2012年9月1日土曜日

<リーン・シックスシグマ> The Complete Idiot's Guide to Lean Six Sigma [Kindle Edition]



会社のプロジェクトが、シックスシグマのフレームワークを使って組み立てられているので、
「The Complete Idiot's Guide to Lean Six Sigma」
という本を読みました。
「誰でもわかる、リーン/シックスシグマ」
みたいな意味です。

(Kindleで読んだので、写真もKindleになってしまいました)


例えば、シックスシグマのフレームワークに、「DMAIC」というのがあります。
以下の順番で物事を改善するとうまくいく、といった枠組みです。

Define ⇒ スコープをきめる
Measure ⇒ 現状を測定する
Analyze ⇒ 根本原因を分析する
Improve ⇒ 改善する
Control ⇒ 改善が定着するようにする

例えばこういうフレームワークにのっとって、プロジェクトプランが考えられているということです。

言われてみると、どの言葉もやけに文書中に登場します。
しかし、どれも簡単な単語なので、プロジェクト文書中に出てきてもほとんど注目していませんでした。一応文字どおりの意味で理解できるので。
しかし、この文脈の中で出てきているとわかると、プロジェクト文書がより理解できるようになりました。

例をもう1つだけ。
プロジェクト責任者のことを「デプロイメント・チャンピオン」と呼んでおり、なんかニュアンスがよくわからないな、と思っていたのですが、シックスシグマ用語だとわかってすっきりしました。



ということで、今知りたいことがいっぱい書いてありました。
読んで良かった~
会社が準拠しているコンセプトとか、フレームワークってのは、早めに抑えないといけないんだよなあ・・・
一般的なPMBOKなどの知識ではなく、こういう勉強をまずするべきでした。

(休職派遣直後、派遣元の昇給条件になっている資格を無理やり取って、派遣先の勉強がおろそかになった代償はそれなりにあったと思って、反省しています)

それにしても、ITの頭だったのが、徐々にメーカーの頭になってきたのは良いことだと思っています。


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余談ですが、英語の本を速読するのは久しぶりで、最初全くスピードが上がらなかったのですが、後半、全盛期に近い(と思う)スピードが戻ってきました。
眠らせていた英語力がいざという時本当に戻ってくるか少し不安に思っていたのですが、安心しました。

わかりやすく、もののけ姫風に言うと
「戻って来た!黄泉の国から戦士達が帰って来た!」
という感じです。

え?わかりにくい?

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