唯川恵の本を数冊読みました。
唯川恵は、1955年生まれ。私の母の1つ下です。
母と同年代の作者が書いた恋愛小説だと思うとなんか気持ち悪いですが、面白いです。
先日のエントリ
【本】ドロドロした恋愛小説も程々に - 飛鳥井千砂をめぐる冒険
にも書きましたが、ドロドロした恋愛の話は、人を惹き付けるものがあります。
そういえば、人をなぜか惹き付けるものって、他にもありますね。
例えば、暴力とか、死とか、性とか。
こういう、人間の暗部はなぜか、人を惹き付けます。
(余談ですが、人を容易に惹き付ける暴力・死・性を現代風にアレンジして適当に話の中にちりばめるというのは、青年漫画でよくある手法です)
ただ、面白い反面、人間の暗部をテーマにした本は読んでいて不安になったり苦しい気持ちにもなります。
何歳になっても、本に影響されすぎるということはあるんでしょうね。若い頃ほど脆弱ではありませんが。
しかしこういうのは、自分なりに正気を保てる範囲で(自分でつきあい方を考えて)読んでいくしか無いと思っています。
読むのが苦しい本を避けすぎるのはつまらないので。
それにしても、女心というのは未だによく分かりません。
女心って、私が思っているより100倍くらい複雑なんでしょうね。
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