2011年9月26日月曜日

モレスキン感想1日目

「モレスキン」という、1冊2,000円以上する高級ノートを使い始めてみました。
私が買ったのはこれ(A5変形サイズ)です↓





輸入ノートで、日本に入ってくる瞬間高くなるようです。
(アメリカのアマゾンでは12ドルくらい)
ただ高いではなくて、一応使い方に思想(流儀?)があるみたいです。
その流儀については昨日のエントリをご覧ください。
一言で言うと、いつも持ち歩いて、何でもかんでもそこに書き込め!というようなことです。

使用1日目の感想をとりとめの無く書いてしまいます。
最後まで行っても、特にまとめみたいなものはありません。あしからず。
買うかどうか迷っている人は読んでくれると、参考になるかもしれません。

・ ハードカバーはわりといいかも
ソフトカバーのタイプも売っていますが、ハードカバーのものを買いました(そうじゃないと他のノートと何が差別化されているのか、私にとってはよくわからないので)
ハードカバーなのは、電車の中でも書きやすく、確かに利点だと思いました。
大学ノートに取り付けるハードカバーでも探そうかと思いました。

・ 6mm罫は今のところ慣れない
私は原則7mm罫を使っていたので書きにくいです。
7mmのが売ってればいいのに。
私は6mmはアルファベットサイズだと思ってまいます。

・ 面積が若干足らない
横にしてマインドマップを書くには面積が足らないです。
B5の大学ノートは、横にしてマインドマップを書くのに良かったのですが、今使っているモレスキン(ラージ)は無理でした(私には)。
ただ、見開きにすればOKでした。
見開きにしたとき段があまりできないので、書きやすいのが良かったです。

・ 裏写りしないが吸水力が無い感じ
吸水しないからこそ裏に写らないのだと思います。
インクがドバドバでるペンで書くと、乾くのに少し時間がかかります。

以上、初日8ページほど消費してみての感想でした。
読み返してみると、なんか文句が多いな。
長く使ってこそ効果を発揮するということなので、初日じゃ本領発揮していないとは思っています。
こっちも使い方に慣れてくるだろうし。
また新しい発見が合ったら、ご報告します。

平日にブログ書き始めると、すぐ寝不足になる。いかん。

2011年9月24日土曜日

2ヶ月で使い切る!/モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方 [単行本(ソフトカバー)]




★★★(5段階評価)

「モレスキン」って知ってますか?
高級ノートです。
LOFTとかにコーナーがあるくらい、はやっています。
高いです。A5版で2,730円します。
私はまだ使ったことがありません。

モレスキンの活用本です。
なんであんな高いのに売れてるんだろう?
全然その良さわかっていなかったので読んでみました。

「ユビキタスキャプチャ」という考え方が紹介されています。
これは、思いついたことや、覚えておきたいことを、とにかく一つのノートに放り込んでおく、という考え方。
「ノートは情報がやってきてとらえられる網」であるとのことです。
それだけだと、そのノートは情報が散らかったものになるので、ノートに情報を放り込んでいくフェーズの他に、毎日のレビュー、週次のレビューで、ノートをデコレーションして見やすくしたり、別のノートに系統立てて書いていく。
このような情報管理のことであるようです。
この考え方は、ひとまずなるほどと思いました。

そして、この「ユビキタスキャプチャ」をするのに、モレスキンがぴったりである、ということです。
なぜなら
・ ハードカバーだから立ったままメモできる
・ ペンを差し込む場所があるからペンが無くて書き込めないということが無い
・ 200ページくらいあるから、情報を蓄積できて、情報の化学反応が狙える
・ 丈夫だからバラバラにならない
などの理由だそうです。

モレスキンでなくてもこの条件を満たすことはできそうだという邪念(?)は置いておくと、考え方としては納得できました。
特に、ページ数が多いことで、過去の情報も参照できて最近の情報と化学反応が狙えるという発想は今まで持っていませんでした。
そういえば、ノート術についてはかなりチェック不足だったかもしれないです。
これまでマインドマップ一辺倒だったもので。


しかしモレスキンは高いなあ・・・と思ったものの、先ほどつぶやいた通り(下記)、モレスキン買ってしまいました。
上に書いた、A5罫線付きのやつです。
(さらに、米国アマゾンでよりやすい値段でかえそうなので注文してみました)
高いノートにやくたいもない(下らない)ことを書くのはなんか気が引けますが、チマチマ使ったら本末転倒。2ヶ月で使い切ることを目指します。

モレスキン買ったりました。ノートに3,000円は高いが、流行に乗るのに(乗り遅れてますが)3,000円ならOKと思いまして。光の早さで使い切ることを目指します。/MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ


芸術ドキュメンタリーっていいね ⇒ アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 [DVD]





★★★★(5段階評価)

芸術関係のドキュメンタリーを見ると、今の生活から飛び出してもっとクリエイティブなことをしたくなりますよね。
ならない?
いろんな経験をしたり、自分なりの何かを作り出したり、私はそういうことをしたくなります。
そういう意味では、危険な作品です。


アーニー・リーボヴィッツは、世界でもトップクラスのカメラマン。


画像検索すると、多分知ってる写真が出てくると思います。


映画全体としては、彼女の仕事の流儀が紹介されています。
「プロフェッショナル仕事の流儀」っぽいノリです。
成長やブレイクスルーが描かれているところも似ています。
若い頃からそれなりに認められていて、すごい写真も撮っているのだけれど、年を重ねる中でさらにいろんなことを学んで、さらに成長している。
プロフェッショナルは、常に成長し続ける人ですね。

この映画の一番の見所は、なんといっても映画の中で多数紹介される彼女の作品です。芸術作品ってのは、背景説明付きで見ると面白みが倍増しますね。

いつも思うけど、ドキュメンタリー映画ってのは、自分が詳しくないジャンルに触れるぴったりのメディアですね。



<最後に、メモ/トリビア>
・ 大切な人を失い、大切な人を授かる。それが人生。
・ 「とにかく記録を残したい」
・ アニーが大学でとっていた写真の授業は「写真を撮って、すぐ現像して、それについて話し合う」というもの
・ 「写真とは、高潮した一瞬を切り取るようなもの

9月 個人レビュー

毎月レビューを書くことで、先月、先々月など、少し前の自分と状態を比べられるのが良いです。
よりレビューを有意義にするために、フォロー表のようなもので管理しようと思ったこともあるのですが、それはもうブログにのせるよう内容ではないと思い直しました。
これまで通り、気が向くまま、時に過去のレビューと比べて書くのがふりかえりとしては良さそうです。

しかし、もう9月が終わろうとしているか。
光陰矢の如し。
人生ってのも油断しているとあっという間だろうな。
お友達が「寒くなるとセンチメンタルな気持ちになる」と言っていましたが、全くそうだと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、ふりかえりです。

1.異動
10月1日からの異動が発表されました。
引き継ぎの受け/渡しで完全てんてこ舞いになりました。
8ヶ月前に経験した引き継ぎの混乱をこんなに早くもう一度経験することになるとは予想外でした。重複期間が無い引き継ぎって無茶ですよね。
まあ、こういう無茶を経て成長するものだと思っているので、体は若干きついですが、これも含めてポジティブにとらえています。

しかし、10月の半ばに資格試験をどうするかが悩ましいです。
新しい職場の勉強を優先させ、資格試験は捨てるか、それとも強引にどっちも勉強するかは決めかねています。


2.疲労
人間、疲れているとろくなことを考えられません。
まだ長距離通勤に慣れなく、ろくなことを考えられないレベルまで疲れている状態がデフォルトになっています(常態化しています)。
都内に住むというのは、ずっと相模原に住んでいた私にとっては格別な体験ではあったのでそう簡単には引っ越したくありませんが、住む場所、もしくは生活リズムをかえなくてはいけないと思っています。
これは10月の勤務の様子を見て決めます。


3.スピーチ・プレゼンセミナー
永田町で全5回(+検定試験(明日))のスピーチ・プレゼンセミナーを受講しました。
人前で話す能力が、私の仕事のボトルネックになっていると感じていたので参加しました。
いくつも技が身に付いたのはもちろんですが、私にとって一番良かったのは、人前で話す機会をポジティブにとらえられるようになったことです。詳細は別の記事にする予定なので省略しますが、全6回の効果は、私が期待していた以上のものでした。
若めの社会人みんなにお勧めしたい内容です。
今後、本社の役職者に話をして、ものを説明する機会があるようなので、私にとってはタイミング的にも絶好でした。

日本スピーチ能力検定協会というところが主催です。興味がある方はどうぞ。90分程度の体験会もあります。
ホームページはこちら↓
http://supiken.jp/

2011年9月19日月曜日

感動を伝える文章

最近、マイミクさん/Facebookの友達の日記で、起こったことの感動を活き活きと描いてあるものを結構よくみる。
すごいです。
私もあんな風に書けたらなー、と思います。

スピーチのセミナーで、私が無表情なほうであると気付いたが、同じように、(比ゆ的な意味ですが)文章も全体的に無表情なんだと思う。

学生時代に論文の書き方を身につけてからというもの、他のメディアにふさわしい文章の書き方を一切習得してこなかったことが原因かもしれない。
メディアに合わせた文章を書く技術か。
また新たに習得したい技が増えました。

基本は引き続き論文調でしょうが、時に活き活きとした文章を書いてみます。多分。

状況に適応するのも簡単ではない

今月、私自身の異動が発表されました。
これまでの情報システム部門から、経営企画関係の部門に行きます。

今の上司・同僚は尊敬できる方が多いので、残念な気持ちはありますが、基本的に新しいことにチャレンジできるのは楽しみです。

覚えることがものすごくたくさんで勉強を始めたら時間的にパンクしました。
これに対応するため、次の3つをやめました。

・ tsutaya discuss (定額レンタルDVDサービス)
・ 日経network
・ 日経コミュニケーション
(IT雑誌は日経コンピュータのみ残した)

けど、まだ時間的に相殺されていない。
少し前にスポーツクラブも辞めたのだが・・・
状況に適応するってのはなかなか難しいですねえ。
変化の時代は適者(状況に適応した者)が生き残るといいますが、適者になるのも簡単ではないな。

新しい部署に異動して即結果を出そうと必死になると、時間がいくらあっても足りないです。
もしかしたら、あまりにすぐ結果を出そうというのが健康的ではない発想で、今の上司が言ってくれたように、「焦らず結果を出せばいい」と思い直せばいいのかな?

2011年9月11日日曜日

無表情だが意外と力強い?(スピーチ・プレゼンセミナー4日目)

スピーチ・プレゼンーセミナー4日目終了しました。
本日は、前回の私のスピーチについて、他の受講者からフィードバックをいただきました。

挙げてもらった長所で一番意外だったのは「力感度(力強さ)」が、高得点だったこと。
私は体は小柄であるのに対して声が大きいことから、この力強い印象が出ているのではないか、とのことです。
私は力強さは出せないと自分では思っており、知的な印象(?)で勝負しようとしていたので、意外でした。

言われてみれば、大きめの声がコンスタントに出せることは知ってはいました。
水泳をしていたおかげで肺活量は今でも多めだし、スイミングコーチというプールの中で怒鳴り続けるバイトを半年くらいやっていたら、大声も出るようになりました。
しかし、この能力を強みとして活かそうという発想が全くありませんでした。
自分の頭で考えただけではたどり着けないところに行ける。フィードバックの力を改めて感じました。

逆に、私の一番弱いところは、表情豊かでないところ。「個性度」という指標が一番得点が低かったです。
これもセミナー参加するまでは気にしていなかったところです。このセミナーの初期のほうで指摘されたので、改善を試みているのですが、これがなかなか突破できません。
もしかしたら、あまり個性を出さないのがパブリックスピーキングだという考えが、頭のどこかにあるのかもしれません。
来週は何か一つでも改善を試みたい。

ものすごく有意義だったセミナーも後2回になってしまいました。
これだけ多くのことを一度に身につけたら、維持するのに何か仕組みが必要だなあ・・・

2011年9月3日土曜日

プロフェッショナルの条件(ドラッカー)





「プロフェッショナルの条件」を再読しました。
中身詰まってます。
今は資本主義ではない。
知識がものを言う知識社会である(少なくともなりつつある)

これがこの本の前提です。
主にその中で知識を武器に働く知識労働者がどう成果を上げ、貢献するかということが書いてあります。

強みを活かすということ
(フィードバックを利用しないと自分の強みはわからない)

時間管理のこと
(時間は常に足りない。時間は大きなまとまりにする必要がある。)

リーダーシップのこと
(リーダーシップは手段である)

意思決定のこと
(意思決定の必要条件を明確にしろ)

などなど、話題は多岐にわたっていて、ずっと面白いです。
(ドラッカーがいろんなビジネス書のネタ本になっていることを改めて確認しました。)

知識労働についてもいろいろ書いています。
知識労働者の産出物は、その他の知識労働者の産出物と結びつくことで初め意味のあるものになる。
それを結びつけるために、知識労働者は組織を必要とする。
読んだのは二回目のはずですが、知識労働者が組織を必要とするロジックがわかっていませんでした。少なくとも覚えていませんでした。
当時速読したからかな。
私の速読レベルでは、数段階の論理が展開されている文章は無理かもしれない。

他にもいろいろ書かれていて、容易に要約できません。

やはり、噛み砕きまくった本(「菓子パンのような本」という表現も聞いたことがある)だけではなく、このように自分で消化しなくてはいけない本を読むのは大切だと再認識。
菓子パンのような本も当然得られるものはあるが、消化力が弱まるのは長期的視点では良くない。
消化力を維持する目的だけでも、時々歯ごたえのある本を読もう!