2023年12月1日金曜日

【メキシコシティD3-2】 メキシコ国立人類学博物館

乗ってきたメトロバス 中は激混み。博物館のすぐそばに着きます

博物館

博物館の中 壁画が多いメキシコ

博物館の中

様々な展示物

様々な展示物

様々な展示物

太陽の石があるフロア

様々な展示物

太陽の石

太陽の石 別の角度から

オルメカの巨石人頭像
ミュージアムレストラン なかなか立派なレストランでした
ミュージアムレストランの写真2

セビーチェ

マヤ文明関係 展示物

マヤ文明関係 展示物

マヤ文明関係 展示物




メトロバスに乗って、太陽の石があることで有名な、メキシコ国立人類学博物館に来ました(90ペソ、800円程度)。

展示の前半に、「メキシコにはアステカやマヤなどの文明が栄えていたが、スペインの征服によって歴史のすべてが途絶えた」
というメッセージがはっきり示されていますね。
この後も、いくつもの博物館に行きましたが、スペインの征服・圧政についての文句は至る所で出てきます。
この歴史がメキシコ人のアイデンティティに影響しているのは間違いなさそう。

地球の歩き方にはオーディオガイドがあると書いてあったのですが、見あたりませんでした。聞いている人も全く見なかったので多分無いのでしょう。
気になる展示物のスペイン語の説明をGoogle翻訳で読みながら進みました(電池がどんどん減る。バッテリー足らねー)
正直、このやり方では全体の流れは追えなかったです。
メキシコの古代文明は直前にインプットして行ったので、繋がらない部分を頭の中で補うこともできましたが、前提知識無いともっと意味不明になりそう。
スペイン語圏は、事前学習必須だな。
せめて英語のオーディオガイドがあれば良いですが、この後行った数多くの博物館で、オーディオガイドを用意しているところはわずかにしかなかったです。
以前は、別の国では、旅行会社のリアルガイドツアーも参加したことがあるのですが、自分が興味があるところにフォーカスできないのであまり好きではないです。
「ここだ」と狙いを定めた博物館であれば網羅的に聞いても良いのですが、正直行ってみるまで博物館があたりかどうかはわからないのもあるし。
シンプルに値段も高いし。

展示としては、アステカ、マヤ遺跡の出土品が大量にあって、断片的な理解でも満足はしました。こういうの好きなので。

前半から面白かったけど、メインの太陽の石が近づくにつれて、どんどん興味深い展示物が増えていくので全く進まない。
将軍の近くに行くほど近衛兵が強くなって一人一人倒すのに時間がかかるというキングダム構造。
太陽の石にたどり着いたところで、90分以上経っていた。
(太陽の石は一番奥にあるので、順に見ていくとかなり時間掛かります。これだけが目当ての場合は一気に一番奥まで行きましょう)

思いがけず時間がかかり昼になってしまったので、館内のレストランで食事。
ミュージアム内レストランは大体高すぎるか値段は安くてもおいしくない(=コスパが悪い)ことが多いのであまり積極的には入らないのですが、夕食の時間を考えると、昼の時間もずらしたくないので本日は良いことに。
(余談ですが、私の中では、ジブリ美術館と、藤子・F・不二雄ミュージアムのレストランは、コンセプト体現度が別格なのでお勧めできます。味も悪くはないです)

なかなか立派なレストランでした。
で、セビーチェを注文。軽く火を通した魚・たまねぎ・後はよく分からない葉っぱ。これにフレンチドレッシングっぽいものがかかっている。
これ食べて分かったけど、高知で食べた鰹の塩たたきってセビーチェの仲間だわ。
店員はテキーラやらビールも勧めてきたけど、私は炭酸水にしました。
こんなところでテキーラ飲んだらその後の見学絶対台無しになる。転んで考古学的に貴重な展示物にぶつかったら嫌だし。

午前アステカ文明をメインで見てきて、午後マヤ文明。贅沢ですね。

マヤは今の場所で言うと、メキシコ及びその南東(パナマ、コスタリカなどあたり)らしいです。
マヤ文明関連遺跡の全体から言うとどのくらいになるのかわかりませんが、この博物館にも展示物がたくさんあります。
メキシコ以南の中南米にも、スペインの征服により途絶えた突如途絶えた古代文明が多数あるようなので、中南米に行くときは出来るだけそういう遺跡・展示品も見て回ろうかな。

前近代的な残虐な話がちらほら出てきます。例えば、出土品の中に、生け贄の内臓をおいて神に捧げるための皿があるとか。

と言うことで、展示品には歴史を感じられて大変満足しました。

この時点で既にかなり疲れていたのですが、さらにこの日の観光は続きます。

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