2012年7月28日土曜日

<香港旅行記> ブルース・リー縁の地




香港に行きました。

目的は2つでした。

1.ホテルでゆっくりする
2.ブルース・リー縁の地を訪ねる

当初は1だけが目的だったので、インターコンチネンタルに安めに泊まれるというパッケージを選んだのですが、後から目的1と両立しえない目的2をねじ込んでしまい、全体的に焦点を欠いた旅行になってしまいました。
やはり、目的を見失ったり、後から目的を追加するのってダメですね
と思いながらも、面白いこともあったので、旅行記を書いておきます。

まずは、目的2のブルース・リーの話から。

以下はブルース・リーファンの方以外は「だから何?」という感じだと思います。

ご容赦ください。


ちなみに、私は中学生の頃、ブルース・リーに見た目が似てないこともない、と言われたことも手伝って(?)、相当なブルース・リーファンでした。


1.太平館レストラン

まずは香港中心部近くにある、太平館レストラン。
ここは、ブルース・リーだけでなく、ジャッキー・チェンやチョウ・ユンファなども訪れるそうです。

驚いたのが、ウェイターが全員おじさん。
多分、平均年齢53歳くらい(目測)。
ハイクラスの人をもてなすにはそうあるべきなのでしょうか?

私はここで、蟹のスープと、牛肉が入ったラーメン(?)を食べました。
140香港ドルくらい。

 蟹のスープ

 牛肉が入った麺


2.青松禅寺

次は、香港中心部から、電車、タクシーを乗り継いで1時間程度のところにある「青松禅寺」。
これは「燃えよドラゴン」でブルース・リーとサモ・ハン・キンポーが戦ったロケ地だそうです。
ここが、今日の私のハイライトになるはずだったのですが、ある程度いったところで犬(番犬?)が登場。
でかい。
このうちの一匹が吠えながら私に向かってきたので、素っ転びながら雨で滑る坂道を逃げました
もう一度番犬がいるゾーンに向かっていく根性もなく、そのまま帰りました。
ということで、「ここだ!」とわかるところにたどりつかず、ものすごく消化不良のまま終了。
ふだん、これで良しとする性格でもないのですが、犬は超えられない壁でした。


後でブルース・リーマニアの先人の旅行記をみると、同じように犬に襲われていたことがわかりました。
世界中のブルース・リーマニアはこれをかいくぐってロケ地まで辿りついたんですねえ。

ここに行く方は犬に追われることを承知の上、行ってください。





3.ブルース・リークラブ

ブルース・リーのグッズがあるショップです。
ここで、父への土産をたくさん買いました(父は私以上のブルース・リーマニアです)。
ここは、犬もいなくて安全。


ちなみに、買ったのはこんなものです



4.アベニュー・オブ・スターズ

アベニュー・オブ・スターズは、「スターの道」という意味の通りです。
この通りが、「100万ドルの夜景」と称される香港の夜景が見える位置にあります。


ということで、「ブルース・リー(銅像だけど)」と「夜景」という、香港でもっとも価値が高いと思われる2つのものを並べて撮ってみました。


ちなみに、アベニュー・オブ・スターズのみやげ物屋にもブルース・リーグッズがありましたよ。
ブルース・リーUSBメモリとか、ブルース・リーメモ帳とか。

ここにも犬はいません。


以上、ブルース・リー縁の地巡りでした。
一番期待していた青松禅寺が消化不良でしたが、他は満足しました。

2012年7月22日日曜日

<読書感想> 「IT断食」のすすめ(遠藤 功, 山本 孝昭)

明日から旅行なので、頑張って今日は2エントリ入れます!



この本、なんとなく、タイトルから
「FBとかmixiとかやりすぎないでリアルで会えよ!」
みたいな、ほのぼのしたビジネス書を(勝手に)イメージして手に取りましたが、元戦略コンサルタントが企業でのITの弊害を分析して対処方法を示す、けっこう真面目な(というか地味な)本でした。
ITの弊害をまさに感じていたところだったので、タイムリーでした。

ITの弊害として
・ メールで何でも済ませてしまう
⇒ 社員のフットワークが重くなる/メール以外の仕事の進め方を覚えなくなる
・ コピペで簡単に資料を膨らませられる
⇒ プレゼン資料、メールなど、何でも膨大になりがち(情報洪水)

等が挙げられています。

確かに、
パソコンに向かっている=仕事
という風潮が強いので、PCから離れて仕事をするのに多少勇気がいるなと思っていたところです。
(私が勤める会社は、PCの起動時間で勤怠が管理されているし、私は基本的に机に座ってPCに向かっている仕事なので、特にです。)
私は、図を書いたりするのが好きですが、最近パソコンに向かわず、ノートに図とかを書いて考えを整理していると、なんとなく「サボっていると思われる」ような気がしてしまいます。

この本を参考に、
出来るだけ、口頭で話す、電話で話す、などのアナログ率を上げたところ、確かに効率よく動けることはあります。
もちろん逆、つまりメールのほうが効率良いこともありますが、メールというものには特に振り回されがちだなということは、改めて感じました。
今、自分の中で「こういう時はメール、こういう時は電話、こういう時は会議を招集」など、なんとなく使い分けていますが、このなんとなく身に付いた基準は見直す余地があるなと思いました。
あと、1日中黙ってPCに向かっているより、電話などをしてリズム・頭の使い方が変わるほうが、調子が出てきます。(人を使って調子を上げているようなものなので、それが目的にならないように要注意ですが)

モロ「自己啓発」という本ではないですが、現代の事務職の人が自分の仕事のやり方を見直すきっかけとして使える本だと思います。

<日記> 香港(というかブルース・リー)下調べ

(香港にあるブルース・リー像:Wikipediaより)

明日から香港に行くので、ブルース・リーゆかりの地を調べているのですが、ブルース・リーゆかりの地を巡った先人の旅行記の多さに驚きました。
しかも、旅行記を書いているのはリアルタイム世代とは限らないようです。
今でもすごい人気。

こういうマニアックな情報は、インターネットで調べるのが良いですね。
普通の旅行ガイドだけで乗り込んだら絶対にいけないようなところに行けそうです。
今日調べた分をプリントアウトして持っていくという選択肢もあるのですが、旅の途中でまた何か調べたくなる可能性もあるし、インターネット接続できる何かを現地にも持って行こうかな。
前回はiPadでしたが、同じパターンではつまらないので、今度はMac Book Airにしようかなあ、重いけど。

ブルース・リーの銅像の前でハイキックをした写真でも撮ろうかと思って練習してみたら、脚が上がる角度が全盛期(14歳)より50度くらい落ちていて、「ハイキック」というものが出来なくなっていることに気付きました。


<日記> 私自身の戦略を考える



久しぶりに、日記を書きます。

先日、「戦略の本質」という本を読みました。
今は、「失敗の本質」という本を読んでいます。

どちらも共通して、
戦争のグランドデザイン・戦略(ハイレベル)から、戦術レベル(ローレベル)まで一貫していないと、戦争には勝てない。
といったことが書かれています。
当然と言えば当然です。
しかし、歴史上これが出来ていない、つまり、ハイレベルな戦略とローレベルな戦術がちぐはぐなまま行われている戦争は多いということがわかりました。


そういえば、私自身も、最近チグハグなことが多いなと思い、ハイレベルな戦略(=自分のビジョンなど)を見直し始めました。
そういえば、2008年頃、勝間和代手帳や、フランクリン・コヴィーオーガナイザーなどを使って、
「ビジョンを作る ⇒ それをアクションに落とし込む」
みたいなことをやったものでしたが、それ以来見直していなかったかもしれないです。

さすがに、4年前考えたことは今ではだいぶ意味を失っています。
異動に次ぐ異動、引越に次ぐ引越、等々に適応しているうちに、だんだん自分が何をしているんだかわからなくなってきたところもあります。
ハイレベルな戦略/ビジョンは、数年おきに見直さないとだめですね。

日本が太平洋戦争に失敗した原因の一部として、
・ 戦争終結のイメージが出来ていなかった(戦争全体のグランドデザインの欠如)
・ 日露戦争の時に策定した行動規範に固執していた
ということがあったようです。

私も、ビジョンを見直して、昔考えた(今は意味を失った)行動基準を見直そうかなー、と思い、着手したところです。
これはまじめにやると、結構時間がかかります。
勝間和代手帳のフォーマットみたいなのを使って、サクッと作るほうが現実的なのかなあ。(もう捨てたけど)

2012年7月14日土曜日

<読書感想> 現時点今年最高の1冊! - 戦略の本質 (野中郁次郎 他)



戦争を事例にした戦略の本です。
事例が面白すぎます。例えば、


・ 1年間で1万2000キロ移動する遊撃戦で正規軍を破った毛沢東のゲリラ
・ ロンドンが空襲された時、ロンドンの防衛ではなく飛行場の修理に注力して最終的にイギリス全体を守ったチャーチルとイギリス空軍
・ 関係者が全員反対する不利な条件の中、仁川(韓国)上陸作戦を成功させたマッカーサー


などなどです。
これらの事例紹介、個別分析、総括分析が載っています。
ほとんど隅から隅まで面白かったです。
これが文庫で読めるとはお買い得です。(945円)

「戦争を事例にした戦略の本」ってのは、前々から読みたかったジャンルでした。
なぜなら、戦争では、国家の最高の頭脳が結集して戦略が立案されてるのだから、そこには何らかのノウハウが詰め込まれているだろう、という読みがあったからです。

しかし読んでみると、国家のトップが立案した戦略は、政治的な制約などで、実はうまく活かされないことが多いとわかりましたが。
しかし、他の領域にも応用可能な知識が詰め込まれていたという点では期待通りだったし、期待以上に面白い内容でした。

例えば、毛沢東のゲリラ憲法
「敵が進めば我は退き、敵が駐まれば我は撹し、敵が疲れたら我は打ち、敵が退けば我は追う」
なんか、応用できそうです。



読み終わるのが残念なくらい面白かったのですが、さらにこれより評判の高い、この著者の前作「失敗の本質」があるそうです。
こっちは読んでいません。
近いうちに読みます!

2012年7月11日水曜日

名刺AGAIN




名刺が無くなったので、また注文しました。
今回も、前川企画印刷さん、リピートさせていただきました。

(リンク↓)
ブロガー名刺、送料込みで1000円じゃすと!


素材を適当に送付すると、素敵にレイアウトしてくれるので、レイアウト心を失った私にぴったりです。
しかも、2回目は前回の素材も組み合わせて、バージョンアップした感じにしてくれました。
実は学生の頃、私自身も、レイアウトの仕事を少々していたので、作れなくはないのでしょうが、プロに任せるほうが早くてハイレベルなものが出来て良いです。


初めて名刺を申し込んだときのエントリ↓

30代から始める名刺体験

を読むと、特に使うあてもなく買ったようです。
そこから、1年半かかって使い切りました。
そのころは読書会などというものも知らなかったのですが、いったい何を思って買ったのでしょう。
あまり覚えていませんが、買ってよかったと思っています。
「名刺を交換するだけでは意味がない」、という意見には同意しますが、初対面の人に近づく手段として名刺は大いに使える、ということがよくわかりました。

最初に何を話しかけたらよいか良くわからないとき、とりあえず名刺を渡すというのは使えます。

さて、この名刺もどんどん道具として使いますよ!