いくつか読んだ生産管理システムの本の中で、この本が一番理解しやすかったのでご紹介します。
一番面白かった考え方は、
生産管理システムは、コックピット、もしくは野球のスコアボードを見習え
という発想です。
コックピットは、「高度」「位置」「速度」「天候」「方向」等が一目でわかるようになっています。
状況を把握するのに必要な指標がタイムリーに一目でわかるようでないと困るのです。
スコアボードも、状況を把握するために厳選された情報が一目でわかるように並んでいるという点で同じです。
これらと同様に、
工場を管理するシステムでは、「受注」「購買」「生産」「販売」「在庫」の状況が、一目でわかるように情報を吸い上げられるのが理想です。
各機能別に要件を把握していると、最終的に経営者や工場長に的確なレポートを上げられることに価値があるということを忘れがちです。
これは心に留めておきたいと思いました。
テクニカルな本なので、細かいこともたくさん書いてあります。
というかそっちのほうがメインです。
興味ある人は読んでください。
0 件のコメント:
コメントを投稿