東京に住んで2ヶ月弱で、リーズナブルで感じの良いアートスクールに入れたし、他にもいくつか行ってみようかと思う講座がある。
面白いものに巡り会う率が上溝にいた時とはけた違い。
こんなに違うとはね。
インターネットの成熟と、グローバリゼーションにより、地域による格差はなくなったという話があるけど、それは嘘だと思うよ。
都会と田舎は、(広い意味で)面白いものに出会う可能性が全然違う。
たとえるなら、田舎は恒星と恒星の間の何もない宇宙空間。
それに対して、都会は小惑星地帯。
普通に歩いていれば何かに当たる。
上溝にいたときは本当に映画を見るくらいしかやることがなかった(だから映画を見まくっていた)。
偏見が入っているかもしれないけど、田舎に住んでいると、娯楽は、映画とか漫画とか、コンテンツの面白さに向かっていくような気がする。
東京はそういう出来上がったコンテンツよりも面白いものが街にあふれている。
田舎でも、コンテンツをシャワーのように浴びて、その上で面白いものを生み出す、と言うやりかたもあるだろう。
というか、基本的に私はそういう発想で生きてきた気がする。
あと、郊外や田舎で、映画とかを見ながら時をやり過ごすことはできるだろう気もする。
そして、そういうのが好きな人ももちろん居ると思うよ。
でも、東京での可能性の広がりを知っている人は、それだけでは終われ無いという気がする。
しかし、東京にいることでこれだけ面白いものに当たる可能性が高いとしたら、これまで過ごした35年間は何だったんだ、と言う気分です。
まあ、面白いものが多すぎて受験とかには向かないかもしれないけど。
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