2012年6月23日土曜日

曖昧な気持ちでは宇宙に行けない - 宇宙兄弟、18巻


宇宙兄弟の最新刊が出たので早速読みました。
この漫画、感動しちゃいます。

  • 宇宙飛行士としての課題を乗り越えるヒビト(主役の弟)
  • それを近くからも遠くからもサポートする人たち
  • 不治の病にかかりながらも宇宙天文台の建設プロジェクトに懸ける博士
  • 宇宙飛行士になってその天文台建設を実現させようとしているムッタ(主役)
  • その主役を待ち受ける新たなトレーニングと、他の宇宙飛行士

という感じで、宇宙に関わる様々な人が登場するのですが、みんなあついです。

曖昧な気持ちでやっている人が出てきません。
(実際にそういう人がいるのかは分かりませんが)
みんな、「月に行く」「天文台を建設する」「無重力空間で新薬を開発する」みたいな強力な目標を持っています。

「目標に向かって突き進むだけが人生ではない」
とは思うものの、この漫画を読むと、目標に向かって突き進みたくなります。

先のエントリ
定石の無い30代をどう生きるか - 30代で逆転する人、失速する人 (千田 琢哉)
で、ハイテンションな自己啓発書は常備薬みたいなものだと書きました。
自己啓発書が、頭に訴える常備薬なら、こういう「ええ話」的な漫画は心に訴える常備薬みたいなものでしょうか。

今後の展開も楽しみです!




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