村上春樹が一番好きな小説だというので、私もぜひ読んでみたいと思ったのだが、日本語でも英語でもなかなか読み進められない。
ならば、映画から入るのはどうだろうということで見てみた。
小説とどのくらい違うかはわからないが、映画はとりあえず最後まで見ることができた。
入りにくい小説は、もし映画化されているなら映画から入るというのも一つの手だな。
80年前の人たちは、ああやって享楽的に日々を過ごしていたんだね。
原作が小説なので、気の利いたセリフがたくさん出てくる。
これ翻訳する人大変だっただろうな。
小説の単純翻訳なら、ページ数もそれほど制限ないだろうからいいが、小説のセリフ⇒映画字幕となると、だいぶ圧縮しないといけない。どいつもこいつも気の利いた事を言っているから、それを圧縮して雰囲気出すのはきっと大変だっただろう。かなり違和感がある訳もあったが。
これで、やっと小説に入っていけそう。なんとなく。
ただ、最近柴田元幸翻訳の本も数冊読んで、いくら名作と呼ばれる小説でも、私の感性には全く合わないものは合わないという感想を持った。
そういったものを無理に読むこともないという気がしてはいるが。
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