2024年5月3日金曜日

【中欧まとめ/ハイライト02】 現代社会との地続き感(ベルリン)

ブランデンブルグ門

虐殺されたユダヤ人のための記念碑

ベルリンの壁

ベルリンの壁

チェックポイントチャーリー

ベルリンの壁



今回7都市周遊しました。

行ったのは、

・ ブダペスト(ハンガリー)
・ ブラチスラバ(スロバキア)
・ ウイーン(オーストリア)
・ プラハ(チェコ)
・ ドレスデン(ドイツ)
・ ベルリン(ドイツ)
・ ミュンヘン(ドイツ)

この中で圧倒的に面白かったのはベルリン。

私の頭の中(知識)

現代史>近代史>>>それより前
なので、ベルリンが一番頭の中に引っかかるフックがたくさんあった。ベルリンは後半でだいぶ疲れてはいたけど、一番頭が働いている感じもした。

博物館一つ一つも興味深かったが、展示内容は一般知識(歴史の本にも載っている)という感じではあった。
それより、負の遺産を含めて残していくという姿勢含めた街の様子が良かった。
(ベルリンの壁、検問所、ユダヤ人・ロマ迫害のメモリアル碑などが街中にある)

あとは負の遺産ではないが、映像にたびたび登場してくる、ブランデンブルグ門・国会議事堂なども良かったです。

ベルリンはハブ空港ではない(日本からの直行便もないし、そもそもヨーロッパ外からのフライトがあまりないと思われる)ので、トランジットで寄る機会はまず無いことからも、せっかく行った今回もう少し長めに滞在しても良かった。

なお、歴史が古くても現代との地続き感があればだいぶ頭は働く。
例えば、前回行ったポルトガルやスペインは、覇権をとった大航海時代は近代より前だが、その大航海時代が現代の(ラテンアメリカの)国体に絶大なインパクトを持っており地続き感があるし、自然と興味関心もわいた。

これに対して、中世のお城みたいなのになってくると、現代との地続き感が(私には)あまり感じられず、現代史・現代社会の要所と比べると頭に結びつくものが少ない。古めの城・史跡を見て思いつくのはビジュアルの感想みたいなものばかりになってしまった。

ただ、今回回ったのは全部歴史ある都市で若干勉強系に寄っていましたが、旅に求めるものは勉強・知識だけではなく、

・ 日本にはない大自然を見る
・ トレッキング
・ リゾートでのんびりする
・ 全く得体の知れないところに行って刺激を受ける

みたいなのもあるので、毎度こういう現代史旅ばかりしたい、と言う意味ではないです。 

むしろ、次は全然違う旅をしたいですね。


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追記)

小さくてかわいい系の街も、それだけでは頭に結びつくものが無いという意味では同じでした。

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