2024年3月6日水曜日

【モロッコD5-1:サハラ砂漠ツアー】 ツアーで行けるのは砂漠の入り口

砂漠の手前の街

ラクダライド

ラクダライド

ラクダライド

サハラ砂漠
ドバイの砂漠より砂丘が大きい

サハラ砂漠
キャンプサイト

ハイアトラス山脈
このようなテーブルマウンテンは初めて見た

ハイアトラス山脈

サハラ砂漠

サハラ砂漠

ハイアトラス山脈

キャンプサイト


ツアー2日目。この日も基本的には移動中心。
2日間で多分12時間くらい車に乗ったと思います(もっとかな?正確にはよく分からない)。
トドラ渓谷などの観光地に行きましたが、さほど感心しなかったので省略。
また、昨日と同様現地の商売を潤すためカーペット屋や土産物屋などに長々と立ち寄りましたが、言いたいことは昨日と同じなのでこれも省略。

(昨日のエントリはこちらなので気になる方はどうぞ)


ツアー2日目の夕方、とうとうサハラ砂漠に入りました。

<ラクダで移動>
砂漠の入り口でバスを降り、砂漠に1泊するためだけの荷物を取り出し、キャンプサイトへ。
(それ以外の大きい荷物は、旅行会社の車の中に入れっぱなしにしておく)

ここでラクダに乗りました。
本当に移動手段としてラクダに乗ってキャンプサイトに行くのね。
ただ、横を4WDが走っていたので、車でも移動できる模様。
実際、車でキャンプサイトに移動するツアーもありました。しかし、ラクダより車のほうがツアー代金は高いようでした。
ラクダよりも車のほうがトータルコストがかかるってことなんですかね。人件費が安い⇒ラクダの飼育費が安い、ということなのかな。
それにしても、ラクダはかなり腰に負担がかかる乗り物(?)だと分かりました。ラクダでサハラ砂漠を超えるなんてことをしたら、水・食料を十分に持ったとしても腰痛でゲームオーバーになるんじゃないか。

ドバイでも砂漠に入ったけど、砂漠感はこっちの方がドバイより断然上ですね。砂丘の大きさがかなり違います。
あと、ハイアトラス山脈というテーブルマウンテンが遠くに見えたのも良かったです。こんなテーブルマウンテンは初めてみました。

<砂漠の中のキャンプサイト>
1時間のラクダライドで、キャンプサイトに到着。
ラクダは人間よりも遅く歩くので、道路からの距離はせいぜい2~3kmぐらいだと思います。
ツアーで行けるのは、砂漠の入り口ということだね。
砂漠というとドラえもんの映画(ドラビアンナイト)でのび太たちが遭難したような半径何十kmも人がいないみたいな砂漠を勝手にイメージしてしまっていたですが、考えたらツアーでそんなところに行けるわけないですね。
不安定ですが電波も時々入ります。

どうしても文明から離れ切っていない感はあるものの、それも来たからこそ分かったわけだし、とにかくサハラ砂漠に行ってみたいという心は満たされました。

【モロッコD4-3:サハラ砂漠ツアー】 現地の商売を潤すための立ち寄りポイント多め(ツアー初日その他)

立ち寄りポイント
アルガンオイル屋

立ち寄りポイント
アルガンオイル屋


ツアー初日の宿

ツアー初日の宿
薄暗いけど、静かでうれしい

宿からの眺め

宿からの眺め



ツアー初日の宿

ツアー初日の宿
ズンドコ鳴るスピーカーが食堂にあった。
またかよと思ったが、私の部屋からは音は聞こえなかったので助かった

夕食はビュッフェ
同席したスペイン人からバルセロナのアドバイスをもらったことは覚えているが
ブログを書いている今となっては食べたものをほとんど覚えていない。


初日のそのほかの感想をまとめて書きます。

<土産物屋>
アルガンオイル屋など、現地の商売を潤すための立ち寄りポイントがいくつかありました。
ツアーにこういうのはつきものなのは分かるが(そういう店からキックバックがあるからこそツアー代が安くなるし、トイレもあるからね)、1か所の時間が長いし、こっちに振りすぎ。
車に客を詰め込んで、客を店から店に運ぶのが半分目的なんじゃないかと思うくらい。
これほどあからさまなのは、15年以上前に中国にツアーで行った時以来です。

<ワルザザート>
ワルザザートなる街があり、ツアーによっては立ち寄るようです。
本ツアーでは本当に目の前を通ったのに、停車せず通過。
アルガンオイル屋などに延々といる時間あったのだから、ワルザザートも10分でも停車して写真撮ったりさせてくればいいのにね。
東京から20時間以上飛行機に乗って、さらに電車バスに20時間以上のってサハラ砂漠に来ている人間の気持ちを考えたほうがいい。
どうもこのあたりの時間配分から、ツボ外したツアーな雰囲気を感じ始めた。

<宿>
ツアー初日の宿、シャワーのお湯出なかった。暖房もつかない。
外気温10度くらいだし、この条件で水のシャワー浴びるの厳しいなとは思ったけど、翌日はキャンプサイトでさらに厳しい条件なので、この日は気合いで浴びておいた。
そんなことよりも、久しぶりに静かな宿でうれしい。モロッコに来て一番眠れた。

<食事>
ツアー中は人と話しながら食事するし、メモも取っていなかったので、食事の印象が薄い。
油断するとこうなってしまうのがツアーの良くないところ。私は「ながら」で何かをするのは苦手なので、人と話し出すと食事には注意を向けられない傾向というのもあって。
食事後でもいいから、せめてメモを取っておけばよかったかも。

【モロッコD4-2:サハラ砂漠ツアー】 初日の観光は1か所(アイット・ベン・ハドゥ)


アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥから見た景色

アイット・ベン・ハドゥ
泥と藁(あとは見えにくいけど石)でできている

アイット・ベン・ハドゥ
要塞内部

アイット・ベン・ハドゥ

アイット・ベン・ハドゥ

アイット・ベン・ハドゥ

アイット・ベン・ハドゥ


アイット・ベン・ハドゥなる遺跡に来ました。
映画の撮影でもよく使われるらしい。確かに雰囲気はある。
11世紀あたりに出来た要塞都市で、建物は泥と石と藁でできています。
最初は要塞だったものの、その後支配者が移り変わりゆく中で、役目も変わってきたようです。
興味深かったのは、イスラム勢力がこの辺りを制圧したときにキリスト教信者の隠れ家としても一時使われた、という話。
モロッコとイベリア半島は、イスラム教とキリスト教の争いの歴史のようですが、スペイン側に有名なイスラム建築(アルハンブラ宮殿など)があるように、モロッコ側にもキリスト教信者が使った遺跡があるんだね。

この建物自体なかなか趣もあるし、この建物からの景色も、荒野やオアシスのようなものが見られて良い雰囲気の場所でした。

初日「観光」と呼べるようなところはここだけ。本当に移動が多いツアー。サハラ砂漠に行くのも大変なんだね。

2024年3月5日火曜日

【モロッコD4-1:サハラ砂漠ツアー】 西洋人の感性/モロッコ人の感性(サハラ砂漠ツアー開始)

近所の売店で売っていたパン。15円。

まだ暗いうちに集合

バンで荒野を走る

アトラス山脈を越えていく

アトラス山脈を越えていく

ベンツのバン

アトラス山脈を越えていく

アトラス山脈を越えていく

アトラス山脈を越えていく


さて、今日から2泊3日のサハラ砂漠ツアーです。

<ツアーの概要>
最初にツアーの概要を簡単に書いておきます。
ドバイの時と同じ、GetYourGuideというサイトで見つけたもので、商品名は
「マラケシュ発:メルズーガ砂漠3日間の旅」
というものです。
「マラケシュ」発で「メルズーガ」に行くものは、これから書いていく旅行記と大体似た流れになると思われるので、ご参考としてください。
2泊3日の宿、移動、観光、朝食×2・夕食×2がついて、26,000円。
マラケシュ集合で、希望者(私も)はフェスに送り届けてくれます。

このツアーにより、とにかくサハラ砂漠に行ってみたいという気持ちは満足できました。
ただ、ツアーの作りとしては不満もあったので、途中それも書いていきます。皆様がツアーを選ぶときに参考にしてください。

<参加メンバー>
では当日の話に入っていきます。
10分以上遅れてツアーピックアップが来ました

15人の団体旅行。参加者は私以外はヨーロッパ(西仏独英伊)人でした。
これから3日間、この人たちと行動し、7食食事をとります。
この方たちとはもちろん難しい話をするわけではなく雑談くらいしかしないですが、ここ数日モロッコ人しか相手にしていなかったところ、西洋・現代的な話が通じる人間に囲まれてなんかホッとした。やっぱり私の頭・感性はモロッコ人よりは圧倒的にヨーロッパ人寄りだと気づいた。ヨーロッパ人の方々がどう思ったか知らないが。

<ガイド>
逆にモロッコ人ガイドは全く感性が違いました。
私が日本人だとわかると、「間寛平」「桃太郎」「金太郎」「浦島太郎」と事あるごとに連呼。
ツアー中、それぞれ30回以上は言ってたかな。
何かにつけてこれを言うので、とりあえず会話があまり成り立たない。
各国にこれに相当する言葉があるようで、他のツアー客にも同じことをして、顧客を連日苦笑・閉口させていました。
外国人に対して、とりあえず知ってるその国の言葉や有名人の名前言うというのはどこの国にもありますか、モロッコ人のしつこさはちょっと理解を超えていました。
しかもモロッコ人からは「どうだ?面白いだろ?お前もこの俺の面白いノリについてこいよ!」という圧力のようなものを感じます。

あと、感覚の違いと言えば、同ガイドは普通にガソリンスタンドでタバコ吸ってたけど、そういうもんなんですかね?
あんまり細かいこと考えてもしかたないので、もういいんですけど。

<車内の様子>
バンの中、ずっとアフリカ音楽がかかっています。
でもアフリカ音楽聴きながらアトラス越えするってのもなかなか趣ありますね。
走り始めてから30分ぐらいで、もうサバンナのような風景。やっぱりモロッコは荒野の中に街が点在している。
アトラス山脈も見えてきました。今まで見てきたどんな山とも違う形してる。世の中にはいろんな地形があるものだ。
砂漠ツアー乗車時間はものすごい長いのですが、変わりゆく景色を眺めてるだけでも楽しいです。
なお、バスツアーはトイレが怖いのですが、炭水化物をとるとしばらく体内で水分をホールドするという理論を信じ、ツアー中は炭水化物多めで過ごすことに。初日も早朝で宿の朝食はとれなかったのですが、前日売店で買っておいたパン(モロッコでみんなが食べてる丸いパン、15円)食べて乗り込んでいます。

という感じで、このツアーは3日で20時間以上車移動するツアーなので、延々と移動していきます。

【モロッコD3-5:マラケシュ】 ロジスティクス中間考察(2) 出発後の通信環境リスク

作業机がないので、このベッドの上で作業


先述の通り、今回はロジスティクス(フライトやホテルの予約など)をしながら旅しているので、所々その話を書いていきます。
ロジスティクスについては、既に全体の結論も書いてはありますが、その結論に至った経緯になってくるので、書いておきます。
結構ストレスだった経験なので、喉元を過ぎて熱さを忘れないように。

全体の結論はこちら。

前回のロジスティクス中間考察はこちら。


モロッコは3日目にして、もうたくさんという感じがしてきた。
宿がうるさくて、起きていても不快だし、睡眠が十分にとれないのが一番の問題。
マラケシュ駅に着いたあたりまでは、モロッコってわりと落ち着いているかも?と思ったが、駅を出て特に宿があるメディナに入ってくるとものすごくうるさい。今のところ静かなところが見つけられない。

元々のプランとしては
プランA. モロッコからジブラルタル海峡を船で横断しヨーロッパに入る(体力がある場合のベストシナリオ)
プランB. 普通に飛行機でカサブランカ⇒リスボン⇒バルセロナ と飛んでいく(プランAをやる体力がないと思った場合)
があって、本当はサハラ砂漠後の体力次第で決めるつもりだったのですが、もうマラケシュのホテルで疲れ果てたので、プランBで予約を進めることに決めました。

ただ、ここから航空券の予約がものすごく難航した。
ホテル上階でライブをやっている時間、お客さんがWifi使っているせいか、部屋からWifiが全然つながらない。これは非常にストレスでした。
明日から3日間サハラ砂漠ツアーのためほぼ作業ができないので、この日に終わらせようと、十分時間は取ったのですが、Wifiがつながらないとは想定外。
これを、耳栓をしていても響いてくる上階のベンベンした音楽を聴きながらやると余計にいらついてきました。

かといって周囲に作業に適したカフェとかもないし。
(マラケシュ旧市街には、スタバのようなグローバルチェーンは一切無いし、「ゆっくりお茶して作業して良いですよ」みたいな構えの店もほとんど見当たらない。というか、マラケシュについてからそういうのを見かけたのはマラケシュ駅前だけかも)

仕方ないので、切れ切れのWifiでポルトガル航空のサイトからフライトを予約しようとしたが、まずどうしても英語にならない。
接続元がアフリカだから、アフリカの国ばかり出てきてしまい、アラビア語かポルトガル語表示になってしまう。
通貨もモロッコディルハムで出てきてしまう。
せめて使う可能性がある航空会社のIDは日本で作って言語・通貨設定くらいいしておけば良かった。

あとは、Multiple flightで検索すると出てこないが、One wayで検索するとフライトが見つかるみたいな、海外航空会社サイトによくあるトリッキーな動作をなんとか突破しつつ進んだが、決済中にWifiが切れたのか、予約が取れたのかどうなのかよくわからない状況に(予約完了のメールが来たが、サイトの管理画面を見ると予約が見当たらない)
この問題の解決に2~3時間くらい拘泥したあげく、本日はどうにもならないので明日の朝やることにして寝た。

出発後、特に発展途上国や僻地に行く場合はWifi環境当て込めないし、フライト・ホテルの予約作業に関してはこれが致命的な問題になるというのは重要な教訓。

せめて常に10日先の動き(航空券・宿)が決まっている感じにしようかな。
今回は7日後の航空券を探しているし、しかも今日失敗したらしばらく作業できそうにないので焦った。

どんどん航空券やホテルが埋まっていくのも非常にストレス。
出発当初は、融通を効かせるために最初の8日分の宿しか決めていなかったが、先の予定を未確定にしているのはデメリットのほうが大きいと感じ始めた。
ギリギリだとコスト的にも高くなるし。日本を出た以上、フライトでもホテルでも、割高なものでも掴まざるを得ないことも出てくるし。

【モロッコD3-4:マラケシュ】 メディナは2日歩いたら大体満足(メディナ雑感)

所々壁が崩れている
煉瓦と泥?セメント?でできているのがわかる。
鉄骨とかはない。

マラケシュ メディナ

マラケシュ メディナ

マラケシュ メディナ

マラケシュ メディナ
最初は売り物を見ているだけでもエキサイティングだが
2日歩くと大体見たものばかりになり飽和してくる。
相場の確認だけはしてみればよかった。

このレストランで食事中目の前でケンカが起こった。
物騒なので早々に席を立とうと思ったら、「まあまあ、お茶でも飲んで行けよ」
という感じで、店の主人(と思われる人)がお茶をサービスでくれた。


話の中で書ききれなかった、マラケシュのメディナ(旧市街)の雑感を書いておきます。

<2日歩いたら大体満足>
(今後、どのようなペースで観光をするか考えるための覚え書きとして)
最初全てが目新しくエキサイティングに思えたマラケシュですが、2日歩いたら大体満足しました。
もちろんマラケシュの全部の道を歩くことはできないけど、店で売っているものは共通性もあるので、個人的には2日で大体飽和した。
ちょうど飽和したところで次の都市に向かうので丁度良いスケジュールだったかな。

<どんな都市計画でこうなったのか?>
超先進的な都市計画に基づいて作られたドバイを見た後だから余計に気になるのですが、マラケシュのメディナ(旧市街)はほとんどまっすぐな道がない。
何か事情があって「一部まっすぐにできない」とかならわかるのですが、ここまでまっすぐな道がないとなると、逆にどうしたらこうなるのか不思議でもあります。

<煉瓦と泥>
建物の一部が崩れてるところが時々見られます。多分2023年の地震の影響。
これを見ると分かるのですが、建物は基本的にレンガを泥で固めたような作りっぽいですね。
鉄骨入ってなかったら、そりゃ大地震起きたら崩れるよね。

<値札はほとんど無い>
値札はほとんどないので、歩いているだけでは相場は掴みにくい。
札が貼ってあるのはお土産物屋のキーホルダーとかだけでした。キーホルダー150円(10ディルハム)くらいだったので、現地生活物価と比べて安いかどうかはともかく、観光客が買う値段としてはまあリーズナブルなのでは。

<ムスリムのお祈り>
フナ広場の近くでムスリムが大勢集まってお祈りしてるところが印象的でした。
文字通り見世物ではないと思うので写真は撮りませんでしたが。

<喧嘩>
マラケシュでは現地人がよく喧嘩していると聞いていたけど、私は3日間で1回だけ遭遇した。
大衆食堂で食事をしていたら、隣の建物のホテルの従業員(多分ベルベル人)と、多分通りがかりの人(黒人)が言い合いをはじめてほどなく殴り合いに発展。
途中黒人のほうが激昂して私が座っている食堂の(食事用の)ナイフをとって襲いかかろうとしたが、2秒後くらいににさすがにそれはないと思ったのか。自分でナイフを元に戻して素手で向かって行ってた。私が巻き込まれることは無いだろうとは思ったけど、物騒ですね。
その後、周りの人間が二人を引き離し、私の視界からいなくなったのでどう終わったかは不明。

<レストランの客引き>
マラケシュのほとんど全てのレストラン・食堂に客引きがいて、ガンガン話しかけてくる。静かにメニュー見るとかできない。これがあるので、飲食店をゆっくり選べない。
あと、自分の店だけ客引きがいないわけにはいかないのでしょうが、かなり労働集約型というか、効率悪い働き方。
限られた人員で何とかオペレーションを回そうとしても限界に近い先進国とはかなり感じが違う。

ということで、街の作り、街行く人、レストランのオペレーションなど、あらゆる点において私の理解の範囲を超えており、謎が謎のまま終わっていく。

【モロッコD3-3:マラケシュ】 牛とラムのタジンはお勧め(アプリコットタジン)

アプリコットタジンとパン

アプリコットタジン

アプリコットタジン 肉ゴロゴロでボリュームある

昼に食べたアプリコットタジンの話を書きます。付け合わせのパン合わせて800円くらい。

本当に普通に肉の上に干したアプリコットが乗ってるね。まずビジュアルからして変わったもの食べられてうれしいです。
肉もアプリコットもかなりゴロゴロ入っていて良いですね。それに肉がトロトロ。
立地の良いレストランだったので殿様商売しているかもと思ってはいたけど、全然そんなことなかった。
味付けは多分塩だけでシンプル。
肉もアプリコットもおいしかったけど、別々に食べたい感じはします。
日本でも塩辛い食べ物に砂糖やみりんを入れるのは普通ですが、塩辛いものと甘いものがこれほど独立したまま一つの鍋の中に納まっているのはあまり見ないような・・・と思ったけどパイナップルが入った酢豚も同じ感じか。別々に食べたい感じがするのも一緒だね。
ちなみに、アプリコットは煮込んでおらず後から乗せただけのようなので、肉を柔らかくするためにアプリコットを使っているわけではないと思う。

なお、タジンはいろんなところで何度も食べたけど、牛肉やラムのタジンってのは大体脂が乗っているし、軟らかく煮こまれており美味しいのでお勧めです。
牛肉もラムも値段がそんなに高くない(鶏よりわずかに高い程度)のも良いです。
鶏も売ってるけど、モモ肉ではなくパサパサした部分を使っている場合が多いので個人的にはあまり勧めないです。

【モロッコD3-2:マラケシュ】 人生の宿題(サアード朝墳墓跡)

 

メディナの外はこんな感じ

メディナの外

サアード朝墳墓跡

サアード朝墳墓跡

サアード朝墳墓跡
写真スポットはほぼ1か所といっても良い遺跡
そこだけに列ができている


メディナの外
「人の後をついていく」以外の道のわたり方が出来なかった


<サアード朝墳墓>
休憩後、マラケシュ最後の観光地として、サアード朝の墳墓なる遺跡に行きました。
行く途中、旧市街を出て、最近できたと思われるエリアを抜けていきました。旧市街だけではなく、新市街もこれはこれでいいね。いろんなエリアを見るのは良い体験。
しかし交通事情が悪くて、道を渡るのに一苦労(旧市街は自動車が走っていなかったので問題なかった)。
現地の人のすぐ後ろをついていく以外の渡り方は出来ませんでした。

サアード朝の墳墓、入場料は約1000円。
宿で少しだけ調べて、ポルトガルの侵略前にモロッコを治めていた王朝の王家の墓だということは分かった。
なお、モロッコも、スペイン、ポルトガル、フランスに次から次に占領された歴史らしい。
ラテンアメリカの時も思ったが、人間の歴史って、戦争、侵略、植民地、奴隷、そういうの多すぎない?

昨日の観光のエントリ(以下)


に書いた通り、昨日からずっとですが、博物館・史跡などは、その施設内には説明などは全然ないのでやはりその場で見学するだけではあまりピンとこないです。
今回は、謎が謎のまま終わっていく。
この辺を理解していくのはもう今後の人生の宿題にします。
一つ一つ理解しないまま次々に観光しているので、既に人生の宿題が膨大になっていますが。