2024年11月22日金曜日

【1年間まとめ12 旅】 経験・体験・自力度

<核としての経験・体験>
ひとしきり旅を終えた後、日本でヨーロッパの歴史本を少し読み直した。
やはり、実際に行った場所は、後から関連する本を読んだ時の感触が違う。
いきなり本を読んでも正直あまりイメージがわかないが、自分が実際行った場所については、その経験・体験が核というかフックになっていろいろ結びつく。
核になる経験と結びつけるように本を読むほうが知識は増える(※1)。

昔から、自分の経験に結びつかない話は全然ピンとこない。文字だけ読んでも記憶にも残らない。(これは大学院に行ったときに特に強く感じた。活字だけ・抽象概念だけでゴリゴリ押していける人も世の中にはたくさんいるものだと感心したが、私はそうではなかった)
私の場合は、優位感覚(※2)の中では、言語感覚は下のほうで身体感覚が上のほうなんだろう(視覚・聴覚も強めだとは思う)。
あとは、どちらかというとSensitive気味の体質・性格なので、そのことからも身体感覚を使ってモノを学ぶほうがいいのだろう。感触の無いものは自分の中に残らない(※3)。
せめて自分の優位感覚を活かす意味でも、意識的に経験・体験を多めにして人生の知見を増やしていきたいと改めて思った。これが人生後半の方向性の一つかもしれない。

こう考えると、旅するテンション落ちた状態でもタスクとして割り切ってもっと周っておくのもありだったかもしれないと少し思っている。
その場では楽しめなかったとしても、後になって知識と結びついてくるという意味ではきっと投資効果はあっただろう。
目の前の現実を楽しむのが下手というのは私の長年の課題ではあるが、こんなのは性格の問題でもあるのでそうそう変えられないからな。楽しめるかどうかを基準にしたいと思いつつもそれだけだと時々行き詰る。

<自力度>
なお、旅に関しては、自力度を上げるほうがより自分の経験に組み込めると感じた。
これまで周遊パッケージツアーにも何度か乗ったことがあるが、それだと観光スポット以外があまり記憶に残らない。
自分で手配した旅行は、それとは比べ物にならないレベルで自分の中に残る。
ツアーと比べると、自己手配は細かい失敗の連続なのだが、「失敗=フィードバック」ともいえるわけで、自分の経験になるのだろう。
事前に地理や物価を調べて行先から外す、予約システムがエラーを起して困る、混んでいて座席が見つからない、みたいなのも含めたら細かい非効率・失敗は数えきれない。しかしこういう一見無駄に見えることも含めて旅の記憶に結びつくから、自分の中に残りやすいのでは。
自分の時給を考えると、旅行のロジは旅行会社に外注するほうがコスパは良いようだが、それはパフォーマンスを「旅行を成り立たせる」ことだけだと捉えた場合。後々自分の中に残る経験もパフォーマンスの一部ととらえたら、自力度を上げるのもありだと思った。
もっとも、これもある程度慣れてきたらどうでもよくなる可能性はあるが。

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※1)
本だけでなく、映画・ドキュメンタリーなどの映像資料なども同様。
行ったことある場所の映画を見るのは良いという話は以前も書いてあった。9年も前だったか。

※2)
人は、視覚、聴覚、身体感覚、言語感覚の強さにおいて凹凸があって全てが一様の感度を持っているわけではない、という話。

※3)
近年、山、旅、料理、絵のようにアナログなものを楽しく感じたのも、感触が自分の中に残るからかもしれない。
アナログなことが楽しくなってきた話。4年前。

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追記)
全体的に近い問題意識で書いた記事はこちら。12年も前だったか。

昔から、似たようなことを少しずつ形を変えながら考えている。
このテーマは、「だから何なのか」もうさらに掘り下げたいところ。

2024年11月16日土曜日

【1年間まとめ11 旅】 楽しむためのPDCA/数字を追うためのPDCA

1年間旅中心のブログを書いてきて、一番見てもらえたのは、メキシコの治安と、特典航空券予約方法の話。次に伸びたのはフライトレビュー。

やはり実用的な情報が人気高い。

逆に、個人的には力を入れて書いた、史跡を訪れて「こんな発見があった!」みたいなのはさほど閲覧されなかった。
まあ、そういうものだと思ってはいた。
みんな自分こそがスペシャルであると思っているし、自分の感想・発見こそ愛せるわけだからな。
高名な人の発信であれば別だろうし、アルゴリズムの宝くじに当たれば時には伸びるが。

<アルゴリズムの奴隷>
なお、最初は閲覧数を伸ばす努力も少ししたけどやめた。
閲覧数(等)をKPIとして設定して、傾向を分析したり、数字を追ったら仕事感が出てきた。
ましてやアルゴリズムの奴隷になって、ワードを入れていくみたいな作業に至っては完全に仕事(ネットにおけるアルゴリズムなんてその時その時で変わる。そういう気まぐれで自分がコントロールしきれないものについて考え続けているのも身体に悪い)。
すでに書いた、旅行記を書くプロセスを洗練させたら仕事感出てきた、という話(※)と同じだった。
こうなっては何のためにブログ書いているのかわからん。
気を取り直して、そういう数字を伸ばす方向の努力はせず、自分の興味関心に基づいて書いた。

<楽しむためのPDCA/数字を追うためのPDCA>
楽しむためのPDCAと、数字を追うためのPDCAは分けて考えるほうが良いと思った。

・ 楽しむのためのPDCA(or継続的改善)
最近では、旅のロジのレベルアップや、テント泊のやり方向上のためのPDCAは良かった。
やればやるほど快適に行動できて、旅やテント泊の楽しさが上がる。
行動範囲が広がったり、自分自身がレベルアップするPDCAは良いともいえるかも。

・ 数字を追うためのPDCA(or継続的改善)
これに対して、上述のように数字(外部目標)を追うという方向性は、多少成果が出ることもあるが、やればやるほど自分が機械になっていき楽しさが削がれる。
仕事なら喜んでやるが、私生活でこれをどこまでもやるのは良くないかも。
私生活では数字を追わない聖域をある程度決めて残すほうが良いのではと思い始めた。

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※以下エントリ

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追記)
あとは、ネットの反応を気にしすぎるとドーパミン中毒になるというのも良くなかった。

【ドイツD11-1:ミュンヘン】 ミュンヘン(バターチキンカレー)⇒ドバイ(ゴルメサブジ)⇒日本(凪)

ミュンヘン滞在中は毎日寒い

ミュンヘン空港に移動
途中、チケットチェックが来た
ドイツではここだけだったような

ミュンヘン空港

ミュンヘン空港ラウンジ食
バターチキンカレー

ミュンヘン空港ラウンジ

サラダ1杯目

サラダ2杯目

サラダ3杯目

ドバイ空港

ドバイ空港ラウンジ食
ビリヤニ(左下)とゴルメサブジ(右下)


今日は帰国日。約1か月の中欧旅も今日で終わり。

<ミュンヘン空港>
ミュンヘン空港はハブ空港の割には結構狭い。居場所少ない。
ハブ空港なのに小さいという意味ではリスボンも同様だったけど、どうやって回しているのだろう。
ミュンヘン空港は物価高い。
探し回ったけど600円以下のペットボトルの水見つけられなかった。
給水機には大行列ができていた。私もボトルさえあればこの列に並んでも良かったのだが、セキュリティでペットボトルを捨ててしまったのでできなかった。
昨今空港のペットボトルの水が激高い可能性があるので、水道水を飲める国の場合、セキュリティコントロールの前にペットボトルを捨てない(中の水だけ捨てる)ほうがいいかも。

このあとラウンジで給水できたので良かった。

<ミュンヘン空港ラウンジ>
ミュンヘンのラウンジは空いていて非常に快適。
思えばバルセロナもガラガラだった。
ヨーロッパではプライオリティパスそんなに流行ってないのか。
スタッフの動きが速すぎて、まずサラダを取ってきて、次に水を取りに行こうと席を外した瞬間にサラダが下げられてしまっていた。

バターチキンカレー普通以上においしかった。
そして何より、野菜一杯食べられたのが良かった。
こうなってくると、栄養バランスの悪い機内食いらないな。
機内食で糖質取りまくるのって、機内で体調を損ねる一因になっている気がする。
出発空港で十分食事とれた場合は、機内食の1食目放棄してもいいな。
前バルセロナから帰るときも、ドバイ発便で一食目放棄したおかげでよく眠れた記憶あるし。
エミレーツの食事も十分試したしな。特にドバイー日本の間はもう特に試さなくてもいい。

<フライト(ミュンヘン→ドバイ)>
機体はA380。
座席は95%くらい埋まっていた。
途中けっこう揺れた。皆さん席についてください、トイレ使うのやめてください、シートベルトしてください、と言いながら熱いコーヒーを配っていた。どういう考え方なのか。
着陸時、拍手が巻き起こった。
エミレーツも、ヨーロッパのエアラインも何度も乗ったがこう言うのは初めて。

<ドバイ空港(ゴルメサブジ)>
ドバイ空港のマルハバラウンジ、いつになくホットミールが豪華だった。
時間の問題なのかな(今回行ったのは夜0時過ぎくらい)

まずはビリヤニ。大きいチキンがゴロゴロで美味しかった。生姜強め。乾燥玉ねぎがふんだんに入っている。こういうパターン初めてかもしれない。
さらにはイランのシチューであるというゴルメサブジなる食べ物がものがものすごく美味しかったです。プライオリティパス入手したかいあった。
具は、ラム、じゃがいも、豆、ネギ。ラムゴロゴロ。スパイスの味付けなので日本人から見るとカレーの味

ドバイ空港にも給水所があって、今度は給水できた。

<ドバイ→成田>
やはり機体はA380。
ドバイー東京間がA380だったのは初めて。
何度か乗って分かったが、やはりA380はB777よりも座席の横幅広め。
座席は95%くらい埋まっていた。
出張風の人は(少なくともエコノミーの席には)ほとんど見当たらない。みんな旅行者風。みんな旅行してるんだね。日本人だって行ってる人は行ってるぞ。
ところで、なぜドバイ→東京は成田のほうが羽田よりも人気の傾向なのだろう。値段も羽田便の方が大体安い。
一つは日本到着時間が遅めなので、場合によっては羽田で一泊が必要になるからというのがありそうだが。でもそれならなぜ羽田着の便をもっと良い時間帯にしないのか。わざと羽田便と成田便を一長一短ある状態にして顧客の分散を図っているのか?

<日本>

・ モラル
成田到着。
荷物受け取りの際、人を押しのけて自分の荷物に向かっていっている西洋人がいた。
日本人のモラルも低下しているとは言われるが、やっぱり相対的には全然整っている。

・ 木の棒
成田空港、木刀みたいな130cmくらいありそうな長さの木の棒を持っている警察官がいた。
日本ってエキゾチックだよな。
木の棒を持った警察官なんてここでしか見たことないので、エキゾチックさを演出しているのかな。

・ 特に感慨なし
帰国したのだが、少し前に似たレベル感の旅をしていることもあってか「やっと帰ってきた」みたいな感慨はない。
そういえば出国前も心が凪だったが、帰国しても心が凪。
体力的にも余裕あるしな。
しかし、こんなものだろうか。
気になっていた5か国7都市を次々に回ることができて満足はしているが、その満足は現地で感じたもので、日本に戻ってきた今感じたものではない。
どちらかというと、今の感触は分厚い本を読み切った感じに近い。
日本に帰ってきて、何か心が動く要素があるのではと期待したのだが、特になかった。

25日間の中欧旅の旅行記は以上です。
合計83エントリ。ここまでお読みくださり誠にありがとうございました

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旅の総括的なものは先に書きました。こちらからご覧ください。

2024年11月15日金曜日

【ドイツD10-1:ミュンヘン】 エッジが効いたケーキ


ホテル近くはこんな感じ。
郊外の住宅地。

ケーキ600円、カプチーノ700円
どっちもでかい

ケーキ
酸味があるエッジのきいた味

ホテル近くの郊外型大型スーパー

スーパーで買ったパン

断続的に降る雹

トレントフライヤー

この日もメモがあまりとれていないのでごく簡単に。
(ミュンヘンの中心部の感想のメモが全く見当たらない。手が寒いなと思いながらスマホを持って音声で感想を吹き込んだ記憶はあるので、まったくないなんてことはないはず。作業している間に手が滑ったか何かのはずみで一部データ消えたかもしれない。頑張れば見つかるかもしれないけどもういいか)

<ケーキ>
ホテルの近くのカフェでケーキを食べつつ作業した。
カプチーノ 700円
ベリーのケーキ 600円
ケーキもカプチーノも結構大きい。カプチーノはスターバックスのベンティくらいある。ケーキはスターバックスのニューヨークチーズケーキの3倍ぐらい体積がある。あまり割高感無いね。むしろダッキーダックのようなケーキを押しているカフェと比べたら全然こっちのほうが安い。
観光しやすさとのトレードオフにはなるが、郊外泊をうまく使えばコスト抑え気味で旅できるのではという気がしてきた。
(特にミュンヘンのような小さ目の都市では使えそう。東京クラスの大都市だとかなり離れないと安くはならないが、ミュンヘンは中心部と言えそうなエリアは小さく、6km離れたら大分値段下がった)
郊外だとカフェが空いていて作業しやすいのもいい。

ケーキはベルリンで食べたのと違ってあまり甘くなかった。ゼリー部分の酸味が強いエッジの効いた味。

<近所のスーパー>
Google mapで調べて、ホテルから500mくらい離れた高評価のレストランに行ったのだが、ローカルのお友達以外お断りのようで相手にされなかった。
人口150万人程度の都市の外れだから、こういう激烈ローカルな店もあるか。仕方ない。
大分遅くもなってきたので、夕食はホテルの近所のスーパーで買ったパンなどで済ませた。
この近所のスーパーのセルフレジ、言語選択がドイツ語、英語、トルコ語だった。
移民インパクトを明確に感じる。

<気候・服装>
ミュンヘンは日中でも気温0~5度くらいだし、断続的に雨と雹が交互に降るので、街中としては贅沢な装備だがずっとダウンの上からトレントフライヤー(モンベルの雨具)着ていた。元々レイヤリングの考え方で、分厚いダウンだと調整できないので、最後はこれで調整するつもりだった。

【ドイツD9-1:ミュンヘン】 下水設備/落書き/ダッハウ強制収容所

※本エントリはダッハウ強制収容所の写真をかなりたくさん貼ってあります。文章の部分を読みたい方は一気に下まで飛んでください。

今日も寒い

昼食
豚バラベーコンにさらにソースがかかっている

ザワークラウト
付け合わせの定番のようでよく登場する

ダンプリング

ダッハウ駅

ダッハウ駅

ダッハウ駅

ダッハウ駅の公衆トイレ
無料

ダッハウ強制収容所行の大型バス
(私が通勤で使っていたのと同じモデルのメルセデスのバスだった
こんなところで見るとは)

ダッハウ強制収容所行の大型バス

ダッハウ強制収容所 入口

ここからしばらくは
ダッハウ強制収容所の写真です

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所
監視塔

ダッハウ強制収容所

祈りの場所がたくさんある

祈りの場所

祈りの場所

祈りの場所

ダッハウ収容所に収容されたのはユダヤ人だけではないようだが
ダビデの星がある


祈りの場所

祈りの場所

祈りの場所








ダッハウ強制収容所
博物館
(もとは収容所の設備だった建物)

博物館

博物館

博物館展示物








夕食で飲んだビール

レストラン



ものすごくとがったナイフ

ビール2杯目
人生で一番おいしいビールだったかも
夕食


ドイツDay8は、今見てみるとメモがかなり散漫で旅行記に起こすの難しいのでとばします。
バルセロナの時もそうだったけど最後の都市に来るとどうもダレるな。

このエントリでは、Day9の観光を一気に書いていきます。

<昼食(塩辛さSS)>
ダッハウに行く途中、バイエルン伝統料理屋に入った。
結構料理が提供されるのに時間がかかった、もっとクイックに済ませれば良かったかも。
ダッハウにいる時間が減ってしまう。
Smoked Poke bellyという料理。何だろうと思って注文したけど豚バラのベーコンってことか。出てきて分かった。
言うの50回目くらいかもしれないけど、塩辛すぎるっての。
ベーコンだけでも十分塩辛いのに、さらに塩味がついたソースがかかっている。ソルト・オン・ソルト。ドイツ人の味覚どうなってんの。
ブラウンソースと呼ばれていた。濃いめの色がついる、コンソメぽい味のソース。
血管の硬化が心配になってきたが、一応食べきった。

これは一緒にビールを飲まないのはもったいないような食べ物だが、先日昼から飲んで後悔したばかりなのでやめておいた。この後長めの移動と難しそうな観光が待ってるしな。
水と併せて3,400円。

なお、最近周った中で、外食が塩辛い都市のランキングはこんな感じ。
SS ドイツの諸都市
S バルセロナ、福岡
A ヨーロッパの諸都市
B 日本の諸都市、タイの諸都市、ホーチミン、メキシコ
C 中東、モロッコ、(自炊)

<公衆トイレ(小便器の高さ/下水)>
ダッハウ駅には無料の公衆トイレあった。
昔ヨーロッパによくあった、背伸びしないと用を足せないような高い位置の小便器。
しかしこういうの最近減ったな。25日で数えるほどしか遭遇していない。最近は、167cmの私でも無理なく用を足せるデザインが多い。移民も増えたし誰も排除しない考え方に変わったのか。
シンプルに、ユーザに無理させると汚れやすくコストがかかるというオーナー側の都合もありそうだが。
なお、ドイツはダッハウに限らず大きい駅はだいたい公衆トイレがあった(有料/無料どっちの場合もある)。
多分、パリ、ベネチア、リスボンみたいな街ほど昔の景観を維持していない分、現代的下水設備が整っているから公衆トイレも運用しやすいということだろう。駅のトイレの相場は大体0.5から0.7ユーロ。

昔はカフェの値段も安かったので、ヨーロッパではトイレに行きたい場合取り急ぎカフェを探すというムーブでもまあ大丈夫だったけど、最近カフェの値段も高いからトイレだけ使えるならそのほうがより良い。

<郊外の落書き>
ダッハウは落書き多い。そういえば同じく郊外のポツダムも落書き多かった。
中心部は多分景観保持予算があるから落書きもそれなりに消されるけど、郊外だと落書きは一度書かれたら基本的にずっと残ってしまうっぽい。
よく、落書きは治安の悪さの目安だという話あるけど、偽指標なのでは。
もっと別のことを気にする方が身は守れそう。やっぱり街行く人間の様子をちゃんと見るほうがいい。

<ダッハウ強制収容所>
ダッハウ駅から強制収容所跡まではバスがたくさん走っている。ポツダムは史跡まで行くの大変だったが、ダッハウは簡単。

強制収容所跡到着。
広大に跡地が残されている。
のどかな鳥の鳴き声が聞こえてくるのが逆に気味悪い。
日本語のオーディオガイドは無かったのでつけなかった(英語・中国語はあった)
展示場は実際強制収容所に使われていた建物らしい。
電気とかはついており明るいので、そんなにおどろおどろしい雰囲気ではないです。
しかし展示内容はなかなか怖い(12歳以下の子供が見ることは推奨しないと入り口に書いてある)。
事前に本などを読んでいたので、展示内容は知っていることも多かったけど、現地で見ると心に響きすぎる。

今回はポーランドは外してしまったけど、アウシュビッツもなんとか行ってみたい。

<夕食>
ここまでドイツのビールには本当に感心したので、本日も飲むことにした
一杯目。Andechser。うまい。
二杯目は同じ銘柄の白(Andechser Weiss)。ここまで何度も驚いてきたドイツのビールだが、そのなかでも最高の味だった。ズキッとくる刺激的なビール。
(※ご参考に、飲んだのはミュンヘン中心部のAndechser am Domという店)

食べ物は

・ ミートボール
ミニハンバーグのような感じでした。特筆するような味ではなかった。

・ キャベツ
湯がいたキャベツとベーコンをクリームソースで和えたような食べ物。
ザワークラウト以外にも、いろんな千切りキャベツの調理法があるんだね。

ビール2杯と食事で4,300円くらい。