★★★★★(5段階評価)
ストーリー形式の自己啓発本。
勝間和代氏のお勧めで読んだ。
自己欺瞞を正当化し始めると、その正当性を補強するために現実認識が歪んでしまう。
自己欺瞞を維持するのに必死であるため、本当の望みがわからなくなる。
このような、自己欺瞞から始まる負の回路にはまった状態を箱に入っていると呼んでいる。
(もちろんもっと細かく書いてあります。興味あったら読んでね。)
ストーリーは、勘違いCOO(箱に入っていた主人公)が、自分がしてきたことを悔い改めるというストーリー。案外面白かった。
この本を読む前に少し気付いたことがあるのだが、私は「ものすごく勉強している自分」という自己イメージを持っていたが、よく考えてみると、そういうガリ勉モードはだいぶ前に捨てていた。
勉強からアクションにシフトしたのだからそれはいいのだが、そのイメージを持ち続けていたということは、どこかおかしい自己欺瞞回路を持ち続けていたということだろうな。
なかなかいい本でした。
定期的に見返すと、自己欺瞞回路がチェック出来ていいかもしれない。
基本的には自己欺瞞には気をつけてはいるが、気づいたらハマっているということはあるものだ。
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