2015年10月4日日曜日

【日記】 旅行とリスク感覚





スイスに行って、トレッキング目的で旅行をするのは面白いと言うことがわかった。

今度はどこに行こう、と思って、NHKの「グレートサミッツ(マッターホルン)」というDVDがあったので、レンタルして見てみた。
番組ディレクター(登山経験9年とのこと)が、ガイドにつれられてマッターホルンに登るという内容。

ひとまず、マッターホルンに直接登るのは相当難易度が高いし、文字通りの意味で「命がけ」だと言うことがわかった。
完全にロッククライミング。
逆にロッククライミングの経験がある人は、このDVDを見たらどこでガイドを雇えばいいかとかイメージがわきやすいかも知れない。
(ちなみに、アイガーのも見たけどもっとやばそう。一歩間違えれば即死のコース。アドベンチャーと狂気は紙一重だわ)

経験の問題とは別に、私はひとまずここまでの(死ぬ危険性がある)リスクを負って行く気は無くなった。
どこまでリスクを取ってやりたいことをやるかってのは結構難しい問題。
私がそうなのだけど、「子供の頃からリスクをとり慣れていない人間は、リスクの見極めもうまくできない。そのため、時々過剰なリスクを取ってしまう」
ということが言われている。

行ってみたいところは色々あるけど、それがどのくらいのリスクなのか。経験と準備でどれだけリスク緩和出来るのか、人と判断が違う気がする。
気にしなくて良いことを気にしすぎたり(たいていはこっち)、気にするべき事をきにしていなかったりがある。
このリスク感覚を鍛えるには、結局経験を積むしかないんでしょうけど。

ただ、マッターホルンの麓の山小屋くらいまでは行ってみたいな、と思った。
そこからのマッターホルンの眺めはすごそう。
面白そうなものの情報を仕入れるってのは重要。
その点、こういう映像資料っての良い。
本よりも行動喚起力が高い(行ってみたくなる)。
ああ、冬の休みの旅行予約しよう。

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