戦略と聞くと、最近はやりの(そしてブームは終わったか?)、フレームワークがいっぱいのっている本を想像していたのだが、そうではなかった。
フレームワーク盛りだくさんを期待して読んだ人には物足りないかもしれない。
この本では、戦略を、「計画」くらいの広い意味で使っているように思える。
そして、思考力のテキストというよりは、会社の中で実際的にどう動くか書いてある。この著者は、前著でもそうだったが、会社の中で各ポジション(平社員・主任・課長・部長・役員)がどう動くのかイメージしやすく書くのがうまい。
おもしろかったのは
・ 戦略はダイナミックなもので、現在地も目的地も変わり続ける
・ 失敗は成功の必要経費
・ フェラーリの競合は自動車メーカーではなく小型ジェット
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