エンロン盛衰と、衰退の原因になった社内体質が描かれている。
エンロンは、頭の切れる人間を集めて、モラルは重視せず、社会システムを悪用しまくり、儲けを出してきた。
たとえば、裏で操ってカリフォルニア州の電力供給を強制停止することで、電力事業の株を上げるなど。
ウォール街のトレーダーたちがこれほど悪どいものだというのは、
強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)を読んで初めて知りカルチャーショックだったが、このDVDではそれがより具体的にイメージ出来た。
おもしろかったのは、
元CEOのスキリングにとっては「リスクは魅力的」で、ギャンブラーであったし、「死の可能性がある冒険旅行がしたい」などと言って、ほかの幹部と危ない冒険旅行に出かけたりしていた、って話。
命の危険を感じるスポーツ(スキーとかスキューバダイビングとか)を回避している私とは全然性格が違う。
海外で数年間働きたいと思っている私だが、海外で働くというのは、こういうハチャメチャな(?)奴を相手にして戦うことなのかもしれない。
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