2012年2月13日月曜日

メンタルが最強でなくても勝負できる - 「心を整える(長谷部誠)」感想




遅まきながら、話題の書「心を整える」を読みました。

著者はサッカー選手。
私はサッカーには疎いので、著者紹介はWikipediaから抜粋。
長谷部 誠(はせべ まこと、1984年1月18日 - )は、静岡県藤枝市出身のプロサッカー選手。ブンデスリーガ・VfLヴォルフスブルク所属。ポジションはMF。
だそうです。
詳しくは分かりませんが、日本のトップレベルのサッカー選手であるようです。



著者の習慣は
「眠る前に30分心を落ち着かせる時間を取る」
ということ。

あれもやれ、これもやれ、と言われがちな現代で、この習慣で勝利をたぐり寄せたという話は新しいと思いました。


エッセイ風にいろいろなことが書かれているのですが、思うに、長谷部の成功の秘訣は2点あります。


成功の秘訣1.メンタル面の弱さを工夫で克服している

長谷部は、一流スポーツ選手としては、面樽が弱い方らしい。極度のプレッシャー下では、胃薬が必要になったり、眠れなくなったりしている。
さらに言うと、結構あれこれ気にしがちで、生真面目なタイプであるようです。(その点では、私は長谷部に似ています。)
しかし、長谷部は様々な工夫で、メンタル面の弱さを補っていることが分かります。
例えば、夜は、飲みの誘いも断り、お香を焚いて、好きな音楽をかけて、自分一人の心を整える時間を取る。
これが、世界トップレベルのパフォーマンスを出す秘訣のようです。
メンタル面が多少弱くても、やりようはあるんですねえ。
私が同じことをして心が整うかは疑問なのですが、試してみたいとは思いました。


成功の秘訣2.あらゆることから学んでいる

長谷部は、本当にあらゆることから学んでいることが分かります。

  • ゲームから
  • 先輩から
  • 監督から
  • ビジネス書から
  • ミスチルから
  • 中学生のときにに自分が犯した失敗から

などなど、本当にあらゆることから学ぶ姿勢が凄いです。
トッププロになっても、これだけ謙虚に学ぶ姿勢が重要なんですね。



という訳で、精神面がそれほど強くなく、身体能力もトップクラスではないけれど、様々な工夫により、世界のトップレベルで活躍する著者。
私がロールモデルとするべき一人であると感じました。


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なーんか、本日のブログは生真面目な内容になってしまった。
著者も生真面目だし、読んで感想を書いている私も生真面目だからでしょうか。
しかし、本は面白かったので、シェアさせていただきました!


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