★★★★★(5段階評価)
海外文芸作品を読んだ時の非日常感は異常。
色々な国を舞台にした短編集。
プエルトリコやアフリカなどで快適とは言えないながらもその日その日を生活する様子が、面白かった。
文春新書の「翻訳教室」で村上春樹の翻訳に興味を持ったが、「グレート・ギャツビー」で挫折したので遠ざかっていた。
これは面白かったので、懲りずに再チャレンジして良かった。
今日もう1冊村上春樹の訳書「頼むから静かにしてくれ」を買ってしまいました。
これも短編集。
気分的に、そして時間的に今は長編小説には手が出ない。
3か月くらい小説など読んでいなかったから、そろそろ読んでもいいころかとは思っているが。
一番最後の「緑したたる島」で登場する煮え切らない男の話は、私も人ごとではない。
その煮え切らなさに共感して★五つをつけてみました。
ズバズバ決断しまくれる人はこの話にはあまり共感しないと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿