2013年1月26日土曜日

【本の感想】 陽だまりの彼女 越谷 オサム (著)




主人公(僕)が中学のときの幼なじみと十数年ぶりに再会するところから始まる、恋愛小説です。
主人公とその彼女は、会社員、26歳。
一見ごく普通の境遇の二人の、恋愛・結婚の楽しさ・幸せさだけを抜き出して描いています
(というか、二人のバカップルぶりを描いています)。
ドロドロ系ではありません。
キャラと違うと言われそうですが、私、意外とこういうのも好きですよ。
主人公と年齢が近い方、楽しめると思います。
恋愛とはこんな甘いものではないのだ、という意見もあるようですが、別に良いところだけを取り出した小説があっても良いのではないでしょうか。

・・・が、賛否両論だと思われるラスト、ネタばれ防止のためこれ以上書きませんが、私はあまり好きではありませんでした。

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余談1
作中で、「素敵じゃないか」という曲がたびたび登場します。作品ととてもマッチしています。
原曲はこれです。



余談2
作中で、オペラ(フィガロの結婚)の話が出てきます。
私も見たくなりました。
これも動画がありました。







電子書籍無料キャンペーンのメリット3点



先日出した電子書籍(漫画)、無料期間を5日まで設定できるので、目一杯設定してみました。

その間のダウンロード数、238。
完全に私の予想を超えていました。
Amazonのランキングに入った結果、知らない人が大勢ダウンロードしてくれたのだと思われます。

私の自分メディア(主にFacebook/mixi)の範囲では、230名には絶対に届かないので。

無料キャンペーンを設定するメリットは、以下の3点と感じました。

1.宣伝しやすい
知り合いに、有料のものを宣伝するのは気が引けるけど、無料なら気兼ねなく宣伝できます。
同僚や上司も喜んでダウンロードしてくれました。


2.Amazon内のランキングに入りやすい
さすがに有料コミックでランキングに入るのは、相当難しいと思います。しかし、無料コミックは競争が少ないので、簡単に上位に入ることが出来ました。

2位に入っています(USのAmazonでも無料コミック6位に入っていました(笑)。多分日本のダウンロード数がカウントされているのだと思いますが)


3.Amazon内でリンクに組み込まれる
2のおかげで不特定多数の方がダウンロードしてくれた結果、Amazonのおすすめ商品ランキングに組み込まれました。
リンクを張られることで、Amazon内で辿られやすくなったし、Googleなどの検索エンジンでも上位に来ます。
(Google検索はリンクを張られている量が多いほど上位に来る仕組み)

例えば、こういうところ

フルネームで検索したところ自分のFacebookよりもAmazonが上に来ました


デメリットは、もちろん「販売機会を逃す」ということですが、私の場合は有名人でもないし、これによる機会損失は大したことない。それよりも大ぜいにダウンロードしてもらい、読んでもらうほうがありがたいと考え、無料キャンペーンをフルに使いました。
想像以上にダウンロードしてもらえて、結果としても良かったかなと思っています。
有名人でない人は、無料キャンペーンをフルに使うこと、お勧めです。

2013年1月21日月曜日

【日記】 電子書籍(漫画)出版しました!



昔(大学生の時)作ったコンテンツを使って、電子書籍出版してみました。
2013/1/25(金)までは無料なので、下のリンクから飛んで是非ダウンロードしてください。

一応、漫画を出版するノウハウは溜まりました。
一通りやるってみるのがノウハウをためるための定石ですね。

私は、

・ 既にコンテンツがある
・ 画像データを大量に加工するのに慣れている
・ HTMLが少々理解できる


という状況からスタートしましたが、作業開始から約7日間で出来ました。

Amazonに著者として自分の名前が出てくるのは不思議な気分です。
US(アメリカ)のAmazonでも、自分の名前確認できました(笑)


活字の電子書籍も出してみたくなりました。
活字には、漫画とは別のノウハウが必要でしょうが、半分くらいは今回の経験が活かせそうです。
本ブログも出版を意識した作りに変えようかなあ。

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■フルカラーの不条理3~4漫画です。
■2013/1/25(金)までは無料です!今のうちにみなさんダウンロードしてください。
■もし面白かったら、1行、いや10文字でも良いので、アマゾンにレビュー書いてください!(つまらなかったら書かないでね)
■Kindle本体が無くても、Windows, Mac, iPad, iPhone, アンドロイドで読めます。Kindleアプリ(無料)が必要ですが。

2013年1月18日金曜日

【日記】 細かい作業多し - 電子書籍準備(2)

画像一括変換中


最近進めている、電子書籍準備の話です。
前回のエントリで、「データ準備は簡単かも?」と申しましたが、訂正します。
平日4日間作業したら終わるかな?と思っていたのですが、全然終わりませんでした。

それほど高度な技術入りませんが、やはり初めて取り組むことは試行錯誤の繰り返し。
何度も画像のサイズ・圧縮率を変えて試したり、レイアウトの土台となるファイル(HTML)をいじったりするのに、結構時間がかかりました。

  • 画像サイズ・圧縮率の一括変換
  • ファイル名の一括変換

は、必ず一括変換ソフトを使いましょう。
検索すればフリーソフトをいろいろ探すことが出来ます。

一応こういう作業に慣れているので良かったですが、慣れていなければ挫折していたかもしれないです。あと、勝手がわかっているWindowsが無ければ挫折したでしょう。
最近、MacやiPadのほうが触れている時間は長いのですが、やはり一番道具として使いこなせるWindowsは常に1台手放せません。

ということで、電子書籍データ準備は続きます。
この準備のせいか、今週はものすごく肩こった。

2013年1月14日月曜日

【読書日記】 最近読んだ3冊(坊主/池上/アシンメトリー)

モノを深く考えられない時というのがあるもので、この2カ月くらいブログの更新が滞っていました。

それなりに本は読んでいるので、最近読んだ本を3つ、さらっと紹介します。


「坊主失格」 ★★★(5段階評価)

「考えない練習」等の著書で有名な、小池龍之介の本です。
著者の、屈折しまくった少年時代/女性関係が書かれています。
こんな本出してよかったのかな?
こんな黒歴史を晒した根性はすごいですが、私はもうこの人の本を読む気はなくなりました。ハッキリと「こんな奴に説教されたくねーよ」と思いました。
多分、同じくらい屈折した過去がある人なら良いかもしれません。私も屈折してるほうですが、ここまでではなかったので、共鳴しなかったのでしょう。
この方のファンで、本書を読んだことが無い方は、是非読んで、どう思うか教えていただきたいです。

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「池上彰のお金の学校」 ★★★★(5段階評価)

池上彰が、
お金の歴史/銀行/投資/保険/税金、等について、最近の動向を踏まえながら解説しています。
経済学部時代に勉強していたことを思い出しました。
わかりやすさは定評通り。
経済学部に入学が決まった高校生にお勧めです。

1年以上前の本なので★4つとしましたが、リアルタイムであれば5つです。

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「アシンメトリー」 ★★★★(5段階評価)

結婚に強い憧れを抱く女―朋美。
結婚という形を選んだ男―治樹。
結婚に理想を求める男―貴人。
結婚に縛られない女―紗雪。
の恋愛を描いています。たしかに、人の思いというのは非対称なものですね。
ネタばれになるので、内容はあまり書きません。
読んで不安になる話ですが、面白かったです。

【日記】 電子書籍出版に着手 - 電子書籍準備(1)

自分の漫画を、電子書籍形式のファイルにし、自分のKindleで読めるようにしてみました。


祝日ですが外は大雪で出歩くの大変すぎ。
ということで、今日は電子書籍の出版に着手してみました。
ちょっと前からしたいと思っていたのです。
原稿は、昔描いた漫画。

次の2サイトを参考にしました。

さっそくKindle用コミックを公開してみよう!概要がまとめられている
Amazonで漫画を出版08実際に自分自身で電子書籍(漫画)を出版した漫画家鈴木みそさんのブログ

尚これらは、漫画を電子書籍出版するための参考サイト。
文章の電子書籍を出版したい人は、他にまとめられたサイトがあると思いますので、そちらをどうぞ。

既に参考サイトに技術情報はまとめられているので、詳細は省きます。

2時間程度あれこれ試していたら、サンプルファイルを作るところまでは出来ました。
コンテンツさえあれば、電子書籍形式のデータを準備するのは割と簡単です。
ブログとか書いている人は、お試しあれ。そしてやり方を私にもシェアしてください(笑)


あとは、表紙をどこかから探してこないと。
表紙にできそうなイラストはかつて(10年以上前)たくさん描いた記憶はありますが、どうしてもデータが見当たりません。何か新しく描くしかないかな・・・今回は、あくまで「電子書籍出版の経験をしてみたい」であり、コンテンツを新たに作るつもりはなかったのですが・・・