2011年7月21日木曜日

(僭越ですが)英語上達に効いた本 5冊

私が勤める会社が海外資本を増やしたあたりから、英語に興味を持つ同僚が増えて「どうやって英語を勉強したの?」と聞かれることが多くなってきました。
私は海外長期生活の経験がなく、私の英語力は海外長期生活の経験がある人には全然かないません。
それでも大体のシーンは何とか対処できるレベルになりました。
日本住みながらどうやって勉強したのか、興味を持って下さる方が多いようです。
そこでちょっと僭越な気はしますが、私にとって効いたと思う本5冊紹介します。

1.
からだを揺さぶる英語入門 [単行本]
齋藤 孝 (著)

私はこの本を読んだおかげで、
「英語学習=音読」であると盲信しました。
でも様々な英語学習法にトライしては挫折する知り合いを見ると、盲信して良かったと思っています。
どんな学習方法が効くかは人によるというところもあると思っていますが、音読はアウトプットを伴っている分、万人に効きやすいとおもいます。
さらにこの本の中では暗唱も勧められています。
単純に音読するよりも、私としては暗唱のほうがさらに効いた感じがします。

この後さらに4冊の本を紹介しますが、私の使い方はどれも音読・暗唱です。


2.
英単語・熟語ダイアローグ1800―対話文で覚える [単行本]
秋葉 利治 (著), 森 秀夫 (著)

会話文の中に英単語・英熟語がちりばめられているという形式です。
500ページ以上ある本で、これを頭から完成させていけば当然実力は上がります。
私としては、他にいろんな本に手を出さずとも、これ1冊でToeic600~800点台を狙える単語がカバーされているというのもよかったです。
ここでも、知らない単語は例文暗唱しまくって覚えました。


3.
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) [単行本]
森沢 洋介 (著)


中学1年~3年レベルの英文法のトレーニングです。
ごく簡単な文章を次々に英訳していくという内容。
私は、本に書いてある使用法の通り、10回以上は繰り返しました。
これのおかげで、三単元のSとか、時制とかが、(わりと)正しく話せるようになったと思います。

尚、ここまで(1~3)はCDあり。以下(4~5)はCDなしです。


4.
ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく [単行本]
大西 泰斗 (著), ポール マクベイ (著), Paul Chris McVay (原著)

これは、この1冊というよりも「ネイティブスピーカーの○○」というシリーズ全部です。
文法や前置詞について、訳だけでは分からない「感覚」のようなものがつかめました。

※ 私は文法が本当に嫌いだったのですが、3と4の本は楽しく習得できてありがたかったです。


5.
トゥルーマン・ショー―シナリオ対訳 [単行本]
アンドリュー ニコル (著), Andrew Nicol (原著), 照井 しずか (翻訳), 荒川 良 (翻訳)

この本が良かったのは、次の2点
(1) 好きな映画の本だったということ
(2) セリフと説明文がバランスよく入っているということ
特に、(2)の特徴から、丸ごと暗唱することで、いろんな表現が身に着いたと思っています。
またすごく気に入る映画があったら、シナリオ対訳本暗唱したいです。


というわけで、私にとって効いた英語本5冊、いかがだったでしょう。
英語上達にはそれなりに時間が必要なので、私としてはiPhoneアプリとかDSのゲームとかで、隙間時間を使って上達を試みるよりは、良い本を買って、がっつり時間をとって(音読・暗唱して)勉強するのがお勧めです。

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