2010年1月4日月曜日

クジラの島の少女 [DVD]

いくつかのレビューを見る限り結構評判良い映画だったのですが、私にはよくわかりませんでした。

強い民族アイデンティティをもった主人公の祖父が、民族の伝統を維持しようと躍起になる。
私は強い民族的アイデンティティを持っていないので、こういうのはわかりにくいのだと思います。
小さな島でも近代化の影響は避けられず、伝統を継承するのが大変なのだろうということだけはわかりますが、そのために孫をぞんざいに扱うといった気持があまり分かりません。
文明化されているせいか「大人なんだからもっと別の接し方があるだろう」と思ってしまいます。

あと、自分の愛が届かないとわかった時に死を選ぶ(この映画では積極的に死を選んだわけじゃないが)というのも、ちらほら見る話の流れですが、これもあまり好きではないです。その人物が急に魅力的に思えなくなります。

0 件のコメント: