特にお勧めの本ではありませんが、
「金と消費が好き」
というのがどういうことなのか、考える参考になったのでご紹介します。
この著者は、元「週刊プレイボーイ」の編集長。
- 美しいものはとにかく買え
- 迷ったら二つとも買え
- 欲しいものは借金してでも買え
というポリシーだそうです。
凄い物欲。
「金を使うヤツはいい顔になる」とまで言っています。
「金を使うヤツはいい顔になる」とまで言っています。
時々、こういう自分の欲望を愛して止まないタイプの人っているんですよね。
この本では、自分のサロンで自分が選んだ一流高級品を売っているという話を延々としています。
ウザいけど、ここまでくると清々しいのではないか?と錯覚してしまいます。
75歳にしてここまでの欲望を持ち続けていることは見習いたいです。
しかし、マズローの欲求階層論などで言われるように、欲望には様々なレベルがあるはず。
その中で、「物欲」というあるレベルの欲望だけが異常に強いというのは、心の中で何が起こっているのでしょうか。
どこか病的な感じがします。
しかし、金と消費が好きな現代人はみんなどこか病んでいるのでしょうかね。病んでいないとしても、それ以外の生き方はちゃんと模索して良いと思います。
私自身もこの著者ほど極端ではないですが、良いものには金を使っても良いという発想です。昇給にも結構一喜一憂します。
給料は下がる一方と言われる現代のサラリーマンは、これでは生きにくいですね。
必要な稼ぎがある以上、金と消費のループの外でいかに面白く生きるか考えないとな・・・
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