今年の映画も振り返ろうと思ったのですが、今年はコロナで映画公開も遅れ(今年の振り返りを始めると全部コロナの話になってしまうな)、あまり映画を見られませんでした。
その中でも一応面白かった作品を並べると、
「スキャンダル」
「フォードvsフェラーリ」
「フリーソロ」
「テネット」
です。
コロナ前に見た最初の3作は、今年見たとは思えない、はるか昔に見た感覚です。
そして、新作ではないけど、ジブリのリバイバルがあったのが最大のトピック。
「ナウシカ」
「千と千尋」
「もののけ姫」
は見ました。
今年の新作は数がないし、印象に残ったものも少ないので、過去5年に広げたらどうなんだろうと思って、過去のログなどを調べてみました。
すると、過去5年もそれほど強く印象に残ったものがないらしい。
元々、このブログは、
「マッド・マックス 怒りのデスロード」 2015
「インターステラー」 2015
「マイ・インターン」 2015
「LIFE!」 2014
あたりを並べて整理しようと思って書き始めたのですが、全部6年以上前だったことに愕然としました。
ということは、ここ5年、これらを(自分の中で)超える作品には出会っていないということか。
なんとか5年以内で面白かったのを並べると
女神の見えざる手 2017
ザ・コンサルタント 2017
ラ・ラ・ランド 2017
レヴェナント 2016
スポットライト 2016
シンゴジラ 2016
あたりが入ってきます。
どうも、2018年以降は映画で(大して)感動していなかったらしい。
これはもしかすると、「最近面白い映画がない」とかいう話ではなく、自分の感性が硬直的になり、新しいものや、現代的な感性に共感しなくなっているからなのでは。
ジブリのリバイバルには足を運んでしまうことから、昔の映画は楽しめるのに対し、最近の「鬼滅の刃」は漫画で早々に挫折してしまうわけだし。
多くの人は、35歳以降新しい音楽を聴かなくなるという話もあるので、自分の中にないものに心を開けるのは、個人差はあるにせよ大体35歳くらいまでなのかも。
もちろん、「心を開ける」「開けない」のゼロイチではないですが、心の柔軟性が年々落ちていくことには警戒したいです。自然の摂理にできる限り抗って、できるだけ新しい映画を見て、音楽を聴いて、漫画を読んいきたいですね。
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余談ですが、ここ数年、ほとんどの映画はインターネット予約しているので、メールにログが残っていて何を見たか振り返るのが容易ですね。
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