2013年5月3日金曜日

大人になってから身につけた自信は時に脆いが、無いよりはずっと良い



自分の恵みに感謝しなさい
自分のかけがえなさを主張しなさい
自分の枠を超えなさい
選ぶ力を賢く用いなさい
(オグ・マンディーノ)


私が普段読まないタイプの本、「この世で一番の奇跡 (オグ・マンディーノ)」を読みました。

「金さえあれば」
「時間さえあれば」
みたいな発想は、時に誰しも持ってしまうと思います(「金」、「時間」はあくまで例です)。
しかし、あなたが持っている資源は他にもたくさんある。
例えば、

  • 考える力
  • 愛する力
  • 意思の力
  • 笑う力
  • 創造する力
  • 計画する力
  • 話す力
  • 祈る力

などです。
あなたはより良く生きるための素晴らしい資源をたくさん持っているから自信を持ちなさい。
これらをフルに使って、生きなさい。
そういうことを言っている本です。

自分に(適度な)自信があるって重要なことですよね。
私は20歳前後まで自分に全然自信が無かったのですが、その後ボランティアやサークルを通じて、それまで自分が使っていなかった様々な資源を使って活動して、徐々に自信がついてきました。
基本的には、自信は活動・成功体験を通じて身につけるものだとは思いますが、本書は一歩踏み出す原動力として使えると思います。

生まれつき自身を持っているようなタイプの人の自信と比べると、このような、大人になってから身につけた自信というのは時に脆いのですが、持っていないよりは100倍良いです。
皆さん、あの手この手で自信をつけましょう。


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追記

この本では、上記の教えが凝縮された第9章(文庫版で約30ページ)を100日続けて読むことが推奨されています。(私は10日くらい実践してみた段階です)

この、「100日続ける」ことにどんな意味があるのか。
最初は、「繰り返すことで記憶に残る」が一番の意味だと思っていました。
しかし、しばらく実践して思ったのは、毎日読むと、コンディションが良い日、普通の日、悪い日、色んなときに読むことになります。
色んな体験が、この教えと結びつくことで、「調子が良い日だけ使える教え」ではなく、あらゆる場面で場面で使える知恵となるような気がします。

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