2012年4月21日土曜日

読書会を主催して「永遠の0」を紹介してきたよ



本日、2度目の読書会を開催してきました。
写真はそのとき紹介があった本です。私はこのうち「永遠の0(ゼロ)」を紹介してきました。
これは、太平洋戦争/特攻隊の話です。
0というのは、零戦のことです。
「永遠の0」を紹介するのは、私にとってはかなりのチャレンジでした。
重すぎて、私が何か言えることなんて無いな・・・しかも土曜の昼から、と思いまして。
でも、チャレンジと思うことは大体やっておく方が良いので、チャレンジさせてもらいました。


以下、本の感想です
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名作だと思いました。
戦争の悲惨さを、あまりグロテスクなところ無く伝えているのが良かったです。

主役は、特攻で死んだパイロットです。
太平洋戦争初期、日本軍が主導権を握っていたところから、分が悪くなり、特攻を繰り返すに至る経緯が、小説を通じて分かるようになっています。

1つのテーマとして、日本軍部(特に組織の上の方)の戦略のまずさ、命を粗末にする姿勢が描かれています。
読むとこれに憤りを感じます。
組織のトップがおかしな決断をしてしまうという問題は、サラリーマンとしても他人事ではないです。
・・・しかし、私はやはりこの話は自分のこととしては読めませんでした。
いくらサラリーマンに理不尽なことがあるとはいえ、私は文字通り自爆までさせられる可能性はかなり低そうです。
ということで、せっかく平和な世の中に生まれたたのだから、この世の中で出来ることをしっかりやりたい・・・と、後になってじんわり思いました。




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