2015年10月24日土曜日
【クレイジージャーニー】 自分のクレイジーさを愛せるか
また、今一番気に入っているテレビ番組、クレイジージャーニーの話です。
クレイジージャーニーを見て思うのは、
「ジャーニーは効率の対極」
だということ。
近代的動力を使わずに南米からベーリング海峡経由でアフリカに到達した関野も、深海に潜り続ける高井も、8,000メートル峰14座を制した竹内も、効率を求めて旅しているわけじゃない。
考えてみれば、そもそも旅ってのは、効率とはかけ離れたものだった。
(普通に考えたら)旅というのは生きていく上で必要不可欠なものではないからね。
どうしても有名観光地は効率よく全部見てやろうと思ってしまうけど、必要不可欠ではない旅の中で、効率的に観光地を回ろうという発想が矛盾をはらんでいたかも知れない。
クレイジージャーニーでよく出てくる話に
「これが私にとっては普通」
ってのがある。
普通の人から見たらクレイジーに見えることでも、本人にとっては普通。
ただやりたいからやっているだけ。
それで自活できなかったり、社会性が失われているんじゃ全然ダメですけど、そうじゃなければ
人に説明できなくても構わない。
人から見てクレイジーでも構わない。
んだな、と思いました。
この効率至上主義の世の中、
・ 他人が興味のないもの
・ 効率的でないもの
・ 人に説明するのが難しいもの
を自信持って出来るのがすばらしい。
逆に言うと、そういうことを出来る人は少ないからこそ、出来る人はこうやって特別な人として地位を築けるのかも知れない。
ということで、クレイジーな旅、いいなあ。
危険な旅をしたいって事じゃないです。
サラリーマンをやめるつもりもないので、短期間でも出来る、サラリーマンでも出来るクレイジージャーニーを模索するか。
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