    13インチ:128GB

    • 1.7GHz デュアルコア Intel Core i5
    • 4GB メモリ
    • 128GBのフラッシュストレージ1
    • ¥110,800

    早速使い心地を試すべく、近所のモスバーガーに持ってきてこのエントリを書いています。
    まだ使い始めて数時間なので、とりあえずキーボードとマルチタッチジェスチャの入力装置だけ、感想を書きます。


    1.キーボード
    ★★★★★(5段階評価)
    今回の一番重視したのはキーボード。電気屋でいろんなパソコンのキーボードを打ちまくりましたが、これが最強だと判断しました。
    一つ前のMac Book Airとは若干タッチが違います。一代前のやつは、カチカチ音が鳴ってメカニカルな雰囲気でしたが、今度のは音があまり鳴りません。
    私は一代前のやつのキーボードが気に入っていたので、用賀のコジマ電気で新しいタイプのキーボードを触ったとき若干がっかりしましたが、さらに10分ほど交互に打った結果、新しいキーボードも結構よい。むしろ前のやつよりも静かでよい。という結論になり、買いました。
    多分間違ってなかったと思います。
    今まで私が使ったことがあるキーボードの中で最高峰です。


    2.マルチタッチジェスチャ
    ★★★★(5段階評価)
    指2本でブラウザを動かすとスクロール。
    指3本で動かすと選択。
    指3本でつまむと縮小。
    など、普通のタッチパッドとは違う操作を認識します。
    まだ使い始めて2時間程度なので使いこなせてはいませんが、なれてきそうです。
    少なくとも今までの従来のタッチパッドよりはよいし、キーボード入力中心の仕事ならマウスがなくても何とかなる感じはします。
    タッチパッドの面積が大きくて、あまり繊細な動きを求められないのもよいです。


    本日は以上です。
    またできるだけ感想アップしていきますよ。
    Macを持つのも相当久しぶりなので、忘れていること、わからないことだらけです。

    2011年8月6日土曜日

    ドストエフスキーの言葉 [単行本(ソフトカバー)] フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー (著), 小沼文彦 (編集)


    ドストエフスキーは前々から読みたいと思っていた。
    だって有名だし評判いいじゃん。
    有名だし評判いいということは、それなりのものはあるのだろうと思っていた。
    斎藤孝が薦めているいることからも、きっと何かあるだろうと思っていた。
    そこで、何度か挑戦したことがあるのだが、毎回挫折していた。
    この本は、ドストエフスキーの小説から抜粋した名言集。
    これなら読める。
    ツァラトゥストラを全部読むのはきついけどニーチェの名言集なら読める、というのと一緒だな。ゲーテも一緒。
    これで、ドストエフスキー、ニーチェ、ゲーテのいいところをとった気になっていいのかわからない。というか、少ししかわかっていないのだと思う。
    もとは小説なんだからやはり流れの中で読まないと。
    しかしほとんど意味がわからないのに小説全部を無理やり読むよりは、今の自分にはいいのではないかと思う。
    あの膨大な文章の中からいいところを編訳してくれた著者に感謝。

    自分の精神が成長したころ、また小説本体を読むのに挑戦したい。
    かつてドラッカーを読んでも全然面白くなかったのが、社会人経験を経たおかげで面白くなってきたことから考えると、精神が成長すれば読めるようになる日も来るかもしれない。

    【IT】仮想化の基本と技術 [単行本(ソフトカバー)] 清野 克行 (著)



    2冊続けてIT本のご紹介です。
    例によって、ITに興味ない方は無視してください。

    仮想化は今旬の技術。
    ITインフラ導入計画担当としては避けて通れない。
    最近、投資計画書の稟議を回す際、第1段階として私たちの部門で事前チェックするのだが、仮想環境に関わる投資が多く、この分野もどうしても抑える必要ありと思って読んだ。

    実際コンピュータを触らず本を読んだだけで全部わかるわけはありませんが、技術者と話をよりスムーズに進める手助けにはなったと思います。
    少なくとも、基本用語の意味と基本的な仕組みくらいわからないと話にならない。
    あとは、あの手この手で復習しないと忘れそうだな。

    コンピュータなんて、実は全部仮想環境であるともいえる。
    この本は、サーバ、ネットワーク、ストレージ、クラウドなど、仮想化というキーワードで幅広い範囲を取り扱っている。
    今の仮想化技術で、どのようなことが実用段階に来ているかまとめてわかるという意味でも、なかなかおもしろく読み応えのある本だった。

    【IT】図解入門よくわかる最新通信の基本と仕組み (How‐nual Visual Guide Book) [単行本] 谷口 功 (著)


    ITに興味ない人は無視して下さい。

    梅田望夫が、酔っ払って投稿したエントリが一番アクセス多かった、などと言っていたので、私も酒を飲んだ状態でこれを書くのにチャレンジしているが・・・
    だんだん細かいことが考えられなくなってきたし、打ち間違い(タイプミス)が多くなってきた。

    メーカーのIT関連会社から、本体の情報システム部門に移ってから読んだ本。
    これまでもTCP/IPの知識は(大体)持っていたが、情報システム部門では、さらにその外側の知識も必要であるらしい。
    その知識をとらえるのに役立った。
    「図解入門」などと易しそうなノリだが、なかなか充実した内容だった。この範囲で1冊目としたら大満足じゃないだろうか。

    たとえば、
    ・ 銅線ケーブルと光ファイバーケーブルはどう違うか
    ・ 電話の仕組みは
    ・ 電波/無線通信とは
    ・ 携帯電話の仕組みは
    ・ 衛星通信の仕組みは

    といったことが書かれている。
    今の、インフラ導入計画担当者という立場になってから、TCP/IPの詳細よりもこの辺の知識が無くて困っていたので、助けになった。

    一度雑誌とか読みやすい(しかし知識としては体系立っていなくて散らかっている)本を読みだすと、ついそういうものばかり読んでしまう。
    今は意図的に、体系立ったもの、中身が詰まったものを読むように心がけています。

    2000年間で最大の発明は何か [単行本] ジョン ブロックマン (著)


    ★★★★(5段階評価)
    これも読書会で紹介されていた本です。
    仕事に直結しない読書もいいですね。

    高名な科学者・技術者が参加するメーリングリストで「2000年間で最大の発明は何か」という問いを発して、それに帰ってきた答えをまとめた本。

    108人の回答が次々並んでいます。
    人気が高かったのは、印刷機、レンズ、計算法、ピル、医療技術、コンピュータ(分散型ネットワーク)、電池あたりでした。
    この他回答には、確率論、キリスト教とイスラム教、マーケティング、不確定性原理、のような考え方・理論も含まれています。
    「とくに言及に値するものなし」なんて回答もありました。
    いろんな知識人がいろんな前提を勝手に置いて(時にはルールを勝手に逸脱して)自分の考えを披露していくのが面白いです。あまり体型だった知識は得られませんが、知識人のものの考え方のパターンを知ることができます。(もしかしたらこれがこの本の一番のメリットかも)

    ものすごく高度な技術を使った発明がインパクトが大きいとは限らず、ローテクがインパクトを与えることも多くある、ということもわかりました。
    たとえば馬の首あてとか(これにより馬が首を絞められることなく重たいものを引きずることが出来るようになった)。
    私として意外だったのは、ピルを挙げる人が多いことです。日本ではピルってそこまで浸透していないイメージですがどうなんでしょう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    メモ/トリビア
    ・ マサイ族は頭痛の治療に山羊の糞をドロドロにしたものを額に塗る
    ・ 大学は、共通の基盤を持つ人をたがいに接近させることで新しい知識を作り出す(確かに大学院のゼミってそんな感じだったな)
    ・ インターネットは無数のパーツ(発明)に依存しているが、その影響はそのパーツの総和をはるかに超えている
    ・ 電池が出来たばかりのころ、電気ショックで動物を殺す見世物が出てきた
    ・ 第二次世界大戦後あたりでも麻酔は精密な技術ではなく、全水麻酔により虚脱をきたして死亡する例が頻発していた
    ・ 発明は累積的なものである
    ・ 人間性を調べる研究方法として、心理学はマーケットリサーチに負けてしまった
    ・ 普通選挙権に基づく民主主義と、善意のエリートが考えるユートピア的幻想の間には政治的緊張がある
    ・ 最も重要な発明は疑問文である
    ・ 時計は客観性を体現したものである

    もしドラ? - もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門 [単行本(ソフトカバー)] 藤野英人 (著)



    ★★★★(5段階評価)

    読書会で紹介してもらった本。
    ドラえもん世代の私としては、どうしても読まざるを得ませんでした。

    タケコプターができたら、保険ビジネス、警備ビジネス、ウェア、素材メーカーが隆盛するだろう。ウェアはユニクロが市場をとるだろう。素材は東レがとるだろう。駅ナカビジネスはピンチ。といった思考実験的な本です。
    著者はファンドマネージャーであり、社会・経済面での空想が繰り広げられています。
    したがって、昔科学空想でよく言われていた「タケコプターは実現しても人間の首の骨が折れるから使えない」みたいなノリではないです。

    たとえば、次のような思考実験が次々繰り広げられています。
    ・ アンキパンができたら、受験時はアンキパンドーピング検査が出来るだろう。
    ・ ガリバートンネルができたら経済はデフレで大混乱?
    ・ ほんやくこんにゃくができたら、諸外国人が日本人女性を口説きに来る
    ・ どこでもドアができたら、「東京の地価が高い」といった一極集中は崩壊するだろう。所有の概念が崩壊し、世界は一つの点になる(?)

    話はどれも面白いです。
    若干肩すかしだったのは、せっかくドラえもんの道具の話をしているのに、空想しているのは現在の社会がどうなるか、目の前の話ばかりをしている点。
    願わくば、もっと遠い未来まで空想してほしかった。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    メモ/トリビア
    ・ 移動することは生活そのもの
    ・ ジンバブエでは他国の通貨(米ドルとか)を流通させることでインフレ回避した
    ・ ビジネスは、いまは時間の取り合い。時間の使い方にお金を払うビジネスは「時間消費型ビジネス」と呼ばれる。
    ・ 最近は日本に人間ドックを受けにくる中国人が増えている
    ・ ESG・・・最近の新しい投資先の基準。Ecology, Social, Governance

    2011年7月29日金曜日

    7月 個人Review

    2011年7月の振り返りです。


    1.iPad2
    最近iPad2使っている人を外でよく見ます。
    IT部門で働いている私もこの流れにはついていきたく、とりあえず買いました。
    勉強会でマイミクさんに技を教えて頂き、幾つかのアプリを連携させて、RSSリーダーから必要な情報をEvernoteに放り込む流れを作りました。
    (本当にありがとうございます)
    やっとEvernoteの良さがわかり始めました。
    あと、全てのアプリがクラウドを介して連携していくというのが少しわかった気がします。
    しかし、こういうのを整備すればするほど、若干機械に振り回されている感もあり。
    使いこなせるようになった後の課題は、距離の取り方(生活にどううまく組み込むか)ですね。


    2.通勤
    100分通勤を開始して約1カ月経ちました。
    すごく疲れます。
    金曜日あたりの心身の状態と、日曜日(しっかり休んだ場合)あたりの心身の状態が違いすぎて宜しくないです。
    日曜日は「どんどん仕事も勉強もしたい!」と意気込んでいますが、平日後半はフラフラしています。
    一貫性が無いと成果が出にくいはず。
    来月の目標は、早く寝て平日疲れすぎないようにすること。

    ※追記
    しっかり寝てから参加した読書会ではすごく頭がさえていました(自分としてはですが)。
    このことからも、休養の重要さを再実感。



    3.(若干)断捨離
    服30着ほど、本30冊ほど捨てました。
    数ヶ月前だいぶやったので油断していました。
    継続的に不要な物は買ってしまうようです。
    それに、数ヶ月前残したけど、今見ると捨ててOKというものも出てきます。
    モノの処分(必要なものの選別)って結構時間がかかるので、時間がとられるのは計算に入れておかないといけないですね。
    来月も数時間とる予定です。
    さっそく手帳にも書き込みました。


    4.Stick to the TODO list.
    動きが散漫にならないよう、出来るだけTODOリストに従って動く度合いを増やしてみました。
    多分良いと思います。
    このやりかたは来月も継続です。


    5.本社からの来日者受け入れ
    本社からの来客があってコーディネータをやったので4日ほどほとんど英語で過ごしました。
    数か月英語勉強をおろそかにしていましたが、一時的に英会話力がMAXレベルに行きました。
    そういえば、数年前監査人が2週間来た時もこうなりました。
    定期的にこれがあれば相当喋れるようになる気がするけどどうなんだろう。
    今まで以上にグローバル化を希望するようになりました。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    月1でその月のReviewを書くのは良い振り返りの機会であると思い、日記を続けてきましたが、パソコンに向かって思いつくままに書いている感じで、効果が今一つと思い始めました。
    そこで、来月以降は会社でやっているよう案件フォローシートを作ってみることにしました。私生活までフォローシートを作るのは息苦しいとは思うけど、お試しです。
    フォローシートに従って、機械のように滞っている案件を潰していくという快感もあるはず。

    2011年7月21日木曜日

    (僭越ですが)英語上達に効いた本 5冊

    私が勤める会社が海外資本を増やしたあたりから、英語に興味を持つ同僚が増えて「どうやって英語を勉強したの?」と聞かれることが多くなってきました。
    私は海外長期生活の経験がなく、私の英語力は海外長期生活の経験がある人には全然かないません。
    それでも大体のシーンは何とか対処できるレベルになりました。
    日本住みながらどうやって勉強したのか、興味を持って下さる方が多いようです。
    そこでちょっと僭越な気はしますが、私にとって効いたと思う本5冊紹介します。

    1.
    からだを揺さぶる英語入門 [単行本]
    齋藤 孝 (著)

    私はこの本を読んだおかげで、
    「英語学習=音読」であると盲信しました。
    でも様々な英語学習法にトライしては挫折する知り合いを見ると、盲信して良かったと思っています。
    どんな学習方法が効くかは人によるというところもあると思っていますが、音読はアウトプットを伴っている分、万人に効きやすいとおもいます。
    さらにこの本の中では暗唱も勧められています。
    単純に音読するよりも、私としては暗唱のほうがさらに効いた感じがします。

    この後さらに4冊の本を紹介しますが、私の使い方はどれも音読・暗唱です。


    2.
    英単語・熟語ダイアローグ1800―対話文で覚える [単行本]
    秋葉 利治 (著), 森 秀夫 (著)

    会話文の中に英単語・英熟語がちりばめられているという形式です。
    500ページ以上ある本で、これを頭から完成させていけば当然実力は上がります。
    私としては、他にいろんな本に手を出さずとも、これ1冊でToeic600~800点台を狙える単語がカバーされているというのもよかったです。
    ここでも、知らない単語は例文暗唱しまくって覚えました。


    3.
    どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) [単行本]
    森沢 洋介 (著)


    中学1年~3年レベルの英文法のトレーニングです。
    ごく簡単な文章を次々に英訳していくという内容。
    私は、本に書いてある使用法の通り、10回以上は繰り返しました。
    これのおかげで、三単元のSとか、時制とかが、(わりと)正しく話せるようになったと思います。

    尚、ここまで(1~3)はCDあり。以下(4~5)はCDなしです。


    4.
    ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく [単行本]
    大西 泰斗 (著), ポール マクベイ (著), Paul Chris McVay (原著)

    これは、この1冊というよりも「ネイティブスピーカーの○○」というシリーズ全部です。
    文法や前置詞について、訳だけでは分からない「感覚」のようなものがつかめました。

    ※ 私は文法が本当に嫌いだったのですが、3と4の本は楽しく習得できてありがたかったです。


    5.
    トゥルーマン・ショー―シナリオ対訳 [単行本]
    アンドリュー ニコル (著), Andrew Nicol (原著), 照井 しずか (翻訳), 荒川 良 (翻訳)

    この本が良かったのは、次の2点
    (1) 好きな映画の本だったということ
    (2) セリフと説明文がバランスよく入っているということ
    特に、(2)の特徴から、丸ごと暗唱することで、いろんな表現が身に着いたと思っています。
    またすごく気に入る映画があったら、シナリオ対訳本暗唱したいです。


    というわけで、私にとって効いた英語本5冊、いかがだったでしょう。
    英語上達にはそれなりに時間が必要なので、私としてはiPhoneアプリとかDSのゲームとかで、隙間時間を使って上達を試みるよりは、良い本を買って、がっつり時間をとって(音読・暗唱して)勉強するのがお勧めです。

    2011年7月17日日曜日

    モノを捨てるための本 5冊

    数名の方から「さらっとモノを捨てられてすごいね」とお声掛けを頂いたので、私が読んだ「モノを捨てるための本」をご紹介しておきます。
    モノを捨てるということをとっても、いろんな発想があって、結構奥が深く面白いです。

    ここで紹介したのに共通しているのは、
    「不要なものを捨てない限り、いくら整頓・収納にエネルギー・時間を使っても無駄」
    という発想です。
    私は最初は「ふーん」みたいな感じでピンときませんでしたが、今はものすごく共感しています。

    あと、次の5冊のうち上の3冊に書かれているのが、精神面でのメリットです。
    単純に部屋が片付くという以上に、捨てるか残すか、次々に判断していくことで自分の過去・現在・未来に向き合うことになるということが書かれています。
    私も実際に色々捨ててみて、この点にとても共感しました。

    1.


    2.


    まずは断捨離本2冊を紹介。
    断捨離は「整理整頓」とはだいぶ違います。
    自分に合わないものを捨てて、自分の周りに置かないようにすると、何かと良くなるという発想です。
    言われてみればもっともですが、読むまで気づきませんでした。

    断捨離ブームが去りつつあるかもしれませんが、この考え方はブームのような一過性のものではなく、長期間使える考え方だと思います。
    未読の方は、今なら(2011/07に確認する限り)Amazonのマーケットプレースでも安く手に入るのでお勧めです。


    3.
    人生がときめく片づけの魔法 [単行本(ソフトカバー)]
    近藤 麻理恵 (著)
    モノを捨てられる量で言うと、これが一番捨てられそうです。
    「ときめかないものは捨てろ」という基準。
    一通り断捨離実践した後、これを読んでさらにある程度捨てられました。
    新たな基準を知ると、さらに捨てられますね。


    4.
    恋愛、仕事、モノの捨て方、何でも本を書いてしまう中谷彰宏さんはすごいです。
    物事の捉え方のセンスがあるんでしょうね。
    「モノを捨てるマイナスがあっても、それで得られるプラスがあればOK」という発想が素晴らしいです。


    5.
    「捨てる!」技術 (宝島社新書) [新書]
    辰巳 渚 (著)
    「モノを捨てるのは悪だ」
    という発想を持っていてモノに埋もれて生活してしまっているのであれば、まずはこれから入るといいかもしれないです。
    若干いうのがはばかられますが、私はそういった発想はあまり持っていなかったので、最後に持ってきました。

    2011年7月10日日曜日

    iPad2

    iPad2は、特に「何に使う」ってことは無かったけど、とりあえず買いました。
    こういうものは、使ってみないとわからないと思っているし、ITセクションで働いている以上、時代についていくべく時々こういうのを買うのは必要経費と思っています。

    起動が早いので、ちょっとインターネットを見たい時にはぴったりという印象。
    理由はわからないけど、PCでインターネットサーフィンするよりも楽しいです。
    iPod Touchとほとんど同じ機能のはずなのですが、個人的にはiPod Touchよりもだいぶ楽しめそうと思いました。
    (私はフォントが小さいのが苦手なのでiPadを長時間使うというのは無理だったのかも)

    このおかげで、少しPCを使う時間を減らせるかもしれない。

    これは私にとっては「仕事というよりはおもちゃだ」と感じ、壁紙をノビツキー、ロック時の画像をレディー・ガガにしました。
    スタンドも買ったことなのでiPad2をフォトフレームにするのもいいかもしれないな。

    これからアプリをどんどん入れて、使いこなし度を上げていこうと思っています。
    とりあえずホリエモンお勧めのKeynoteを購入してみたが、これでプレゼンする機会がない。機会を作ればいいのか。

    2011年6月25日土曜日

    6月

    少し早いけど振り返ります。
    NBAに始まり、(職場の)引っ越しに終わるという月でした。

    1.Dallas Mavericks 優勝
    6月前半の主な関心事はこれでした。
    バスケットボールはプレイは全くできませんが、10年前くらいから見ています。
    その10年前、見始めるきっかけとなったプレイヤーDirk Nowitzkiのチームが初優勝して、Dirk NowitzkiがMVPになりました。
    バスケットボールを見始めてから一番興奮した。

    2.職場変更
    せっかく東京のオフィスを楽しんでいたところなので若干残念です。
    ただ一方で、「変化は気づきのチャンスであるからすべて受け入れろ」という発想も支持しているので、とりあえず100分通勤に耐えられるか試すことにしました。
    まだ4回しか行っていない段階で思ったのは
    ・ ラッシュと逆向きの電車に30分乗るので、本は結構読める
    ・ 通勤のせいとは言い切れないが、肩があまり凝らなくなった
    ・ 昔から有意義に使いにくい社バスは、思い切って睡眠に充てることにした。そのあとの時間を有効活用するため

    今のところ、2時間残業したら寝不足必死です。
    忙しい時期になってからが心配。


    3.情報処理試験
    今まででは一番勉強したのではないかと思います。
    後は、どんな問題が出るのかという運も必要だな。


    4.仕事
    大型テレビ会議システムを導入するというプロジェクトをしているのですが、大詰めです。
    思えば、職場変更してから最初のプロジェクト完了かな。


    後は、Twitterと重複ありですが、気づいたことをまとめておきます。

    ・ 少し太って風邪などはひきにくくなったが、暑さへの耐性が減った模様
    ・ PCのディスプレイを遠ざけすぎると集中力が落ちる。視界に余計なものが入るからかもしれない。
    ・ たとえ毎日水泳をしていても、週1回くらいはジョギングも入れるほうが体調が良い

    2011年6月24日金曜日

    自分の小さな「箱」から脱出する方法 [単行本(ソフトカバー)] アービンジャー インスティチュート (著), 金森 重樹 (著), 冨永 星 (著)


    ★★★★★(5段階評価)

    ストーリー形式の自己啓発本。
    勝間和代氏のお勧めで読んだ。

    自己欺瞞を正当化し始めると、その正当性を補強するために現実認識が歪んでしまう。
    自己欺瞞を維持するのに必死であるため、本当の望みがわからなくなる。
    このような、自己欺瞞から始まる負の回路にはまった状態を箱に入っていると呼んでいる。
    (もちろんもっと細かく書いてあります。興味あったら読んでね。)
    ストーリーは、勘違いCOO(箱に入っていた主人公)が、自分がしてきたことを悔い改めるというストーリー。案外面白かった。

    この本を読む前に少し気付いたことがあるのだが、私は「ものすごく勉強している自分」という自己イメージを持っていたが、よく考えてみると、そういうガリ勉モードはだいぶ前に捨てていた。
    勉強からアクションにシフトしたのだからそれはいいのだが、そのイメージを持ち続けていたということは、どこかおかしい自己欺瞞回路を持ち続けていたということだろうな。

    なかなかいい本でした。
    定期的に見返すと、自己欺瞞回路がチェック出来ていいかもしれない。
    基本的には自己欺瞞には気をつけてはいるが、気づいたらハマっているということはあるものだ。

    2011年6月19日日曜日

    自由への扉 [単行本(ソフトカバー)] 高橋 歩 (著)



    世界一周の本とか、若者の背中を押すようなハイテンションな本を書きつつ、コミューン(?)を作る活動なんかもしていて、賛否両論の高橋歩氏の著作。

    私は著作は面白いと思っています。
    入社1年目に世界一周の本
    WORLD JOURNEY [単行本]
    も読んで、真剣に行きたいと思っていました。行きませんでしたが。

    本著は、著者の軽いエッセイ、お勧め本・DVD・音楽、写真、で構成されています。

    私は基本的には理屈っぽい人間で、基本的には理屈で考えて大体の判断をしますが、時に「感動する」ということは大事だと思っています。
    本書では、多分感動するであろう本とか映画が紹介されているので、幾つか見てみようかなーと思いました。

    成果を出すための勉強

    IT関連会社の社員は、自分自身を単機能部品にしようとする人が多い。
    私はメーカーのIT関連会社の社員ですが、メーカー本体に派遣されて5カ月で気付いたことの一つはこれ。
    成果を出すことよりも、高性能な部品になることに集中する人が多いような気がする。

    「手に職をつける」ことが、ITパーソンの生きる道だというのは良く言われることなので、多くの人がこう考えるのは自然ではあるが、メーカー本体でこの考え方を持っている人があまり見当たらない(少なくとも割合が全然違う)ことは軽いカルチャーショックだった。
    本体の人は、ビジネス上の成果は何か、よく意識しているように見える。

    自分自身の性能が良くないと成果も出ないから勉強するのはいいけど、勉強するなら成果を出すことをもっと意識しないといけないと思いました。

    2011年6月18日土曜日

    英語を捨てれば

    ここ5カ月、英語の勉強時間を1/10くらいに落として別のことをいろいろしていました。
    昔から、全勉強時間に対して英語に使う時間が多すぎて、バランスが悪いのは自覚していましたが、英語の勉強を止めることの不安が大きく、ずっと改善できていなかったのが、自然に止まっていました。

    5ヶ月経って気付いたこと
    1.英語がだいぶ喋れなくなった
    特に会話はヤバいです。
    口をついて何も英語が出てこないということはないのですが、口をついて間違った英語が出てきます。3単現のSとか、時制とか滅茶苦茶になりました。
    外国語はスポーツみたいなもんなので、普段から使っていないと落ちるのは当然か。

    2.時間はできた
    英語ってかなりTime Consumingだったんだな、ということがよくわかりました。
    いろんな本でよく言われていることですが、自分で身をもって理解できました。
    この間、結構ITの本(経理の本も若干)を読めました。

    ということで、まさにトレードオフ。
    英語を捨てれば他のことができる。

    とりあえず日常業務に慣れてきたので、今後どういうバランスで生活していくか見直すという時期になってきた気がします。

    英語学習については、今後英語に時間を使いすぎずに、レベルをどう維持するかというのは課題です。
    私の性格上かもしれませんが、英語は中途半端にやるのはきついです。
    基本的には、没頭できることを見つけてそれに集中するのがいいのかな。

    状況を活かす(また職場変更)

    来週月曜からまた職場変更です。(相模原に戻る)

    5か月の用賀オフィス生活は、一応目いっぱい楽しみました。
    主に昼食を。
    用賀に引っ越したおかげで、都内の読書会や英会話にも参加できたし、都内のフィットネスクラブも体験しました。


    最近、
    「状況を最大限活かす」
    という発想が好きです。
    当然の人には当然でしょうが。
    しかし私はこれまではどちらかというと「状況に左右されず計画通りやる」派でした。
    この考え方が使える時もあるでしょうが、変化が激しく適者のみが生存するといわれる現代では、前者のほうが時代にフィットした考え方だと思い直しています。

    来週からは、ラッシュとは逆方向の電車に片道30分乗ることを最大限生かすことを、当面の目標にします。