4ヶ月前から、プロジェクトのPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の一員として働いています。
プロジェクトマネージャを補佐して、プロジェクトが成功するよう、リスクやタスクなどを管理する役割です。
プロジェクトが本格稼働してきたので、この本を読みました。
資格試験勉強の合間に読んだのですが、今の私にぴったりな本で良かったです。
プロジェクトマネジメントというのは、個人の生活でも応用が利きやすい、学んでいて楽しい分野だと思います。
テクニカルな話なは、今回も詳細は省略しますが、個人の生活に役立ちそうと思った考え方は、これです。
プロジェクトリーダーが、今起きている「課題」を管理するのに忙しくなると、同時に未来の「リスク」を管理するのが難しくなる。
課題を管理する機関と、リスクを管理する機関を分けるということに、PMO設置の一つのメリットがある。
自分自身にPMOを設置できる(つまり参謀のような人を設置できる)人はあまりいないでしょうが、課題(詳細な内容になりがち)とリスク(曖昧な内容でありがち)を同時に管理するのは難しいとわかると、対策も打てるという気がします。
その他のテクニカルな面でも、仕事に直結しそうで良い本でした。
別にこういう本を読まなくても、仕事はできることは出来ます。しかし、読んでおくほうがより良い動きが出来るし、なにより、仕事の経験が自分のものになりやすいです。
例えば、概要書レベルの本でも読んでおくと、会議の理解度も格段に増すし、用語が出てきたとき、それが社内用語なのか、一般用語なのか分かります。
つまり、概要書を早めに読んでおくと仕事の時間が「活き時間(意味のある時間という意味)」になるのが良いですね。
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