アップル・ジャパンの元代表取締が書いた本。
その前は、IBM、オラクル等でも働いていたそうです。
グローバル企業で働くのに必要なメンタリティがわかる本でした。
さて、面白かったこと3点紹介します。
1.変化を起こすには(圧倒的な)好奇心が必要
2.点と点をつなげることに躍起になるな
3.世の中を前進させろ!
では順にどうぞ。
1.変化を起こすには(圧倒的な)好奇心が必要
「変化しないことは後退である」ということが言われています。
なので、「毎日何らかの変化をする」ことがよく推奨されているのですが、「小手先の変化」とか「無目的な変化」ってたかが知れているんですよね。
やらないより良いでしょうが。
それよりも、
圧倒的な好奇心をもって何度もアクションをする。結果大きな変化生み出せる。というのは本当だなと思います。
2.点と点をつなげることに躍起になるな
「1つの能力だけではなく、複数の能力の組み合わせで、その人の価値が高まる」ということが言われていますが、何をどう組み合わせるかって、難しいんですよね。無理に親和性低いものを組み合わせても意味ないし。
著者の考えはこうです。
自分の複数の能力を組み合わせることに力を入れず、広げていくことに力を使うほうが良い。なぜなら、点と点は後になって結果的につながるものだから。
なるほど。
点と点は後からつながってくることを信じて(先人の知恵以外に信じる根拠ないけど)、いろんな知識・経験を身につけていけばいいと思うと、気が楽でいいですね。
そういえば、日本マイクロソフトの元社長の成毛眞も同じことを言っていたような。
アップルとマイクロソフト、似たところもあるんですね。ライバルなんだから当たり前か。
3.世の中を前進させろ!
最近、こういうのって重要だなと思い始めました。
自分がどう世の中と関わっているのか考えておかないと、どうも中途半端なアクションが多くなってくるので。
自分に余裕が無い時はこんなこと考えられませんが。
以上、個人的に面白かったポイント3点でした。
それにしても、この人、ええ顔してるなー。
きっと自信に満ち溢れているんだろうな。
自分に自信を持っているって、良いことです。
32歳にして何を言っているんだという感じですが、最近「自分に自信を持っていること」の価値を感じます。
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その他メモ
・ 修学旅行のコースに、東京・銀座のアップルストアが組み込まれていることがある
・ 常にサプライズ
・ 「カッコよく音楽を持ち歩けないか」という問いを発明できたことがアップルの勝因
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