フォアグラの人気店「Menza」。店の外まで人が並んでた。 |
フォアグラ 3000円 |
ガチョウのロースト 2000円強 |
Zelna? ハンガリーのワインらしいです。 |
フォアグラ、ガチョウ、ワイン |
ホテルで一休みした後、フォアグラを食べたく、Google mapの人気店に来ました。
45分待ちとのこと。昨今の海外旅行の経験から、人気のレストランはこんなものだろう、と思い待つことに。
<フォアグラ(脂の塊)>
松の屋のヒレカツくらいのサイズのフォアグラが3枚。
ものすごく脂が乗ってる。というか脂の塊ですね。
皿の上も油ひたひただし、かなり体に悪そうな食べ物です。
日本でも何度か安いフォアグラは食べたことありますが、全く別物でした。
表面にはヨーロッパ得意の粗塩。
乗っているのはカリカリに揚げた人参。
ベリーのソースがついています。
日本で初めてフォアグラを食べたとき、ベリーのソースに感心した記憶がありますが、こういう本場の元ネタがあるんですね。
確かに脂っぽいので、こういう酸味があるソースは合っている気がします。
日本で食べたフォアグラはさほど脂がのっておらずスーパーで売ってるレバーみたいな食感だったこともあり、あまり「ぴったりのソース」感はなかったですが。
それにしても脂の塊なので、一口目の圧倒的美食感にも関わらず、後半はややキツい感じに。
2人以上であればシェアするほうが良さそう。
ちなみに値段は約3000円。1年前のレビューと比べると日本円換算で1.5倍くらいになっていました。
<ガチョウのロースト>
フォアグラは重いとはいえ量としては足りないのでもう一皿。
焼いたガチョウの肉。2000円強。
肉自体にはほとんど味がついておらず、どう食べたらいいのかちょっとよくわからない。
一応食卓に塩コショウはあるけど、これをかけて食べるということなのかな(まだハンガリー料理に関して、食べ方というか、組み立てみたいなものが分かってない感ある)。
下にリゾットが見えますが、かなり薄く敷いてあってさほどボリュームはないです。
見た目チーズがいっぱい乗っていますが、チーズはそんなに強くない。チーズはあまり得意ではないので良かった。中に入ってるキノコかなり濃い味。
<ワインと豆腐に旅をさせちゃいけない>
せっかくフォアグラを食べてるのにワインを飲まないのはもったいないのでは、と思って飲んでみることに。
ワインはよくわからないので、店員さんにフォアグラに合うワイン勧めてもらいました。グラスで約800円。
「今月のおすすめワインリスト」があって、グラスで飲めるものの中では真ん中くらいのレベルでした。
非常に美味しい。
辛口・酸味普通、渋み弱め。かなりスッキリしていて、嫌な味が全くしない。
日本で売っているヨーロッパ産低価格帯ワインは(喜望峰周りで輸送されるから)赤道を2回通りそのたびに温度が50℃くらいになるので味がどうしても変わる、みたいな話を本(美味しんぼじゃないよ)で読んだことがあるけど、そういうことなのかな。
ワイン飲んだので、この後思考が止まった。海外で酒を飲んで発見することも多いけど、その後思考が止まることとのトレードオフだな。
かなり体に悪そうな食事だけど、とにかく満足はした。
全部で約7000円。
ブダペストはまだ日はあるけど、この夕食で一応やりきった感あった。
満足できる食事に出会えたらその都市については納得して去れる。
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