2016年3月13日日曜日

競争戦略は後付け?





「競争戦略」で思い出したこと。

私は中学生の時、水泳少年(青年?)で、週6日くらいは近所のスイミングスクールで練習していました。
そのかいもあり、中学3年生の時、市の大会で競泳200メートル個人メドレーで優勝。

これ、今考えると、なぜ勝てたのか分析できます。
例えば、
・ ライバルが少ない種目(ブルーオーシャン)
・ 4種目穴がない(他者と差別化できている)
・ 途中で泳法が変わるから筋持久力がなくても大丈夫な種目(勝負するフィールドを間違えなかった)
と言う感じ。

でも、別に中3の時こんなことを戦略的に考えていた訳じゃなくて、毎日少しずつ早くなろうと思って練習していただけ。
実際、大学生になってからの方が戦略的な思考ができるようになっていたはずなのですが、様々な戦略を考えつつ練習してもさほどタイムも上がらず、何となく個人メドレーもやらなくなり、何となく好きな短距離だけをやるようになりました。

競争戦略って、結果論で考えると結構何でも当てはめられるけど、(本来使うべきシーンである)勝負の前には実は使いにくいものなのかも。
ブルーオーシャンなんてやってみるまでどこにあるか全然わかんないでしょ。「海に使って泳いでいる間に隣にブルーオーシャンが隣にあることに気づいたから移動してきた」くらいならありそうだけど。
息の長い勝負は、やってる間に状況も変わるし、「あらかじめ」「ばっちり」競争戦略を立てるのではなく、修正修正で徐々に勝てるようにしないといけないんでしょうね。

ちなみにですが、戦争は、ばっちり周到な戦略がないとダメだと思います。

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